2012年09月16日

『去年はいい年になるだろう』文庫化

 2年前に出版され、昨年の星雲賞日本長編部門を受賞した『去年はいい年になるだろう』(PHP出版)が文庫化されました。今月18日から書店に並ぶ予定です。



 ストーリー解説はこちら

 文庫版の解説は、作中にも登場していただいた、グループSNE社長の安田均氏にお願いしました。
 作中で僕が安田さんに借金を頼みに行くくだりがありまいすが、これは実際の体験が元になっています。『神は沈黙せず』を出版する直前、経済的に困窮し、安田さんに借金したことがあるのです。
 今回、安田さんはその時の会話を再現しています。僕もすっかり忘れてたけど……ああ、確かに言ったよ、こういうこと! 安田さん、記憶力いいなあ。
 そうそう、最初は角川書店に印税の前借りを頼んだんだけど、断られたんですよ。角川では作家に前貸しする金の限度額があるらしいんだけど、あの頃、某女性作家が一人でその枠ぎりぎりまで借りちゃってたもんで(誰のこととは言わんけど、言わなくても分かるでしょ(笑))、他の作家が借りられなくなってたんですよ。
 まあ、借金はすぐに返せたから、べつにいいんですけどね。

 他にも安田さん、作品の背景について、いい解説を書いてくださっています。単行本を読まれた方も、下巻の解説はぜひ書店で目を通していただきたいと思います。


タグ :PRSF

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この記事へのコメント
下巻の安田均社長の解説読ませていただきました。
仮想現実/現実崩壊SFを論ずる時、山本先生がハミルトンの「フェッセンデンの宇宙」(河出文庫から最近、以前発売された単行本に新たに3編加えた文庫版が出ました)を基調としているのに対して、安田社長は山本先生があまり評価しないディックを基調とする点が興味深いですね。
Posted by RANDIA at 2012年09月17日 22:30
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