2017年12月20日

新刊『プラスチックの恋人』


 早川書房 12月19日発売
 1800円+税

 2040年代、AC(人工意識)とAR(拡張現実)の併用により、人間そっくりのSEX用アンドロイド「オルタマシン」が実用化していた。生きた人間が関与しない機械による売春行為は、本物のSEXではないために合法とみなされ、しだいに世間に受け入れられていった。
 そんな時、オルタテックジャパン社は新しいサービスを発表した。9歳から17歳までの美少女・美少年の姿をしたオルタマシンーーマイナー・オルタマシンである。
 マイナー・オルタマシンによる性的なサービスを売り物にする施設〈ムーンキャッスル〉が日本にオープン、それをめぐる賛否が巻き起こる中、ジャーナリストの長谷部美里は、編集者から体験取材を命じられる。キャッスルに行って、実際に未成年の姿をしたオルタマシンとSEXをしてこいというのだ。
 マイナー・オルタマシンに対する強い嫌悪感を抱えたまま、やむなく取材に赴く美里。そこで彼女は、12歳少年型の緑の髪のオルタマシン、ミーフと出会う。


 この作品は、『プロジェクトぴあの』(PHP研究所)と『地球移動作戦』(ハヤカワ文庫JA)をつなぐ内容です。ARが本格的に普及しつつある一方、最初のACが誕生した2020年代を描いた『プロジェクトぴあの』。多くの人間がアーゴ(拡張現実ゴーグル)を常に着用し、ACOM(人工意識コンパニオン)と共生している2080年代を描いた『地球移動作戦』。その二つの時代の中間、ACを有するアンドロイドが現われた時代を描いています。
 もっとも、ストーリーは『プロジェクトぴあの』とも『地球移動作戦』ともあまり関係がないので、この『プラスチックの恋人』だけお読みになっても特に支障はありません。まあ、『プラスチックの恋人』が気に入られたなら、『プロジェクトぴあの』と『地球移動作戦』もお読みいただけるとありがたいんですけどね。どっちも傑作なんで(笑)。

 この小説を思いついたきっかけは、『アイの物語』(角川書店)を書いた時のことです。
 何種類もの人工知能やアンドロイドが登場する短編集ですが、「アイの物語」のアイビスは「私にヴァギナはついてない」と明言します。「詩音が来た日」の詩音は、「でも、将来的にはSEXの機能を持つモデルも、ジオダイン社は発売するのではないかと思いますが」と予想しますが、その予想が当たったかどうかは語られません。「正義が正義である世界」の彩夏は、SEXという概念すら持ちません。
 つまりSEXの話題を完全に避けてたんですね。
 古来より、SEXは小説家にとって大きなテーマです。まして人工知能とのSEXとなると、問題が厄介すぎて、短い枚数では描ききれません。SEXについて触れようとしたら、それだけで大部分を占めてしまい、『アイの物語』のテーマがぼやけてしまう。だから『アイの物語』ではSEXの話題を避けるしかなかったんです。
 でも、そのことがずっと心にひっかかっていました。本当なら人工知能とのSEXをきちんと描くべきだったのにと。
 そこで人間とアンドロイドとのSEXを本格的に描いた物語を書いてみようと思いついたわけです。

 もちろん、過去に人間とアンドロイドのSEXの出てくる小説はいろいろありました。眉村卓『わがセクソイド』、平井和正『アンドロイドお雪』、石川英輔『プロジェクト・ゼロ』、タニス・リー『銀色の恋人』……「プロジェクト○○」という題はこの前、使ってるんで、今度は「○○の恋人」にしようと思いつきました(笑)。
 それらの先行作品と違うのは、未成年の姿をしたアンドロイドとのSEXを題材にしていることです。単なるセクサロイドの話なんて、もう珍しくもないですから。
 無論、現実には未成年とのSEXなんて禁止されています。児童虐待になります。でも、人間じゃなくてアンドロイドなら?
 そもそも外見と製造年月日に関係がないアンドロイドに、「未成年」という概念が適用されるのか?
 苦痛を感じないし、羞恥心や恥辱という概念を持たない人工知能に対して、「虐待」という行為はありうるのか?
 問題があるとしたら、それは結局のところ「人間の問題」なのでは?

 この小説を書く際に心がけたのは、「正解」を提示しないということでした。
 だって、こんなややこしい問題、正解なんて最初から出るわけないでしょ?
 連載中、文句を言っていた読者がいました。美里が「悪役」の間違いを正そうとしないのがダメだ、というのです。
 悪役? 誰のことなんでしょう?
 ナッツ99という男は、きわめて不快に見えるように描いています。実際にこんな奴がいたら、すごく嫌でしょうね。でも、彼の主張自体は論理的です。
 反マイナー・オルタマシン運動の活動家である黒マカロンは、大それた犯罪を実行します。でもそれは、子供の頃の悲惨な体験に由来する、やむにやまれぬ衝動によるもの。彼女自身が犯罪の被害者なので、「悪役」とは呼にくい。
 マイナー・オルタマシン開発を推進したオルタテックジャパンのCEOの小酒井氏も、金儲けのためじゃなく、自分のポリシーを貫いただけのこと(経営者としては致命的な失策を犯しましたが)。
 そして主人公の美里は、マイナー・オルタマシンに対して強い敵意を抱いていますが、同時にミーフを愛してしまうという、思わず「ダメじゃん!」とツッコミたくなる矛盾したキャラクター。
 だから僕は「誰が悪役か」は決めていません。もちろん、「誰が正義か」も。
 それを「悪役だ」と思ったのは、あなたであって、僕じゃないんです。

 むしろこの小説は、読者に対するリトマス試験紙になるようなものを目指しました。
 この小説を読んでいて、キャラクターの主張に「けしからん」と腹を立てたり、「もっともだ」と同意したり、「バカだなあ」と笑ったりする……それによって、読者の有するモラルや正義がどこに位置しているのかが見えてくる。読者の「モラルの座標」を明快にするようなものを。
 だからあなたがこの小説を読んで、どんな感想を抱くかは自由です。キャラクターの誰かの主張に共鳴して「もっともだ!」「これが正義だ!」と思っても、僕はそれに反論も同意もしません。
 ただ、あなたの揺るぎない「モラルの座標」に対して、別の座標から「そんなものは間違っている!」と言ってくる人も、どこかに必ずいるでしょうけども。

 ちなみに、印刷が上がってきた本を娘(21)に見せて、父がエロいSFを書いたことをどう思うかと心境を訊ねたら、「友達が18禁小説を書いたのとたいしてノリが変わらん」という返事でした(笑)。
 考えてみれば、若い女性が18禁小説(また18禁マンガ)を読んだり書いたりするって、今や当たり前のことですからね。少なくとも同人界では。頭の古い人なら「こんないやらしい小説を書いて!」と眉をひそめるかもしれませんが、若い世代にとってはたいしたことじゃないんでしょう。
 娘はやはり「12歳美少年型アンドロイド」という設定に惹かれたのか、一晩で読み終わり、「面白い」と言ってくれました。エロいシーンもまったく平気だったようです。
 というわけで、「若い娘が読んでも平気な健全エロ小説」ですので、皆様にもお勧めいたします(笑)。

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この記事へのコメント
 いくつか連載中の本にサインしていただいた、新たなお気に入りですが冬コミでも買えるでしょうか。
Posted by toorisugari at 2017年12月21日 08:08
読みました!今作も山本先生だからこそ書ける作品でしたね。面白かったですし、AIを題材にした作品、もっと読みたいです。

>むしろこの小説は、読者に対するリトマス試験紙になるようなものを目指しました。

私としては、せっかくフェアにやっていたのに、P167〜168の感情的な反原発派に関するくだりとかに同意できたのに、
あんなテロに走った黒マカロンさんのことを残念に思うものの、確かにこの小説は「リトマス試験紙」だと思いました。
みんなそれぞれの立場で筋を通していますもの。ここらへんはさすが山本先生だと思っています。

ただ、くどいですが終盤の黒マカロンさんは個人的に残念でした。まあ、あの事件が無いとミーフくんの真実にはたどり着けないので
話の構成上しかたないのかもしれませんけど、まあ、これは個人的な感想で、全体的には面白かったので、次回作も楽しみです!
Posted by ドードー at 2017年12月21日 22:11
『アイの物語』を読んだ時にも感じた事ですが、山本さんはS■■(単語をそのまま書いたら入力禁止の単語で弾かれました)についてを、無いなら無いで、ごまかさずに書かれるイメージがあります。
『妖魔夜行』の湧を思い出したり、『詩羽のいる街』の詩羽を思い出したりしました。『詩羽』には風俗嬢も登場していましたね。
今回の新作、楽しみにしております。
Posted by 6月屋 at 2017年12月21日 23:58
 うーむ、『銀色の恋人』のおねショタバージョンですか……
 しかも成人しているとは言え、父親が書いたそんな小説を読んで、「面白かった」と言い切る娘さん……
 四七歳独身で、家族との関係にあまり良い思い出が無い私から観たら、素直にうらやましいです。
Posted by 市方直也 at 2017年12月22日 00:18
文春オンラインで、「ノストラダムスの大予言」シリーズの著者である五島勉氏の最新インタビューが掲載されています。かなり貴重な本人の証言です。
http://bunshun.jp/articles/-/5624
Posted by 秘密結社まゆゆ at 2018年01月04日 21:30
「機械と人間との恋愛」というテーマは、サイエンス・フィクションにはよくあります。
しかし、先生の近作は、相当にどぎつい表現が盛り込まれているそうなので、そういう表現が苦手な私にはどうも取っつきにくいようですね(「卑猥な本を買ったことがない」というとウソになりますが)。
私も今年の「文学フリマ」で、『1984年7月・糟屋郡志免町にて』という仮想現実に生きる論理肉体を具えた少年「彼」と、リアル世界に生きる少女との交流を描いた作品を発表する予定です。
書き終えて振り返ってみると、私の描写した「あるシーン」を読んで、何かに目覚めてしまうお子さんが出てくるかも...。
私は「機械(人間によって創造された存在)が本物の人間となる物語」は、必ず悲劇と絶望で終わるべし、という信念を持っています。
『フランケンシュタイン』から最近の『ブレードランナー2049』に至るまで、一貫してそういう結末となっています。
『1984年~』も、エピローグは「ハッピー・エンド」というタイトルですが、よくよく考えてみるとその内容は「悲劇と絶望」以外の何ものでもありません。
先生のお書きになられた作品も、ラストは「悲劇と絶望」でしょうか?
だとすると、先生の最新作は『フランケンシュタイン』から一貫して描かれる「王道物語」と言えますね。
Posted by 蒸気宇宙船 at 2018年01月10日 10:28
そういえば最近のその手の小説ではアンドロイドって出てきませんね。
まあ、元々あまり出てこないジャンルですがアンドロイドヒロインは。

でも90年代は少しはあったんだけど。
Posted by mtk at 2018年01月10日 17:48
 ずばり貴方は単なる才能も枯渇した老害です。美川べるのは「成年指定も無い女向けエ ロマンガ雑誌がどこの書店でも堂々と陳列されている」ことをネタに10年以上前にギャグ描いてますから。
 それを銭稼ぎのためにゴチャゴチャと長文で、いったい何をできたつもりですか? こんな程度の人が他人を差別(笑)主義者扱いとか、フフ(CV:菅官房長官
Posted by 他称差別(笑)主義者 at 2018年01月13日 22:12
>toorisugariさんへ

>新たなお気に入りですが冬コミでも買えるでしょうか。

 なぜコミケ?(笑) 普通に一般書店で売られている本なんですが。だいたい、コミケは(企業ブース以外)商業出版物は売ってはいけないんですが。

>秘密結社まゆゆさん

 五島氏は『ノストラダムスの大予言』の中で自分のことについても嘘ばっかり書いてますんで(笑)、今回の証言もうかつに信用できません。

 他称差別(笑)主義者を名乗る人のコメントは無視します。美川べるののマンガとこの小説に何の関係があるのか理解できません。この程度の長さの文章を「ゴチャゴチャと長文」と書くようでは、そもそも読解力のない人だと思います。
Posted by 山本弘山本弘 at 2018年01月19日 19:33
他称差別(笑)主義者氏へ。
>こんな程度の人が他人を差別(笑)主義者扱いとか、フフ(CV:菅官房長官
 あ?
 山本弘=パヨクってか?
 少なくとも山本先生、他人を批判する際、「噂の真相」誌や宅八郎みたいに「当人だけで無く、その家族を標的にする」、なんてマネしなかったぞ。 
(その逆はあったが。なお、これを書いている今、高須院長を批判する際、西原理恵子を中傷するツイートをした男が高須院長に告訴され掛かっている、と言うニュースが上がっている)
  
  
Posted by 市方直也 at 2018年01月20日 11:28
他称差別主義者(笑)さんへ
お前の母ちゃんデベソ!

いやぁ先生、すみません。この手輩ってすぐに老害とか書き込みますね?余程自分のお爺ちゃん等に可愛がって貰った事が無い「可哀想な人」なんでしょうね!?
本当はもっと酷い事書いてやりたいのですが、まあやらない方が良いかと思いまして・・( ´艸`)
まあどうでもいいや、こんな奴。WWW

時に先生の怪獣物の新作を読みたくなって来ました。怪獣黙示録を読んだのが影響したかと。(先生はお読みになりましたか?)面白い話なのですが、薄めの作品なのが残念な所(続編でるそうですが・・)
厚めの作品を先生にまた書いて頂きたいものですが、難しいでしょうか?
(先生は逃げ惑う人々が怪獣に無慈悲に蹂躙される描写を書く事は嫌悪なされておられるのでしょうか?)
それと、紛失して久しいと思っていた「山本弘のハマりもの!」が出てきました()再読しましたが、とても楽しい本ですよね。
小説も良いのですが、この様な楽しいエッセイ?もまた書いて頂きたいとおもいました。(先生はこのお仕事は嫌だったのでしょうか?去年は良い年になるだろうの描写を読むに・・)
では、これからもお仕事頑張って下さいませ。(^_^)ノ
Posted by ブロン・テクスター at 2018年01月20日 15:13
 山本さんごめんなさい、『プラスチックの恋人』、普通に買えましたが漸く時間を取れて読み始めています。
 先の冬コミではお会いできませんでしたが、また夏にはブースでお会いしたいものです。
 (コミケでお会いすることに慣れて?しまい頓珍漢なコメントをしてしまい、改めて申し訳ありませんでした)
Posted by toorisugari at 2018年02月09日 12:57
山本先生にお願いがあります。
次にお書きになる小説で、「異世界ものなのにシャワーが出てくるバカな小説があるんだぜ!」とかいう台詞をくれぐれも登場人物に言わせないで下さい。

先生は『翼を持つ少女』で仮面ライダー響鬼の後半を、
『名被害者・一条(仮名)の事件簿』で『すべてのオタクは小説家になれる!』を、それぞれ登場人物にdisらせた前科がありますからね。

自分の気に食わない作品をフィクションキャラの口を借りて悪く言うのって、作家として最低最悪な振る舞いですから。
いざとなったら「それはあくまで登場人物の意見であって、作者の意見と混同ないでほしい」とか言い訳できますからね。
『発情期ブルマ検査』に対して「登場人物じゃなくて作者のセリフになっちゃってるんだけど(笑)」と言っていた頃を思い出してほしいです。
私はビブリオバトル部のシリーズは好きなので、響鬼をdisるシーンは心底ガッカリさせられましたよ。

念のために言っておきますと、私はJKハルもプラスチックの恋人も新品で買い、最後まで読んでおります。
その上でのお願いですので。
Posted by MK-II at 2018年02月10日 13:40
>MK-IIさん
>自分の気に食わない作品をフィクションキャラの口を借りて悪く言うのって、作家として最低最悪な振る舞いですから。

それはどうでしょうかねぇ。あなたが「最低最悪な振る舞い」と勝手に思い込んでいるのは自由ですけれども。
あと、あなたとは逆の感想を持って共感している者もこの世に存在しているということをお忘れなく。
Posted by ドードー at 2018年03月18日 02:06
>いざとなったら「それはあくまで登場人物の意見であって、作者の意見と混同ないでほしい」とか言い訳できますからね。

あと、これ、言い訳とか以前に小説では当たり前のことなのではないのでしょうか。
こんな当たり前のことを予防線みたいに考えるなんてずいぶんと穿った読み方をされていますね。
Posted by ドードー at 2018年03月18日 02:16
>MK-II さんへ

 あなたの要求は断固拒否します。
 いや、べつに小説の中で『JKハル』を取り上げる予定があるからじゃないですよ。そうじゃなく、あなたの要求が根本的に間違っているからです。
 そりゃあ、ハンバーガー店で「ピクルス抜きで」と注文することはできますよ。
 でも、小説家に対して、「自分の嗜好に従え」と要求することは無理なんです。1冊の小説はすべての読者のために書かれているので、誰か一人の読者の要望に従うことはできないんです。僕だけじゃなく、すべての作家がそうでしょう。

>自分の気に食わない作品をフィクションキャラの口を借りて悪く言うのって、作家として最低最悪な振る舞いですから。

 それはあなたの個人的好みにすぎないでしょう? 僕がそれに従わなくてはいけない規則なんてどこにもありませんよね?
 僕は自分が面白いと思ったことを書くだけです。それがあなたにとって面白くないことだってあるでしょう。それは自由です。
『仮面ライダー響鬼』についての話ですが、あなたは『翼を持つ少女』の2章にこんな台詞があるのをお忘れでしょうか?

>「ミーナ」部長さんが小金井さんの背後に立ち、軽く叱るように言いました。「我が部のモットーを思い出せ」
> 小金井さんははっとして、ばつの悪そうな顔をしました。
>「『自分の嗜好を他人に押しつけてはならない』……」
>「そうだ。他人の嗜好が自分と違うからって、責めるのは良くないな。アピールしたいならビブリオバトルでやれ」

 そう、嗜好は自由なんです。誰かが自分の嗜好を表明するのも自由。もちろん、『響鬼』の後半を支持する人もいますが、そうした意見を表明するのも自由です。僕は否定しません。
 でも、あなたが言っていることは逆ですよね。「俺の嗜好に反することを小説に書くなどけしからん」と、僕の小説を抑圧しにかかっている。自分の嗜好を他人に押しつけてきてるんです。
 それは拒否しますよ、断固として。
Posted by 山本弘山本弘 at 2018年03月31日 19:58
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