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<title>山本弘のSF秘密基地BLOG</title>
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<description>　ＳＦ作家・山本弘のblogです。小説・アニメ・特撮・マンガから時事問題にいたるまで、いろんな話題を取り上げていきます。　ＨＰはこちら。山本弘のＳＦ秘密基地http://homepage3.nifty.com/hirorin/</description>
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<pubDate>Tue, 03 Jun 2008 15:37:21 +0900</pubDate>
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<title>「非実在青少年」規制：目に見える形で反論を提示する</title>
<description>「確かに。マンガ家にとっては死活問題ですよね」私はうなずいた。「『ドラえもん』、どうすんですかね。しずかちゃんの入浴シーンのある話、みんな欠番にするんですか？」 「修正してパンツ穿かせるとか？」 「『エスパー魔美』も発禁ですよね」 「それは悲しい！　悲しすぎる」 　笑い事ではない。手塚治虫、石ノ森章太郎、永井豪、竹宮惠子といった巨匠の有名な作品でも、少年や少女の全裸のシーンやセクシャルなシーンなんていくらでもあるのだ。それらがすべて違法ということになったら、マンガ界は壊滅的な打撃を受ける。表現規制を唱えている人たちは、そうした事実を認識していないとしか思えない。これだけマンガが日本の文化に深く浸透しているというのに、いまだに「たかがマンガ」と軽んじているのだろうか。 「でも、こわいですよね。日本の文化を揺るがす大問題のはずなのに、マスコミでもほとんど取り上げられないじゃないですか。一部の議員の扇動であっさり通過しちゃいそうで、やばいですよ」 「『マンガなんて自分には関係ない』と思ってる人が多いんですよ」とアオさん。「まず、一般人とマニアの意識のギャップを埋めなきゃだめですね」 ――山本弘『詩羽のいる街』第４話より 　昨日、mixi日記に「目に見える形で反論を提示する」という文章を書いたら、けっこう評判が良くて、何人もの方に転載していただいた。　だから少し書き直して、こちらのブログにも転載することにした。トラックバック、転載はご自由に。－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－　しつこくこの関連の話題を書かせてもらう。 　規制賛成派の意見を見ていて思ったのは、彼らは「表現の自由なんて踏みにじってかまわない」と思っているらしいことだ。 　だって「自由」は目に見えないから。 「自由」は空気みたいなものだ。そこらじゅうに存在しているのに、漠然としていて、目に見えない。人はそれに支えられて生きているにもかかわらず、普段、そんなものの存在を意識していない。だから「ちょっとぐらい減っても生きていけるでしょ？」と勘違いする人間もいる。 　空気と同じく、「自由」も欠乏したら窒息するということが、彼らには理解できていない。 　だから「表現の自由」を錦の御旗として振りかざしても、その大切さが分からない人には、アピールしないんじゃないかと思うのである。 　彼らにはもっと目に見えるものを突きつけなくちゃだめだ。 　そこで、こんなアピールの方法を考えた。 　日本の少年マンガの中で、性的描写や暴力描写が頻出するようになったのは、1960年代末からである。その牽引役が永井豪氏であることは言うまでもない。もちろん他にもエロいマンガやバイオレンス・マンガを描いていたマンガ家は何人もいたのだが、最も有名で、当時の子供たちに最も影響力があったのは、この人だと思って間違いなかろう。 　主要作品　　　連載期間 『ハレンチ学園』1968～72 『あばしり一家』1969～73 『デビルマン』1972～73 『マジンガーＺ』1972～74 『キューティーハニー』1973～74 『バイオレンスジャック』（週刊少年マガジン版）1973～74 『イヤハヤ南友』1974～76 『けっこう仮面』1974～78 『へんちんポコイダー』1976～77 　永井氏の人気の絶頂期が60年代末から70年代後半であったことが分かる。　この時代を生きた人なら、『ハレンチ学園』が巻き起こした一大センセーションをご記憶のはずである。これらの作品のどれも、未成年の全裸、セクハラ、下品なギャグ、暴力描写、残酷描写などがてんこ盛りだった。『けっこう仮面』なんか全裸で「おっぴろげジャンプ」をやるのだ。正直、今の少年マンガのエロ（『To LOVEる』とか）なんて、永井豪作品に比べれば生ぬるいぐらいである。もちろん当時、ＰＴＡなどに「有害だ」とさんざん叩かれた。 　規制推進派によれば、こうした作品は「青少年に対し、性的感情を刺激し、残虐性を助長し、又は自殺若しくは犯罪を誘発し、青少年の健全な成長を阻害するおそれがあるもの」ということになろう。つまり永井豪作品のような不健全なマンガが増えることによって、青少年の性犯罪、自殺、殺人などが増加していたはずである。 　実際はどうだったか。青少年によるレイプ、自殺、殺人の推移を見てみよう。 強姦被害者数 http://kangaeru.s59.xrea.com/G-youjyoRape.htm#G-youjyoR1-2 　60年代後半から急降下している。各年齢層10万人当たりの若者自殺率 http://kangaeru.s59.xrea.com/G-Jisatu.htm 　1965年からほぼ横ばい。未成年の殺人犯検挙人数 http://kangaeru.s59.xrea.com/G-Satujin.htm 　60年代後半から、すごい勢いで急降下！ 　無論、大勢のレイプ犯の中には、永井豪作品に刺激されて犯行に走った者が何人かいた可能性は否定できない。だが、それは実証できない。 　たとえ何人かそういう奴がいたとしても、この時代の急激な犯罪率低下の波に飲みこまれ、データからは見えなくなっている。 　３番目のグラフから分かるように、日本で少年による殺人が最も多かったのは、戦後の混乱期を除けば、1961年である。マンガは『鉄腕アトム』や『鉄人28号』の時代。少年や少女の読むマンガにエロい描写や残酷描写などまったくなかった。エロゲやエロアニメどころか、ＴＶゲームやＴＶアニメというものすら無かった時代である。　さらに、規制推進派の主張からすると、青少年向けマンガの表現規制が日本よりはるかにきびしいアメリカやイギリスやカナダや韓国に比べ、日本の犯罪率は高いはずである。 　現実はこうだ。 人口1000人当たりのレイプの件数 http://www.nationmaster.com/graph/cri_rap_percap-crime-rapes-per-capita 　日本は65ヶ国中54位。韓国16位、イギリス13位、アメリカ９位、カナダ５位。 人口1000人当たりの殺人 http://www.nationmaster.com/graph/cri_mur_percap-crime-murders-per-capita 　日本は62ヶ国中60位。イギリス46位、カナダ44位、韓国38位、アメリカ24位。 人口1000人当たりの若者による殺人 http://www.nationmaster.com/graph/cri_mur_com_by_you_per_cap-murders-committed-youths-per-capita 　日本は57ヵ国中57位！　イギリス52位、カナダ＆韓国39位（同率）アメリカ14位。 　少ねー！　日本の犯罪、少ねー！ （ちなみにこの統計には、中国や北朝鮮、アフリカの多くの国が入っていない。それらを入れれば、たぶん日本の順位はもっと下がる）　これは世界に誇るべきだ。日本はこれだけエロマンガやエロゲーが氾濫しているにもかかわらず、世界の中でも、とてつもなく犯罪の少ない国なんである。 　さらにアメリカのデータを見てみよう。 　アメコミ・ファンならご存知だろうが、アメリカでは1949年ごろから、精神科医フレドリック・ワーサム博士が、コミックスが青少年に与える害を説きはじめた。当時のコミックスには、残酷なシーンやセクシャルなシーン（斧で切断された首、目をナイフでえぐられようとしている女性、ムチで打たれている女性、きわどい衣裳で踊る女性、下着姿で縛られた女性などなど）が多かったのだ。こうしたコミックスは青少年を堕落させ、犯罪に走らせると考えられた。　全米で激しい反コミックス運動が起きた。出版社やニューススタンドには「俗悪なコミックスを売るな」という抗議が殺到。一部の地方では、大量のコミックスが学校の校庭などに集められて燃やされた。 　1954年、合衆国議会の少年非行対策小委員会は「コミックブックと非行」と題するレポートを発表、青少年に悪影響を与える可能性のある表現を規制するよう、コミックス出版界に勧告した。 　これを受け、全米コミック雑誌協会は「あらゆるコミュニケーション・メディアの中でもっとも堅苦しい」と彼ら自身によって評されたコミックス・コードを制定した。1954年８月26日のことである。　その内容は次のようなものだった。Wikipedia「コミックス倫理規定委員会」 http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%B3%E3%83%9F%E3%83%83%E3%82%AF%E3%82%B9%E5%80%AB%E7%90%86%E8%A6%8F%E5%AE%9A%E5%A7%94%E5%93%A1%E4%BC%9A 「犯罪者を魅力的に描いたり、模倣する願望を抱かせるような地位を占めさせるような表現を行うべきではない」 「いかなる場合においても、善が悪を打ち負かし、犯罪者はその罪を罰せられるべきである」 「残忍な拷問、過激かつ不必要なナイフや銃による決闘、肉体的苦痛、残虐かつ不気味な犯罪の場面は排除しなければならない」 「いかなるコミック雑誌も、そのタイトルに『horror』や『terror』といった言葉を使用してはならない」 「あらゆる、恐怖、過剰な流血、残虐あるいは不気味な犯罪、堕落、肉欲、サディズム、マゾヒズムの場面は許可すべきではない」 「あらゆる戦慄を催させたり、不快であったり、不気味なイラストは排除されるものとする」 「歩く死者、拷問、吸血鬼および吸血行為、食屍鬼、カニバリズム、人狼化を扱った場面、または連想させる手法は禁止する」 「冒涜的、猥褻、卑猥、下品、または望ましくない意味を帯びた言葉やシンボルは禁止する」 「いかなる姿勢においても全裸は禁止とする。また猥褻であったり過剰な露出も禁止する」 「劣情を催させる挑発的なイラストや、挑発的な姿勢は容認しない」 「不倫な性的関係はほのめかされても描写されてもならない。暴力的なラブシーンや同様に変態性欲の描写も容認してはならない」 「誘惑や強姦は描写されてもほのめかされてもならない」 　などなど、まさにがんじがらめの規制。今の日本のマンガ雑誌、軒並みアウトですな。（笑） 　暴力表現や性的な表現にきびしい規制が設けられた結果、コミックス界全体から活力が失われた。ニューススタンドがコミックスを置かなくなったこともあり、読者の多くがコミックスを買わなくなった。　コミックス・コード制定前、コミックス誌は650タイトルもあり、毎月1億5000万部も発行されていたのだが、ほんの数年で半減してしまった。多くの出版社がコミックスから撤退した。フィクション・ハウス社やベター社など、倒産した出版社もいくつもある。 　その結果、アメリカの犯罪は減っただろうか？　これを見ていただきたい。アメリカの指標犯罪（凶悪犯罪や窃盗犯）の件数をグラフにしたものだ。 　まさに一目瞭然！　コミックス・コードが施行された54年以降、アメリカの犯罪は減るどころか、急カーブを描いて上昇しており、1980年には３倍にもなっている！ 　Wikipediaの解説にもあるように、80年代頃からコミックス・コードを破る作品（『ウォッチメン』や『バットマン／キリング・ジョーク』など）が次々に出てきて、現在ではほとんどコードは形骸化している。　ちなみにこのアメリカの指標犯罪のグラフは、前田雅英『少年犯罪』（東京大学出版会）という本から引用したものである。 　そしてこの前田雅英氏こそ、今回の「東京都青少年の健全な育成に関する条例」の改正案を出した東京都青少年問題協議会の専門部会長なのである。 http://www.metro.tokyo.jp/INET/KONDAN/2010/01/40k1e101.htm　どうなってるんだろうか。前田氏は自分の本に載せたグラフの意味を理解していないのか。　つまり、マンガの表現と青少年の犯罪の間には、規制推進派が主張するような正の相関関係ではなく、負の相関関係（表現が過激になれば犯罪が減る）があるのだ。 　無論、相関関係があるからといって因果関係があるとは断言できない。相関関係はあっても因果関係のない事例はいくらでもある。 　だが、少なくとも、相関関係が存在しないところに因果関係を求めるのは無茶だということは、子供でも分かるだろう。 　それに、もしかしたら本当に因果関係があるのかもしれない。海外では「ポルノが性犯罪を抑制している」という研究があることもつけ加えておく。 Porn: Good for us? http://www.the-scientist.com/article/display/57169/ 　規制推進派の人たちはこうしたことを知らないのだろうか？ 　そんなことはない。彼らは知っている。第28期東京都青少年問題協議会議事録（第10回専門部会）には、こんなくだりがある。 http://www.seisyounen-chian.metro.tokyo.jp/seisyounen/09_28ki_menu.html &gt;○吉川委員 （中略）特に、答申案の46ページに、そうした図書が自由に流通していることによって、子どもたちがこのような性交をしても構わないという認識を青少年が持って、健全な性的判断能力が大きくゆがめられることになると言い切っていますが、ここについて、その根拠はどこかと言われたら、それあくまで我々としては、たぶんそうだろうという認識であるとしか言えなくて、私自身、別に過激な漫画、子どもポルノについて容認する立場では全くないのですが、こうした指摘に対しての見解案としては、少しピントがずれていると言われても仕方がないのかなと危惧しております。 「たぶんそうだろう」というのが根拠なのだそうだ。 &gt;○吉川委員 私としては、性犯罪の減少も目的の一つであると言ってしまって、ただ、そうした創作物が性犯罪の発生と密接な因果関係があるかどうかを、必ずしも統計を示してまで立証する必要はなくて、逆に、関係がないという根拠もないわけなので、だから、統計的なデータがないから犯罪との因果関係がないとは別に言い切れないと突っぱねたらいいと思います。 　立証する必要はないし、データがなくても「突っぱねたらいい」のだそうだ。 　ふざけるな。 　お分かりだろう。彼らは自分たちの主張を支持する根拠がないことを知っている。にもかかわらず、規制を主張するのだ。これはもう、「データなんかどうでもいい。俺たちは規制したいからするんだ」と自白しているようなものである。 　まとめよう。 【規制によるメリット】・表現を規制すれば青少年への悪影響が少なくなって犯罪が減る。（ただし証明されていない。データは正反対の相関を示している） 【規制によるデメリット】・表現を規制すれば逆に犯罪が増える可能性がある。（因果関係は証明されていないが、相関関係はある） ・出版業界、アニメ業界、ゲーム業界が打撃を受け、多大な経済的損失が生じる可能性が高い。 ・冤罪事件や言論弾圧に悪用される危険がある。 　グラフを提示するとともに、「このメリットとデメリットを比較してください。あなたなら規制に賛成しますか？」と問いかけてみるというのはどうだろうか。 「表現の自由」という抽象的な概念に頼らなくても、これぐらい具体的に、目に見える形で提示すれば、理解してくれる人は増えると思うのだが。 －－－－－－－－－－－－－－－－－－－－「なあなあ、日本ってすっごく治安いいんだって？　街中でホールドアップされたりしないって本当？　タクシーに仕切り板がないってのも？　道端にコインの詰まった自動販売機が置いてあっても、誰にも壊されないって？」「ええ」「すげえなあ。夢みたい」アリッサは信じられない様子で、何度も頭を振った。「地球上にそんな国、あるんだなあ」――山本弘『妖魔夜行／戦慄のミレニアム』より</description>
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<category>社会問題</category>
<pubDate>Thu, 18 Mar 2010 18:40:11 +0900</pubDate>

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<title>「非実在青少年」規制：反対集会に行ってきた</title>
<description>（頭がおかしいとは言った。でも、「悪い」なんて言ってない）（え……？）（他人と違うこと、変わったことを考えるのは、おかしいことだけど、悪いことじゃない。そうだろ？　頭がおかしくなった奴が悪いことをすれば、それは悪いことだ。でも、悪いことをしなければ悪くない。サユルはコバルトに対して、ちょっと「いやらしい」ことを考えた。それは確かにおかしい。でも、何も悪いことをしてないじゃないか。そんな簡単なことが何で分からない？）（いやらしいことを考えるだけで悪いことなんだよ）（あきれた！　びっくりだ！　カロハ・ジャジャはそんな風に考えるのか!?）コバルトは頭をぶるぶると振った。（それこそ頭がおかしい！）――山本弘『ダイノコンチネント　滅亡の星、来たる』より　３月15日、東京都議会議事堂で開かれた「東京都による青少年健全育成条例改正案と「非実在青少年」を考える」という集会に参加してきた。 　それにしても「非実在青少年」とは、何ともキャッチーなフレーズを提唱していただいたものよ。これまで関心の薄かった層まで、いっぺんに食いついてきたもんなあ。 　まだ「非実在青少年」問題についてよく知らない方のために解説。まずは、以下のリンクを参照していただきたい。 漫画・アニメの「非実在青少年」も対象に　東京都の青少年育成条例改正案 http://www.itmedia.co.jp/news/articles/1003/09/news103.html 東京都青少年保護条例改正案全文の転載 http://fr-toen.cocolog-nifty.com/blog/2010/02/post-cbc1.html 「非実在青少年」とは、マンガやアニメやゲームに登場する少年少女のこと。そうした実在しない青少年であっても、18歳未満の者の性的表現を規制しようというのである。　しかし、マンガやアニメやゲームのキャラクターの場合、少女のように見えるけど設定年齢が数百才（神様とか異星人とかエルフとか）という場合はザラにある。その場合、「18歳未満」をどう定義するのかと思ったら……。 &gt;年齢又は服装、所持品、学年、背景その他の人の年齢を想起させる事項の表示又は音声による描写から十八歳未満として表現されていると認識されるもの 　なのだそうだ。「年齢又は」となっていることに注意。設定上は300歳であっても、見かけが18歳未満である場合は「非実在青少年」と呼ぶ……と定義したわけである。 　無論、18歳未満に見えるかどうかを誰が判定するのか分からない。 　たとえば『らき☆すた』のこなたは高校３年で誕生日を迎えたから、設定上は18歳のはずである。しかし、『らき☆すた』のエロ同人誌（もちろん、たくさんあるのだが）を見て、あの絵柄だけから、キャラクターが何歳に見えるかなんて、どうやって判断するというのか？『とある魔術の禁書目録』の小萌先生は?『ひだまりスケッチ』は？『まなびストレート』は？（僕は最初、みんな小学生だと思ってたよ（笑）） 　しかも視覚だけじゃなく「音声」も含まれていることに注意。これも「及び」ではなく「又は」だから、姿は別にして声だけが18歳未満に聞こえる場合も該当することになってしまう。 　どうすんだよ、金田朋子。「歩く非実在青少年」だよ（笑）。 　これだけでも、かなりバカっぽい案――マンガとかアニメとかいうものを何も知らない人間が考えたものであることが分かる。 　僕も最初、この改正案について知った時には、「何それ？　ネタ？」と疑ったもんである。冗談としか思えなかったのだ。しかし、冗談でもパロディでもなさそうで、それどころか成立する可能性が高そうだと知り、危機感が一挙に高まった。 　ちなみに、うちの13歳の娘に、この条例改正案について話すと、最初は「ばっかでー！」と大笑い。そうだよな。中学生でもバカだって分かるよな。 　でも、それが成立しそうだと言うと、顔色を変えて、 「『ヘタリア』は!?　『ヘタリア』はどうなるの!?」 　いや、本家『ヘタリア』はだいじょうぶ。でも、コミケに氾濫する膨大な数の18禁同人誌はどうなるか分からん。 　この条例改正案がどのように問題か。要点をまとめたサイトがこちら。 弁護士・山口貴士氏のブログ http://yama-ben.cocolog-nifty.com/ooinikataru/2010/03/post-b89f.html 東京都青少年健全育成条例改正問題のまとめサイト http://mitb.bufsiz.jp/たけくまメモ 精華大学による「東京都青少年健全育成条例改正案」に対する意見書 http://takekuma.cocolog-nifty.com/blog/2010/03/post-d9eb.html#more　ちなみに僕の場合、『魔境のシャナナ』の原作を描いている。シャナナは15歳、チイコは12歳。立派に「非実在青少年」である（笑）。しかもエロいシーンが山ほど。小説家で、なおかつ大阪に住んでいても、十分に影響を受ける。 　３月15日、午後２時。東京都議会議事堂２Ｆ第二会議室。　ごらんのように、定員１００名の会場に２倍以上の人（おそらく250～300人ぐらい）が詰めかけ、まさに立錐の余地もない状態。 　それでも混乱がまったくなく、みんなおとなしく整然と会議室に入っていったのに感心した。みんなコミケで慣れてるからね（笑）。 　女性参加者が「思ったより男性が多いね」と言っていたのが印象的。「非実在青少年」というから、ＢＬだけが規制対象のようにイメージしていたのかもしれない。そんなことないよ。これは男女関係なく大問題なんだから。 　内容については、こちらのニュースと速報が詳しいので、お読みいただきたい。（手抜きでごめん） 「文化が滅びる」――都条例「非実在青少年」にちばてつやさん、永井豪さんら危機感http://www.itmedia.co.jp/news/articles/1003/15/news074.html非実在青少年規制反対集会速報 http://blog.livedoor.jp/nob_kodera/archives/2487793.html 　何といっても、ちばてつや、竹宮惠子、里中満智子、永井豪といった大物が、この問題のために立ち上がってくれたことが心強い。 　竹宮惠子さん――今の若いファンは『地球へ…』ぐらいしか知らんのかも？　でも若い頃に読んだ『風と木の詩』には大感動したもんでありますよ。ＢＬものの元祖とも言うべき、名作にして傑作。でも、少年の全裸シーンやベッドシーン（男同士の）が何度もあるので、まず確実に今度の「非実在青少年」条例にひっかかる。 　エロい要素はないけど、『私を月まで連れてって！』も好きだったなあ。宇宙飛行士ダン（26歳）とエスパー少女ニナ（９歳）の恋を描くＳＦコメディ。最初はニナにつきまとわれるのを嫌がっていたダンだけど、途中からすっかりラブラブになって、ニナのことを「恋人です」と公言したり、ディープキスしたり、いっしょのベッドで寝たりするんだよ。今で言うなら「ニナは俺の嫁」状態。　2005年に完全版が出たんで買ったけど、今読んでもけっこう萌え萌え。ニナ、かわいいよニナ。 　しかし、この時代（70年代末から80年代前半）は、ロリコンという概念をここまであっけらかんと描けたんだよなあ。 　そして永井豪。『ハレンチ学園』『けっこう仮面』『イヤハヤ南友』『キューティーハニー』などなど、少女のオッパイやパンツや全裸が氾濫する、まさにハレンチな作品をたくさん描いてきた人だ。もちろん当時から有害図書とみなされていて、ＰＴＡなどからさんざん攻撃を受けてきたもんだけど。 　でも、本人も言っているように、『ハレンチ学園』があったからこそ『マジンガーＺ』も生まれたわけなんだよね。 　集会でいちばん印象的だったのは、明治大学の森川嘉一郎准教授のスライドショーによる説明。 「一般人（規制推進派の議員も含む）にとって、アニメ・マンガというと、『ポケモン』『ドラえもん』『トトロ』」 「彼らは“良いマンガ”と“悪いマンガ”を分けられると思いこんでいる」 　つまり一般人の頭の中では、“良いマンガ”が良い影響を与えて健全な国民を生み、“悪いマンガ”が悪い影響を与えて不健全な国民を生むという図式がある。だから“悪いマンガ”だけを取り除けば良い影響だけが残って、日本のマンガはより発展する……と信じている、というのである。なるほど。 　森川准教授は、文化庁メディア芸術祭受賞作（つまりお上が「良いマンガ」と認めた作品）を描いたマンガ家を何人か例に挙げ、彼らが同人誌で『エヴァンゲリオン』のエロパロを描いていたり、エロマンガを描いたことがあると指摘する。 　ここでスクリーンに映ったのが『シベール』。 　思わず「うわ、懐かし！」と声に出しちゃいましたよ。もはや伝説と化したロリコン同人誌。ネットから拾ってきた画像かと思いきや、中身もスキャンしたっぽい……もしかして、森川准教授の私物ですか!? 　で、その『シベール』に参加していたのが、第34回日本漫画家協会賞大賞、平成17年度文化庁メディア芸術祭マンガ部門大賞、第10回手塚治虫文化賞マンガ大賞の三冠を獲得した、あのお方であるわけだ。 　そうだよね！　吾妻ひでおは僕らの世代のカリスマだったんだよ。この人の描く美少女マンガ（エロいのもけっこう多かった）はむさぼり読んだもんである。その影響はとてつもなく大きい。永井豪がいなかったら今のロボット・アニメがなかったのと同じように、吾妻ひでおがいなかったら、ロリコン・マンガ、美少女マンガというジャンルも、今ほど興隆していなかったと思う。『やけくそ天使』なくして『失踪日記』はありえなかった。同様に、『風と木の詩』なくして『地球へ…』はなかったし、『ハレンチ学園』がなかったら『マジンガーＺ』もなかった。　神様･手塚治虫だって、エロいマンガや残酷なマンガをいっぱい描いている。現代の人気マンガ家の中にも、アマチュア時代に同人誌でエロパロを描いていたという人は多い。　ベストセラー作家を頂点とする、マンガ界という大ピラミッド。その底辺に存在する膨大な量のエロマンガ。だが、それを取り除いたらピラミッド全体が瓦解する……と森川准教授は警告するのである。“悪いマンガ”だけ取り除けると思うのは幻想だ、と。　まったくその通りだと思う。　そもそも、そういうシーンがあることが、本当に“悪い”のか。　たとえば僕の場合、「若い頃、『サーラの冒険』３巻のデルの輪姦シーンに衝撃を受けた」というファンが大勢いる。（厳密にはそういうシーンをストレートに書いたわけじゃなく、父親の口から、過去にこういうことがあった……と語らせただけなんだけど）　でも、不健全だからって、そのくだりをカットしたら、『サーラの冒険』は今よりも健全で良い作品になったのか……ってことなんである。　なるわけねーだろ。　不健全でも描かなくてはならないこともある。『風と木の詩』からヌードとベッドシーンを削除したら、良い作品になるのか？ 　何よりも恐ろしいのは、日本の歴史の流れを変えかねないこの条例案に関するニュースが、新聞でもテレビでもほとんど流れないということ。記事が載っても、扱いはごく小さい。だから一般人の多くはこのことを知らない。 　たとえ知っていても、この問題を甘く見ている人が多くいる。 「違反しても即座に逮捕されるわけじゃないんでしょ？」 　この条例の危険性は逮捕されることにあるのではない。たとえ罰則がなくても、東京都から「条例違反」「有害図書」と判定されるだけで、出版社にとって大きなダメージとなるのだ。 　東京には出版社の多くが集中している。当然、有害図書扱いされることを恐れて、自主規制に入る出版社が増えるであろうことも、十分に予想される。そうなれば、マンガ家・作家・ゲーム製作者の多くが多大な影響をこうむる。 　他にも、都内の各種施設が、条例違反になることを恐れ、イベント会場を貸さなくなることも考えられる。 　つまり、コミケが終わる。「俺はオタクじゃないから関係ないし」「困るのはアキバのキモオタだけだろ」　そう思う人には「ニーメラーで検索」と言いたい。　一方、マンガ・ファン、アニメ・ファンの間では危機感は高い。先のＩＴメディアのニュースはmixiに転載されたのだが、それに対して2700件以上の日記が書かれている。タイトルと最初の数行だけざっと読んでみたが、そのほとんど（99％以上）が規制に反対の意見だった。「リアル『図書館戦争』」というフレーズ使っている人も多い。言うまでもないが、現実が『図書館戦争』を模倣しているのではなく、『図書館戦争』が現実を模倣しているのである。「良識」ある人々による表現規制が暴走したパラレルワールドの日本が舞台で、業界の人間にしてみればものすごく切実な問題を扱っている。 　他にも『アウターゾーン』の「禁書」というエピソードを連想した人も多いようだ。 　マンガやアニメは現実逃避のように思われがちだが、『図書館戦争』や『アウターゾーン』を知っている人の方が、この問題の危険性に敏感なんじゃないだろうか。むしろ「マンガやアニメを規制すれば世の中は良くなる」と思っている人の方が、現実と空想の区別がついていないように思える。　 </description>
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<category>社会問題</category>
<pubDate>Wed, 17 Mar 2010 21:23:09 +0900</pubDate>

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<title>『ニセ科学を10倍楽しむ本』</title>
<description>　このような子供向けのニセ科学解説本が発売中です。　以前出した『超能力番組を10倍楽しむ本』の姉妹編です。前作は超能力番組のインチキを暴く楽しみを紹介したけど、今回はニセ科学をネタに楽しんでしまいます。　上の画像をクリックして拡大すれば、どんなネタを扱っているか分かると思います。　ニセ科学に騙されないためにはニセ科学のことをよく知らなくてはいけない。「そんな怪しげなものに近づいちゃいけない」と警告するんじゃなく、むしろを積極的にニセ科学の話題を楽しむことで、ニセ科学についての理解を深めよう……というコンセプトです。　前作と同じく、中学生の夕帆ちゃんという女の子が主役。彼女がパパからニセ科学についていろいろ教わっていくという構成です。　大人が読んでも楽しめますが、子供の頃からメディア・リテラシーを身につけさせるためにも、ぜひお子さんに読ませていただきたい１冊です。－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－【内容紹介】 第１章　水は字が読める？　夕帆ちゃんの通う中学の先生が、「水は字が読める」「〈ありがとう〉と書いた紙を容器に貼るときれいな結晶ができる」なんて、おかしなことを言いだした。　同じことを信じて子供に教えている先生は日本中におおぜいいるという。これは大問題だ！　パパは学校に出かけていって、先生と話をする。第２章　ゲームをやりすぎると「ゲーム脳」になる？　田舎からやってきたおばあちゃんが、夕帆ちゃんがテレビゲームを１日１時間やっていると知って心配する。「それは大変！　ゲームのやりすぎよ！　ゲーム脳になっちゃうわ！」　学校の先生や親たちも信じているという「ゲーム脳」。それっていったいどういうもの？　本当にゲームが有害だという証拠はあるの？第３章　有害食品、買ってはいけない？　また輸入食品から基準値を超える残留農薬が発見されたというニュース。それを見て夕帆ちゃんのママはひどく心配する。「こわいわねえ。基準値の２倍だなんて、すごく危険じゃない」　本当に残留農薬や食品添加物ってそんなに危険なんだろうか。実は「危険だ」「危険だ」と騒ぐ声にだまされていないか？第４章　血液型で性格がわかる？　友達の青葉ちゃんが夕帆ちゃんの家に遊びに来た。「ＡＢ型の人は二面性がある」「Ｂ型って性格がひねくれてる」　などと決めつける青葉ちゃん。　今や日本人の多くが信じている血液型性格判断。でも、根拠はあるんだろうか。そもそも言い出したのはいったい誰？第５章　動物や雲が地震を予知する？　夕帆ちゃんの友達の勇馬くんの飼っている犬が、地震の前日になぜか騒いだという。　動物が地震を予知するというのは本当だろうか？　そして地震の前に発生すると言われる「地震雲」の正体は？第６章　2012年、地球は滅亡する？　2012年に地球が大災害に見舞われるという映画を観てきた夕帆ちゃんと勇馬くん。帰りに書店に寄ると、タイトルに「2012年」「アセンション」「フォトンベルト」などとついた本がいっぱい並んでいた。　天文学者によれば、2012年に地球はフォトンベルトというものに突入するのだそうだ。それほんと？第７章　アポロは月に行っていない？　夕帆ちゃんの友達の流菜ちゃんが、インターネットで見つけた話をする。「アポロが本当は月に行ってないって知ってた？」　アポロ11号の月面着陸はアメリカのでっち上げで、その証拠もいっぱいあるというのだ。　興味を持った夕帆ちゃんは、この問題について調べて、夏休みのレポートを書く。ウソをついているのはいったい誰？第８章　こんなにあるぞ、ニセ科学　世の中にはまだまだニセ科学がいっぱいある。マイナスイオン、ゲルマニウムブレスレット、フリーエネルギー、ホメオパシー、反相対論、911陰謀説、インテリジェント・デザイン論……だまされないようにしなくっちゃ！エピローグ　うたがう心を大切に </description>
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<category>ＰＲ</category>
<pubDate>Tue, 02 Mar 2010 15:35:53 +0900</pubDate>

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<title>新オカルト雑誌『Ｕ SPIRITS』</title>
<description>　あー、またこんなんが出ちゃった……と思って書店で手に取ったんだけど、いや、これなかなか面白いぞ。少なくとも『ムー』の数倍は面白い。 『ムー』みたいに何も知らない素人を騙そうとはしていない。ザ・グレート・サスケ×飛鳥昭雄（この人も911陰謀論者だったのか）の対談とか、お決まりの恐怖体験談とか、怪しげなものも載っている一方で、2012年世界崩壊説の検証とか、インチキ超能力の歴史とか、「『疑似科学』の嘘全部教えます！」とか、原田実さんの「幕末トンデモミステリー」とか、きっちり懐疑的な情報も載せていて、バランスが取れている。『ＴＶタックル』の裏話とか、オカルト有名人の晩年とか、鳩山幸の過去言動徹底検証といった記事も、『ムー』じゃまず載せないのではないかな。 　他にも、大槻ケンジ、エハン・デラヴィ、韮澤潤一郎といった顔ぶれ。　いちばん楽しかったのはＵＭＡ特集。特に山口敏太郎氏監修の「日本のＵＭＡ250種全解説！」という記事は圧巻。本当にすごい数の日本のＵＭＡが紹介されていて、めくってもめくってもめくっても終わらない！　僕の知らなかったものも多くて、参考になった。他にも山口敏太郎氏と天野ミチヒロ氏の対談とか、昭和のオカルト本に登場するＵＭＡとか、「南極ゴジラ」についての記事なんかも。なんかこの特集だけで790円の元は取ったという感じ。　しかし、山口敏太郎さん、たくさん書いてるなあ。この雑誌の記事の１／３ぐらい、この人の文章じゃないか？ 　まあ、ここでも例によって飛鳥昭雄が、ツチノコの写真とか河童の写真とかニンゲンの写真とかモケーレ・ムベムベの写真とか、怪しげなものを載せてたりするんだが。（誰が撮ったんだよ、誰が!?）　他にも、トンデモさんたちの笑える発言を探す楽しみもある。　たとえば、「アカシックリーダー」の中津川昴さんという人の発言。&gt;中津川　（前略）もし大量のニュートリノが地球を通過したときにはどうなるか、ということですね。（中略）だから「年に数百個レベル」のニュートリノっていうのが、数万個とか数億個とかもっと高いレベルで落ちてきたら、通常起きないことが起きるんですよ。　いや中津川さん、太陽からのニュートリノって、１平方ｍあたり毎秒6000兆個も地上に降り注いでるんですが（笑）。　中津川氏の説によれば、地中にあるウランとかプルトニウムとかにニュートリノや中性子が一個でもぶつかると、核分裂が連鎖的に起こり、地震の原因になるのだそうだ。連鎖反応に必要な「臨界量」という概念を、根本的にご存じないらしい。だいたいプルトニウムは自然界には極微量しか存在しないのだが。　科学にうとい人が科学について何か説明しようとすると、とたんにトンデモになっちゃうもんだなあ。　いちばん笑えたのは、ＵＦＯ研究家・竹本良氏の「アメリカ軍が回収した57種の宇宙人！」と題するインタビュー記事。　竹本氏といえば、ＴＶドラマ『インベーダー』の一場面を本物のＵＦＯ写真と思って本に載せちゃったとか、9.11テロの直後に「映像にＵＦＯが映ってる」と言い出したとか、かなりそそっかしい人なのだが、このインタビューでもトンデモないことを言っている。　1945年８月６日、原爆を落とすために広島に向かっていた爆撃機エノラ・ゲイが、四国上空で超巨大ＵＦＯと遭遇していた、というのである。　はて、そんな事件のソースはどこにあんの？……と思って検索してみたら、竹本氏のサイトがヒットした。竹本氏の主張の根拠は、Wikipediaの「広島市への原子爆弾投下」に載っていた、こんなくだりだという。&gt;　この直後、エノラ・ゲイのレーダー迎撃士官ジェイコブ・ビーザー陸軍中尉がレーダースコープに正体不明の輝点を発見した。通信士リチャード・ネルソン陸軍上等兵はこのブリップが敵味方識別装置に応答しないと報告した。エノラ・ゲイは回避行動をとり、高度2,000m前後の低空飛行から急上昇し、7時30分に8,700mまで高度を上げた。　つまり、レーダーが前方に未確認機（たぶん日本軍機）を捕らえたもんで、迎撃されるのを警戒して高度を上げたというのを、竹本氏は「超巨大なＵＦＯが通せんぼしてた」と解釈しているのだ！『U SPILITS』のインタビューで竹本氏はこう言っている。&gt;――映画やテレビで言うと『インデペンデンス・デイ』とか『Ｖ（ヴィー）』（原文ママ）などで出たような、街ぐらいの大きさのものですか。&gt;竹本　そのぐらいかもしれません。エノラゲイの話に戻りますが、二千メートルの高さを飛んでいて、そこにたかだか五メートルくらいのＵＦＯが飛んでいても、百メートルぐらい上昇すれば、問題ないじゃないですか。ところが二千から八千七百メートルに上昇するからには、よほど大きなものだったということになりますね。 　敵機らしき飛行機が前方にいるのを発見しても、ほんの100ｍ上昇すれば避けられるらしいですよ、この人の頭の中では（笑）。だいたい、そんなでかいＵＦＯが空に浮かんでたら、地上の日本人が何千人も目撃してるだろうに。　しかもこの超巨大ＵＦＯ、原爆を落としに行くエノラ・ゲイが通り過ぎるのを、何もせずに見送ったってことになる。阻止しろよ！　何のために来たんだよ!?　さらに笑えたのは、インタビューの最後に載っていたこの図。「竹本良が分類したウチュウジンの形態26種！」。 　ちなみに、Ｈは「タコタイプ」、Ｉは「多毛型」、Ｊは「犬人型」、Ｋは「四足型」、Ｎは「爬虫類人型」、Ｏは「半魚人型」、Ｐは「カマキリ型」、Ｑは「アリ型」、Ｒは「クマムシ型」、Ｓは「植物型」、Ｔは「草花型」、Ｗは「非人間タイプロボット」、Ｘは「非物質タイプ」、Ｙ（点だけのやつ）は「極小ナノタイプ」、Ｚは「記号タイプ」なんだそうである。 　………… 　タコにも犬にも爬虫類にもカマキリにも樹木にも見えんわーっ!! 　人面魚に足が生えてるのを「半魚人」とは言わんわー!! 「記号タイプ」というのは「情報型」に分類されている。おそらくオーバーマインドや情報統合思念体みたいな、物理的実体を有さない知性体を想定しているのだろうが、それをこんな風に絵にしちゃうセンスを疑う。　あと、こんな古臭いデザインのロボットの胸に「Ｖ」って書いてあるのもなあ。思わず「テッコンＶか!?」と言いたくなった。　竹本さんによれば、「決してでっちあげている作っているわけじゃなくてちゃんとしたコンタクト例を元にして作った世界ですので、ほとんど、間違いないものだと思います」とのこと。間違いないのか!? 　Ｌはたぶんモスマンだろうけど、なぜか腕がある。Ｕは1973年のパスカグーラ事件のエイリアンだろうけど、目撃者の証言を元に描かれた絵（下）とぜんぜん違う。　どうも資料を見ずにうろ覚えで描いたんじゃないかと思われる。せめて模写しろよ。　竹本さんのそそっかしさは、いっこうに治っていないようである。</description>
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<category>オカルト</category>
<pubDate>Tue, 23 Feb 2010 14:29:44 +0900</pubDate>

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<title>情報漏洩はどこまで？</title>
<description>　先月、角川の新春謝恩パーティに出た時に、僕に聞こえるところで「●●さんが何かやってるらしいよね」と話してた人がいて、「カマかけられてる？」とドキっとしちゃったんだけど。　そりゃまあ、●●さんは有名人だし、あんだけのことをやってたら、絶対に業界の噂になるだろう。　もしかして、すでに業界の外まで情報がだだ漏れなんでは？　と思って、今日、検索してみたら……。　噂を聞いて内容を推測してる人はいるけど、見事に的はずれ。ごめん、思わず笑っちゃったわ。確かに●●さんと「××」から真っ先に連想するのは、みんなそれだろうけどさ。　唯一、関係者のブログで写真を載せているのがあるけど、人名を書かずに話の内容をうまくぼかしているし、この１枚の写真からでは何も分かるまい。　結局、ネット上にはこの件について、「●●さんが何かやってる」ということまでは嗅ぎつけていても、僕との関連に気がついている人は見つからなかった。真相を知っている、もしくは気がついている人は、みんな沈黙を守ってくれているらしい。ありがたい。　関係者で「早く喋りたい」と言ってる人がいるけど、僕も同感。秘密守るってすごくつらいんだよ。　今回、何のことだかさっぱり分からないでしょうが、たぶんあと２か月ぐらいしたら、「ああ、あれはこのことだったか」と分かりますから。</description>
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<category></category>
<pubDate>Fri, 19 Feb 2010 19:48:06 +0900</pubDate>

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<title>「ミクトラ」のツボ</title>
<description>　すでに17万再生に達したこの作品。【ニコニコ動画】【第4回MMD杯本選】ミクトラ　ニコニコ動画に入れない人はYouTubeで。http://www.youtube.com/watch?v=Dt5snNDNtuc　出てくる怪獣の名前は、コメントやニコニコ大百科でフォローされているので、それ以外の部分について、ウルトラ・シリーズに詳しくない人のために解説しよう。●0:09　このシーンの背景に写っているのは、『ウルトラＱ』『ウルトラマン』のスポンサーだった武田薬品。毎回、タイトル前に「タケダタケダタケダ～、タケダタケダタケダ～、タケダタ～ケ～ダ～♪｣という歌ともに、この映像が流れた。　2008年の映画『大決戦！超ウルトラ８兄弟』でも劇中で使われた。●0:26『ウルトラマン』ＯＰでは、まず「ウルトラＱ」のロゴが出た後、それが割れるような表現とともに、「ウルトラマン」「空想特撮シリーズ」というロゴが現われる。　画面が微妙に揺れてるところまで再現してるのが芸コマ。●0:29『ウルトラマン』27話「怪獣殿下（後編）」より。　大阪城に出現したゴモラ。厳密には、このシーンではすでに尻尾は科特隊に切り落とされているはずなのだが……。●0:31『ウルトラセブン』３話「湖のひみつ」より。●0:35『ウルトラマン』８話「怪獣無法地帯」より。●0:38『ウルトラマン』23話「故郷は地球」より。●0:40『ウルトラセブン』37話「盗まれたウルトラアイ」より。　マゼラン星人マヤは、モロボシ・ダンのウルトラアイを奪って変身できなくするが、最後は母星から見捨てられて……という悲劇的なキャラ。　劇中、ダンとの会話で、「地球を侵略するつもりなのか？」「こんな狂った星を？　見てごらんなさい、こんな星、侵略する価値があると思って？」　というくだりがある。　ちなみにこの回、怪獣も着ぐるみの宇宙人も出てこない。予算不足で着ぐるみが作れなくなったために作られた苦肉のエピソードなのである。しかし、印象に残る異色作となっている。●0:41『ウルトラセブン』39・40話「セブン暗殺計画」（前後編）より。ガッツ星人はまさにこんな感じで会話する。　ウィンダムの動きは、39話でガッツ星人に倒されるシーンの再現？●0:48『ウルトラセブン』14・15話「ウルトラ警備隊西へ」より。●0:50『ウルトラマン』最終話「さらばウルトラマン」より。　ゼットン星人は『ウルトラＱ』のケムール人の着ぐるみの流用である。●0:52『ウルトラセブン』８話「狙われた街」より。　メトロン星人は下町のアパートに潜んでいる。ちゃぶ台をはさんでモロボシ・ダンと会話するシーンは名場面。●0:55『ウルトラマン』28話「人間標本５・６」より。　ダダはウルトラマンにやられ、本国にいる上司に「だめだ、ウルトラマンは強い」と泣きつく。●1:01『ウルトラマン』２話「侵略者を撃て」より。　初代バルタン星人は、頭の形状などが、後で出てくる二代目バルタンとは微妙に違う。●1:13『ウルトラマン』17話「無限へのパスポート」より。　四次元怪獣ブルトンはその能力で、戦車を空に飛ばし、戦闘機に地を走らせる。●1:21『ウルトラマン』第１話「ウルトラ作戦第一号」より。　青い玉がベムラーで、赤い玉がそれを追ってきたウルトラマン。　ウルトラマンはハヤタの乗る小型ビートルに衝突して彼を殺してしまい、やむなく自分の命を与えて生き返らせる。●1:24『ウルトラマン』15話「恐怖の宇宙線」より。　ガヴァドンは子供のラクガキから生まれた怪獣。ウルトラマンはガヴァドンを宇宙に連れ去り、悲しむ子供たちに「毎年7月7日の夜、きっとガヴァドンに会えるようにしよう。この星空の中で」と約束する。●1:27『ウルトラマン』33話「禁じられた言葉」より。　この回では、ザラブ星人、バルタン星人二代目、ケムール人は、メフィラス星人の配下として登場するが、どうやら幻影によるハッタリだったらしい。メフィラス以外の３体の色が薄いのは、幻影であることを表現しているのか？　ちなみに、ムラマツキャップの「（ケムール人やザラブ星人を）我々が倒したはずだ」という発言には、子供心に「倒してないじゃん！」とツッコんだもんである。●1:30　一瞬、ザラブ星人がニセミクトラマン（テト？）に変身しているのと、二代目バルタンの胸のスペルゲン反射鏡が開いているのに注目。●1:31『ウルトラセブン』48話「史上最大の侵略（前編）」より。　パンドンはこの前編の戦いでセブンに倒されるが、後編ではやられた左腕と右脚をメカで補修し、改造パンドンとなって再登場する。●1:32『ウルトラファイト』の再現。（イカルスとエレキングの出てくるエピソードはいくつもあり、どの回なのか特定できない）　この番組で使われたのはアトラクション用の着ぐるみで、エレキングの角は回転しないし、全体にかなりよれよれなのだが、その感じをうまく再現している。●2:05『帰ってきたウルトラマン』５・６話「二大怪獣東京を襲撃」「決戦！怪獣対マット」より。　ツインテールが逃げているのは、「ツインテールはグドンの餌」という設定だから。●2:08『ウルトラマンＡ』14話「銀河に散った５つの星」より。　ヤプールはゴルゴダ星にウルトラ兄弟をおびきだし、Ａ以外の４人を十字架に磔にする。　最後に残ったＡを倒すために作られた超獣がエースキラーである。●2:09『ウルトラマンタロウ』18話「ゾフィが死んだ！タロウも死んだ」より。　当時は怪獣の吐く火炎は合成ではなく、本当に火炎放射器を使うのが一般的だった。劇中、バードンの火炎を浴びて、ゾフィのスーツの頭部に火がつくシーンがある。当時の特撮現場は命がけだったのだ。　このため、ゾフィはニコ動では「ミスターファイヤーヘッド」と呼ばれている。●2:12『ウルトラマンレオ』第１話「セブンが死ぬ時！東京は沈没する！」より。　レッドギラスとブラックギラスは、抱き合って回転することで津波を起こす能力があり、東京を水没させる。●2:17　このステージのバックの映像は『ウルトラマン』のＯＰ。●2:39　ここからバックは『ウルトラセブン』ＯＰになる。●2:56『ウルトラマン』最終話「さらばウルトラマン」より。●2:59『ウルトラセブン』最終話「史上最大の侵略（後編）」より。　ダンがアンヌ隊員に、自分がウルトラセブンだと打ち明けるシーンの再現。●3:00　同じく「史上最大の侵略（後編）」より。　ちゃんと再生パンドンになっているのが芸コマ。●3:03　ミクトラマンとミクトラセブンのポーズが、スペシウム光線とエメリューム光線のポーズになっている。●3:07　映画『ウルトラマンZOFFY』より。　ＴＶ版の『ウルトラマン』最終話では、ゼットンはアラシ隊員の使用した新兵器・ペンシル弾で倒されるのだが、この映画ではそのシーンが省略され、ゾフィがゼットンを倒したことになっていた。　こうして見ると、『マン』『セブン』を中心に、『ウルトラＱ』から『レオ』までの作品をていねいにフォローしているのがよく分かる。</description>
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<category>特撮</category>
<pubDate>Wed, 17 Feb 2010 17:51:03 +0900</pubDate>

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<title>第４回ＭＭＤ杯の感想</title>
<description>　とりあえず上位作品を中心に１００本ぐらい見た。　マイリス数の順位を見ると……おおー、「Chaining Intention」がすごく伸びたなあ。まあ確かに完成度がめちゃくちゃ高い作品なんで、この人気は当然だろうな。　他にも印象的な作品をいくつか、順不同で紹介しよう。【泣ける系】●ドミノ　最終日になってすごいのが来た！　ＭＭＤへの愛があふれる労作。●とある宇宙の無反動砲（ボールキャノン） 　サムネから想像つかない感動的なＳＦ作品。　ＭＭＤに限らず、「はやぶさ」ネタの動画は泣けるのが多い。●ノンブル　ネル主演のシリアス話。オチは読めるけど泣ける。 　データが重いので注意。【新しい系】● papermoon　ＭＭＤをお絵描きツールとして使うという発想の転換。これは流行りそうだな。●ボーカロイドM-1ぐらんぷり ミクandハク 　ボーカロイドで漫才。一見地味だけど、すごい技術だ。 ●産業用ロボットで恋愛サーキュレーション【誰得】　まさに誰得。どういう発想だ。でもなんか楽しくていい。【かっこいい系】●I sing for you【MMD-PV】 　かっこいいＰＶ。ハクのギターの弾き方がしびれる。●すばらしき新-MMD-世界　惜しい！　これでアクションがもっと凝ってれば、１位も夢じゃなかったのに……。　やっぱ「ナムカプ」パロでアクション・シーンを省略しちゃいかんと思う。● STRATOSPHERE　空戦もの。ミリタリー系のモデルも多くなってきたから、今後はこういう動画も増えるかも。【かわいい系】●ボーカロイドイメージシリーズ【Pure Smile - 初音ミク】　ミクをひたすら鑑賞するだけの動画。でもかわいい。 ●春香さんをお嫁にもらってはDo-Dai　今回のＭＭＤ杯は春香さんが大活躍だな。●地球とダンス●りんちゃんが独裁者　まさかこんなネタがかぶるとは。どっちも良くて、甲乙つけがたい。【笑える系】●ミク軍曹の訓練学校「ドミノ」とは別の意味でＭＭＤへの愛にあふれた作品。笑った。 　しかしミクのモデルってこんなにあったんだな。●ニラ-cream taste-　あの歌で来たかーっ！ 　キオ式ミクをこんなネタに投入するとは。●Mの誘惑【MMDドラマ】 　お下劣なギャグ。でも笑えたからオッケー！●にんぎょひめ【巡音ルカ】　途中からどんどん「にんぎょひめ」じゃなくなっていくところがおかしい。●東方で「ルノワールＶＳセザンヌ」　再現ネタ。なぜこれを東方でやろうと思った。　しかし、発表されてまだ２年にもならないＭＭＤがここまで進歩するとは。これはやっぱり「愛の力」と言うべきかな。</description>
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<category>ニコニコ動画</category>
<pubDate>Wed, 17 Feb 2010 15:16:24 +0900</pubDate>

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<title>一夜明けたらＭＭＤが大変なことに</title>
<description>　前回、こんなことを書いたんだけど。　第４回ＭＭＤ杯　一夜明けたら大変なことになっていた。すでに１００本以上のＭＭＤ動画がアップされているのだが、予想以上の傑作が多数！　いちいちリンク貼るの面倒なんで、〈第４回ＭＭＤ杯本選〉というタグから見てほしい。●【第4回】MikuMikuDanceCup IV A NEW HOPE 本選開始【MMD杯】 　本選開始の告知動画なんだけど、これ自体がすでにレベル高すぎる！　〈飛べないハードル〉というタグがついてるのがおかしい。ぜひ、負けない気持ちでクリヤーしていただきたい。 ●ミクトラ 　ツブラヤＰ、えらいもんを創りやがったあ！ 　予選動画を見て、彼のことだからきっとすごい作品だろうと期待はしてたが、こちらの予想を20割ぐらい上回ってた。 　細かいネタ詰めこみまくりで、最初から最後まで笑いっぱなし。ウルトラ・シリーズへの深い愛が感じられる。個人的には今のところベストワン。 　怪獣好きな人なら絶対見るべき！ ●春香さんにjubeat（天国と地獄）をやってもらった 　これも素晴らしい作品。スピード感がたまらない。ネタが多すぎて、１回見ただけでは分からん。５回リピートしちまったよ、こんちくしょー。 ●ニコニコ天国と地獄 　さすがポンポコＰ、技術もセンスも最高なんだけど、今回は同じ曲を使った「春香さん」を先に見ちゃったもんで、見劣りしてしまうのが残念。でも、傑作だと思う。 ●カンフーサーキュレーション【MIKU的國術跳舞】 「恋愛サーキュレーション」に合わせてミクが八極拳の演舞を披露する。動きがかっこいいだけじゃなく、ちゃんと歌に合っているというのが驚き。かっこいいのに愛らしいのだ。 　かなり重いので、パソコンのスペックによってはカクカクしてしまうようだ。そういう人は軽量版を待とう。●律っちゃん目立ちすぎｗｗ 　この表情！　この表情がいい！ ●とある偶像の天海春香-HARUKA- 【デビュー2周年記念】　ＭＭＤと手描きアニメの併用。「上手い！」としか言いようがない。●つなわたリフティング 【原点回帰】　どうすればこんなに上手くボールとミクの動きを一致させられるのか。スピンするミクの髪の間をボールがすり抜けるところとか、ため息が出る。 ●ＭＭＤで踊らせる程度のオーディエンス　ＭＭＤの原点であるダンスもの。モーションが実にていねいでリアル。見とれてしまう。　他にも「Chaining Intention」「ミラクルペイント」なども完成度の高いPVで、感心した。　これ以外にも、いちいち挙げていられないけど、面白い作品、感心した作品は数多い。しかもまだすべてじゃなく、これからアップされるものもある。楽しみだ。　しかし、全部見てる時間あるのか、自分……？</description>
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<category>ニコニコ動画</category>
<pubDate>Sat, 13 Feb 2010 16:41:44 +0900</pubDate>

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<title>第４回ＭＭＤ杯</title>
<description>　2月12日（金）21時より、第４回ＭＭＤ杯の本選が開始される。　ご存知ない方のために解説すると、ＭＭＤ（MikuMikuDance）というのは2008年２月24日に公開されたフリーソフトで、初音ミクの３Ｄアニメーションを製作できるツールである。　僕もちょっとだけいじったことがあるが、その操作性の良さには驚いた。難しい勉強など必要なく、すぐに覚えられ、ほとんど直感的に操作できてしまうのだ。「こんなすごいもん、ただでもらっちゃっていいの？」と思ったぐらいである。　公開直後からニコニコ動画で反響を呼び、それで３Ｄアニメーションを製作して発表する人が続出した。当初、キャラクターはミクしかいなかったが、熱心なユーザーが次々にオリジナルモデルを製作、リン、レン、カイト、メイコらヴォーカロイドをはじめ、アニメ、ゲームの人気キャラクターも続々とモデル化された。ガンダム、バルキリー、ゾイドなどを作っている人もいる（ちゃんと三段変形するケーニッヒモンスターには感動した）。ジェイムスン教授などというマニアックなキャラもいる。　それらのデータの多くは公開され、誰でも自由に利用できる。正確な数は不明だが、キャラの数は確実に１００体を超えている。　背景データにしても、各種のステージをはじめ、「ゲキド街」「銀匙町」などの街並みや、駅舎、「あのプール」（一部では有名なプールなのだそうだ）などが作られている。キャラクターの持つ小道具類や、自動車、バイク、戦車、戦闘機などのデータも充実してきている。　ＭＭＤ自体が何度もバージョン・アップされているし、昨年の夏ごろからは物理演算を組みこんだモデル（重力や摩擦の影響を再現できる）も増えてきた。　その応用範囲も広い。ダンスを踊らせるだけでなく、アクションも作れるし、ドラマもできる。アニメのＯＰ・ＥＤをＭＭＤで再現することも当たり前になっている。（今週の火曜日の時点で、すでに『ハートキャッチプリキュア！』のＥＤの振り付けをほぼ完成させている人がいるのには驚いた）　そのニコ動に集うＭＭＤマスターたちが腕を競い合うのが、ＭＭＤ杯なのである。2008年８月から、半年に１回開催され、今回で４回目。　ＭＭＤ杯＠wiki　１回目より２回目、２回目より３回目と、確実に参加者のレベルがアップしていて、目が離せない。　すでに予選が終了している。僕が注目しているのは、こういう作品である。●「ニコニコ天国と地獄」　第２回の「ゲキド・オブ・ハツネ」、第３回の「忙しい人のための仮面ライダーＶ３」という傑作を発表したポンポコＰの新作。たぶん最有力優勝候補。アクションの素晴らしさは「忙しい人のための……」で完成の域に達しているので、さらにどんな飛躍を見せてくれるか楽しみ。●「ミクトラ」　踊る怪獣動画を作り続けているツブラヤＰ。怪獣以外でも「よっしゃあ漢唄」で振りつけやカメラワークの上手さも見せつけてくれた。　今回は怪獣をなんと30体出すと予告している。まさか『ウルトラ銀河伝説』をやる気か!?　お気に入りの作者だけに、これも期待できる。 ●「綱渡リフティング 【原点回帰】」　ジャグリング・シリーズの6666AAPの新作。タイトル通り、原点に返って、またまたミクにジャグリングをやらせるらしい。●「頭文字M」　第３回で、ミクに手話で「初音ミクの消失」を歌わせるという、驚異的な芸当を披露したせっけんＰ。今回はレースものらしい。かっこよさそうだ。●「すばらしき新 - MMD - 世界【PV】」　こちらは海外からの参加だそうだ。『ナムコ　クロス　カプコン』のＯＰをＭＭＤで再現するらしい。僕も『ナムカプ』のＯＰは大好きなんで、これも注目している。　他にも注目している作品はたくさんあるのだが、書き切れないので省略。2月12日夜から15日にかけて、完成した作品が続々とアップされるはずなので、楽しみにしている。　もちろん、ＭＭＤ杯以外にも優れたＭＭＤ作品は多数アップされている。最近、僕が感心したのは、「なでこサーキュレーション」と「キレイなアイツがタレント発掘番組に出演」というやつ。　特に後者は、意外すぎる発想で意表を突かれた。詳しくは解説しないし、直リンも張らないが、騙されたと思って検索して見てほしい。</description>
<link>http://hirorin.otaden.jp/e86034.html</link>
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<category>ニコニコ動画</category>
<pubDate>Thu, 11 Feb 2010 19:06:37 +0900</pubDate>

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<title>ありがとう、そしてさようなら『シンケンジャー』</title>
<description>　戦隊シリーズの脚本が変わってきたのは、やはり90年代からだと思う。 　上原正三、高久進、曽田博久、藤井邦夫といった初期シリーズを支えた脚本家が退き、第二世代の脚本家が台頭してきてから、明らかに脚本のカラーや質が変化してきた。その本格的な幕開けとなったのが、井上敏樹がシリーズ構成を務めた、いろんな意味での問題作『鳥人戦隊ジェットマン』（91年）であることは、どなたも異論はないだろう。 　その後も、浦沢義雄の『激走戦隊カーレンジャー』（96年）、小林靖子の『星獣戦隊ギンガマン』（98年）『未来戦隊タイムレンジャー』（00年）、荒川稔久の『爆竜戦隊アバレンジャー』（03年）『特捜戦隊デカレンジャー』（04年）、前川淳の『魔法戦隊マジレンジャー』（05年）、會川昇の『轟轟戦隊ボウケンジャー』（06年）、横手美智子の『獣拳戦隊ゲキレンジャー』（07年）と、それぞれに特徴のある面白い番組が続いた。アクションだけではなく、キャラクターやお話が楽しいのだ。 　80年代までの戦隊が、番組ごとのカラーの違いが明確ではなかったのに対し、ギャグ路線、恐竜、拳法、忍者、魔法、刑事、冒険といったように、その年ごとのコンセプトの違いをはっきり打ち出すようになったのも、90年代からだ。 　また、戦隊ものに限らず、昔の特撮番組の脚本は、「子供向け番組なんかやりたくないけど、お仕事でしかたなく書いている」といった感の漂う、ぞんざいなものが多かった。それに対し、近年の脚本は、本当にこのジャンルを愛してるんだなあと感じさせるものが多い。 　その代表が小林靖子さんだろう。 　08年の『ゴーオンジャー』は、最初の数回でがっかりして見放してしまった（だいたい、武上さんの年はハズレが多いのよ（苦笑））。前年の『ゲキレンジャー』が実に面白くて、最後まで気が抜けなかっただけに、落差が大きかったのだ。 　しかし、09年の新シリーズの構成が小林さんだと聞いて、「こりゃ、ちょっと期待していいかも？」と思った。 『シンケンジャー』の第１話を見て、その期待は確信に変わった。 「今年は面白くなる！」 　侍、黒子、筆、馬、矢文、桜吹雪、歌舞伎などなど、徹底して和風テイストを詰めこんだ設定にも感心したが、何といってもキャラクターが美味しすぎる。 　何かもう、「同人誌を作れ」と言わんばかりの！（笑） 　しかも回を重ねるにつれて、じじい萌え、百合百合、美形悪役と、あらゆるサービスが出てくるのである。何かもう、「全方位どこからでも攻めてらっしゃい」と言わんばかりの！（笑） 　もちろん子供向け番組だからそんなことは露骨には言わないんだけど、子供だけじゃなくママさんたち「大きいお友達」にとっても楽しい要素が満載なんである。『ギンガマン』『タイムレンジャー』『龍騎』『電王』と書いてきた小林さんのテクニックの集大成という感がある。 　しかも、決してそうしたキャラクターの魅力にだけ頼ってはいない。個人的シュミに走りながらも、決して本筋を見失わないところがプロである。細部までよく考えられた話なのだ。 　たとえば外道衆は「隙間」から出入りできるけど、三途の川の水が切れると地上で活動できなくなるので、限られた時間しか暴れられないという設定。これは上手い。ヒーローものによくある、「敵キャラがヒーローを追い詰めるけど、なぜかとどめを刺さない」という不条理を、これで説明してしまえるのだ。 　これにより、番組前半でシンケンジャーが外道衆に苦戦→水切れでいったん逃げる外道衆→番組後半で再戦して倒す、という基本フォーマットが成立する。 　その倒し方にしても、毎回、こういう特殊能力を持つ敵にこういう策で対抗する……というコンセプトがはっきりしているのがいい。「なぜか分からないけど倒せてしまった」ということがないのだ。 　だからこそ最後の「力ずくだ！」が生きてくるわけなんだけど。（毎回、力ずくで勝ってたら、あれは言えない） 　そしてクライマックスの44話～最終話。これがもう「神回」の連続！ 　丈瑠が影武者だったと発覚した時には、「ええっ、そんな伏線あったっけ？」と驚いたもんだけど、よくよく思い返してみると―― 　ああ、ズボシメシの回の「嘘つき」ってそういう意味か！ 　最初の頃、流之介たちが自分を守って傷つくことを丈瑠が嫌がっていたのは、そういう事情があったからか！ 　あの回想シーンの父の台詞はそういう意味!? 　ずいぶん前からいろんな伏線張ってたんだなあ。よくぞ外道衆のみならず視聴者まで謀ってくれたわ（笑）。 　その発覚前後の話の流れが、また上手い。 ・家臣たちと心を通わせるようになった丈瑠。 　　↓ ・しかし、敵である十臓に「（仲間を思いやるようになって）弱くなったな」と言われ、苦悩する。 　　↓ ・影武者の任を解かれ、「びっくりするほど何もないな」と落胆。 　　↓ ・そこに十臓が現われ、丈瑠に再戦を挑む。守るべきものがなくなった今、逆に全力で戦える丈瑠。 　　↓ ・戦いにだけ生きがいを見出す丈瑠。彦馬や仲間たちに「（この一年間は）戦いだけではなかったはず」と説得されるが、耳を貸さない。 　　↓ ・最も忠誠心の強い流之介だけは、姫への忠誠と丈瑠への想いの板ばさみになって動けない。その迷いを断ち切ったのがカジキ折神の回に出てきた黒子さん。しかも自分が言われた言葉をそのまま流之介に返す。 　　↓ ・駆けつけた流之介。戦いにとりつかれ、外道に落ちる寸前の丈瑠を、水属性の技で炎を断ち割って救い出す。 　これだけのストーリーの流れを考えたというだけで感服もの。いつもいつも小説のプロットを考えている者の目には、この構成はすごく「美しい」。　僕は「ストーリーのデッサン力」という言葉をよく使う。人体を描く時に、肉の下にある骨格を把握しなければいけないのと同じで、ストーリーというものもちゃんと骨が通っていないといけないのだ。『シンケンジャー』の骨格は美しいのである。　とどめは、流之介が初めて「殿」ではなく「丈瑠」と呼ぶシーン。これは思わず感涙した。 　あと、十臓がね、いいキャラクターなんだよね。 　彼の妻の話が出てきた時には、かなり不安だった。十臓は純粋に悪を貫いているところがいいんであってり、死ぬ前に改心されたりしたら、ちょっと嫌だなと思っていた。 　だから彼が誘惑を振り切って（つーか、最初から眼中になくて）アクマロをぶった斬った時には、「それでこそ十臓！」と快哉を叫んだものである。 　最後、彼が丈瑠との決闘の末に敗北し、満足して成仏するものだと、僕は予想していた。しかし、そうはならなかった。結局、勝負の決着がつかないまま、無念を抱いて消えていった。 　なぜか？　もし十臓が満足して死んでいったら、彼の生き様を肯定することになるからだ。 「生きることは戦いだけではない」というのが、丈瑠たちが最後に到達したテーマである以上、人生のすべてを戦いにかけた十臓の生き方は否定されねばならなかったのだ。 　小林さんの脚本は、このへんの視点もブレていない。いかに悪役がかっこ良くても、否定すべき点は否定しなくてはいけない（特に子供向け番組では）ということを、ちゃんと心得ている。 　あと、姫様ね。いいわ、この人、演技力は別にして（笑）。 　ラスト近くにいきなり出てきてリーダーの座を持ってっちゃうという前代未聞のキャラクター。これで嫌な女だったら、流之介もあんなに悩まなかったはずなんだけど、使命感に燃える一方で人情も理解しているという、とことんいい人なもんだから、かえって苦悩が深まるという構成。これまた上手い。 　ドウコクの封印に失敗したのも、彼女自身のミスや力不足ではないという設定になっていて、視聴者に非難されないように気を遣って構成しているのがよく分かる。 　最終話直前、僕は「丈瑠が姫様と結婚して婿養子になっちゃえばいいんじゃないの」と冗談で思っていたのだが……まさか、それを上回る裏技があったとは！（笑）　テレビの前でひっくり返った。すごいよ、小林さん！　僕らの予想をいい意味で裏切ってくれるよ！ 　あと、脚本とは関係ないんだけど、真シンケンレッドのアクションには感心した。明らかに筋力で丈瑠より劣るもんで、動きは最小限。烈火大斬刀を振り回す時に、足で蹴ってはずみをつけているのだ。現場のアイデアなんだろうか。ちょっとした工夫だけど、うまいよね。 　子供向け番組とはいえ、最高のものを作ろうというスタッフの熱意が感じられて、最後まで心地好い番組だった。これまでの戦隊シリーズの中で最高傑作であると断言する。 　１年間楽しませてくれてありがとう、『シンケンジャー』。　ちなみに後番組『天装戦隊ゴセイジャー』のシリーズ構成は『ゲキレン』の横手美智子さんだそうで、これまた期待できそうだ。</description>
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<category>特撮</category>
<pubDate>Tue, 09 Feb 2010 14:20:02 +0900</pubDate>

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<title>『ＭＭ９-invasion-』連載開始</title>
<description>『ＭＭ９』の続編『ＭＭ９-invasion-』が、東京創元社のサイトの『Webミステリーズ！』で隔月連載開始しました。無料で読めます。 http://www.webmysteries.jp/special/yamamoto1002-1.html 　正直、前作を書き上げた直後は、続編を書く気はまったくなかったんです。あのラストシーンで完璧で、何をつけ加えても蛇足になるだけだろうと。 　ところが、その後で新しいアイデアを思いついちゃったのですよ。 　宇宙からの侵略！ 　前作では、あの世界に宇宙人や宇宙怪獣がいるかどうかは曖昧にしてたんですが、「いる」ということにすると、面白くなりそうな設定が次から次に浮かんできたんです。 　何といっても、巨大ヒーローもののお約束である「宇宙人は単独もしくは数人でしか侵略してこない」「宇宙人は巨大化できる」「なぜか怪獣を侵略兵器として使いたがる」といった設定が、多重人間原理による世界観を元にすると、論理的に説明ついちゃうんですね。 　こりゃもう書くしかないよね、と思っちゃったわけです。 　ただ、前作と同じメンバーでやっても、二番煎じになっちゃってつまらない。そこで思いきって、高校生の少年を主人公に据え、気特対のメンバーには脇役に回ってもらうことにしました。　雰囲気も前作とはかなり変えて、アクション＋ラブコメ路線です。スニーカー文庫や電撃文庫から出てもおかしくないぐらいの。 　１回目では、一騎と亜紀子の青春トークの場面で、自分で書きながら恥ずかしさで七転八倒しておりました。２回目ではさらに悶絶もののシーンが続出する予定なんでお楽しみに。 　ひとつだけ困ったのは、登場人物のネーミング。 　お気づきの方も多いでしょうが、『ＭＭ９』の主要登場人物名はみんな元ネタがあります。かなり変えてありますけど。 　ただ、前作にワンシーンだけ出てきた一騎だけは、元ネタがない。つーか、あったのかもしれないけど、自分でも忘れちゃった（^^;）。 　しょうがないから、あらためて元ネタは「秀樹」ということに強引に設定しました。だから相手役の女の子の名前が「酒井田亜紀子」なんです。 　分かる人だけ分かってください。</description>
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<category>ＰＲ</category>
<pubDate>Sat, 06 Feb 2010 11:18:08 +0900</pubDate>

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<title>ASIOSの超常現象ナイトvol.1～超常現象と心霊写真!!</title>
<description>　僕も入っている超常現象懐疑的調査の会ASIOSの、初の公式トークイベントが開催されます。ASIOSの超常現象ナイトvol.1～超常現象と心霊写真！！場所：TOKYO CULTURE CULTURE日時：2010年2月27日（土）Open 18:00 Start 19:00  End 21:30 （予定） 前売券\2,500当日券\3,000(飲食代別途必要・ビール\590など) 　ゲストに『誰でもカンタン 恐怖!!爆笑!?心霊写真をつくろう! 』の著者、カメラマンの久門易氏をお迎えし、心霊写真をめぐるトークを繰り広げます。実際にあった様々な「心霊写真」のケースを紹介し、原理を解明したり、実際に再現してみる予定。　他にも超常現象をめぐる話題がいろいろ。【出演】本城達也 　(ASIOS会長、『超常現象の謎解き』運営者)山本弘 　(ASIOS会員、SF作家、と学会会長）【ゲスト】久門易　（カメラマン、『誰でもカンタン 恐怖!!爆笑!?心霊写真をつくろう! 』著者、カメラ遊遊塾） 　前売り券の購入など、詳しい案内はこちらから。</description>
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<category>ＰＲ</category>
<pubDate>Wed, 03 Feb 2010 10:54:30 +0900</pubDate>

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<title>ライトノベルを応援します</title>
<description>　新春早々に買ったのが、有川浩『シアター！』（メディアワークス文庫）。これを読んで考えさせられた。　小劇団シアターフラッグの主宰をやっている春川巧（脚本の才能はあるけど実務的なスキルは壊滅状態）が300万円の借金を抱えてしまい、劇団は解散の危機に陥る。泣きつかれた兄の司（芝居のことはさっぱり分からないけど実務の才能は天才的）が、300万円を肩代わりし、劇団の再建に乗り出す……というストーリー。 　いつものことながら、有川さんのリーダビリティはすごい。他の作家の小説だと、途中でひっかかったり、退屈に感じたりする部分が必ずあるのだが、この人の小説はすらすら読めてしまう。この『シアター！』も、無駄な部分が徹底的に削ぎ落とされ、最初から最後まで面白い場面、面白いやりとりの連続。テンションが落ちる間がないのだ。ラスト近くにはスリリングな展開もある。まさに一級のエンターテインメント。 　すらすら読めるからと言って、すらすら書けるというものではない。毎度のことながら、登場人物の思惑の交錯が見事である。Ａという人物はＢから見るとこうで、そのＡとＢの関係をＣから見るとこうで、でもＡがこういうことを言うからＣはこうせざるを得なくて……といった複数の視点からの描きわけが実に上手いのだ。 　この小説の中に、こんなくだりがある。　どんなジャンルであっても、客層を広げる可能性を持っているのは玄人好みの商品ではない。素人がカジュアルに楽しめる商品だ。カジュアルな商品こそそのジャンルの間口であって、それを軽んじる業界は廃れる。新規の客を弾くからだ。 　シアターフラッグだけではない。分かりやすいエンターテインメントを目指す劇団はどこもなかなか評価されない。カジュアルなエンタメで万単位の集客を誇る劇団もあるが、そこも未だにメインストリームからは無視されているという。一跳ねしたらもてはやされるという話だが、集客を万に乗せてまだ無視されるなら跳ねたと認めてもらえるラインは一体どこだ。 　プロパーに評価される作品が悪いというわけではない。それは業界で確かに必要なものだろう。しかし、それとは別に新しい客を連れてくる商品を冷遇するような業界は、決して社会のメインストリームにはなれない。分かりやすいものを軽視する風潮には、商業的に成立するために不可欠な一般客への侮蔑がある。 　自分の気に入った商品がバカにされるような業界に一体誰が金を落としたいものか。 　外から見たら苛立つほど転倒している価値観に自分の身内が振り回されているのは、毎度のことながら不愉快だった。 　有川さんは演劇の世界のこととして書いてるけど、これ、明らかに小説業界を念頭に置いてるよね。 　たとえばライトノベル。あれだけたくさん出ていて、シリーズで何百万部も売れているものがあって、傑作もたくさんあるというのに、ライトノベルだというだけで出版業界の中では評価されない。新聞や週刊誌でもめったに紹介されない。毎月、書評欄できちんとライトノベルを取り上げている雑誌は、『ＳＦマガジン』ぐらいのもんじゃないだろうか。 　かわいい女の子のイラストがいっぱいついているのは悪いことなのか。読みやすいのは悪いことなのか。 　否、である。 　読書だって楽しい方がいいに決まってる。読みやすい方がいいに決まってる。 　確かに難解で読みにくい小説も必要だろう。僕もそれを否定する気は毛頭ない。　だが、いきなりそんなものを読みたがる読者なんていないはずだ。分かりやすくて面白い娯楽作品から入って、小説の魅力に目覚め、その読者の一部がだんだん重厚なものや難解なものに移ってゆくものだろう。有川さんの言う通り、入口の存在を否定してはいかんと思うのだ。　実は最近、僕が読んでいる小説の大半がラノベである（笑）。だって、面白いんだよ！　若く優れた才能が次々に現われるのを見るのは、実にエキサイティングだ。　もちろん、スタージョンの法則というやつで、大半はクズなんだろうけど、傑作もたくさんある。特に新人賞に入選した作品となると、何百編というライバルとの競争を勝ち抜いてきたのだから、さすがにハズレがない。こういうものを評価しないというのはおかしい。　出版業界が無視しようとも、僕はラノベを応援する！　というわけで、僕が最近読んだ作品の中から、感心した作品をいくつか紹介したい。・逢空万太『這いよれ！ニャル子さん』（ＧＡ文庫） 　第1回ＧＡ文庫大賞　優秀賞 ・川岸殴魚『やむなく覚醒!!邪神大沼』（ガガガ文庫） 　第3回小学館ライトノベル大賞ガガガ文庫部門　審査員特別賞 　どちらも優れたコメディ。若い頃に筒井康隆氏や横田順彌氏のハチャメチャ小説を愛読した者としては、こういう路線にはまったく抵抗がない。と言うか大好き。シリアス展開に逃げずに、ひたすら大バカなギャグの連続で押し切るのがいい。 　僕も『ギャラクシー・トリッパー美葉』とか書いてたから分かるけど、ギャグを貫くって大変なんである。途中でしんどくなって、シリアスに逃げたくなったり、感動的な話にしたくなるのである。だって、泣かせるよりも笑わせる方が数段難しいから。『ジャンプ』のギャグマンガがシリアス路線にシフトしていくことが多いのも、きっとそうなんだろう。（『美葉』も３巻の最後はシリアスになっちゃったし） 　世間では何となく、コミカルなものはシリアスなものよりランクが下、と思われているみたいだけど。そんなことないよ。面白いコメディを書ける人間は才能があると思う。 ・川原礫『アクセル・ワールド』（電撃文庫） 　第15回電撃小説大賞　大賞 　シリアスなゲームバトルもの。現実世界とゲーム空間が地続きになっていて、意識が加速された空間内でのバトルが展開するという設定がわくわくする。「脳のクロック周波数」という説明は、んなアホな、と思いつつも感心した。こういう面白い嘘には喜んで騙されよう！　もっとも、デブでいじめられっ子の少年がゲーム世界ではヒーローになり、さらには美少女にも惚れられるという願望充足的な設定に、ひっかかる人もいるかもしれない。主人公の片想いでも良かったんじゃないかって気がする。　同じ作者の『ソードアート・オンライン』はこれから読む。・橘公司『蒼穹のカルマ』（富士見ファンタジア文庫） 　第20回ファンタジア長篇小説大賞　準入選 　いい意味で騙された作品。表紙とオビのコピーで、シリアスなバトルものかと思ったら、実はこれまた大バカ！ 『スレイヤーズ！』と比較する声があるのはよく分かる。世界平和も正義も眼中になく、姪の学校の参観日に駆けつけるために、強敵を打ち倒し難関をぶち破ってゆくヒロインのパワフルさには脱帽した。 　他にも、紹介したい作品や、まだこれからチェックする作品がいろいろあるんだけど、今のところイチ押しはこれ。 ・静月遠火『パララバ-Parallel lovers-』（電撃文庫） 　第15回電撃小説大賞　金賞 　高校２年の遠野綾は、他校の生徒・村瀬一哉に恋していたが、ある日、一哉は急死してしまう。悲しむ綾の携帯電話に、死んだはずの一哉から電話がかかってくる。彼の世界では、死んだのは綾の方だというのだ……。 　表紙見返しには、こう書いてある。 　二人の行き着く真実とは!?　出会えぬ二人の運命は!?　携帯電話が繋ぐパラレル・ラブストーリー。切なさともどかしさが堪らない。 　これを読んだら、ファンタジー的な設定を用いたラブストーリーかな、と勘違いしそうである。騙されてはいけない。もちろんラブストーリーの要素もあるけど、主眼はそこじゃない。　これはＳＦミステリなんである。それもかなり本格的な。 　一哉の世界における綾は、夜道で何者かに刺殺されていた。綾の世界における一哉も、事故死だと思われていたが、やはり誰かに殺されていた疑いが出てくる。殺人犯は同一人物なのか？　その動機は？ 　綾と一哉は、それぞれの愛する人の仇を討つため、事件を解明しようと決意する。二人は携帯電話で情報を交換し、ふたつのパラレルワールドの齟齬を比較することで、どこで時間が分岐したかを調べ、それを元に真相を探ってゆく……。 　ばらばらに見えた多くの情報が、すべて伏線となって真相へと収束してゆくのは見事。いくつかの謎の真相は途中で見当がつくし、ヒロインが犯人の見え見えの罠にひっかかってピンチに陥るのはちとマヌケだが、その後さらに二転三転してサスペンスが持続するのが面白い。「ああ、あれが伏線か!?」と膝を叩くことも何度か。 　あとがきを読んで納得した。作者は10代の頃に読んだ高畑京一郎『タイム・リープ』に強い影響を受けたのだそうだ。なるほど、設定はぜんぜん違うけど、この雰囲気は確かに『タイム・リープ』だ。一方はタイムスリップ、一方はパラレルワールドという設定を使い、少女の恋をからませたＳＦミステリだ。 　言うまでもなく、『タイム・リープ』は『時をかける少女』のオマージュ作品である。つまり『時かけ』→『タイム・リープ』→『パララバ』というミームの流れなのだ。 　しかし、『紫色のクオリア』といい、こんな面白いＳＦが眠ってるんだから、ラノベはやめられない。</description>
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<category>ライトノベル</category>
<pubDate>Sat, 23 Jan 2010 18:42:48 +0900</pubDate>

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<title>【訃報】柴野拓美氏</title>
<description>　日本ＳＦ界の影の功労者と呼ぶべき柴野拓美（小隅黎）氏が、16日、肺炎のために亡くなられた。83歳。　一昨年、自宅にインタビューにうかがった時には、もう目が悪くなっていたものの、喋り方ははっきりしていて、まだまだお元気のように見えたのだが。記憶もかなり確かで、貴重な逸話をたくさんうかがうことができた。　この方がどれほど偉大な業績を残したか、昨年出した同人誌『僕らを育てたＳＦのすごい人　柴野拓美インタビュー』のまえがきから抜粋しよう。　世の中にはすごい人がいる。　たとえば手塚治虫や石ノ森章太郎なんていう人は、作品の点数だけ見ても目がくらむ。一生のうちによくぞこれだけの作品を、水準を維持して書き続けられたものだと、ため息が出る。　ＳＦ界でも、たとえば小松左京とか筒井康隆とか星新一とかいった人たちは、膨大な数の作品を書いている。すべてが傑作ではないにしても、高い割合で傑作が含まれていることに驚く。まさに偉大。自分の書いてきた作品数と比べて、「この先、いくらあがいても、この人たちには絶対追いつけない」と、絶望に近い心境にかられる。　作品以外でも、初期のＳＦ界には偉大な業績を残した人がいる。　それがこの柴野拓美氏だ。　柴野氏は１９２６年、石川県生まれ。１９５７年、日本初のＳＦ同人誌『宇宙塵』を主宰、その編集に携わった。驚くべきことにこの同人誌、57年５月の創刊号から72年12月の１７０号まで、途中で何回か抜けはあったものの、15年以上も、ほぼ毎月出ていたのである（現在では柴野氏は退かれ、発行ペースは落ちているものの、１～２年に一度は新しい号が出ている）。　これだけでも信じられない話である。いったい今、月刊で同人誌を出せる人なんているだろうか？　掲載作品も優れていた。小松左京、星新一、筒井康隆、平井和正、眉村卓、光瀬龍、豊田有恒、今日泊亜蘭、広瀬正、石原藤夫、半村良、山野浩一、横田順彌、梶尾真治、山田正紀、田中光二、夢枕獏……日本を代表するＳＦ作家の多くが、アマチュア時代あるいは無名時代に、一度は『宇宙塵』に寄稿したことがあるのだ。『宇宙塵』に作品が掲載されたことがきっかけでプロデビューした人も何人もいる。他にも、野田昌宏、長谷邦夫、荒俣宏、辻真先、荒巻義雄、宮武一貴といったのちの有名人も、小説やエッセイや論文を寄稿している。『宇宙塵』はプロへの登竜門であり、当時の日本のＳＦファンのサロンだった。柴野氏がいなかったら、『宇宙塵』が無かったら、日本ＳＦの人材は今よりずっと貧しいものになっていただろう。　柴野氏はまた、「小隅黎」というペンネームで、海外ＳＦの翻訳も手がけている。ラリー・ニーヴン、ハル・クレメント、Ｊ・Ｐ・ホーガン、アンドレ・ノートン、Ｅ・Ｅ・スミス……その総数は50冊以上。他にもノンフィクション本の翻訳も何冊もある。　古いアニメファンなら、「小隅黎」という名前に見覚えがあるのではないだろうか。『科学忍者隊ガッチャマン』『宇宙の騎士テッカマン』などのタツノコアニメで、ＳＦ考証を担当していたのも柴野氏なのである。『エイトマン』の原作者である平井和正氏を『少年マガジン』に紹介したのも柴野氏である。また、筒井康隆、眉村卓、豊田有恒といった『宇宙塵』の作家たちは、『鉄腕アトム』『エイトマン』『スーパージェッター』などのＳＦアニメの脚本を書いていた。　日本ＳＦ大会をはじめたのも柴野氏である。その中のディーラーズ・ルームでは、日本各地のＳＦ同人サークルがテーブルを並べ、同人誌を売っていた（今も続いている）。　その日本ＳＦ大会を模して開催されたのが、１９７２年から10回続いた日本漫画大会であり、その日本漫画大会に反発し、そこからディーラーズ・ルームだけを独立させるという発想で生まれたのが、75年から開催されたコミックマーケットである。ちなみに、コミックマーケットの生みの親の一人である故・米澤嘉博氏も、作品こそ発表していないが『宇宙塵』の同人であり、よくＳＦ大会にも参加していた。生前、「コミケはＳＦ大会から生まれた」と発言していたという。　また日本ＳＦ大会では、70年代中頃から、ファンによるコスチュームショーが行われ、参加者がＳＦ映画やアニメやファンタジー作品のコスチュームで会場内を歩き回るのも当たり前になっていた。それが日本におけるコスプレの起源である。　あなたが今、コミケ会場でこれを読んでおられるのだとしたら、周囲を見回していただきたい。同人誌の即売、コスプレ、テレビアニメ、ＳＦ小説……柴野氏がいなかったら、これらはみんな存在しなかったか、まったく違った形になっていたかもしれないのだ。　僕らが子供の頃に見たアニメやマンガ、若い頃に夢中になって読み漁ったＳＦ小説、そして今も参加しているＳＦ大会やコミケ……その多くに、柴野氏は間接的に関わっていたのだ。僕らが今ここにいるのは、柴野氏のおかげのようなものだ。　ＳＦ界では知らぬ者のいない柴野氏だが、ＳＦ界を一歩離れると、知名度は低い。こんなすごい人なのに、世間に知られていないのが歯痒い。それがこの本を作ろうと考えたきっかけである。　また、日本ＳＦの創成期についても、知らない人が多いのではないかと思われる。特に50年代の空飛ぶ円盤ブームや、その中で生まれたＵＦＯ研究団体が『宇宙塵』誕生の母体であることは、広く認識されているとは言いがたい。　バタフライ効果と言うべきか。もし１９４７年にケネス・アーノルドが空飛ぶ円盤を目撃しておらず、円盤ブームが起きなかったら、今の日本のＳＦ・マンガ・アニメの状況は、ずいぶん違っていたはずである。　僕らがなぜ今ここにいるのか。その意味を問い直すためにも、歴史を見直す必要があると思う。＊　文中では「空飛ぶ円盤」と書いたが、アーノルドが見た飛行物体は「円盤」ではなかったので、「ＵＦＯ」と書いた方が良かったかもしれない。　なお、『ＳＦのすごい人』の中でも触れたのだが、『神は沈黙せず』に登場する超常現象研究家の大和田老人は、柴野氏をイメージして書いたことを明らかにしておく。大和田と同じく、いつもにこにこと笑顔を絶やさないが、曲がったことが嫌いで、怒ると怖い人だったそうである（僕は怒ったところは見たことはないが）。　何にせよ、亡くなられる前にインタビューできたことは光栄だと思っている。</description>
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<category>ＳＦ</category>
<pubDate>Mon, 18 Jan 2010 15:01:57 +0900</pubDate>

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<title>C&amp;Y地球最強姉妹キャンディ２</title>
<description>C&amp;Y地球最強姉妹キャンディ２ 夏休みは戦争へ行こう！    角川書店　1900円＋税    2010年２月10日発売予定　史上最高の超天才少女・知絵と、地上最強の冒険少女・夕姫。近未来を舞台に、２人が繰り広げる子供向けのノンストップ・アドベンチャー小説の第２弾。　前作では怪盗相手の大冒険だったけど、今回はタイトル通り、知絵と夕姫が夏休みを利用して、戦争を続けている東南アジアの国に出かけます。　橋本晋さんのカバーはこんな感じ。（クリックすると拡大します）　いつものことながら、橋本さん、いい絵を描いてくださいます。『シュレディンガーのチョコパフェ』とかもそうだったけど、作中に登場するいろんな要素がちりばめられているんですな。　ミサイルの板野サーカスと、ウサギ、サボテン、カッパ、クラゲ、ウシ、ハト、カニ（画面右上）、フラフープつけたメイドさんたちと黒い潜水艦とタイムボカン風ビークルとピンクの毛虫（画面中央）、ザリガニみたいな小型ロボとピンクの空飛ぶ車（画面上）など、かなり細かいところまでフォローされていて、作者としては感涙ものであります。読み終わった子供が、カバーイラストを見直して、いろんなものを発見する楽しみがありそうですね。　どんな話かというと……これらが全部出てくる話です。いや、冗談抜きで。　格闘戦とカーチェイスにはじまって、空中戦、潜水艦戦、ジャングル戦、市街戦、ミサイル、ロボット兵器、空襲、地雷などなど、１冊の中で戦争のあらゆるパターンを網羅しています。出てこないのはゲリラと核兵器ぐらいかな？　前作ではあまり見せ場のなかった〈メロンジュース〉も、今回はすっかり主役メカ。知絵の「この船がなぜ強襲揚陸艦と呼ばれてるか、その理由を教えてあげるわ」というセリフはお気に入りです。　もちろん、アクションとギャグだけじゃなく、戦争のシリアスな側面も描いております。お子様にぜひどうぞ。　あと、前作でも「怪盗カイザー・アラジン」とか「ジョンスン島のゴモラーさま」というネタを入れてたんですが、今回はそれ以上に大量のネタを投入しています。分かる人だけ笑ってください。　こちらは前作。</description>
<link>http://hirorin.otaden.jp/e81063.html</link>
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<category>ＰＲ</category>
<pubDate>Sat, 16 Jan 2010 17:53:45 +0900</pubDate>

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<title>『11月のギムナジウム』『ウは宇宙船のウ』</title>
<description>　娘に読ませたい本を探しているうちに、本棚からこんなのが出てきた。 萩尾望都『11月のギムナジウム』（小学館文庫） 　1976年、僕が20歳の時に買った本。収録されている９本の短編は、1970～71年に発表されたもの。 　僕はもちろん『11人いる！』『スターレッド』『精霊狩り』などのＳＦものも好きなんだけど、実は一番好きなのがこの短編集なんである。 　普通、短編集というと玉石混淆なものなんだけど、この本はどの作品もみんなレベルが高い。ハズレがないのだ。初めて読んだ当時、驚嘆して、「この人は天才だ！」と確信したもんである。 　たとえば「塔のある家」。古い家の塔に住む３人の妖精が、引っ越してきた少女の人生を見つめ続ける話。少女が成長し、幼なじみとの別れ、両親との死別、失恋などを経験し、最後に結婚して子供ができるまでを描ききる。 　たった32ページで！ 　濃い。濃すぎる。何で32ページで長編なみのドラマが詰めこまれてんの？ 「小夜の縫うゆかた」もいい。こっちは日本の平凡な中学生の少女が主人公。彼女が浴衣を縫いながら、過去のことをあれこれ回想するという内容なんだけど、その日常感覚がリアルで素晴らしい。たった16ページの中に、印象的なエピソードがいくつも詰めこまれていて、その上手さにため息が出る。 　特にストーリーは無いんだけど、これからヒロインやお兄さんやその友人たちがどんな話を繰り広げるのだろうかと想像すると、ここから過去と未来に向かってドラマが広がってゆくのを感じる。 　あと、些細な日常のしぐさを描くのが上手いんだよね。お母さんが「なんの、ほかにぜいたくしとるわけじゃなし」と言いながら布を巻く手つきがほれぼれする。 「雪の子」はエミールというキャラクターが印象的。 　どう印象的かを書くとネタバレになっちゃうんで書けないんだけど、自分の数奇な境遇を明かした後で、「そのことに少しの不満も持ってない」「これっぽっちもきゅうくつな想いなどしなかった」と言い切る姿にしびれた。 　運命と戦うキャラクターもいいけど、ここまで冷静に自分の運命を受け入れているキャラクターも、かえってかっこよく感じられる。 　いちばん衝撃的だったのが「かわいそうなママ」。 　母を亡くしたばかりの少年が、来客に母の思い出を語るという話なんだけど、無邪気な語り口からだんだん背景が見えてくる。ついに少年の口から真相が（さらりと）語られた瞬間、強烈なショックを覚えたもんである。 　十数年ぶりに読み返してみたけど、やっぱりすごい。よくぞこんなインモラルな話を、ここまで美しく描けたもんだ。まぎれもなく大傑作。 　こういう話を21～22才の頃に描いてたんだよねえ。やっぱりとてつもない天才だわ。 　ちなみに表題作は、僕はてっきり『トーマの心臓』の原型で、これを元にふくらませたんだと思ってたんだが、Wikipediaによれば、『トーマの心臓』の方を先に考えてたんだそうだ。へー、知らなかったよ。 　ちなみに、現在出ている95年版の『11月のギムナジウム』は、76年版とずいぶんラインナップが違い、「雪の子」も「小夜の縫うゆかた」も収録されていないらしい。ご注意。 （「小夜の縫うゆかた」は2008年に出た『萩尾望都パーフェクトコレクションセレクション』９巻に収録されているらしい） 　同時に発掘したのが、『ウは宇宙船のウ』（集英社漫画文庫・1978）。レイ・ブラッドベリの短編小説をマンガ化した作品集。 　これも30年以上前になるんだなあ。当時、連載されていた『週刊マーガレット』を立ち読みしていて、毎回、舌を巻いていたもんでありますよ。 　それにしてもこの頃のマンガって、新作がいきなり文庫サイズで出てたよねえ。何で普通のサイズで出さなかったんだろ。 　僕が感心したのは「ぼくの地下室においで」。日常生活に忍び寄る宇宙からの侵略を描いた話。原作を読んだ時はぜんぜんこわくなかったんだが、萩尾さんの手にかかると、一級のホラーに生まれ変わっていて驚いた。 　特にラスト１ページの「さあ……」というコマのこわいこと。これはマンガでしか使えないテクニックだよなあ。 　せつない怪獣もの「霧笛」、ラストで“死”の意味が反転する「びっくり箱」、悲しくも奇妙な結末が印象的な「宇宙船乗組員」など、どれも忘れがたいんだけど、いちばん好きなのは「みずうみ」。 「みずうみ……みずうみ……タリーを返せ」　これはおそらく究極のロリコン小説だろう。だって「永遠に歳を取らない12歳の美少女に比べたら、現実の大人の女なんかどうでもいい」という話だもんね。 　しかもこのマンガ版では、萩尾さんの描くタリーの美しいこと！　少女マンガに登場した最強の美少女（誰も勝てない、という意味で）であると断言する。　ちなみに97年に小学館文庫から再刊されていて、入手可能らしい。未読の方はぜひ。 </description>
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<category>マンガ</category>
<pubDate>Fri, 15 Jan 2010 18:04:32 +0900</pubDate>

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<title>『みつぎ・ふりーだむ！』冬コミ編</title>
<description>　今さらながら冬コミの話。　普通に語っても面白くないので、『みづき・ふりーだむ！』の番外編として書くことにしました。一部、脚色や創作が混じっていることをご了承ください。【冬休みの予定】 　クラブの部室にて。 先輩Ａ「ねえ、みんな冬休みはどうするの？」 先輩Ｂ「俺は大学受験で忙しいなあ」 先輩Ｃ「私はスキーに行くよ」 先輩Ａ「みづきちゃんは？」 みづき「パパといっしょに冬コミに行く予定です」 　全員の顔色が、さっと変わる。 先輩Ａ「お願い！　ヘタリアの本買ってきて！」 先輩Ｂ「俺は東方！」 先輩Ｃ「あたしはうみねこ！」 みづき「ええーっ!?」 【干草の山から】 　家で。 ひろし「何～っ!?　ヘタリアとうみねこと東方の同人誌を買ってくるって約束した～!?」 みづき「あかんかった？」 　ひろし、コミケカタログを広げる。 ひろし「見ろ！　東方だけで何百ブースあると思てんねん！」 みづき「わっ、すごい！」 ひろし「数が多いだけやない。もっと大きな問題がある」 みづき「というと？」 ひろし「この中から、どうやって18禁やない本を探し出すかや……」 みづき「ああ……」 【目のつけどころ】 　家でカタログチェックをするひろしとみづき。みづきが読み上げるチェック箇所を、ひろしがカタログと見比べながらマップに記入してゆく。 みづき「みの21b」 ひろし「ええっと、みの21b……」 ひろし「って、『ニャル子さん』？」 みづき「うん。あれ面白かったし」 みづき「次はみの31a」 ひろし「31aっと……」 ひろし「『俺の妹』!?」 みづき「うん、面白かったし」 【羨ましい】 みづき「パパもママも、『同人誌なんかにお金使って』って、言わへんよね？」 まなみ「そらもう」 まなみ「あんたはぜいたくなこと何も言わへんやん。『服が欲しい』とか『旅行に行きたい』とか。 　お年玉だって毎年、そっくり残ってるやろ？」 まなみ「お金は好きなことに使うのが一番や。ええ使い道ができたやないの」 みづき「そうかー」 パパ「（しみじみと）……おまえはほんまにええ家に生まれたよな」 みづき「そう？」 【読書感想文】 ナレーション「冬休みの宿題のひとつは、海外作家の本を読んで感想文を書くことです」 　ゼナ・ヘンダースンの『ページをめくれば』を読むみづき。 みづき「ようやく終わったー。でも、もう１本書かなあかんねん」 ひろし「えっ、読書感想文、２本も書くの？」 みづき「１本は課題やけど、もう１冊、日本の作家が書いた本で、どうしてもみんなに紹介したいやつがあるから、感想文書くねん」 ひろし「へえ？　偉いなあ。どんな本」 みづき「『バカテス』」 ひろし「……どうしてもそれで感想文書きたいんやな？」【なじみの駅】 ナレーション「12月29日、東京に到着。ビッグサイトに向かいます」 　ゆりかもめの新橋駅に来たひろしとみづき。みづきは「汐留」という表示に興奮している。 みづき「汐留やー、汐留さんやー♪」 　ゆりかもめ車内。 アナウンス「次は汐留～」 みづき「うわー、汐留さーん」 ひろし「あのー」 ひろし「実は今日、泊まるホテルも汐留なんやけど……」 みづき「ほんま!?」 みづき「（目を輝かせて）パパ、ありがとー！」 ひろし「いや、汐留でそんなに感謝されても……」 【他人の目】 　ビッグサイト入り口。 　人ごみの中を歩くみづきとひろし。みづきは荷物の入った４輪のバッグを押している。 ひろし「重くないか？」 みづき「（楽しそうに）へーき。押すの好きやから」 ひろし「無理すんなよ。しんどくなったらいつでも代わるぞ」 みづき「へーき」 ひろし「本当にパパが代わろうか？」 みづき「へーき」 ひろし「いや、お前にバッグを押させてると、パパが子供を虐待してるように見えるんやけど……」 みづき「へーき」 【軍資金】 テロップ「コミケ会場。『ヘタリア』スペースにて」 みづき「これとこれください」 　別のブース。 みづき「これとこれとこれください」 みづき「これとこれと……」 ひろし「おい」 ひろし「まだサークル３つめやのに、そのペースで金は足りるんか？」 みづき「はっ！　もっとたくさん持って来るんやった！」 【セーブポイント】 　コミケ会場を歩く二人。 みづき「はあ～、さすがに足が疲れてきた～」 ひろし「ちょっと休憩しよう」 　喫茶店でジュースを飲みながら、買った同人誌を読む２人。 　同人誌を読む２人。 　店を出て歩き出す２人。 ひろし「どうや？」 みづき「うん、萌えでかなり回復した！」 【顰蹙】 　ホテルに帰るタクシーの車内。 運転手「お客さん、今日はコミケ？」 ひろし「はい」 みづき「はい」 運転手「よく前の晩からビッグサイトのまわりにたむろしてる連中がいるよね」 ひろし「（苦笑して）ああ、徹夜組はいくら言ってもなくなりませんね」 運転手「今朝も駐車場のところにゴキブリみたいにうじゃうじゃうごめいててさ」 ひろし「はあ」 運転手「石投げてやろうかと思ったけどね」 ひろし「ははは」 【世間の印象】 運転手「晴海でやってた頃は、近くの公園にああいう連中が泊まりこんでてさ」 ひろし「ああ、らしいですね」 運転手「夜中にあのへんを通りかかったら……」 運転手「茂みの中から、むさ苦しい格好した男がぬうっと出てきて」 運転手「車ではね飛ばしてやろうかと思ったけどね」 ひろし「はははは（と、ひきつった笑い）」 【一家言】 みづき「でも、そういうルールを破る人たちって、自分たちの行動がコミケの存続を危うくしてるって気がついてないんですかねえ」 みづき「真夜中に大勢で騒いだら、周辺の住民が不安に思うに決まってますよ。何かトラブルが起きたら、コミケが中止になるかもしれないんですよ」 みづき「本が欲しいのは分かるけど、コミケがなくなったら困るのは自分らやのに……それがどうして分からないんですかねえ」 みづき「コミケはお祭りである以前に表現の場であって……」 ひろし（こいつ、いつの間にこんな立派なことを言うように!?） 【想像を上回る】 テロップ「コミケ２日目」 　ぎっしりの群衆の中のみづきとひろし。 スタッフ「ここからは東６ホールに入れませーん。東５にお回りくださーい」 　東５ホール内。やはり大変な人。 スタッフ「東５から東６には抜けられませーん。いったん外にお回りくださーい」 　疲労の色を見せているひろし。 ひろし「いやー、覚悟はしてたつもりやったけど……」 ひろし「東方を甘く見てたな」 みづき「ほんまや」 【空耳アワー】 アナウンス「準備会からのお知らせです」 アナウンス「会場内の通路では立ち止まらないように……」 みづき「あ、あれ、『準備会からのお知らせ』って言うてたんやな」 ひろし「何やと思てたんや？」 みづき「『12階からのお知らせ』やと……」 みづき「てっきり12階に本部があるんやと思ってた」 ひろし「……『言いまつがい』に投稿していい？」 【トラップ】 　通路の自販機の前で立ち止まる２人。 みづき「へえ、自販機でストロベリーフローズンなんか売ってる」 ひろし「パパはラムネのフローズンがいいな」 　通路にしゃがみこんでいるひろし。それを女性スタッフが注意する。 スタッフ「ここは通路です。座りこまないでくださーい」 スタッフ「立って移動してください」 ひろし「（蒼い顔で）ご……ごめんなさい……」 ひろし「かき氷食べたら頭痛がして……」 みづき「ほんまなんです」 スタッフ「それは……」 【提案】 ナレーション「２日目の夜、汐留のホテルで」 　ホテルの部屋で、買ってきた同人誌に読みふけるひろしとみづき。 　読みふけるひろしとみづき。 ひろし「……なあ」 ひろし「大江戸線、乗りに行かへんか？」 みづき「行く!!」 【あこがれのツーショット】 　汐留駅の改札前で、ひろしに記念写真を撮ってもらうみづき。 みづき「うわー、汐留さーん！　あこがれの汐留さんやー」 　地下鉄の改札の前ではしゃぎ回るみづき。 みづき「汐留さーん！　汐留さーん！」 　地下道をスキップしまくるみづき。 　ぜいぜいと息をしているみづき。 みづき「あ、あかん……コミケよりも体力使うわ、これ」 ひろし「エキサイトしすぎや、お前」 【大江戸線めぐり】 　都庁前駅のホーム。御影石に刻まれたように見える「都庁前」のプレートの前に立つひろしとみづき。 ひろし「へー、駅によって個性があるなあ」 みづき「都庁前さんの文字、えらい豪華や」 　六本木駅のホーム。黒い柱に金のプレートで「六本木」という表示。 みづき「六本木さんもリッチな雰囲気やね」 ひろし「でも、この黒地に金のライン、何かに似てるような……あっ」 ひろし「霊柩車か仏壇？」 みづき「それ言うたら、都庁前さんなんか墓石やで」 【計算問題】 ナレーション「３日目はパパのブースで売り子をしました」 　ブースに並んで座っているみづきとひろし。 客「これとこれとこれ、お願いします」 みづき「はい、600円と600円と700円ですね」 みづき「（あせって）ええっと、600×２で1200で、それに700円足して……えーと、えーと……」 みづき「1900円だと思います！」 ひろし「思いますって何やねん」 【発展問題】 ひろし「こういう場合は、600＋700×２のセットで2000円やと覚えておけばいい」 みづき「おお、なるほど！」 客「この４冊、お願いします」 みづき「はい。600円が２冊と700円が２冊で、セット＋600円だから……」 みづき「（さわやかな笑顔で）2600円になります！」 客「１万円でお釣りを」 　と、万札を差し出す。 みづき「（パニックに陥って）ええーっ!?　１万ひく2600って、8000、いや7000……」 ひろし「はい、7400円のお返しになります」 【スマイル０円】 みづき「はい、800円のお返しになります」 みづき「午後もがんばって回ってくださいね♪」 　と、笑顔で客を送り出す。 　………… ひろし「あんな言い方、どこで覚えたん？」 みづき「ん？　まんレポ」【ごひいき】 テロップ「大晦日の午後８時半に帰宅。ママが録画しておいてくれた紅白歌合戦の前半部を３人で見ました」 　ミカンを食べながらテレビを見ている３人。 　テレビを見ている３人。 まなみ「へえ……」 まなみ「この人、上手いなあ」 みづき「うん、上手い」 ひろし「（力をこめて）やろ!?　水樹奈々サイコーやろ!?」 【バックダンサー】 　電話に出ているまなみ。 まなみ「えっ、ほんま!?」 まなみ「同じダンス教室やった××ちゃん、EXILEのバックで踊ってるって！」 みづき「えーっ！」 　テレビをかぶりつくようにして見るまなみとみづき。 みづき「どれ!?　どの子!?」 まなみ「この子とちゃう!?」 みづき「よく見えへん！　もっとアップにして！」 まなみ「バックダンサーも写せ、ＮＨＫ！」 みづき「邪魔ー！　EXILE邪魔ー！」 まなみ「どけー、EXILE！」 ひろし「邪魔って……」 </description>
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<category>コミケ</category>
<pubDate>Fri, 15 Jan 2010 17:16:24 +0900</pubDate>

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<title>冬コミの新刊</title>
<description>　いつもは冬コミには参加しないんだけど、今年は夏コミに味をしめた娘が「行きたい！」とねだるもんで、サークル参加します。　31日（木）西１ホール　よ－26ａ　心はいつも15才　お断りしておきます。今回も『チャリス』は出ません。娘も店番をするのですが、さすがに13歳の娘に18禁本売らせるわけにはいかないので、あと５年間はうちのサークルで18禁本は出せません（泣）。『チャリス』については、今後は他のサークルに委託するか、通販にすることを検討しています。とりあえず来年前半には出したいです。　今回の新刊はこの２冊。●『ＭＡＤなボクたち 2009Winter』　夏に出した冊子の大幅増補改訂版。ニコ動・YouTubeの傑作ＭＡＤを紹介する本。夏以後に出た『咲－Saki－』『化物語』『けいおん！』『とある科学の超電磁砲』などのＭＡＤも追加。ＭＭＤ、人力ボーカロイド、アイマスの紙芝居動画なども取り上げます。　メインの特集は「この作者に注目！」。執筆陣がお気に入りのＭＡＤ作者を応援します。●『生徒会の百式』『生徒会の一存』シリーズのパロディ小説。全３話を収録。・第１話「全裸になる生徒会」　アニメ版のＤＶＤ特典に何をつけるかという会議が、杉崎や知弦の暴走で、どんどん危険な方向に……。・第２話「ＳＦする生徒会」　急にＳＦに目覚めたくりむ。どうすれば碧陽学園がＳＦになるかを話し合うが、例によってひどい案しか出てこなくて……。・第３話「同人する生徒会」　冬コミで同人誌を出すことになった生徒会。パロディネタを話し合ううち、杉崎と真冬の変態妄想合戦に発展！　勝者はどっちだ？　以下は内容の一部です。「ふうん？　その昔、『ダ○ヤモンド・アイ』のＬＤに付いていたという《ばれたかチャプター》みたいなものかしら」「知弦さん、何でそんな変なこと知ってんですか」「キーくんのおすすめというと、具体的にはどんなシーン？」「たとえば、一話の知弦さんの水着シーンとか、深夏のウェディングドレスとか、二話の会長のひとりエッチのシーンとか、三話のリリシアさんのパンチラとか……」「待ちなさい！」会長が立ち上がった。「今、明らかに実際に存在しなかったシーンが混じってたわよねえ!?」「あれ？　俺の脳内では……」「あんたの脳内は改竄されまくりよ！」「じゃあ、ＤＶＤで特典映像として追加しましょう」「しなくていいよ！」「だってこういうＤＶＤには特典映像がつきものですよ。いいじゃないですか、〈桜野くりむの乗馬マシン〉」「ニ○動にアップされたら〈公式が病気シリーズ〉タグ貼られるよねえ!?」　　――「全裸になる生徒会」より「じゃあ、お前はどうなんだ、深夏。この学園がどうすればＳＦになるか、案はあるのか？」「ん？　タイムスリップなんていいんじゃね？」「ほう、お前にしてはまともな発想……」「この学園ごと遠い未来に飛ばされるんだ！　そこは文明滅亡後の荒廃した世界！　生徒たちは巨大な怪虫やクモのような未来人類に襲われ、一人また一人と……」「うわー、やめてー！　そんなギョエーな世界はいやー！」「だったら過去にしよ。あたしら生徒全員、太平洋戦争中に飛ばされるんだ。でもって歴史を変えて、日本を勝利に導くんだよ」「ふむ、架空戦記か。でも、ああいうのって普通、現代の兵器を過去に持ち込んだり、未来の知識で新兵器とか開発したりするんじゃないのか？　俺たちにそんな知識なんてないだろ」「何言ってんだ！　武器なんかに頼るな！　頼るのはおのれの肉体のみ！」「徒手空拳!?」「あたしが肉体を鍛えてるのも、そういう事態に備えてのこと！」「タイムスリップに備えてんのかよ!?　だいたい物量を誇るアメリカ相手に、素手じゃ勝てねーよ！」「根性があれば乗り切れる！」「その思想で日本は負けたんですが！」「あたしだけじゃないぞ。碧陽学園生徒全員、前線に送られる！」「学徒出陣!?」「インパールへ！　ガダルカナルへ！　アッツ島へ！」「生還率低そ～っ！」　　　――「ＳＦする生徒会」より〈例によって遅刻気味に、俺が校舎の階段を駆け上がっていると、丁度踊り場のところで、空から女の子が降ってきた。　それが、桜野ヶ原くりむだった。　それも正確に言うなら、別に空から降ってきたわけではなく、階段を踏み外した桜野ヶ原が後ろ向きに倒れてきただけのことだったのだが――避けることもできたのだろうけど、俺は、咄嗟に、桜野ヶ原の身体を受け止めた。　避けるよりは正しい判断だっただろう。　いや、間違っていたのかもしれない。　何故なら。　咄嗟に受け止めた桜野ヶ原の胸が、とても――とてつもなく、薄かったからだ。洒落にならないくらい、不思議なくらい、不気味なくらい――薄かったからだ。　存在しないかのように。　そう。　桜野ヶ原には、およそ胸と呼べるようなものが、全くと言っていいほど、なかったのである。〉「私、そこまでペチャパイじゃないもん！」会長が抗議する。「最低限のふくらみはあるよ！」「いや、だからパロディですって」と俺。「蟹に根こそぎバストと身長を持って行かれたんですよ」　　　――「同人する生徒会」より　あくまで二次創作ですので、会長が絵本以外の本を読んでたり、真冬ちゃんが原作以上に壊れてたり、いろいろ違っているところはありますが、スルーしてください。　なお、18禁ではありませんが、原作よりエロネタやや多めです。　</description>
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<category>ＰＲ</category>
<pubDate>Mon, 14 Dec 2009 14:12:52 +0900</pubDate>

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<title>今月発表の短編２本</title>
<description>　先の『NOVA』の他にも、今月は僕の短編が２本、雑誌に載ります。●「名被害者・一条（仮名）の事件簿　第１話 　　麗子さん（仮名）と血染めのノコギリ」 『メフィスト2009 VOL.3』　講談社・12月7日発売 　新シリーズ。なぜかしゅっちゅう殺人犯のターゲットにされる、名探偵ならぬ「名被害者」という属性を持つ女子高生・一条（仮名）。毎回、彼女と犯人との息詰まらないやりとりが展開するというコメディ。 　ご注意！　この作品はミステリではありません。謎の論理的な解明を期待しないでください。 ●「地球から来た男」 『ＳＦマガジン　2010年２月号』　早川書房・12月25日発売予定『地球移動作戦』の35年後の世界が舞台。太陽系外に向かう小惑星船に密航した青年の正体は？ 　自分で言うのもなんですが、ちょっとした「問題作」です。ネタバレになるので詳しくは書けませんが、クラークのあまり有名ではない短編がヒントになっているとだけ言っておきます。　ちなみにこの号は「創刊50周年記念特大号　PART・２　日本ＳＦ篇」で、日本作家21人による書き下ろし作品が並びます。こんな大きな節目となる号に書けたのは、まことに光栄です。　 </description>
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<category>ＰＲ</category>
<pubDate>Mon, 07 Dec 2009 17:03:10 +0900</pubDate>

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<title>書き下ろし日本ＳＦコレクション『ＮＯＶＡ １』</title>
<description>　現在発売中です。　大森望責任編集　書き下ろし日本ＳＦコレクション『ＮＯＶＡ １』　河出文庫・950円＋税 　最強の〈書評家/翻訳家/ＳＦ家〉が満を持して放つ、単独責任編集オリジナル日本SFアンソロジー。第１弾は10人の完全新作による饗宴＋故伊藤計劃の絶筆特別収録。●北野勇作「社員たち」　　得意先から帰ってきたら、会社が地中深くに沈んでいた ●小林泰三「忘却の侵略」　　「冷静に観察すればわかることだ。姿なき侵略者の攻撃は始まっている」●藤田雅矢「エンゼルフレンチ」　　ひとり深宇宙に旅立ったあなたと、もっとミスドでおしゃべりしてたくて●山本弘「七歩跳んだ男」　　その男は死んでいた。初の月面殺人事件か？　本格SF的と学会的本格ミステリ開幕●田中啓文「ガラスの地球を救え！」 　　……なにもかも、みな懐かしい……SFを愛する者たちすべての魂に捧ぐ●田中哲弥「隣人」　　家庭を襲い胃を満たし脳に染み入るこの臭い……恐ろしい非常識が越してきた●斉藤直子「ゴルコンダ」　　先輩の奥さん、めちゃめちゃ美人さんだし、こんな状況なら憧れの花びら大回転ですよ●牧野修「黎明コンビニ血祭り実話ＳＰ」　　戦え！　対既知外生命体殲滅部隊ジューシーフルーツ!!●円城塔「Beaver Weaver」　　海狸（ビーバー）の紡ぎ出す無限の宇宙のあの過去と、いつかまた必ず出会う●飛浩隆「自生の夢」　　七十三人を死に追いやった稀代の殺人者が、かの怪物を滅ぼすために、いま、召還される。●伊藤計劃「屍者の帝国」 　　わたしの名はジョン・H・ワトソン。軍医兼フランケンシュタイン技術者の卵だ。――圧巻の絶筆、特別収録 ――河出書房新社のサイトより　故・伊藤計劃氏の作品以外、すべてこのアンソロジーのために書き下ろされた新作。ご覧の通り、内容はバラエティに富んでいて、いずれもその作家の持ち味があふれている作品ばかりです。　僕の「七歩跳んだ男」は、月面基地で起きた怪死事件の謎を追うＳＦミステリです。他の方々に負けまいと、あえて直球ど真ん中のサイエンス・フィクションで勝負しました。</description>
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<category>ＰＲ</category>
<pubDate>Mon, 07 Dec 2009 16:02:27 +0900</pubDate>

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