2017年08月08日

夏コミ直前情報

 夏コミは11日(金曜日)東ポ-60b「心はいつも15才」。
 新刊は『BISビブリオバトル部 活動記録』。〈BISビブリオバトル部〉シリーズの作中に出てくる実在の本の数々の紹介本です。



『フェッセンデンの宇宙』『地底の世界ペルシダー』『大宇宙の魔女』などの古典SFから、『レッドスーツ』『ゲーム・ウォーズ』などの最近のSF、さらにはライトノベル、児童小説、マンガ、ノンフィクション、科学解説書、図鑑本、コンビニ本などなど、4巻までに出てきた総数120冊以上の本を網羅! 中には「そんな本があったのか!?」と驚く本もいっぱい。〈BISビブリオバトル部〉シリーズの宣伝本であると同時に、ビブリオバトルの魅力を伝えるガイドブックでもあります。

 お詫び。
 コミケカタログには、80年代に僕が作ってたゲーム同人誌『ソードマスター』復刻本と記載しておりましたが、時間が足りず、断念しました。べつに全ページ復刻するわけじゃないし、昔の本をスキャンするだけだから簡単にできるよね……と甘く見てたら、これがもう大変な作業で。
 だって、古い同人誌って、ページの裏が透けて見えるんですよ! それを読みやすいように、1ページずつ濃度とコントラストを調整して、ノンブルを打ち直して、間違ってた箇所を修正して……ってやってたら、とてもじゃないけど終わらない! だもんで、今回は泣く泣く落とすことにしました。
 ただ、『ソードマスター』は今読んでも間違いなく面白いんで、冬コミに向けて再チャレンジすることにいたします。

 あと、サークル「アンド・ナウの会」さんの新刊、『僕らを育てたシナリオとミステリーのすごい人4』も委託されております。僕も協力している辻真先先生のインタビュー本。


 しかし、このシリーズ、辻先生にインタビューしたの、もう何年も前なんですよね。辻先生の語る話題があまりに多すぎて、編集作業がなかなか終わらないらしいんです。この巻でようやく60年代の『ジャングル大帝』や『エイトマン』の話に。全部終わるのにあと何年かかるの(^^;)。でも、実に面白いんですよ、辻先生の語る裏話! アニメ好きなら必読です。



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この記事へのコメント
 明後日は宜しくお願いします、美月さん真奈美さん共々お会いできることを楽しみにしています。
 また、恐らくは違うのでしょうが、数年前コミケでいとうさんにご依頼した仕事が形になったような感じでワクワクします、アンド・ナウさん新刊も楽しみとさせていただきます。
 …復刻本もそうですが、インタビュー本作成も大変であると言う心中お察しします。只でさえ録音内容を逐一文字に書き起こさなければならないことに加え、発音違いや聞き取り辛さ・注釈や関連画像情報の追加など、あの辛さキツさは取り扱う本の違いがあれど、そして内容自体の面白さ・懐かしさはあれど、なかなか誰でも進まない地道な作業であると思います。
Posted by toorisugari at 2017年08月09日 08:32
先生、どうもお久しぶりです。
ずいぶん更新がなかったのでお仕事忙しいんだなとかまたお体が・・とか思ってしまいました。(すいません、勝手な想像で(^^;))
私は長らくコミケは行っていないのですが、この本を友人に頼んで買ってきて貰おうと思いました。(何時もは仮面特攻隊を買ってきて貰う友人Kの日程が合えばなぁ・・)
コミケは行きたいとは思うのですが、仕事の都合と誠に私的な話ですが、私の猫が病に伏せりどうも余命幾ばくも無さそうな状態ではとても楽しい日とする事は出来ないと思います。(まだ諦めてはいませんが!)
人間不思議な物で、私は他人(外国だろうが日本人だろうが)が幾ら死のうが傷つこうが全く気にしない様にして来たつもりです。勿論ボランティアなどやった事も有りません。(流石にに目の前で何か有れば助けたりしましたが)
其れなのに猫が病院で助かる率は非常に低い・・と診断された時は全身が泡立つ様な恐怖を感じて足下がフラついてしまいました。やはり家族とそれ以外は天と地程の差を感じるのが普通でしょうか?
失礼しました!
先生、ビブリオバトルの新刊はどうなっているのでしょうか?
前回から一年が過ぎたのが心配です。
先生も寄稿する映画秘宝のギンティ小林さんの様に書くよ!書いてます!と言いながらズルズルとなっては困ります!笑
頑張って下さい。(^_^)/(また映画秘宝にもコラム書いて下さい。)
ではお体に気御つけて・・失礼します。
Posted by ブロン・テクスター at 2017年08月09日 13:30
辻先生はサザエさんのシナリオだけじゃなくコナンのシナリオもお書きですからねえ・・・凄いです!
Posted by ジャラル at 2017年08月11日 07:14
たぶんお試しになられているとは思いますが黒い紙を後ろにはさんでスキャンするとあんまり透けませんよ。
Posted by JackD at 2017年08月12日 01:58
>古い同人誌って、ページの裏が透けて見えるんですよ!
この点に関しては、スキャンする際、裏側に真っ黒な紙をあててみてはいかがでしょうか? 裏写りが改善すると思います。
http://www.itmedia.co.jp/bizid/articles/0607/25/news034.html
Posted by Kow at 2017年08月13日 10:44
言いにくいのですが、ジャック・ケッチャムの「隣の家の少女」みたいな小説が好きなのです

いつも楽しく読ませて貰っております。

私は、趣味で小説を書いていまして、
何点か書いてはみたのですが、通っている文芸教室では内容以前に作風が明らかに歓迎されていないみたいです。

(通っている文芸教室は、大手出版社を少し前に定年退職した編集長の方です)

私自身悲劇がメチャクチャ好きで、「いかにラストが陰惨に見えるか」
そこに注力している訳ですが、「もっと救い(笑)を持たせろ」みたいなコメントばかりが飛んできます。
(それをしたら、この作品は全否定されてしまう)

後は、女性に対する暴力―早い話がレ〇プ描写或いはその類―を話の山場に書くことが多いです。

私はその被害者を、嫌悪感が先立つ以前にそのシーンをいかに美しく書くか、それを追求できるのは男性の書き手の特権と考えていまして。

この二点を、自分が書いている東洋系のオカルト・ホラー(超自然の要素は極力抑えて実質はサイコホラー)に落とし込むかみたいなことを考えて書いているんですが・・・

「よく書けているけど、この陰惨さじゃ賞取れないよ」
(原稿用紙換算で840枚の投稿度外視の作品なのに)
みたいな感想ばかり見受けられます。

私には―後者の性描写以前に―アンハッピーエンドに対する物凄く強い拒否反応がある様に感じられてしまいます。

悲劇性の高い作品は、日本のエンターテイメント作品では、そこまで受け入れられないものなのでしょうか?
Posted by 名無しでお願いします at 2017年08月23日 01:23
>ブロン・テクスターさん

 猫さんのこと、心配ですね。僕も猫は好きなんですが、娘がアレルギーがあるせいで飼えないんですよね……。
『BISビブリオバトル部』シリーズの新作は今月発売です。もう書店に並んでいるはずです。

>JackDさん
>Kowさん

 ありがとうございます。今度、試させていただきます。

>名無しでお願いします さん

 おそらくその文芸教室があなたの資質に合っていないのだと思います。世の中には陰惨な小説が好きな人も多いですから、そういう人を対象に発表されることをお勧めします。
 とりあえず小説投稿サイトに投稿してみて、読者の反応を見てみてはいかがでしょう?
Posted by 山本弘山本弘 at 2017年08月24日 22:20
書店に行ったらありましたのでさっき買いましたよ!『BISビブリオバトル部』シリーズの新作。
帰宅したらじっくり読もうと思います。
Posted by ドードー at 2017年08月25日 13:25
『BISビブリオバトル部』読みました!ネタバレ回避のため以前のように東京創元社の方にハガキを送ります!一言で言えば面白かったです!
Posted by ドードー at 2017年08月25日 19:25
ハガキを上下逆に書いてしまったことを先にお詫びします……。明日、投函します。
Posted by ドードー at 2017年08月25日 22:40
 夏コミC92(あと4年で100に達しますね!オリンピックでのビックサイトの扱いなど問題はありますが)からもう2週間、季節的には残暑かもしれませんがまだまだ暑い今日この頃。関西と関東では違うかもしれませんが、山本さんも水分や温度差にお気を付け下さい。(私は幸い大丈夫ですが会社の同僚が熱中症に罹ったにも拘らず1日休んだだけで復帰してきたのが気にかかります)。
 そして『僕らを育てたシナリオとミステリーのすごい人4』、当日はサイン込みで有難うございました!辻さんの「迷犬ルパン」キャラをいとうのいちさんがお描きになった表紙もさることながら、数々の裏設定や歴史を高倉さんや唐沢さん(今はもう実現できないのが本当に悔やまれます)との対談で次々と飛び出る、SFにおいても歴史書においても優れた良本として大いに楽しんで読んでいます。当日ブースに売り子としておいでだった美月さんの「キュウレンジャー」スティンガーのコスプレもお見事でした。砂漠での衣装でもあるので暑そうかと思いきや当日は小雨が少しぱらつく程度の曇りで風も気持ちよかった気温でしたね。
 長くなりましたが最後に失礼な質問をすることをお許しください。『すごい人4』の表紙をのいぢさんが担当なされたのは山本さんが以前唐沢さんとブースへお願いなされたことと何か関係があったのでしょうか?(http://hirorin.otaden.jp/e247394.html)今更ながら気になってしまったので質問してしまいました。
Posted by toorisugari at 2017年08月27日 16:36
>ブロン・テクスターさん

 ごくありふれた家族愛を読ませていただきました。私も、イギリスでお世話になったホストファミリーの猫に癒してもらっていたので心中お察しします。何とか快方に向かうようせめてお祈りいたします。

>名無しでお願いします

 『まどマギ』を例に挙げるまでもなく、悲劇的名作というものは沢山あると思います。カクヨムでもハーメルンでも小説家になろうでも星空文庫でもニコニコ動画(ブログ機能)でもなんでも、是非とも発表なさって読ませてください。宣伝もお忘れなく。

>ドードーさん

 ハガキの上下逆とは、表と裏を縦回転してしまった、という理解でよろしいでしょうか…?
Posted by toorisugari at 2017年08月29日 08:47
>toorisugariさん

はい、まさにそれです……。
時々こういったうっかりミスをするので自分が嫌になる時がありますね……。
Posted by ドードー at 2017年09月06日 23:19
 ドードーさん、ご丁寧なご返答を有難うございます。
 私も同じ経験があるのでとても共感してしまいます……。
Posted by toorisugari at 2017年09月24日 22:31
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