2009年03月28日

メイド(だけじゃないけど)喫茶めぐり

 3月22~24日の3日間、娘の小学校卒業祝いを兼ねて、親子2人で東京旅行を楽しんだ。いつも苦労をかけている妻に、ゆっくり休んでもらうという意味もあったのだけど。
 いちおう国立科学博物館なんかも見学したのだが、何と言ってもメインは、メイド喫茶をはじめとする変わったコンセプトの喫茶めぐりである。
 娘が好きなんだよ、メイド喫茶。
 いまだにこういうのを、実際に行きもしないで風俗か何かと勘違いしている人もいるようだが、みんな健全な雰囲気なんだよ。僕も何度も行ってるし、日本橋にある店には家族連れで入ったこともある。子供同伴でもかまわないのだ。
 3日間で回った喫茶をすべてご紹介しよう。

●cos-cha(こすちゃ)
http://www.cos-cha.com/index.html

 見つけるまで、雨の中をずいぶん迷った。サイトに載ってる地図が分かりにくいんだよー。
 ここはメイド喫茶ではなく、コスプレ喫茶である。毎日、コスチュームが変わって、この日はよくあるフリフリのドレス。スク水の日なんかもあるらしいんだけど、幸いにも行った日は違ってました(笑)。 さすがにスク水は行くの恥ずかしいわ。
 中に入ったらテレビがあって、志村けんの出ているバラエティ番組のビデオを流していた。前にこの店が紹介されたことがあるらしい。
 激辛メニューもある。僕は注文しなかったのだが、食事しながらテレビを見ていたら、番組で出演者がそれを食べていた。ハンバーグに真っ赤になるほどトウガラシをぶっかけるんである。うわっ、注文しなくて良かった。
 デカ盛り・早食いメニューもある。早食い・早飲み勝負に勝つと、店の女の子(エンジェルと呼ばれる)とのチェキを撮らせてもらえる。しかし、負ければ罰としてエンジェルからビンタ。
 ちょうど僕らが入った時、早食い勝負に負けて、ビンタされている男がいた。
 うわっ、痛そう!
 冗談でペチンと叩くんじゃなく、思いきりバッチーンですよ。すげえサービスだ。
 M男子向けの店?

●メイド喫茶学院fille(フィーユ)
http://filles.run.buttobi.net/

 長いカウンターがあり、客とメイドさんが割とフランクに話せる雰囲気。
 最初、チャージ料が90分で1,500円(1ドリンク・メイドとのミニゲーム付き)というのに、「げっ」と思ったのだが、そんなに高いわけではないと分かった。
 というのも、女性客には「メイド服を無料貸し出し」というサービスがあったのだ!
 小学生にも合うサイズの服もあって、娘はメイドさんのコスプレができてごきげんである。
 ちなみに僕は、メイドさんとのゲームに負けて、罰ゲームとして、ずっと猫耳つけてました(笑)。 ビンタよりはいいけどさ。

●Edelstein(エーデルシュタイン)
http://www.cafe-edelstein.com/top.html

 ここが今回の喫茶めぐりの本命。
 原宿にある男子校喫茶である。  ギムナジウムを模した雰囲気で、教師や生徒に扮したイケメン男性たちがおもてなししてくれるんである。イケメン好きの娘のために選んだ。 最初は池袋の執事喫茶に行こうと思っていたのだが、予約がいっぱいで取れなかったので、代わりにこっちにしたのである。
 さほど広くはない店だけど、落ち着いた上品な雰囲気がなかなか良い。急に店員(生徒)がピアノを弾きはじめたり、本棚からおすすめの本を出してきてくれたりする。
 評判通り、みなさんけっこうなイケメンである。 娘はかなり緊張していたらしく、店員とはほとんど言葉を交わさなかった。でも、楽しかったらしいのでいいか。

 意外だったのが、僕ら以外の5人の女性客が、ほとんど店員と話をしていなかったこと。うち4人は店員を見もせず、本に読みふけっていた。 てっきりこういう店の客は、店員との会話を楽しみにやって来ると思っていたのだが。
 アキバやブクロと違って原宿だから、オタクっぽい女性は来ないのだろうか? だったらどうして彼女たちはこの店に入ったのだろう?
 知り合いの話によると、一部のメイド喫茶でも、メイドさんを無視して本を読みふけっている男性客がよくいるらしい。 読書だったらどこの店でも良さそうなものだが、こういう雰囲気でくつろいで本を読みたいということだろうか?
 ちなみにメニューは、紅茶1杯で1100円(!)。2人で食事もしたんで、1万円が飛びました。
 デザートのケーキはおいしかったけど、食事の方は、スープ以外にはサラダとソーセージだけで、ちょっと貧弱。もうちょっとバリエーションが欲しい。

●猫カフェ にゃんころ
http://www.nyankoro.com/


 前にも行ったことのある、猫と戯れることのできるお店。 カフェと言っても喫茶店風ではない。普通の小さいオフィスか何かを改造したらしく、板の間にテーブルが置かれているだけ。飲み物はすべて自分で機械から注ぐという究極のセルフサービス。正直言って、かなり貧相な印象である。
 でもね、猫がかわいいんだよ!
 8~9匹もいて、それが自由に走り回ったり、じゃれたり、寝たりしているのを、眺めたり触ったり写真を撮ったりできるのだ。ああ、すごく癒される。猫好きなら何時間でも過ごせる夢の空間である。 ちなみに、入店時と退出時にはアルコールで手を消毒することになっていて、衛生面にも気をつかっている。
 写真を撮ろうとしたけど、猫はすぐに動くもので、なかなかベストショットが取れない。止まっているところを狙っても、こっちがシャッターを押した瞬間に動くのである。オートフォーカスの動作音を察知して逃げてるんじゃないかと思えるほど。

 案の定、猫好きな娘はおおいに喜んでくれた。しかし……。
 アレルギーが出ちゃいました(^^;)。

 そうか、お前は猫アレルギーだったか。ペットショップの猫や近所の猫は平気だったんで、猫カフェもだいじょうぶかと思ったんだけど、接触しすぎるとダメみたいだね。
 僕にはアレルギーはまったくないんで、僕の遺伝子が強かったらいいのにと願っていたんだが、どうもこういうとこは母親似らしいな。
 猫と遊べないとは、不幸なことよ。

●MaiDreamin(めいどりーみん)
http://maidreamin.com/

 今回まわった中で、最もオーソドックスなメイド喫茶。 女性客も何人か入ってて、メイドさんとの雰囲気は和気あいあい
 メイドさんがスパゲティをかき混ぜてくれたり、ケチャップで字を書いてくれたり、アイスコーヒーにクリームとシロップを入れてくれるのは嬉しいのだが、いちいち、

「萌え萌えビーム♪ おいしくなあれ♪」

 とやるのには参った。しかもメイドさんだけがやるんじゃなくて、客にも言わせるのよ、「萌え萌えビーム♪」って(苦笑)。
 僕は娘がいっしょだったからまだやれたけど、1人だと気詰まりだぞ、これ。


 あまり順位はつけたくないが、今回まわった中では、個人的にはfilleが一番かなと思う。
MaiDreaminも、「萌え萌えビーム♪」さえ我慢できれば、いい店だと思う。



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この記事へのコメント
山本弘先生。
僕も東京に行きたいけど金がない(笑)

個人的に行ってみたいのは池袋の乙女ロードの執事喫茶。

どんな客が来るのか見物してみたい。
好奇心で(笑)
Posted by ダーク・ディグラー at 2009年03月28日 23:54
山本先生のこの記事を読んで私もメイドカフェに行ってみました。
MaiDreaminに、単身で。

オムライスを頼んだのですがメイドさんに
「萌え♪萌え♪ニャン♪ニャン♪おいしくなーれ♪chu♪」
の「chu♪」の部分だけさせられました。

……えー「chu♪」だけでホント助かったっす(^^;)
Posted by roocie at 2009年04月07日 00:35
はじめまして。
17~8年来の山本弘先生の一ファンです。
とっても緊張してますが、思い切ってコメントさせていただきます。
秋葉原で2番目に古いメイドカフェひよこ家を経営してます。
5年くらい前にと学会の会員の皆様も例会の後に10人ぐらいの団体で2,3回お立ち寄りいただいた事もあります。志水一夫先生にはその際mixiでメイド喫茶コミュニュティを立ち上げていただいたみたいです。
うちのお店も、昔から親子連れでいらっしゃるお客様が何組もいます。
お店の宣伝のつもりではないのでもしこのコメントが不適切なら、非公開にしてください。
(私もヒロインドリームとおもいっきり探偵団覇亜怒組が好きです)
Posted by まい(メイドカフェひよこ家 店主) at 2009年05月17日 11:23
 山本さん、改めて明けましておめでとうございます。本年もよろしくお願いいたします。

 この度この記事にコメント致しますのは、猫とアレルギーについて無性に書きたくなったからです。
 私は今、海外留学でホームステイをしていますが、そこの家族が18歳になる猫を1匹飼っているのです(名前はホリィ。ホーリィかも)。非常にのんびりとした性格なのですが、鳴き声が高くも長くもなく可愛らしく、朝はいつも癒されています。時々トイレの場所が分からなくなるらしくあちこちで用を足したり、何故か洗面所の底に残った水滴を舐めるのが好きだったりしますが(その為にバスルームでジャンプするのですが、その時は老年とは思えない跳びっぷりを発揮します)、ソファで丸くなったりこちらを見上げたりする動作ひとつひとつから愛嬌が漂ってきます。小学生の時に自分より大きかった犬2頭にじゃれ付かれ圧し掛かられた経験以来、犬を筆頭に動物に苦手意識を持っていた私でも時々撫でてあげたりしています。少し前に進めた気がしました。

>接触しすぎるとダメみたいだね

 その後、美月さんの猫アレルギーはいかがでしょうか(そもそもこの記事の時のアレルギーがどういった症状だったか分かりませんが。皮膚が赤く腫れたりなされたのでしょうか。或いはくしゃみが止まらなくなるとか。また、記事に寄れば真奈美さんも猫アレルギーのご様子ですが症状は類似したものなのですか。今更色々お尋ねしてすみません)。
 私はこれも小学生の頃の話なのですが、大叔母の家で筍採りをして(庭が竹林になっていました。今は見通しが良くなるようある程度伐採され、家共々市の文化財になっています)その日の夕食にも筍を食べた翌日、全身に蕁麻疹が発症しました。体のあちこちに腫れ物が出来、熱と痒みがずっと続いた、苦しい期間でした。皮膚科の医師に診断して貰いましたが、蛾の鱗粉が云々という説明をいただいた後に塗り薬をもらって使い続けたにも拘らず改善されず、別の医師の所に行きました。すると症状を見るなり、竹薮に入ったことや筍を食べたことを言い当てられました。あの時の(医師の)先生の凄さは今でも忘れません。そしていただいた忠告通り、1年間竹薮に入らず筍を食べないでいた結果(筍は大好物だったので我慢するのは辛かったです。今でも短気なのはあまり変わっていないかもしれませんが)、蕁麻疹は1週間で引き、筍アレルギーも完治しました。健康の大切さを身に沁みて教えられた経験でした。
 山本さんの、そして美月さんや真奈美さんのご健康を改めてお祈りさせていただきます。

 長文を失礼致しました。
Posted by toorisugari at 2014年01月07日 01:51
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