2013年10月15日

22年ぶりにゲームブック書きました。

 すでに創土社のHPに告知が出ているし、AMAZONでも予約開始されているんですが……。



The Cthulhu Mythos Files
小林泰三 林譲治 山本弘
超時間の闇
創土社 1700円+税
11月7日発売予定

 The Cthulhu Mythos Filesのシリーズで、ひとつのクトゥルー神話作品を題材に、3人の作家が小説やゲームブックを競作するというアンソロジーです。

http://www.soudosha.jp/Cthulhu/index.html

 すでに『ダンウィッチの末裔』(菊地秀行、牧野修、くしまちみなと)、『チャールズ・ウォードの系譜』(朝松健、立原透耶、くしまちみなと)、『ホームズ鬼譚~異次元の色彩』(山田正紀、北原尚彦、フーゴ・ハル)の3冊が発売されていますが、今度は「超時間の影」がテーマ。

 でもって、僕はゲームブック書かせていただきました!

 電話で編集さんから、「中篇小説2本とゲームブック1本が1冊に……」という企画を聞かされたとたん、「ゲームブック書きたいです!」と言っちゃったんですよね。向こうは小説を書いてほしかったみたいだけど。

 だって、久しぶりに書きたかったんだもん、ゲームブック!
 あれ作るの好きだったから!
 最後に出した『4人のキング』が1991年だから、22年ぶり!

 時間ものということで、いっぺんやってみたかったタイムループものに挑戦。同じパラグラフに何度も何度も戻っちゃうんで、いかにしてそのループから抜け出すかがポイント。
 しかし、苦労しました。久しぶりなもんでなかなかコツが取り戻せなくて、やけに時間食っちゃって他の仕事に食いこんだり、もう大変。
 昔、『ウォーロック』で書いてた頃は、200パラグラフのゲームブック、フローチャート作成から原稿完成まで1週間でやったものなんだけど。(まかせてた奴の原稿がひどくてまったく使い物にならなかったので、ボツにして僕が全面的に書き直すはめにになったんですよ)
 あの頃は若かったんだなあ。(しみじみ)



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この記事へのコメント
 山本さんの新作ゲームブックですとー!
文庫派なのですが、これは買い求めます。
雑誌『ウォーロック』の「4人のキング」は確かトランプを配置して数人で遊べるものだったと記憶していますが、この作品にどのような工夫があるのかとても楽しみです。パラグラフ数も!
Posted by ミヤマ at 2013年10月15日 16:46
 クトゥルフ神話でゲームブック!
 創元推理文庫の「暗黒教団の陰謀 輝くトラペゾヘドロン」をプレイした事を思い出してしまいました。

 ゲームブックの話題が出て、ついぞカキコ。FFもドラゴンファンタジー(グレイルクエスト)も、いまだに手元にある自分ですが、一時期のホビージャパンの萌え変換されたファイティングファンタジー、もっと続いてほしかったですねえ。
 当時は自分も作りたかったけど、パラグラフとかフローチャートとかの作り方が全く分からず、結局モノにならずでした。再び、「主人公は君だ!」のワクワクを感じたいものです。
 ウォーロック、日本語版は全部取ってあるので、引っ張り出してゲームブックをプレイしようかな。後期になると未プレイや未クリアのも多かったし。

 しかし、クトゥルフ神話もの。最近じわじわと人気が再燃してますね。
 こうなると、デモべやニャル子さんのような、「クトゥルフ神話を元ネタにした作品のゲームブック」が欲しいところです。80年代のゲームブックブームの時だったら、実現してただろーなあ。

 しかし、刊行されてるこのシリーズ。どれも面白そう。
 最近散在したのでちょっと控えてたけど、買いたくなって困ります。
Posted by 塩田多弾砲 at 2013年10月15日 16:51
 更新待ってました!

>22年ぶりにゲームブック書きました
>久しぶりなもんでなかなかコツが取り戻せなくて、やけに時間食っちゃって他の仕事に食いこんだり、もう大変

 私も、就職活動等で休止状態だったヴァイオリンを久しぶりにやって、すっかり感覚が鈍っていて絶望しかけたのでリアルに怖い話です。

>いっぺんやってみたかったタイムループものに挑戦。同じパラグラフに何度も何度も戻っちゃうんで、いかにしてそのループから抜け出すかがポイント。

 『まどか☆マギカ』のリスペクトですか?

 あと、そもそも地球人には発音できないという設定とはいえ、やはり「クトゥルフ」や「クトゥルー」など呼び方がまちまちですね。『ウルトラマングレート』のラスボス、コダラーとシラリーもそれぞれ「クダラー」「シイラギ」だったり、図鑑によって名称もバラバラだったりしていましたが。
Posted by toorisugari at 2013年10月15日 23:48
妖魔夜行やソードワールドでのリプレイ・シナリオ集とかは書店や古書店で集めてた私でも
山本先生のゲームブックというのは実は読んだことがないんですよね。私。
まあ、22年前は山本先生の作品自体を読んで理解できるような年齢ではなかったので当然といえば当然ですがね(苦笑)。
クトゥルフには興味がありますし、読んでみようと思います。
Posted by ドードー at 2013年10月16日 00:19
ひゃっほう!ハラショー!これは朗報です!
ウォーロック創刊号からの読者で、四人のキングをやり込み、暗黒の三つの顔のラストでザックと結ばれた(笑)僕にとって、こんな嬉しいニュースはありません!(^-^)/
ゲームブックの新作自体、鈴木直人先生の「チョコレートナイト」以来ですから、すごく楽しみです。しかもクトゥルフネタですか~。「暗黒教団の陰謀」でクトゥルフを知った僕としては、再びゲームブックでクトゥルフ神話の世界に飛び込める事が嬉しくてたまりません!タイトルからすると、「イ=スの偉大なる種族」絡みでしょうか?「クトゥルフ・ハンドブック」の付属シナリオを思い出しますね。ぜひ、購入させていただきます!
Posted by スバル最高! at 2013年10月16日 21:33
実に楽しみであります。すげえ久しぶりだなあ。ゲームブック。
それも不条理じゃないようなゲームブック。
いや、不条理は不条理でもはや様式美ですらあって楽しみなんですけど。
秋の夜長にやってみようか。

あとフーゴ・ハルが日本人だと知って仰天したのは私だけでしょうか。
Posted by あのつ at 2013年10月16日 22:33
猫も杓子もSNSなこの御時世にゲームブック…なんだか一周廻って逆にクールかつパンクですね。
既に時空がループしてるのか、はたまたイエスタデイワンスモアの差し金かww

そんな面白企画で最高に俺得な人選をなさる担当様にはヴィンテージ物の黄金の蜂蜜酒でも献上しちゃいたいね!持ってないけど!


なにやら最近、阿倍野に西日本最大級のジュンク堂が出来たらしいから、発売日に突撃予定。
でも、大きな書店に行くとついテンションが上がってお目当て以外の本もタイトル買いやらジャケ買いやらで色々買っちゃうのよ。『私がモテないのはどう考えてもお前らが悪い!』とか『できる男はウンコがデカい』とか。


だ、大丈夫…私は読むのがちょっと遅いだけ。積ん読じゃない…大丈夫…。
Posted by 活字スキー at 2013年10月18日 21:00
amazonで予約させていただきました。
山本先生の作品で一番最初に触れたのがウォーロック掲載のモンスターの逆襲でしたので感慨深いものがあります。
あと、四人のキング懐かしいです。当時TRPG仲間とよくプレイしましたけど好評でした。
そういえば、ご存知かもしれませんがこんな動画ありました。
http://www.nicovideo.jp/watch/sm12932352

最近コミケでも本格的な装丁でゲームブックを出しているサークルさんもいますし、オールドファンとしては嬉しい限りです。
Posted by 安冶 at 2013年10月27日 02:29
モンスターの逆襲をつい思い出しました。
今でも大好きな作品です。
22年間待ってました!
Posted by Z.Z.Zombie at 2013年11月19日 11:21
例の読者への説明責任を舐めているとしか思えない女性編集者のいる会社には、ビタ一文も払いたくなかったので私はこの本は買いませんでした。
(私はこのシリーズの別の本に参加している立原透耶先生のファンでもあるのですが、あの女性編集者が絡んでると思うと……。ああ、腹立たしい!!)
しかし、怒ってばかりでは非生産的ですので、この苛立ちのエネルギーを別の事に使おうと思い、馴染みの古書店を手当たり次第に探しまして、ようやく見つけましたよ!「モンスターの逆襲」を!
遊んでみましたが、奥が深かったです。何度も死にましたし(例えば戦士ブリンケンのところにたどり着くまでに何度も騎士に殺されたり、溺れ死んだり……)、何度かいろいろ試さないと真のエンディングにはたどり着けませんし、「あれはこれの伏線だったのか!」と驚く事も多かったです。
あと、解説の近藤先生(確か冒険企画局の方でしたよね)の言葉がいろいろ時代を感じさせました。TRPGが大流行していた時代があり、山本先生が「ゲームの職人」「天才」と呼ばれていた時代があったのだと。
(グループSNE時代のリプレイやシナリオの作品も存じ上げていますが山本先生には小説家のイメージが強いもので。しかし「モンスターの逆襲」のクオリティからして確かに頷けました)。
あの女性編集者に怒りを感じなければこの本に出会えなかったと考えれば、災い転じて福と為すと思えなくもないです。
次は著者略歴にある辰巳出版の「剣と魔法と竜の国」を探してみる事にします。時代を越えて良い作品をありがとうございました!
(でも、新作も読みたかったのにホントにあの女性編集者は……)
Posted by ドードー at 2013年12月01日 15:55
>ドードーさん

 『風立ちぬ』での時もそうでしたが、あなたの文章から凄まじい怒りを感じられます。『リアリスト』でなさった推測の間違い(実は私も同じことを考えていました。後出しじゃんけんで申し訳ありません)から気になったのですが、ドードーさんは冷静でいらっしゃるのが一番だと思います。
 不要な気遣いを失礼しました。
Posted by toorisugari at 2013年12月03日 22:55
>toorisugariさん

いえいえ、まさにその通りです。まったくもって……。
私も常に冷静でありたいとは思っているものの、怒りのツボというものがありましてね……。
こんなに怒ったのって、荒唐無稽で理不尽な大手宗教団体Sの勧誘員とそんなのに騙されて私を陥れようとした元・友人以来ですよ。
まあ、言い訳がましいですが、迷惑かけてすみませんでした……。
Posted by ドードー at 2013年12月07日 22:14
>ドードーさん

 迷惑だなんてとんでもない!それに(言い訳だとしても)理由をちゃんと説明することは必要だと思います。
 ご返答有難うございます。
Posted by toorisugari at 2014年01月24日 01:26
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