2014年10月25日

ライトノベルをめぐる仮説いろいろ

 最近、togetterで取り上げられた話題を中心に。

●最近の男性向けラノベに女性主人公が少ない理由
http://togetter.com/li/728375

 コメント欄ではこんな意見がある。

>男性と女性はなんだかんだいって思考回路が大きく異る。ので文章で全部想像しないといけないラノベでは女性心理を完全にシュミレート出来る能力が必要になる

 いや、その仮説だと、過去に『スレイヤーズ!』『ARIEL』『ヤマモト・ヨーコ』などなど、男性作者が書いた女性が主人公の作品がヒットした理由が説明つかないよね?
 あと、女性でないと女性の心理が描けないというのであれば、同じ理屈で、「宇宙飛行した経験がないと宇宙飛行士の心理は描けない」とか「人を殺した経験がないと殺人者の心理は描けない」とか「美少女にモテまくった経験がないとハーレムものの主人公の心理は描けない」ということになってしまうんだけど、誰もそんなことは言わないはずだ。
 無論、ここ数年のライトノベルに限って言えば、「非常識なヒロインに振り回される男性の語り手」というパターンが多いのは確かだ。その理由? 単純だよ。

『涼宮ハルヒの憂鬱』が大ヒットしたから。

 あれがスタンダードになって、後続の作家が影響を受け、同じようなパターンの作品を書くことが多くなった。さらにそれがジャンルの中の多くを占めるようになり、「ライトノベルとはこういうもの」という誤った固定観念が一部に生まれてしまった。
 まあ、僕も『プロジェクトぴあの』でやったけど、突拍子もない言動をするヒロインを描くのに、ストレートに描写するより、別に語り手を配置して、その視点からワンクッション置いて語る方が、何かと描きやすいのは確かだ。 ヒロインの内面をあえて描かないことで、「こいつ、何考えてんだ?」という驚きを表現できるのである。
 でも、それはあくまで執筆上の手法のひとつにすぎないんであって、普遍的な法則でも、遵守すべき規則でも、ヒットするための条件でもない。
 僕も『ギャラクシー・トリッパー美葉』とか『神は沈黙せず』とか『アイの物語』に収録された作品群とか、女性主人公の一人称の作品を何本も描いている。それが不自然なことだとは思わない。
 だからライトノベル作家が普通に女の子を主人公にしたり、女の子の視点から物語を語りたければ、そうすればいいだけのことだ。自分の頭の中に勝手に規則を作って縛られる必要なんかない。

●【チート?】俺TUEEEじゃない異世界モノ作品【ラノベ】
http://togetter.com/li/727172

>異世界物ラノベというと、とかくチート能力とか俺TUEEEとかが目に付きますが、そういう主人公でない作品って無いかな?から始まりました。
>平凡で普通な主人公がちゃんと頑張る話ってないかなあ。

『サーラの冒険』は?(笑)

 そもそも僕が何で『サーラ』を書いたかというと、当時の異世界ファンタジーというと、主人公がすごい力を持ってたり、王族の血を引いてたり、世界の命運を背負ってたり、巨大な悪と戦ってたりといった話が多くて、それに反発を覚えたからなんだよね。
 特殊能力を持っていなくても、剣が強くなくても、高貴な血でなくてもいい。悪の大魔王と戦ってなくてもいい。ごく普通の少年が精いっぱいがんばって、ちょっとした冒険をする。そんな話があってもいいんじゃないか……と思ったんである。
 で、当たったよ。つーか、僕の小説で、発行部数で『サーラ』を超えるものが未だにないんだよ(笑)。
 誤解を招かないように言っておくけど、僕は「チート能力とか俺TUEEEとか」系の話を否定しない。作者がそういう話を書きたいなら、いくらでも書けばいい。

 要はそれが面白いか面白くないかだ。

 面白いか面白くないかは、当たるか当たらないかは、ジャンルや話のパターンで決まるわけじゃない。個々の作品の出来不出来による。おそらく「俺TUEEE」系の話でも、つまらない話はいっぱいあると思う。 『サーラ』みたいな話でも、下手な作家が書いたら退屈な作品になっていたはずだ。

●ラノベ新人賞で「まるでシリーズ第一巻の様な投稿作品」が過半数を占めているという悩み
http://togetter.com/li/716859

 これも前の話と同じで、既成のライトノベルをいろいろ読んだ結果、「ライトノベルというのはこういうもの」という固定観念にとらわれてるんだろうな。
 シリーズものを書きたいと思う気持ちは分かる。でも、そのためには、まず新人賞を受賞してデビューしなくてはならず、そのためには応募作はきちんと完結していなくてはならない……という基本的なことが理解できてないというのは、やっぱりダメだと思う。

 ダメなのは、「ライトノベルとはこういうものだから、こう書かなくてはいけないんだ」とか「今はこういうパターンの話が受けてるんだから、こういう話を書こう」という考え方だ。
 自分が本気でその話を面白いと思って書くのと、「他の人がこう書いてるから」とか「こう書けば受けるだろう」とかいう考えで書くのは、似てるようでぜんぜん違う。
 分かりやすく言うと、『スター・ウォーズ』が大ヒットしてるからと言って、『惑星大戦争』や『宇宙の七人』や『スタークラッシュ』を作っても当たるとは限らないよ、ということ(笑)。
 いや、個人的には好きなんだけどね、『スタークラッシュ』。あれは映画としてはダメダメだけど、監督が自分の好きなものを自由に作ってるのが分かるから。結果的に当たらなかったけど、好感は持てる。

結論:
 枠にとらわれるな。当たるかどうかなんて気にするな。
 何が当たるかなんて、どうせ誰にも分からない。作家にできるのは、当たる確率を上げるために、少しでもいい作品を書くこと、それしかない。
 どんな作品でもいい。とにかく自分の好きなもの、自分が面白いと思うものを全力で書け。



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この記事へのコメント
>結論

 感動しました。
 この部分だけをコピペして、座右の銘にしたいと思います。

 以前に「(山本氏にとって)面白いとは何か?」という質問をしましたけど、やはり自分は、どっかに「どうすれば『面白いものが書けるか、作れるか』」という、マニュアルを求めてたんだと思います。
 そんなもんは無い。ただあるのは、自分が魅力的だと思う作品に対し、理解し、それを自分が書けるように切磋琢磨するのみ。
 改めて、自分もそうしたいと思います。

>分かりやすく言うと、『スター・ウォーズ』が大ヒットしてるからと言って、『惑星大戦争』や『宇宙の七人』や『スタークラッシュ』を作っても当たるとは限らないよ、ということ(笑)。

 ただ、「ヒット作の便乗作」には、そういう作品にしかない魅力があるんですよねー。トンデモ本の「作者が意図したのと異なる魅力」と似たようなものとは思いますが。

 もっとも、専門学校時に先生方から聞きましたが、出版社側も「散々投稿作を目にしているため、何かの作品に似た作品、便乗したような作品は、見抜いている」らしいですね(最近では見抜けない例もあるようですが)。
 やはり、安易なのも良くはないですね。

 しっかし、いつも思うけど。
 なんでこのtogetterで語ってるような人たちは、ラノベを腐したり見下したりするんだろう。気に入らないんなら話題にせず近づかずに、離れてりゃいいのに。
 いちいちこうやって言葉に出してバカにして見下さなきゃあ、気が済まんのかな。
Posted by 塩田多弾砲 at 2014年10月26日 02:10
以前読んだ、あるラノベがあまりに酷く、「全然事件が解決してない」という感想だったのですが、記事を読んで納得。
シリーズものでも第一巻は完結した物語である場合が多いと思ってたんですが、そういうのを読んだことがない人が応募してくるってことなんでしょうかね。
Posted by ゲロ美 at 2014年10月26日 17:18
新人賞の選考のつぶやきですが、編集自身がこういう考え方なので作家だけではどうしようもないことも有るではないのかと

サト(GA文庫編集部) ?@GA_SATO 3分
主役がブレている印象。ダブル主人公的な意図なのかもしれませんが、どの視点で感情移入すれば良いかわかりにくい。
今の読者さんは、主人公=読者という気持ちで読む傾向が強く、その点で、この話の流れはすわりが悪いかも。内容は良かった。
仕事柄、他社さん含めて色んな作品の評判見てると「これくらいはOKだろう」と著者さんが思っても、
読者さんは受け入れないことが多い印象。踏み込みの距離感を意識的に図りましょう。この「受け入れない」というのは、
ネットの一部意見だけではなく、2巻の売れ行き落ち率も含みます。
編集としても「止めた方が……」と言うこともあれば「ちょっと怖いけどやっちまいますかー、面白いし」と言うこともあります。
やってみて「あちゃー」ということも。止められて嫌がる方もいれば、「なぜ、もっと強く止めなかったし」と言う方もいて、ケースバイ


念のためフォローすると確かこの編集者の担当作品は女性主人公のものが何作かあったはずです
Posted by ふふふ at 2014年10月27日 15:30
先頃読んだ『なぜ時代劇は滅びるのか』という新書でも、先生のご意見と通じるものを感じました。


作者自身の未熟さが問題となっている場合はある意味しかたがない。生まれながらの天才などほとんどいないのですから、挫折や失敗を繰り返しながら成長してくれる事を願い、応援したいものです。

より深刻な問題は、消費する側の意識が低く、安易な心地好さばかりを求め、業界側もまたそういう顧客を手っ取り早く確保することばかり考えているという、悪しき経済効率主義ではないでしょうか。
その結果、場当たり的に似たり寄ったりで質の低い「商品」ばかりが乱立し、作者の魂が込められた「作品」作りや、気骨ある新人の育成はお座なりになっている。

作品を提供する側もそれを受け取る側も、それぞれの立場で真摯に「良いものは良い、駄目なものは駄目」とハッキリ意思を示さなくては、どんなジャンルであれ、発展はおろか持続することさえ危ういのではないかと思います。
「大丈夫、狩りの獲物ならいくらでもいる……最後の一頭を狩るまでは」というヤコペッティの言葉を思わずにはいられません。


拙い駄文を長々と失礼いたしました。
Posted by 活字スキー at 2014年10月27日 21:45
初めてコメントさせて頂きます。
全ての意見にもろ手を挙げて賛成したいです。

しかし、実際に大賞に選ばれたり、次々に量産されているライトノベルには、ハーレム物だったり、異能学園バトルだったり、俺TUEEE系だったりと、同じような作品が目立ってしまっているような気がします。
(異世界ファンタジーが減っていたのに、『まおゆう』や『働く魔王様』あたりから『魔王勇者』物が増え始めたような……)

そうなってくると、やはり賞を狙う人からしてみれば、『この路線か』と思ってしまうような……。
実際、何が売れるかは分からないと思うのですが、売る側からすると『今はこれが流行ってるから』という理由で、賞や新作もそっちに流されているのでは?という疑惑を持ってしまいます。

そうなると、たとえ面白くても尖った内容の作品はちょっと……やっぱり流行系で……という判断をしてしまっている気がします。(書く側も売る側も)

考え方や意見は本心から賛成なのですが、現実問題としてはどうなのでしょうか?
Posted by YM at 2014年10月29日 14:07
 最近のラノベでヒットしている作品、
私が見た限り、電撃ものでとある魔術の禁書目録
シリーズとソードアート・オンラインがあります。
2つとも1000万部以上。前者は
科学と魔術が交差するとき、物語が始まる。
現代ものでありながら、右手に打ち消しの力を持つ
男子高校生が巻き込まれていく話。後者は
ゲームの世界がデス・ゲームになったことで
巻き込まれた主人公がゲームをクリアする話から
はじまってだった。ゲームの世界では強くても
現実の世界では・・・。

 ラストのコメントはほかのところでも言えることで、
結局人の猿真似ってどうしようもないね。身も蓋もない
結論になるのですが。これって、成功者になりたい
人間が成功者と同じことをしたからといって
成功するとは限らないって言い換えることもできる。
Posted by てっき at 2014年10月29日 22:32
自分角川電撃ラノベファンでしたが、昨今の萌えブームに耐え切れず離れてます。
最近の萌え系ライトノベルの悪い所、というか女受けの悪い部分は、女が都合の良いアイテムと化している所かと思います。
これは男受けしない作品でも言えるのですが、男女どちらかの都合の良い妄想だけを羅列されても、片方は面白くないのです。

サーラは力の無い少年ではありましたが、心の強い少年でした、デルもしかり。そしてもがきながら進むから共感を生み、人を魅了したと思います。

昨今の急に強くなってモテまくる、と言うコンセプトは否定しませんが、最後モテるばかりになって物語と世界を疎かにしている感があります。
それでも問題が無い、と言う人も随分と増えたように感じます。また日本語が間違っていても気が付かない人が増えました。ラノベで使われる少し難しい言葉を間違えてる人も出てきてるようです。某MOでその集大成のようなのを見ました・・・。
時代と言えばそれで終わりかもしれませんが。
Posted by 通りすがった at 2014年10月30日 21:18
>通りすがったさん

 ああ、確かに、ヒロインが都合良すぎるというのは、僕も感じますね。男性主人公がすごいがんばりを見せたとか、ヒロインに優しさを見せたとかならともかく、たいしたきっかけもなしヒロインがいつのまにか主人公に惚れちゃってたりするのは、ちょっと受け入れられません。
 あと、ストーリー全体が主人公に都合が良すぎる。街中で大騒ぎ起こしたのに警察が来ないとか、主人公の周囲でおかしなことが起こりまくってるのに誰も怪しまないとか。
 ギャグ作品なら「お約束」ということで済ませられるんですが、シリアスな作品でやられると、「もうちょっとプロット練れよ」と言いたくなります。
Posted by 山本弘山本弘 at 2014年11月01日 17:57
シリーズものをやたら作る出版社の姿勢も問題があると思います。そしてそのシリーズを少年漫画以上に突然打ち切る姿勢も。水野先生とかの大御所のアニメ化された作品でもそれですから。

まあ作者さんが長期休養状態(笑)なら仕方ありませんが、せめて結末くらいキッチリ読みたいと思うのですが。
Posted by ジャラル at 2014年11月06日 12:36
>>山本弘様
流行りは、それを好む人が多いから成り立つもので、現在萌えブームで作品が多いのも、それを好む人が増えたからという見方もできます。
しかし自分は、影響を受けた作品らの「自分が気に入った設定だけ要素だけを盛り込んで、自分の理想の物語だけを綴った」作品が増えたように感じました。
それがハーレムであり、薄いどこかで見たことのある設定またはその劣化。
売れるから、人気があるから、作りやすいから以外の、もう一つの理由と自分は考えてます。

>ギャグ作品なら「お約束」ということで済ませられるんですが
シリアスでもギャグの要素が通用すると考えているか、「お約束」を知らないのかもしれません。
もしかしたらシリアスとギャグの差も理解していないのかもしれません。しかしそれが面白いと考えているのではないでしょうか。

余談ですが、ギャグでやっているのかわからないのは昨今のタイトルや表紙絵もですね。
少なくとも、自分は店員さんに持って行くのが恥ずかしくなる本は買えません。

前回のも含め、駄文乱文失礼しました。
Posted by 通りすがった at 2014年11月10日 17:30
 正直、ライトノベル評論をする奴は全部読んで
言ってるのだろうか。自分の知ってるのから
判断しているだけでは。たくさん本が出てる
中で、こうだって断言できるなんて、どれくらい
読んでるのですかね。

 私はほとんどラノベを読んでなく、アニメ化で
えっこういう作品もラノベだったとしることがほとんど。
タイトルは見ているが作品全部把握なんて
無理。ゲームやライブや勉強もやってたら
そこまではいけない。

 ラノベってこうだって規定するって危険だな。
出版社はこういうのしか出さないって心の中
で思うのならともかく、表に出すのって、
反論されても文句は言えないし、アホかって
思われても仕方がない。
Posted by てっき at 2014年11月14日 08:50
サーラって、かなり能力値が高かったような記憶が?
能力をTRPGルールで15歳以上に成長させたらですけど。
読んだの学生時代なので、はっきりとは覚えてないんですが。
でも、確かに当時のハイファンタジー系の主人公で一般人ポジの主人公って思い当たらないですね。
能力的に弱い主人公ならフォーチュン・クエストとか思い出します。

久々にサーラの冒険を本棚から発掘して読み直したくなってきました。
Posted by なりや at 2014年11月21日 08:40
>>てっき様
それは自分の事でしょうね
全部のラノベは無理ですね

折角ですから一例として試し読みでもどうぞ
タイトルの後からを張っておきます
http://sdgo.cdn.cloudpublisher.jp/sd.php?p=eahzoykuwdxfexo52te5p163w302p5ar
Posted by 通りすがり at 2014年12月05日 00:54
>>てっき様
一回目は承認されないだろうと思いますので書きます

ラノベが世間一般ではどのような認識なのか、よく知らない人に聞かれるとよろしいかと
自分の周りでは不気味な作品という認識のようです
理由は絵やタイトルでしたが、一般の特に女性から見たら不気味なものみたいです
作品として良い物であればいずれ誤解は解けると思いたいですが
ちなみに表紙絵で誤解された経験があります

>>なりや様
サーラは最初子供で、キマイラを跳ね除ける事ができずに呪いを受けました
デルも子供で、盗賊ギルド長に縁が深い者として誘拐され邪神に入信させられました
そんな二人が盗賊ギルドで何をしたのか
たからこそ成長した能力値なのかもしれませんよ
Posted by 通りすがった at 2014年12月05日 14:03
>>女性でないと女性の心理が描けないというのであれば、
>>同じ理屈で、「宇宙飛行した経験がないと宇宙飛行士の心理は描けない」とか
>>「人を殺した経験がないと殺人者の心理は描けない」とか
>>「美少女にモテまくった経験がないと
>>ハーレムものの主人公の心理は描けない」ということになってしまう

多分そうなんじゃないですか? でも、宇宙飛行士や人殺しやハーレムは皆経験したことがないから、想像で嘘っぱちを描いても納得する。
一方、世界の半分は女性だから、想像で変なこと書くとすぐにボロがでる。
だから高橋留美子みたいに男も納得できる少年漫画を描ける女性は希少で、少女漫画に出てくる男は、男の目からすると「こんな男いるか!」と思えることが多い。当然、「ジャンプ」のラブコメの女の子なんかも、女性から見ると「こんな男に都合のいい女いるか!」となるみたいです。
Posted by ねここねこ at 2014年12月30日 00:58
>なりやさん
番外編の「時の果てまでこの歌を」を読むと良いと思いますよ。
本編を読み終わった後に巻末を見てみると特に。
Posted by ドードー at 2015年01月21日 18:26
>女性でないと女性の心理が描けないというのであれば、同じ理屈で、「宇宙飛行した経験がないと宇宙飛行士の心理は描けない」とか「人を殺した経験がないと殺人者の心理は描けない」とか「美少女にモテまくった経験がないとハーレムものの主人公の心理は描けない」ということになってしまうんだけど、誰もそんなことは言わないはずだ。

うーん。これは違うのではないかと。
宇宙飛行の経験のある人、美少女にモテまくった経験のある人は非常に数が少ないので、滅多にツッコミは入らない。
でも女性は人類の半分がそうなのだから、おかしな事を書けばツッコミは入る。

歴史小説の世界だと、大正時代以前は書き易いけど、昭和以降は書きにくい、と言われます。
何故なら、昭和以降はリアルタイムで過ごした人が生きていて、間違いをやると容赦ないツッコミが入るから、と。

腐女子の描く男性は、リアルと全然違います。でも、それはそれで構わない。
大切なのはリアルじゃなくて、読み手に取って面白いかどうか。
女性主人公の設定がめちゃくちゃで、女性から容赦ないツッコミがあっても、その小説の読み手として男性を想定していて、その男性から支持があれば、それで十分。
そういう話ではないでしょうか。
Posted by KS at 2015年02月24日 21:14
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