2014年07月11日

迷探偵が多すぎる

 6月27日の産経新聞を読んでたら「松本サリン事件から20年」という記事が載っていた。そうか、もう20年も前になるんだ。
 当時、犯人の疑いをかけられた河野義行氏の家には、嫌がらせの電話がひっきりなしにかかってきたという。

 あの事件で、僕はいまだに忘れられないことがある。
 ある晩遅く(確か12時ぐらいだった)、知り合いのX氏(イニシャル書いちゃうと誰だか特定されるので、あえてXにする)から電話がかかってきた。科学に詳しいという定評のある人物である。

「あの会社員(河野氏)が犯人です。間違いありません」

 何でも、河野氏が所有していたという薬品(当時、マスコミで報道されていた)を調べてみたら、それらを原料にサリンが作れることを発見したというのだ。それで河野氏が犯人に違いないと確信したのだそうだ。

「彼を釈放しちゃいけません。自由になったら、きっとまたやります」

 そう力説するX氏。
 いや、でも、仮にそれが事実だとして、僕にどうしろと?
 X氏は、河野氏が面白半分に毒ガスを作る異常性格者だと思っていたようだ。うーん、でも、そんなことを真夜中に僕に電話で長時間、力説するのも、決して常識的な行為とは言えないと思うのだが?
 きっと、薬品からサリンが作れることを発見して、舞い上がっちゃったんだろうなあ。真夜中にもかかわらず、誰かに伝えたくてたまらなくなったのだろう。さすがにパソコン通信の会議室とかに書きこむのはまずいから、オフレコで僕に話したということか。
 ちなみに、河野氏が所有していた農薬からはサリンは作れないとされており、「サリンができる」というのはX氏の勘違いであった可能性が高い。

 翌年、地下鉄サリン事件が起きて、松本サリン事件もオウム真理教のしわざだったことが判明した。河野氏は無実だったのだ。
 その後、某所で会った時に、X氏は僕が「オウムに狙われるかもしれない」と言い出した。当時、僕はオウムを批判する発言をしていたので、彼らの暗殺リストに載っていてもおかしくない、襲撃を警戒して自宅のセキュリティを強化すべきだ、と言うのだ。
 そんな大げさな、と笑い飛ばしたら、X氏は怒り出した。「私が真剣にあなたのことを心配してるというのに分からないのか!?」と。
 もちろん、僕が笑ったのは、1年前のX氏の推理が大ハズレだったことを思い出していたからなのだが。

 さて、松本サリン事件について検索していたら、何と西岡昌紀氏のブログがヒットした。1995年、「ナチ『ガス室』はなかった」という記事を書いて、『マルコ・ポーロ』廃刊のきっかけを作った人だ。当時、僕も『宝島30』誌上で、西岡氏の記事の間違い(信じられないような資料の誤読や、科学的間違いが何箇所もあった)を指摘したことがある。おかげで何年も、ネット上で西岡氏にからまれ続けた(笑)。
 その西岡氏によると、当時、朝日新聞のQという記者がこんなことを言っていたというのだ。

http://blog.livedoor.jp/nishiokamasanori/archives/7359880.html
>「松本と言ふ所は、日本海に近いでしょう。だから、日本海側から日本に侵入した北朝鮮の工作員が、先ずは潜伏する場所として、格好の町なんです。だから、北朝鮮の工作員が多いんです。それで、松本でもローラー作戦が有ったんです。私が思ふには、そのローラー作戦が行なはれた際に、松本に居る北朝鮮の工作員が、隠して居たサリンを処分したんだと思ひます。サリンは、加水分解するんです。だから、水と反応させるのが、一番いい処分の方法なんです。多分、それで、あの池にサリンを捨てたんですね。ところが、量が多すぎて、処分しきれず、あんな事件に成ってしまったんだと思ひます。」

 松本のどこが「日本海に近い」ねん!? 長野県のどまん中やろが! 日本地図見て喋れよ!
 さすがに新聞記者が日本の地理を知らないとは信じがたい。もちろん、たとえそんなことを言ったとしても、オフレコだろうから証拠なんか残っていまい。僕としては、西岡氏の記憶違いじゃないのかという気がひしひしとする。
 それに対する西岡氏の感想はというと、

>しかし、数年後、ふと、こんな考えが頭に浮かびました。

>「もし、オウム真理教が、北朝鮮と連携して居たとしたら、Qさんの言った事は、あながち外れて居なかったのではないか?・・・」

 いや、はずれてますから完璧に! どうしようもないぐらいに! 

 松本サリン事件については、マスコミの誤報ばかりが糾弾されている。しかし、河野さんの蒙った精神的被害の責任は、マスコミにだけあるのではないことも忘れてはいけない。当時、巷でも、自分の迷推理を披露する者は大勢いたのだ。
 そして、こうしたことは今でも起きている。いや、ネットが普及した分、誰かの思いついた迷推理が拡散するのも早い。

「“みんなが“結婚した方がいいんじゃないか」は空耳だったようです
http://togetter.com/li/683904

 塩村文夏都議へのヤジ問題。「自分が早く結婚したほうがいいんじゃないか」というのは間違いで、本当は「みんなが結婚したほうがいいんじゃないか」と言っていたんだよ! という説が2ちゃんねるに載り、それを保守速報が取り上げたことで拡散。「NHKによる捏造だ!」と盛り上がる。
 さらには「みんなが」というのは「みんなの党が」という意味だという超絶解釈まで登場。
 その後、ヤジを飛ばした鈴木章浩議員自身が「早く結婚したほうがいいんじゃないか」と言ったことを認めた。「みんなが」は空耳だったのだ。
 にもかかわらず、なおも「みんなが」説に固執する者が何人もいる。
 やっぱり、「真実」に気づいてしまった者は、舞い上がってしまうものらしい。その「真実」が本当に真実かどうか確認しようとせず、拡散したくなってしまうんだろう。

 当たり前の話だけど、現実世界には名探偵なんていない。
 ミステリの世界みたいに、複雑なトリックを駆使する犯罪者がいないってこともあるけど、やっぱりホームズみたいに聡明な人間はめったにいないってことなんだろう。
 で、本当に聡明な人間は、たいした根拠もなしに自分の推理を「これが真実だ!」と拡散したりはしない。実験や調査や統計で確かめられた事実しか述べないか、あるいは推理を披露する時でも、「間違っているかもしれないけど」と、慎重に提示する。
 つまりネット上で、「これが真実だ!」と自信たっぷりに言っている連中の大半は、名探偵じゃなく迷探偵なのだ。ミステリでは、とんちんかんな推理を述べて、捜査を混乱させる役割である。

 特に迷探偵が多く湧くのは陰謀論である。
 911陰謀説、アポロ陰謀説、神州7号陰謀説、「イルミナティ・カード」陰謀説、「ちきゅう」陰謀説……どれもそうだ。根本的に探偵に向かない人間が、まったく非論理的な推理を展開している。

 たとえば911陰謀説。陰謀論者によれば、ペンタゴンに突入したのはアメリカン航空77便のボーイング757型機ではなく巡航ミサイルなのだという。本物のアメリカン航空77便はどこかの飛行場にこっそり下ろされ、乗員乗客は殺害されて、死体をばらばらにされて焼かれ、それがペンタゴンに持ちこまれてばらまかれたのだという。

 何でやねん!

 ボーイング757型機やなくて巡航ミサイルが飛んできたんやったら、大勢の人間に目撃されてしまうやろ!?
 どこかの飛行場にこっそり下ろすなんてできひんやろ!? ボーイング757みたいな大きな旅客機が降りられる飛行場がいくつあるの? そこに墜落したはずの旅客機が着陸したら、大勢の人が目撃してしまうやろ?
 誰が乗員乗客を殺害したの? 「無辜の一般市民を殺害してばらばらにしろ」なんて命令を出されて、はいそうですかと全員が忠実に従うの?
 大勢の消防隊員や救急隊員が駆けつけてきてる現場で、こっそりバラバラ死体をばらまくなんてどうやってできるの?
 そんなことするぐらいやったら、素直に旅客機ぶつけた方が早くない?
 巡航ミサイルを使う理由、どこにもないよね?
 いや、そもそもアメリカ政府の自作自演の陰謀やとしたら、ペンタゴンを攻撃する理由ないよね? ニューヨークでテロ起こしたら十分なんとちゃうの?

 実際、ペンタゴンへの突入の瞬間を目撃した人は何十人もいるが、巡航ミサイルだったと言っている人間は一人もいない。たとえば目撃者の一人、USA Todayのマイク・ウォルターはこう証言している。

「窓の外を見ると飛行機が見えた、それはジェット機だった、アメリカン航空のジェットがやってくる。そして「何かがおかしい。すごい低空飛行だ」と思った。そして私は見た。まるで翼のついた巡航ミサイルのようだった。まっすぐ飛んで行ってペンタゴンに突入した」

 陰謀論者はウォルターの証言の中から「まるで翼のついた巡航ミサイルのようだった」という比喩表現を切り取って、ミサイルだった証拠だとしているのだ。
 だいたい常識で考えれば分かる。ペンタゴンの周囲には道路もあるし街もある。事件が起きたのは午前9時38分。車で偶然、通りかかる人も多いはずだ。突入の瞬間は大勢の人が目撃するに決まっている。一人でも「あれは巡航ミサイルだった」と証言したら、陰謀は瓦解するのである。
 そんなアホなこと、誰がやるか。

 他の陰謀論も同じである。
 たとえば「イルミナティ・カード」陰謀説。いったいどこの陰謀組織が、自分たちの計画している陰謀をあらかじめゲームにして発売するというのか? そんなことをする動機がないだろう。
 僕の知る限り、「イルミナティ・カード」陰謀説を唱えている者の中に、スティーヴ・ジャクスン・ゲームズについての正しい知識を持っている者は一人もいない。
「ちきゅう」陰謀説神州7号陰謀説もそう。初歩的な知識もない人間が迷推理を得意げに披露している。

 なぜ迷探偵がこんなにも多いのか?
 決まっている。名探偵気分を味わえるのが楽しいからだ。
 推理する事件は、大きければ大きいほどいい。特に911同時多発テロとか東日本大震災のような大きな事件なら、「俺は今まさに国際的な大陰謀を暴いている!」という高揚感を味わえる。自分が天才になったと思いこめる。 あいにくとそれは、まったく話にならない迷推理なのだが。
 そして彼らは、自分の迷推理が誰かに対する誹謗中傷であり、その人に迷惑をかけて苦しめるかもしれないとは想像もしない。

 中には迷推理すらせず、何の証拠なしに「犯人は○○だ!」と決めつける奴もいる。迷探偵ですらない奴をどう呼べばいいのか、僕には分からない。


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この記事へのコメント
そして、迷探偵の見事(笑)な推理を頭から信じてしまう人たちがいます。私も中学生の頃はその一人で、雑誌ムーの愛読者でした。自分の日常生活があまりにも平凡でつまらなくて、非日常的な陰謀や世界の隠された秘密に憧れたものです。
特別な人間になりたい、”世界の真実”に気が付いて人知れず戦うマンガの主人公になった自分を夢想しました。
そんなある日、ちょっとした事故で左腕と左足を骨折した時に気が付いてしまったのです。”主人公”たちは怪我の痛みも恐れずに困難に立ち向かっていきますが、自分はそうでないことに…。
こんな状態で戦うとか、絶対ムリムリ!!、僕は布団にくるまって安静にしています!

そして、布団の中で読んだSF小説がおもしろくて、フィクションはフィクションとして、現実は現実として楽しむことを理解したのです。
平凡に思えた学校の部活なども、真剣に取り組めば充実感があり、骨折と中二病はあっさりと完治しました。

信者になってしまう人たちにとって現実の社会は、あまりにも退屈なものなのかも知れませんね。
Posted by ハル at 2014年07月11日 19:39
本当に、ネットではそういう迷探偵によく出くわしますよね。
2ちゃんねるにはごろごろいますね。そういえばこんな奴もいましたなぁ。
「ワンピースのスリラーバーク編はスティーヴン・キングのパクりだ」とか言っていた奴が。
その根拠が何だと言うと「スティーヴン・キングの小説には「骸骨乗組員」というのがある。ブルックはそのパクり」と言うのです。
確かにそういう本はあるもののそれは短編集のタイトルであって、「骸骨乗組員」という小説は存在しないんですよね。
当然、ブルックみたいなキャラが出てくる小説なんてスティーヴン・キングの作品には無いのです。
パクりだパクりだと騒ぐくせに、パクり元だと言った作品について無知だなんて、恥ずかしいものですよねぇ。
Posted by ドードー at 2014年07月11日 20:23
  mixiのニュースを引用した日記・つぶやきでも、しょっちゅう行われてますね。迷推理。
 根拠もなく、感情的に「気に入らない」からと迷推理。
 見下し、小ばかにした口調で知った風な事を抜かすのみの迷推理。
 自分は物を知っているとばかりに、屁理屈をこねて世間や社会を憂いているつもりの迷推理。

 どうもこういうのを見るにつれ、「こういう事を言える自分は大したものだ」という、自己顕示欲、もっと言ってしまえば、「カッコつけ」したがる人がこんなに世の中には居る……という事の表れではなかろうかと思うところがあります。

 で、連想したのは。

「奥様方の、井戸端会議での噂話」

 あくまで噂と、ある事ない事を根拠も無しに吹聴しまくる主婦たち。
 ゴシップをそうやって吹聴する事で、自分の普段のつまらない生活に彩を添えて暇つぶし。その噂話をぺちゃくちゃ吹聴する事で、当の本人に聞かれたら傷つくなどと考えたこともなし。

 これって、ある種のトンデモ本の作者にも似ているように思えますね。
 乏しい自分の知識や経験、思い込みだけで、世の中の事件や出来事を理解したつもりになり、得意げに。

 弱い犬ほど良く吠える。本当に賢明な人間は、滅多な事では口を開かないもの。重要な話題、深刻な話題なら特にそう。
 その事を改めて実感しました。自分も軽はずみに言葉を発してしまう事が往々にしてあるので、改めて気を付けたく。
Posted by 塩田多弾砲 at 2014年07月11日 23:24
 確かめる手間よりも、内心のモヤモヤや舞い上がりを周囲にばら撒く方が労力が少ない、ということでしょうか。或いは自分の考えを否定したくないか…
 その後が大変そうですが。
Posted by toorisugari at 2014年07月12日 01:05
>ミステリの世界みたいに、複雑なトリックを駆使する犯罪者がいないってこともあるけど、やっぱりホームズみたいに聡明な人間はめったにいないってことなんだろう。

 ミステリの場合、現実の捜査等と違って比較的すぐに真相が分かってしまうことも…「名探偵気分を味わえるのが楽しいから」という動機かは分かりませんが…結論ありきの安易な即物的邪推がネットなどで広まってしまう一因なのかもしれません。
Posted by toorisugari at 2014年07月12日 01:12
 副島隆彦か!!!

 すいません、使い古しのネタです。陰謀論と聞くとどうしても
この言葉を叫ばずにはいられない。昨年の12月15日のヘイトスピーチでも質問の時に発言したし、たまに私もネタにしている。何度も出しているので、飽きていたら削除してしまっても構いません。現在の状況は全く知らず、私が知ってるのは1999年9月から2003年10月まで。何年たってんの。セルフツッコミしてるし。

まあ、出しても恥をかくのは私だし(もう自分の中での公然ネタにするので)

記事の感想はいつもの陰謀論ですが、迷探偵というタイトルにビビット。いやーーー名探偵コナンでいうところの毛利小五郎ですか。現実にいるとうざいな。真相のなんとか、真のなんとか、本当のなんとか、こういう本のタイトルを見てしまうと、まず買いません。怪しいもん。新手の詐欺に感じる。結構ひっかかるのはなんでだろう。
Posted by てっき at 2014年07月12日 03:20
「ゲーム脳の恐怖」や「買ってはいけない!」を一読して鼻で笑っていた父がアポロ計画陰謀論はあっさり信じてしまっていたのにはびっくりしたなぁ
名探偵も常に名探偵ではいられないようで
Posted by ああ at 2014年07月13日 06:10
いますねえ、迷探偵。証拠もなしに犯人を断定と言うと、子供が殺された事件で、父親が怪しいとブログに書いたタレントもいましたっけ。同じ事件で、朝のワイドショーの司会者も似たようなことを言ってました。自分達の発言の影響力ってものか、分からないんでしょうか?
私はこういう話題になると、ロス疑惑を思い出します。発端がまさに、週刊誌による推理ごっこでしたし、三浦氏を犯人と決めつけた報道には辟易しました。例え一部とはいえ、三浦氏が有罪判決を受けて一番ほっとしたのは、マスコミ各社だっのではないかと思います。
自分自身が迷探偵を気取らないように、自戒したいとおもいます。
Posted by カルスト at 2014年07月13日 12:04
山本先生の言われる事に理があるのは分かりますが、世間には「事実は小説より奇なり」を地で行く事実があるのも間違いありません。

例えば最近再び紙面を騒がせています「北朝鮮拉致問題」ですが、金正日が拉致を認めるまで拉致を捏造と主張する左翼系の団体や個人が数多くいたのは事実で、彼らは日本の右翼や政府が捏造した詭弁と主張していました(彼らの実名などはWIKIの「北朝鮮による日本人拉致問題」に記載されています)。

独立国家が戦争状態に無い国の一般国民を拉致するというスパイ映画でも行わないような行為が実際に行われ、それを(左翼系中心ですが)マスコミや政党が否定しまくっていたという事があった訳ですから。
Posted by ジャラル at 2014年07月15日 22:36
塩村議員に関しては、僕も山本さんとそっくりな記事を書いたので、もしご興味があればご一読ください。

http://netouyobuster.blog.jp/archives/1005163794.html
Posted by ねこ at 2014年07月17日 01:59
>ジャラルさん

 はい、もちろんそういうこともありますよ。
 でも、「事実は小説より奇なり」というのは滅多にない稀な事例であることもお忘れなく。たいていの場合、最もありきたりの推測が最も事実に近いものです。
Posted by 山本弘山本弘 at 2014年07月17日 09:43
その北朝鮮拉致事件すら、北朝鮮による拉致だと疑いが持たれたケースで、実際には殺人事件だったり、事故によって亡くなっていたケースがあったのも事実ですね。

足立区女性教師殺人事件
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E8%B6%B3%E7%AB%8B%E5%8C%BA%E5%A5%B3%E6%80%A7%E6%95%99%E5%B8%AB%E6%AE%BA%E4%BA%BA%E4%BA%8B%E4%BB%B6

漁師が行方不明→「北朝鮮による拉致だ!」→巻き取った漁網の中心から発見
http://engawa.2ch.net/test/read.cgi/poverty/1377990386/

日本政府が認定した北朝鮮による拉致で、北朝鮮側が認めているのはその半数以下というのが実情です。
Posted by みちん at 2014年07月18日 07:30
>ジャラルさん

>金正日が拉致を認めるまで拉致を捏造と主張する左翼系の団体や個人が数多くいたのは事実で

 拉致を捏造と主張していたのは、左翼系に限らずとも良いと思います。

 「『北朝鮮は海辺の日本人を海底戦車でさらいスパイにしたてあげる』という話をマジメに論じた本もある」

 これは『脳天気教養図鑑』という漫画の中の一文ですが、「フォークロアを通りこしてデマになる」と書かれていました。著者は唐沢商会で、左翼系とはいえない方ですらこの様な具合でした。一般的な日本人なら尚更、「拉致」など眉唾物と考えていたと思います。

 韓国・中国叩きのものばかりの日本のメディアや、在日朝鮮人の方々へのヘイトスピーチが溢れかえる嫌な時代とは大違いであったのですね。
Posted by 弓タロー at 2014年07月19日 20:43
で、なんで南京虐殺だけは本当にあったと信じてるんですか、山本先生は?
Posted by 山田 at 2014年07月20日 06:25
自分は「太陽光発電のFIT制度で認可されない事業者が出ているのは、大手の電力会社が妨害しているからだ!」という迷探偵ぶりを発揮するツイートを目にしたのを思い出しますね。
実際は認可だけ受けておきながら放置しておく投機目的のエセ事業者が後を絶たないせいで、正規の事業者の入る余地が無いからだというツッコミが即座に入っていましたが。
Posted by ライザ at 2014年07月25日 19:06
此方では初めての書き込みになります。

「山田さん」さん、貴方は南京だけでなくマレーシアやシンガポール等東南アジアでの敵性華僑に対する「裁判抜きでの虐殺」はご存知ですよね?
(因みにこれらの事は「ネットでは中々見つかりません」。一次資料を地道に探す必要があります)

「南京大虐殺」は「正規の戦闘によらず『ゲリラと思しき者』を『裁判抜きに殺した』事実」が問題なんですよ。
この事は公刊戦史や偕行社でさえ認めてますよ?
「山田さん」さんは国会図書館、靖国神社、防衛研究所何れか好きな所で公刊戦史の該当箇所くらい読んでくださいよ(何れにも公刊戦史は寄贈されており、無料で閲覧できますよ?)…「無知は恥ではないですが、無知に胡坐をかくのは恥」なんです。

仮に「虐殺は無かった」と言うなら「正規な裁判を経て適切に処刑した資料」が無ければおかしいわけで、中共も台湾も、果ては歴史修正主義者も発掘(捏造)をしなければならず、70年以上潜伏期間がある=資料が無いと言うのは不自然ですよ?
実際に「敵性華僑を適切に処分した」資料が実在するなら、山ほど存在しなければならず、それこそ国会図書館と靖国神社、防衛研究所に其々地下10階分の書庫を新築せねばならないですね…寡聞にしてそんなニュースは流れてないですが。

繰り返し言います「正規の戦闘以外で『裁判抜きで処理した』事」が問題なのです。
貴方は「連合軍が戦地でドイツ兵を裁判を経て『合法的に』処分した」「連合軍がニュルンベルク裁判や東京裁判と言う形式で『合法的に』処分した」理由を勉強した方が良いですよ?

山本先生やファンの方々にはお目汚し失礼しました。
Posted by 下田の里 at 2014年08月09日 00:54
「自称名探偵は知識が偏っている」
というのが私の持論w 知識が広いほど選択肢が増えてしまい結論が出しにくくなりますからね。

松本サリン事件ですが、当時大学の同じ学部の友人では誰一人「河野さんが犯人だ」という人はいませんでしたよ。学部は農学部w あんな設備でガスが発生するもの作ったら自分が死ぬ、ってみんな知っていましたから。知らない人は排煙装置がどうなっているのか知らないんですよね。だから見た目ちゃんバーがあればあれだけで毒ガスを防げるとか持ってしまう。むしろ名探偵ならおいてある薬品ではなくそれを作る設備があるかの方を重要視するとおもうんだけどねえ。
本当に河野さんは気の毒だと思います。それとマスコミの不勉強は今も昔も変わりませんね。
Posted by しんや at 2014年08月10日 00:19
虐殺という表現が、客観性を伴わない物でないかなと。
極端な誇張があると全ての資料にも疑いが映ってしまう可能性もあります。
信憑性が高い死傷者数や、日本以外の軍隊の状態も併せて書くべきが、公平性のある歴史評価になるのではと。

敗戦国には認められない権利でしょうが、それを考える資格は、どの国にもあると思います。
Posted by アリ at 2014年08月10日 21:58
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