2008年08月01日

ニコマスはアイマスではない

 ニコマスとは、ニコニコ動画にアップされている『THE IDOLM@STER 』のMADのことである。

 僕の知り合いのミステリ作家Aさんが、先日、ニコマスデビューした。50歳男性である。
「あのAさんがニコマスにハマった!?」と驚いたものだが、アップされた作品を見ると、どれもAさんの作風を知っていると納得するレトロなネタばかり。いかにもAさんらしい。ご本人の許諾を得て、さっそく「先生何やってんすかシリーズ」タグをつけさせていただきました(^^;)。

 Aさんをはじめ、僕の周囲にはニコマスのファンが多い。もちろん僕も大好きである。
 しかし、白状すると、僕は『THE IDOLM@STER 』をプレイしたことがない。
 純粋なアイマスファンからは「邪道だ!」と怒られるかもしれない。しかし、こんなファンもいるのだということを知っていただきたい。
 ゲームをしない理由は、ハードを持っていないこともあるが、そもそもアイドルを育成したいとは思わないからである。僕は純粋に、真や亜美・真美や春香ややよいが歌ったり踊ったりするのを見るのが好きなだけなんである。
 昔から、原作は読んでいないが映画だけは好きになるとか、映画は観ていないけど主題歌だけは好きになるとか、ドラマのファンではないが役者だけは好きになるというのは、よくあることである。アイマスとニコマスの関係もそういうものではないだろうか。
 ニコマスはアイマスから派生したジャンルだが、単なるパロディの域を超え、今ではアイマスから独立した新たなエンタテインメントになっていると感じる。ニコマス・プロデューサーたちの才能や情熱や創造力は素晴らしいものだ。高度な編集技術やCGを駆使した作品や、手間のかかった手描きMADも多く、中にはもはや芸術と言っていい作品もある。もちろん爆笑できるギャグ作品も多い。
 僕が好きなのはこういう作品である。(順不同。いちいちリンク張るのが面倒なんで、見たい方は検索してね)

「アイドルマスター_デビルマンstarring春香」
「アイドルマスター_はれぶたstarring真」
「アイドルマスター_真の「流星人間ゾーン」」
「アイドルマスター 全国畳産業振興会が765プロに仕事を依頼したようです」
 こういう風に歌にダンスを合わせるのがニコマスの基本形。歌詞に振り付けをどう合わせるかが見もの。「はれぶた」の最後に出てくるキャラにはやられた。畳ビズは元の映像を見事に再現してるのが上手い。

「アイドルマスター DA SCHOOL RAP / バブルガム・ブラザーズ 」
「アイドルマスター ロボキッス / ダブルユー 」
「【愛m@s24】 アイドルマスター GONG - 覚醒 - 」
 いずれも、いわゆる「七夕革命」前の作品。編集技術もすごいが、765comm@nd使わずにこれだけ切り抜く努力を想像しただけで気が遠くなる。

「アイドルマスター 春香さんに緊急販促ツアーに行ってもらいました」
 こちらは765comm@ndを応用した最近の傑作。想像を絶する組み合わせに爆笑しました。

「機動戦士アミッガイ 亜美 戦士」
「アイドルマスター 「恋せよ般若の子」」
 これも予想不能のコラボ。特に「アミッガイ」は変な中毒性があって、もう20回以上聴いてる。

「【人力Vocaloid】鏡音リンが「恋のミクル伝説」を歌ってくれた」
「アイドルマスター 春香「ふふふーん♪」を別の曲に」
 人力ボーカロイド系。

「まこにゃんダンス完全版」
 手描きMADの最高峰。

「高いところから降りられない雪歩 【アイドルマスター】 」
 CG系の傑作。あまりのかわいらしさに萌え死ぬ。

「初音ミクがテキトーに歌う「NIPPONのアイドルマスター」(嘉門達夫風) 」
「アイドルマスター この中に一人」
 嘉門達夫が好きなもんで。

「北斗のP ケンシロウプロデューサー アイドル紹介」
「バラライカプロデューサー アイドル紹介」
 プロデューサーネタも増えたなあ……。

「アイマスアニメについて議論しているようです」
 コラージュものの傑作。何度も見ても笑える。

「アイドルマスター 春閣下がニコ動流星群に興味を持たれたようです」
 ニコマスってこんなにいろいろあるんだ……。

 この他にも、美希主役のMADで、すごく好きなのがあるんだけど、あるアメリカの大きな会社がからんでるんでタイトルが書けない(笑)。「マーチ」と言えば、知ってる人なら分かるだろう。

 もちろんこれらは二次創作である。本家の『THE IDOLM@STER 』があるからこそ存在できる。
 でも、これを二次創作に「すぎない」とは言いたくない。
 これらも立派な作品である。ニコマスはれっきとした創作活動なのだ。



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先日変な本を買ってしまった。「トンデモ音楽の世界」という本だ。著者: と学会 /唐沢俊一  である。というわけでここでもブログを書いている山本弘さん(いや~ 「メデューサの呪...
宇宙の騎士テッカマンはミクよりもアイマスのほうがいい件【俺はヲタクじゃない…はずだ】at 2008年08月10日 17:11
この記事へのコメント
山本会長は「ソウルキャリバー4」という格闘ゲームを御存じですか?

公式サイト
http://www.soularchive.jp/SC4/
(要Flash9。10βだとうまく表示されない)

これのキャラクタークリエイションというモードがあるのですが、これでいろいろなものが多く作られています。

http://www.nicovideo.jp/watch/sm4197281
http://www.nicovideo.jp/watch/sm4191237
http://www.nicovideo.jp/watch/sm4189313
http://www.nicovideo.jp/watch/sm4186543
http://www.nicovideo.jp/watch/sm4179602

キャラクタークリエイション自体は前作(ソウルキャリバー3)にもあったのですが、こっちは「顔がブスだけ」「体格調整が不可能」とかのためで微妙でしたが、そこが解決され、良作・怪作がたくさん生まれる環境が整いつつあります。

他にも、ニコニコ動画上で小説を書いてみたり(タグ「ニコニコノベル」)とかもあります。

ニコニコ動画っていいですねえ。
Posted by Xbeta at 2008年08月06日 06:32
育成?
面倒臭くて億劫ですよね!
ハイ、そう言う諸兄にぴったりなのがTHE iDOLM@STER Live for you!です!
何と何と、育成とか面倒な手続き抜きにアイドルを三人迄選んで組み合わせてステージで様々な演出をして歌い踊らせる事が出来るお手軽ゲーム!
五分でゲームが終了してしまうと迄言われてる樂々ゲームです。
然も然も、ニコニコ動画では決して見ることの出来ない、美しい1980X1280ピクセル60fpsの超絶美麗HD画質動画がを見る事が出来ます。
ニコマスとTHE iDOLM@STER本編を繋ぐアプリケーション、其れこそ、L4Uなのです。
Posted by BLACKBIRD at 2008年09月16日 00:06
歌ったり踊ったりだけ見たいならL4Uで充分では。
ハードとモニターの問題はともかく。
Posted by NOC at 2008年09月16日 06:25
>ゲームをしない理由は、ハードを持っていないこともあるが、そもそもアイドルを育成したいとは思わないからである。

だったらL4Uでいいじゃない

という書き込みが多数反映されてないだけでされていることと思います。
別にプロデュースしたくなくてもいいからオリジナルへの敬意を兼ねてお金は何かに落としてね
Posted by You-me at 2008年09月17日 09:30
>BLACKBIRDさん
>NOCさん
>You-meさん

 L4Uの存在は知っています。やってみたいとは思うんですが、やっぱりXboxを持ってないというのが心理的に大きなハードルですね。
 あと、2台あるテレビの周囲がどちらもすでにWiiやPS2やHDDや各種ゲームソフトや本に占領されてて、新しくハード買った場合の置き場所に悩みます。妻を説得するのが大変そうです。(←そこが一番のハードルかも(笑))

>別にプロデュースしたくなくてもいいからオリジナルへの敬意を兼ねてお金は何かに落としてね

 まったくその通りですね。とりあえずフロイライン・リボルテックで真が出たら買おうかと(笑)。本体の方も、クリスマスを目処に妻を説得してみます。
Posted by 山本弘山本弘 at 2008年09月23日 12:09
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