2011年07月27日

『僕の妹は漢字が読める』の感想がひどい件

 かじいたかし『僕の妹は漢字が読める』(HJ文庫)というライトノベルが話題になっている。
 日本人の国語力が衰退し、漢字を読める者がほとんどいなくなっている23世紀の日本。そこで生まれ育った少年が主人公のコメディだ。
 まず最初に言っておくと、僕はこの作品を評価しない。
 5点満点で2点ぐらい。
 なぜかというと、せっかくの面白い設定をぜんぜん使いこなしていないからである。
 まず、主人公の生きている23世紀の日本の描写。アニメやラノベ的な感性が当たり前になっているという設定なんだけど、そこの描写が甘い。「二次元総理」というネタには笑ったけど、笑えるのはそこぐらい。
 こういうのは、もっといろんなディテールをぶちこんで、この世界のおかしさをたっぷり見せれば、はるかに笑える作品になっていたはずだ。だが、作者はそこまで深く考えなかったようだ。そのへんがSFを読みなれた人間には、ものすごく歯がゆい。
 たとえば主人公が「童貞」という昔の言葉を知らないというシーンがある。じゃあ、この世界では「童貞」はどう呼ばれているのだろうか。いや、そもそもこの世界では、童貞という概念は現在の我々のそれとはまったく異質なものになっているのではないか。たとえば、2次元の方が3次元より重視されている世界では、むしろ肉体を持った女性との性交渉が異端とされているのではないか。そのせいで人口は減少に向かっているのでは……と、いくらでも想像は広がるはず。
 また、妹が「童貞」という言葉の意味を質問されて恥ずかしがるというのも、よく分からない。この世界でも童貞は恥ずかしいことなのか? 彼女は漢字が読めるというだけで、この世界で生まれ育ったんだから、感性は基本的に23世紀人のそれのはずなんだが。
 あと、主人公が精巧なロボットを見て「これは凄い」と感心したりするのも変。2世紀経ったらそんなものは当たり前だろう。
 しかも、この時代になってもまだ本は紙でできていて、主人公が尊敬する作家に見せてもらう原稿も、紙にプリントアウトしたものなのである。ないない、それはない。「30世紀にちゃぶ台」並みにありえない。
 主人公が21世紀のエロゲのポスターを見て「宗教画だ」、美少女フィギュアを見て「マリア像だ」と勘違いするというのも、明らかに作品の世界観に反している。むしろ宗教画を見てエロゲのポスターだと勘違いするべきではないのか。
 まあ、ギャグ作品で細かいところまでつじつまを合わせろとは言わないが、主人公の考え方が作品の設定と矛盾しているのは、さすがにいただけない。
 この作品を「ラノベ批判だ」と早とちりしている者もいる。そんなことはない。僕の目には、むしろ作者はラノベの定石に忠実すぎて、そこから飛躍できていないと感じる。
 後半、21世紀にタイムスリップしてきた主人公が高校に通うようになるのだが、その展開に無理がありすぎるうえ、必然性がまったくない。漢字の読み書きができないので苦労するのを見せたいなら、学校でなくても、日常生活で十分だろう。どうも「ラノベの主人公は学校に通うもの」という定石に縛られているだけのように見えるのだ。
 主人公と妹の関係も、さすがに見飽きた。新味がない。

 つーか、この設定だけくれ! 僕に書かせろ!
 頭からすべて書き直して、面白い作品にしてやるから!

 ……とまあ、いろいろ書いてきたけど、僕はべつにこの作品に腹は立たない。シオドア・スタージョンが言うように、どんなジャンルでも90%はクズなのだ。ハズレに当たるたびに、いちいち腹立ててなんかいられない。
 僕が腹が立ったのは、むしろこの作品を批判している連中の方である。

http://blog.livedoor.jp/goldennews/archives/51641055.html

>地の文が酷いw
>ラノベってこんなレベルばっかりなの?

>設定以上に文章がひどい
>これでプロの作家を名乗れるんだから、ラノベはマジキチ

 ……あのさあ。
 君ら、一ページ目に書かれている設定、ちゃんと読んだ?
 これは漢字の読み書きができない主人公が書いたハチャメチャな文章を、現代の読者に向けて「意訳」したっていう設定なんだよ。それで文章が上手かったら、逆におかしいだろう。
「我輩」の一人称のパートを読めば分かるように、作者はちゃんとした日本語を書ける人なのだ。わざと下手な文章にしているのである。

>このものがたりちゅうにつかわれている『じゅうこうだ』のひとことをとりあげてもいみがとくていできない。
>ぜんごぶんのつながりで、そのいみをはんだんするしかなく、にじゅうさんせいきせかいではあるいみどくしょのちからはこうじょうしているのだろう。

 もちろん「重厚だ」というのも原文では「ずっしりん」とか書いてあったのを意訳したということなんだろう。それぐらい分からんのか。

>隙のない美貌の妹を持つ兄が何でこんなB級顔なんだよ

 義理の妹だって、ちゃんと説明されてるだろ!?

> こんなのが許せられる時代って・・・・

 うん、確かに「許される」という言葉もまともに書けない奴がいる時代って悲しいよね(笑)。

>それとも俺が知らないだけで、こういう良い意味で阿保なラノベって多いの?

 無理して慣れない漢字使うことないぞ。阿呆はカタカナで書け。
 もしかしたらスラングのつもりで使ったのかもしれないが、阿保(あぼ)という姓の人は実在するので、こういう使い方をしてはいかんと思う。

>ラノベやケータイ小説なんかが面白いとか言ってる馬鹿が増えれば、いずれ日本はこんなアホみたいな世界になるぞって、警笛を鳴らしてるわけだ

 鳴らすのは「警鐘」な。警笛鳴らしてどうする。

>発想は良かった、のだと思う。過去形。
>「現代文学」とやらが、日常会話とかけ離れている時点でもはや「韻文」なのだろうか、これはまさに「読めません」だ。文学ならばそれでいいのだろう。読めないが。

 お前の文章の方が読めません(笑)。日本語が崩壊している。そもそも「韻文」の意味を分かってるのかも疑問。

>なんかブラッドベリの「華氏411」思い出した。

 有名なタイトルを間違えるな。

>この程度のやつと筒井康孝を比べるなよ

 筒井康隆氏を引き合いに出すなら、名前ぐらいちゃんと書け。失礼だ。

>何がどうすごいかすげえ気になるけど長すぎて読む気分になれない・・・

 ギャグだよな!? ギャグだと言ってくれ!
 かと思えば、変な深読みしている連中もいる。

>もしかしてこれって漢字教育廃止した某半島国家を揶揄してるんじゃないのか・・・?

>というより、どう考えても元ネタはハングルと漢字が読めない韓国人をネタをしているとしか思えん。

 いや、そんな意図、ないない(笑)。

>「自分は文筆業である。
> 漢字を繰り、
> 言葉を紡ぐ者である。」
>という自負に溢れた文章書きが放つ、
>独特の自己(と同類)への陶酔を伴った
>自慰作品であると感じた。

>ケータイ小説とかラノベを皮肉ってるように思わせて、実は村上春樹を始めとした現在の純文学を皮肉ってるんじゃないか

 だからそんな高尚な意図ねえって!
 君ら、赤いパンツが「重税に苦しむ日本国民の心情を表現している」と言った、作中のオオダイラ先生と同じ間違い犯してるよ!

>これラノベを暗に否定(危惧?)してるわけだよね。
>普段からラノベ通読してる人達はこれ読んでどう思うんだろう…

 どうも思いません。ジャンルの定石を皮肉った自虐ネタなんて、ラノベには珍しくないよ。
 これで「すごい」と騒ぐのは、ラノベにどんな作品があるかを知らない人間ではなかろうか。

>ラノベは文学じゃない
>絵の書けない漫画家の逃げ道

 はいはい、ラノベを読んだことのない奴の典型的な偏見ね(笑)。
 ついでに言うと、絵は「書けない」じゃなくて「描けない」って書くんだよ。「描」は小学校で習う漢字だと思うけど?

>こんな引き込まれない導入は始めてだが、ラノベってみんなこうなのか?
>普通の小説は最初の半ページでガッツリ掴んでくれるぞ?

 普通の小説でも半ページでがっつりつかんでくるものなんて、そうそうないんだが。お前はいったい何冊ぐらい小説を読んだうえで言ってるのかと、小一時間ほど(以下略)。

>イラストが致命的にダメだ。もうその時点で読む気せぇへん

 イラストで否定!

>内容に主義・主張があればこんなどこかで見たようなタイトルにはなるまい。

 タイトルすら否定!
「僕の妹」というフレーズが入っているだけで、便乗作品だと思いこんでいるらしい。

>他人の作ったものを踏み台にするような作品はちょっと

 パロディとかオマージュとか全否定!?
 いや、参った。あきれた。
 頭の悪いラノベを笑っているつもりかもしれないが、実はそのラノベの設定や作者の意図を理解する読解力さえない(難解な文学作品ならともかく、ラノベだよ?)。
 作者の文章を笑っているつもりかもしれないが、実は自分もまともな日本語が書けない。
 さらには、中身すら読まず、タイトルやイラストの印象で評価する。
「普通の小説」と比べてラノベをバカにしてるけど、実は決定的に読書量が少ないことが露呈しているではないか。おそらく普段、ラノベすら読まず、マンガばっかり読んでるんじゃないかしらん。
 これでは2世紀ぐらい経ったら、本当にこの作品のような世界になってしまうんじゃないだろうか。心配だ。



同じカテゴリー(ライトノベル)の記事画像
ライトノベルについていろいろと(後)
ライトノベルについていろいろと(前)
『マップス・シェアードワールド2―天翔ける船―』
同じカテゴリー(ライトノベル)の記事
 ライトノベルをめぐる仮説いろいろ (2014-10-25 16:32)
 『ラプラスの魔』(完全版) (2014-09-18 18:41)
 日下一郎『“世界最後の魔境"群馬県から来た少女』 (2014-02-04 16:34)
 『俺の妹がこんなに可愛いわけがない』最終巻 (2013-06-16 17:43)
 ライトノベルについていろいろと(後) (2012-10-28 16:38)
 ライトノベルについていろいろと(前) (2012-10-28 15:42)

この記事へのトラックバック
amazonレビューは政治的主張をする人たちに乗っ取られつつあった - 情報の海の漂流者 amazonのレビューに実際に購入したことを証明する機能がついたということが話題になっていた。 この制...
[ネット][身辺雑記]絶対に参考にならないAmazonレビューコレクション【法華狼の日記】at 2012年03月25日 09:12
この記事へのコメント
いやー、後半笑わせていただきました。「自分を知らない」というのは恥ずかしい事ですね(自戒の意味を込めて)。

ところで私のブログに毎日のようにいわれのない誹謗中傷のコメントをつける「クズども」がいるのですが(きっかけは私が読者になっている女の子のブログに誹謗中傷のコメントをつけたのを注意したら矛先を私に向けたようです)、文章がホントに幼稚過ぎるのです。

平気で「おまえゎ、早くうちみたいに一人前になれ!」などというコメントをつけてきます。

「一人前」の人間が人様に「おまえゎ」なんて言うか!(笑)

何となく通ずる所があるなぁ、と思いました。こんな奴らが日本の将来を担うのかと思うと目眩が…

勿論私はそいつらを「クズ」と侮蔑したコメントを返しています(笑)

入れ食いです(笑)

「クズ」は餌を見ると食いつかずにはいられないようです。

当分続きそうですが、最近はクズもネタ切れらしく、文章がワンパターンなのが残念です(笑)。

では失礼します<(_ _)>
Posted by 磯田勝利 at 2011年07月27日 17:08
>普通の小説は最初の半ページでガッツリ掴んでくれるぞ?

想像ですが、「半ページ」というのは1ページの半分、という意味ではなく、全ページの半分というのをうまく表現できなかっただけではあるまいかと。もしかしたらですが。
Posted by いさみ at 2011年07月27日 18:54
蕎麦を食べながら読んでいたのですが、

>イラストが致命的にダメだ。もうその時点で読む気せぇへん

のところで笑ってしまった。いや、笑いを堪えたために、鼻から蕎麦が飛び出てきたorz

だったらマンガ読めよ、マンガ!
Posted by なざろふ at 2011年07月27日 20:33
 変なタイトルだと思ったら、「26世紀青年」の変奏だったのか(^^。
 http://www.amazon.co.jp/26%E4%B8%96%E7%B4%80%E9%9D%92%E5%B9%B4-DVD-%E3%83%9E%E3%82%A4%E3%82%AF%E3%83%BB%E3%82%B8%E3%83%A3%E3%83%83%E3%82%B8/dp/B001JF2QS4

 広瀬正の「みんなで知ろう」、山崎浩一の「東京大発掘」のようなパロディ考古学SFは結構好きで、先だっての「喪われた惑星の遺産」も楽しく拝読しただけに、この設定で先生が書いたらどうなるかは興味が湧きますね。
 
 しかし…念入りに自意識を抹殺してのけた伊藤 計劃をして「純文学批判」とかいうなら判るが、これはなぁ…(面白い誤読って嫌いじゃないですけど、スベってるとしか(^^;)。
Posted by 魔道化マミった at 2011年07月28日 11:56
 確かに、折角設定を作ったのなら、一発芸的なその場限りの使用ではなく物語に絡ませないと勿体無いですよね。
 ところで、

>イラストで否定!

 今更ですが山本さんに謝らなければならないことがあります。それは「まどか☆マギカ」、「見逃した」という以前の書き込みは嘘で、本当は絵がどうも好きになれなかったせいで「意図的に見なかった」のです。山本さんの記事を見なければ、恐らくニコニコ動画での再放送も見逃していたでしょう。御免なさい。
Posted by toorisugari at 2011年07月28日 12:00
>おそらく普段、ラノベすら読まず、マンガばっかり読んでるんじゃないかしらん。

事実に反する批判に立腹したのは共感できますが、
ラノベを愚弄された怒りでマンガを愚弄するのは全く共感できません。
「小説は高尚だがマンガは低劣」と山本さんがお考えならば仕方ありませんが…(そういう考えの方を説得する気力がもう湧きません…)

ラノベしか読まなかろうが、
マンガしか読まなかろうが、
ゲームばかりでも、アニメばかりでも、お笑い番組ばかりでも批難される謂れはないし、
デマの流布等に加担していない限り他人の娯楽に口を挟むのは傲慢だと思っています。

代替娯楽の低価格化と多様化で小説読者数は減るかも(ケータイ小説、スマホやタブレットPCを考えると減らないかも)しれませんが、
カナモジだけでカいたブンのアットウテキなヨみニクさと
漢字カナ交じり文の圧倒的な読み易さを比べると、
ゲームばっかやってても、アニメばっか観てても、
日本語が滅びない限り漢字カナ交じり文も滅びないだろうな、
と感じています。
Posted by http://twitter.com/#!/seqiq at 2011年07月28日 17:12
どういう作品なのか読んでみないことには何とも言えないので保留しますが、これじゃあ批判じゃなくて只の悪口でしょう。批判する側にビジョンがなければ、只の悪口で終わります。

中には単なる下衆の勘繰り(と言うより只の妄想か偏見)の域を出なかったり、「実際作品を読んで言っているのか?」と思うようなものもありますし…感想、批評という名の悪口大会を見るのはこれ以上ない苦痛である、私にはそれだけです。
Posted by 59630 at 2011年07月28日 18:42
>おそらく普段、ラノベすら読まず、マンガばっかり読んでるんじゃないかしらん。

この連中、そのマンガに対してすらロクな読解力が無い様な気が・・・
Posted by 餃子少年 at 2011年07月28日 18:47
「文章に対して文章で感想を書くのには読解力と
文章力を同時に求められる」って事ですね。

自分も気をつけよう……
Posted by きれきれて at 2011年07月28日 20:46
>> 無理して慣れない漢字使うことないぞ。阿呆はカタカナで書け。
>> もしかしたらスラングのつもりで使ったのかもしれないが

 該当する文章を書いたものでも何でもありませんが、この一文は取り下げられた方がよろしいかと思います。

 アホを阿呆と書くのはスラングでも何でもありません。

 以下、手持ちの電子辞書(CSIOのEX-WORD)から引用します。


 「あ-ほう【阿房】
 (阿呆とも書く)愚かであるさま。ばかなこと。また、そのような人。あほ。」


 この記述を見る限りアホを阿呆と書くのは、日本語として特にまちがっているようには見えません。
 上記の山本先生の記述は、トンデモ本の世界Rや「トンデモ本?違う、SFだ!」などで批判してきた言葉狩りそのものでは無いでしょうか?
 私としては、「気違い」と言う言葉がただのマニアだけではなく、現在、統合失調症と呼ばれる症状を侮蔑する意図を込められて使用されていた(怪奇大作戦の狂気人間での使用例、役者の口調などは資料になるかと思われます)を考えれば、山本先生が主張されていた「気違い」と言う単語の自主規制よりも、こちらの指摘の方がはるかに悪質な印象すら受けます。この様に書かれると気分を害するかもしれませんが、侮蔑の意図を込められて使用された単語の使用を奨励する一方で、日本語としてまちがっておらず、侮蔑の意図が込められていない漢字の使用を戒める行為は、普段の単語に関する姿勢に真っ向から反するだけではなく、ご自身が普段仰るほど差別に対して敏感でも何でもないようにすら感じられてしまいます。

 以上の様な経緯から、阿呆関連の一文は取り下げられるの方がよろしいかと、私は考えます。
Posted by 結晶 at 2011年07月28日 23:33
確かに稚拙で突っ込みどころもあるが、『設定だけくれ』と言えるぐらいにはアイデア勝負では成功してるのでは。
後は作品を許容出来るかの好みの範疇なので後出しで『面白い作品にしてやるから』っていうのは、要はそのアイデアを自分では思いつかなかったか思いついていても先に出せなかったという負け惜しみ。
本当にそのアイデアを欲しかったらブログで一方的な上から目線で放言せずに、先ず編集なりにプレゼンするなりの営業努力をしてみては。
それでアイデア借用して面白いモノ書いて下さい。
Posted by ナナミ at 2011年07月29日 02:30
マンガを読むのに訓練がいるというのは、子供の頃に好きなマンガを奨めた経験則で知っていましたが、ラノベを読むのにも訓練がいるというのを最近知りました。
文章が滅茶苦茶でも、絵が浮かぶと面白いという作品もある事に気付きましたが、そこに至るまでは辛いです。

「マンガを読まない子は、本も読まないんですよ。」
「いまの若い子は、マンガを読まない。なにをしているかというと、携帯でメールしている。」
10年近く前の対談記事だったと思います。
Posted by Sasico at 2011年07月29日 10:19
この話、非常に納得です。
以前からウェブ上の書評、映画評などの一部に疑問を感じていました。
このジャンルの作品を他に読んだ(観た)ことが無いと思われる人が下す評価は、けなすにしろ褒めるにしろ、的外れなことおびただしい。
そのような評価が積み重なって総合で星一つとか星五つとかになっているのを目にしたときのガッカリ感と言ったら。。。
Posted by shige at 2011年07月29日 11:40
後半の感想については編集者の意図が反映されていそうなのでそのまま判断するのも良くないように思うのですが、
前半については同意見で、もやもや思っていたことをすっきり言語化していただけて嬉しいです。
設定はすごくいいのに(文化的な何かが失われてしまった未来モノって萌えますよね!)、特に後半よくわからない流れになっていて残念でした。
Posted by wen at 2011年07月29日 13:24
横レス失礼します。

>>http://twitter.com/#!/seqiq さん
別に漫画批判なんてしていないと思いますけれども。どこを読んで漫画を愚弄したと思ったんでしょうか笑?
これはラノベもろくによまずに、漫画だけを読んで活字文化を否定する元コメに向かって「おまえそれじゃあ説得力ねーよ」と言ってるわけです。「発言権」ではなく「説得力」がないと言っているんだと思いますが。

>>結晶さん
ちゃんと元コメを読んでください「それとも俺が知らないだけで、こういう良い意味で阿保なラノベって多いの?」
阿呆ではなく阿”保”となってるでしょう? この誤字に対する言及なので取り下げろってのは完全にお門違いなのではないでしょうか?
Posted by licoco at 2011年07月29日 19:18
>結晶さん

 よく見てください。「阿呆」なら間違っていません。「阿保」と書くのが間違いだと言ってるんです。
Posted by 山本弘山本弘 at 2011年07月29日 20:35
私もおおよそ似たような感想でした。読んでいてもどかしかったのを覚えています。
こんな美味しい設定を思いついておきながら、惜しい!

ライトノベルの9割がクズであるように、読者コメントの9割もクズなので、いちいち腹を立てても仕方ないのでは(笑)



ところで話は変わりますが、山本先生は『七花、時跳び!』(久住四季著・電撃文庫)をお読みになりましたか?
一言で言うならば、時をかける少女、現代版。先行作品のお約束をしっかりと踏まえたうえで、タイムパラドックス問題に真摯に向き合いつつ、タイムトラベルにつきものの騒動がいくつも描かれます。
同じ電撃の『タイム・リープ』などとの大きな違いは、終始コミカルなノリで話が進むので、抜群に読みやすいこと。それでいてSF的な骨組みはきちんとしていて展開もよく練られているので、「SF入門ラノベ」とでも言うべき、ライトノベルと青春SFを高いレベルで融合させた傑作になっています。

以前クオリアやパララバを絶賛していらしたので、1人の本読みとして、こちらをお勧めしてみました。
Posted by Bean at 2011年07月29日 22:04
>つーか、この設定だけくれ! 僕に書かせろ!
>頭からすべて書き直して、面白い作品にしてやるから!

じゃあ書いたらいいじゃん。
本当に面白いものが書けるならさ。

韓国での漢字教育廃止をはじめ、日本でも漢字廃止論は存在してたのだから、その延長で考えれば「漢字が無い世界」なんて特に独創的な設定じゃないし。
Posted by nanasi at 2011年07月29日 23:38
表紙(のイラスト)を見て買うかどうか決める
「表紙買い」なんてのは別に珍しいことでもないでしょ

まあ、それだけで買うのを止めるとまで言い切るのはちょっと変ですけどね
Posted by ぬるぽ at 2011年07月31日 05:10
自分は最終的にはなかなか楽しめたので高評価でしたが、先生とまったく同じ感想を抱きました。
1人だけ現代の世界観に近い妹を突っこみ役にして、周りの人間や世界ははちゃめちゃなお馬鹿系SFな展開が面白いと感じていたので、ごくごく普通のタイムパラドックス物みたいな結末に落ち着いてしまったのは非常に残念でした。最近アニメになったばかりの某AVGと似通った展開でもありましたし……

ライトノベルは、漫画にも小説にもなりきれない半端な位置にいるのもあり、今でもネットでは叩かれる風潮が強いですね。皆いかにも普段高尚な文学作品を読んでいるような風に批判していますが、もしそうなら今の純文学があんなに売れてないはずはなく(笑) おそらくは、ライトノベルすら殆ど読まない(読めない)層からの的外れな批判も多いだろうなぁと感じています
Posted by f91g at 2011年07月31日 05:31
このラノベは冒頭を試し読みして、設定をうまく使って展開させていけば面白くなりそうだと思っていたのですが駄目だったようですね・・・
Posted by 通りすがり at 2011年07月31日 07:31
このさくひんっていちじきわだいになってましたね。
ためしよみをなんぺーじかよんで、ひらがなだらけでよみにくかったのでよむのをやめました。
ひょうげんのたようせいがあるように、ひひょうのたようせいもあるとおもいますが、そもそもよむきをなくさせるようなさくひんはしっぱいさくだとおもいます。そういういみではこのこめんともしっぱいです(わらい)。

>設定以上に文章がひどい
>これでプロの作家を名乗れるんだから、ラノベはマジキチ
このこめんとは、ひらがなだけのぶんしょうじゃないところもふくめてのいけんなのじゃないかなとおもいました。そして、それはいやくしたというせっていがあっても、やくぶんのようなふしぜんさとしてはぱんちがよわいので、このこめんとぬしはあくまでかきてのじのぶんとしてとらえたのだとおもいます。

>>これでは2世紀ぐらい経ったら、本当にこの作品のような世界になってしまうんじゃないだろうか。心配だ。
こわいですね。でもなれたらそうでもなかったりして(わらい)
Posted by ななし at 2011年07月31日 13:25
一部のノイジーマイノリティが細かい部分を論って叩き、さらにその一部の連中を取り上げてブログで叩く・・・と
何か最近の朝鮮人とネトウヨの争いみたいで微笑ましいですね
Posted by   at 2011年08月01日 13:35
すごくよく分かる感想でした
少し話題がそれているかも知れませんが漫画やライトノベルだから馬鹿にされるのはよくわかりません
漫画は漫画でライトノベルはライトノベルでそれぞれ子供が呼んで面白い物、大人が呼んでも面白い物むしろ誰が読んでも面白い物があるんです
漫画やライトノベルだからってだけで馬鹿にされるような物ばかりじゃないんです
そして読まずに批判はたしかにひどいですね
前半の読んだ上でこうすればいいのにという感想と比べるととても幼稚に見えます
長々と失礼致しました
Posted by ななしの漫画・ラノベ好き at 2011年08月02日 19:53
 アインシュタインの伝記が、自動翻訳そのままで出版され、回収されているというニュースがあります。なんでも、人名のマックスを最大限と訳しているとのことです。珍本としての価値が生じて、高値がついているそうです。どこかの陰謀…な訳はないですね。
Posted by 理力不足 at 2011年08月04日 12:22
本自体は未読なんですが、「僕の妹は漢字が読める」というタイトルの本のレビューにやたらと漢字の間違いが多いという事実自体が、なんだかパロディのようにも感じられますね。

私がこの本の著者なら、これらのレビューを作品にフィードバックさせるなりして、アイディアの充実を図るんじゃないかなと。
いや、むしろこの現実をそのまんま書いた方が痛烈かな?
Posted by hoge at 2011年08月04日 18:12
・・・『漢字が読めない』についてですが、僕はシャーリン・マクラム『暗黒太陽の浮気娘』に出てきたエピソードを思い出しました。
SF小説も書く大学教授が、アマチュアの書いた小説を読んで、
「これ、未来世界を舞台にしたSFなのに、メールじゃなくて紙に書かれた手紙をやり取りしてるよ」とかぼやくシーン(@∀@)

小説でも漫画でも、その世界にドップリつかりたくて読んでいるのに、ちいさなことで台無しになる・・・って時々あります。ウディ・アレンの『スリーパー』みたいな作品なら全然かまわないのですが、なぜかラノベだと許せないのはどうしてなんだろう・・・あるいは「世間から軽く見られがちなラノベだからこそ、手を抜いてほしくない」という気持ちが働くのかもしれません。
Posted by 九郎政宗 at 2011年08月05日 04:06
>  ついでに言うと、絵は「書けない」じゃなくて「描けない」って書くんだよ。「描」は小学校で習う漢字だと思うけど?

かく【書く】カク他五 (1)絵や符号文字をしるす。(2)文章をしるす。(3)著作する。 文語 四

以上、手もとにあった角川国語辞典より。広辞苑でも同様に「書く」の項目にはは絵をかくことも載っています。ちなみに両辞典とも「かく」でひいても「描く」という用字は載っていません。「えがく」ならば「描く」の表記がありますが。
Posted by 粗忽亭主人 at 2011年08月08日 11:34
この作品はHJ文庫大賞の銀賞ですが、選評を見る限り設定の練り込み不足については全く触れられていません

(選評)
http://www.hobbyjapan.co.jp/hjbunko/prize05.php

山本先生の指摘が組み込まれた作品ならば、濃密で読み応えのある作品ができると思いますが、
この選評を見る限り逆にキャラクター性やテンポが悪いと言って落とされたのではないかと思ってしまいます

別のGA文庫大賞では編集者が選考の段階や作品ごと(タイトルは伏せる)の感想や指摘をしていますが
やはり設定よりもキャラクター性やテンポがかなり重視されています

第4回GA文庫大賞(前期)選考に関する編集部のみなさんのつぶやき
http://togetter.com/li/154230

これが今のライトノベル市場が求めている形だと考えると
設定を殺してでもキャラクター性に特化すべきなのかと悩んでしまいます
Posted by ラノベ作家志望中 at 2011年08月09日 03:31
粗忽亭主人さん

私の手持ちの現代国語例解辞典第二版には
 
 書く(描く)①文字などを記す。『楷書で書く』②文章に作る。『日記を書く』③絵や図をえがく。『風景を描く』『鳥が大空に輪を描く』 ③はふつう「描・画」を当てるがその場合は「えがく」とよむこともある。

パソコンの標準辞書にも

 (図・絵)を⇒かく.「油絵を*描く.風景画を*描く」
*常用外

と有りますので一概にどれが正しいと言い切れないのでは?
Posted by 餃子少年 at 2011年08月09日 20:04
はじめまして
通りすがりのものですがとあるブログに貼られたリンクよりここに参りました。
私も設定を聞いて飛びついたものの何か物足りないなと思っていたので感想には納得いきました。
そして後半の批判に何より驚き、またいつも思っていることを先生に代弁していただき感謝しております。
何せ私がこのブログにたどり着くきっかけとなったブログは
ここの記事を「SF作家がラノベ叩きをしているぞ!」という風に載せていたのです。
後半のネットの批判部分はすべてカットしあくまで「ライトノベル作家がSF作家に攻撃されている」という感じの記事に仕立てております。
しかもあきれることにそこのブログは以前にこの作品のひらがなページのみを抜粋し
あたかも全体がそうであるように書いてラノベ叩きをしていたのです。
また、それのみならず変わった演出が1ページでも使われているライトノベルの文章がネットにあがれば
すかさず取り上げてこれが小説(笑)などといった風に取り上げ
もっと意味の分からないことに日頃は萌えアニメを中心に取り上げているのにもかかわらず
「どうせつまらないヒロインだけの物語なんだろ」といったことをあらゆるライトノベルに対し表紙とタイトルだけ見て暴言を繰り返しています。
そして、今はこのような事態がそのブログのみならずネットのあらゆるところで湧き起っています。
まるでライトノベルネガティブキャンペーンを行っているかのような有様です。
あるいは本当に行っているのかもしれませんが。
とりあえず私が来るきっかけとなったブログのURLを載せています。
相手方もこちらのURLを載せてここの記事を改竄して載せていますから問題はないと判断します
http://yaraon.blog109.fc2.com/blog-entry-3286.html
Posted by 通りすがり at 2011年08月09日 20:21
通りがかりですが、少し気になったので失礼いたします。

23世紀と紙の件について

一応本文117ページに説明がありまして、23世紀人しか知り得ない事実という扱いになっております。先生のご批判は、典型的な21世紀人の主張で、著者の術中にまんまとはまってしまったように思われます。
Posted by ななしさん at 2011年08月09日 20:46
たびたび失礼いたします。

「童貞」を知らない主人公に関して

結果的に主人公も「童貞」という言葉を知りませんでしたが、はじめに「童貞」という言葉に関して疑問を発したのは漢字の読めるミルです。それも、10歳の、下の妹です。

ですから、クロハが恥ずかしがる(というよりも本文70ページでは、「動揺している」と表現されていますが)のも無理はないのではないでしょうか。10歳の妹に性の話題についてどう説明すればよいのかあらかじめ考えている人は少ないでしょう。だから、「動揺」したのだと思います。
Posted by ななしさん at 2011年08月09日 21:11
初めまして、山本先生。まとめサイトの「やらおん」でこちらの記事が取り上げられてるのですが、先生の記事の本来の主旨をねじ曲げたあまりに恣意的なまとめ方です……
Posted by 中ぴ連会長 at 2011年08月09日 21:59
>やはり設定よりもキャラクター性やテンポがかなり重視されています

横から失礼。
まあ、ちょっとGAの編集さんの説明も微妙ではありますが、読み取り方が違いますよ。
テンポが悪いというのは、文章が繋がっていないという意味です。
キャラが大事というのは、キャラと話の面白さが噛み合っている必要があるという意味です。
キャラと設定をバーターにしなければならない段階で、そのお話は成立しておりませんよ。
つまり、全体の設計が悪いんです。

ぶっちゃけ、頭からケツまでゆっくり読んで、統合して面白いと感じなければ小説はダメなのです。
文体が悪いとか、字が間違ってるとかは編集で修正できますが、設計ミスは修正できません。
自分が想定している『設定』は、本当に物語の土台になっているのか再考すると良いと思います。

ただ、一次を通ったあとは、なんとも言えません。この段階でラウドマイノリティが叫ぶ戯言を信じて選択してしまい、徐々に部数を落としちゃったりしますよ。
例えば下品なのはダメだとか、他の男が出てくるのはちょっと、とか。あと読者はデリケートだからとか言い出したり。いやいや、デリケートなヤツがうるさいだけだよ、とか思うんですがね。
何度も同じ意見を聞いてると、ホントに数が多い気がしてくるんですよね。
正直、そんな意見を聞くより部数を見た方がいい。売り上げの数字は正直ですよ。

って、後半は編集への愚痴になってますな……。

あと市場が求める傾向ってのはキャラ性とかテンポには決してなりません。
もっと漠然と、戦国、SF、ファンタジー、現代、学園、といった感じのものですよ。
ジャンルを代表するような作品が出て、それに追従して皆が同じジャンルを書き、数が増えて飽きられて終わる、といった感じの長期に渡って起こる推移なので、まあ、あんまり関係ないですな。
たまに「市場が求めるから可愛い女の子が出る劣化エロゲみたいなラノベばっかりなんだよ」という発言を見ますが、そりゃ昔からそうです。
というか個人的に好きな眉村先生の『不定期エスパー』だって可愛い女の子と恋愛しますし、巡礼のシーン以外は完璧に素晴らしいケン・フォレットの『大聖堂』だって可愛い魔女と結婚して教会とトラブルが……、ってネタですよ。

まあ、やっぱりこっちも後半は愚痴ですな。
恋愛要素は大事なんですよ。
ただ、大半の作家はプロであっても書けていない。類型を使って文章力のなさを誤魔化そうとするから変になってるだけです。それが鼻に付くけど、批判している人間も、問題の本質がわからないという話です。
まあ、わかってなくてもいいんです。面白ければ大抵のことは気にならないし、自分のフェチに合致していると下手でも気にならないんですよね。

まあ、あまり説明になってないですが、キャラとテンポはそんな感じですよ。
Posted by いちへんしゅうしゃ at 2011年08月09日 23:50
揚げ足を取ろうとして失敗してる奴がちらほらいるのがまた面白いな。
「描く」は「かく」とも「えがく」とも読むんだよ。
描く、画く、書く、常識
Posted by 通りすがり at 2011年08月09日 23:57
http://blog.livedoor.jp/goldennews/archives/51641055.html
↑で批判している人達は意図的におかしな日本語を使ってるんじゃないの?
この作品に対する皮肉のつもりなんだと思ってた
Posted by パプリカ at 2011年08月10日 00:44
読まないで批判というのは論外なんでしょうが
ネットでその作品の情報を得て
「分らないのに叩く」というある種の「ゲーム」化しているんじゃないのかなーと
お金かからない娯楽としては最高なんでしょう

>>licocoさん
私も横からですが、批判してる人全部が漫画はサイコー!ラノベなんて糞だね!と言ってるわけじゃないんですから漫画のせいだって決め付けるのはよくないと思いません?
漫画やラノベ好きがこの作品批判してるかもしれませんし、本当に普段小説読みまくってる人が文章間違えまくってるのかもしれない。またはアニメしか見てない人かもしれないですよ?
Posted by 通りすがりラノベマン at 2011年08月10日 03:21
作家が自分でネタ出せなくて、他人のネタをくれって言っている時点でどうかしてると思う
いいアイディア出せる人の数>文章書ける人の数なんだから、明らかにあなたの負けですね
Posted by NNS at 2011年08月10日 05:50
>餃子少年さん

はい、わたしも絵を「書く」が正しいのだ、とは申しておりません。

>  ついでに言うと、絵は「書けない」じゃなくて「描けない」って書くんだよ。「描」は小学校で習う漢字だと思うけど?

という表現からはあきらかに絵を「書く」はまちがいだとの含意を感じますので、そうとは言えない、絵を「書く」という用字でも批判するにはあたらない、と申し上げているだけです。
そもそもわたしは和語にどういう漢字をあてるのが正しいかというあまり意味があるとは思っていませんので。
なお、蛇足ですが、ふる目の辞書は字も絵も「書く」、あたらし目の辞書は字は「書く」、絵は「描く」にかたむくきらいがあるように思います。きちんと調べたわけではありませんが。
Posted by 粗忽亭主人 at 2011年08月11日 18:51
近頃は作家さんがどんな斬新で面白いアイデアを思いついても、「妹萌えの男子高校生がちょいエロなハーレム生活満喫でウハウハ」な型に押し込まれて書かされ、「目と胸がやたらでかくて露出の多い少女が変な怒り恥ずかしポーズ」のイラストで装丁されて店頭に並べられてしまうんでしょうね。
そうでなければ売れないと売り手は考えるんでしょうか。いつのどんな成功体験をもとに決めて何年も固執しているのやら。
妖魔夜行の新シリーズは先生のほかに誰が筆を執られるのか存じ上げませんが、何があってもそんな姿にはされてほしくないものです。
個人的には「妹萌え」も「ハーレム」もさっさと廃れてなくなれと思っています。あくまで個人的に、ですが。
Posted by 妄想竹 at 2011年08月12日 15:03
そういや、以前いしかわじゅんさんの話で漫画読めない子がラノベに行っていると、編集さんに言われたとか。
漫画もかなり小さい頃からの訓練が無いと読み込めなくなってきているような話も。

文字は読めるけど意味が分からない、若い人に限らないけど増えてきているのかなあ。
Posted by とりとり at 2011年08月12日 23:14
「設定をくれ、俺に書かせてくれ」ってのは、つまり、この設定を活かせていないね、ってことでは?

後、勝ち負けの問題ではないですね。
Posted by hoge at 2011年08月13日 22:12
> いいアイディア出せる人の数>文章書ける人の数

…ウソやっ!ww


少しでも創作的な活動に関わった事がある人間なら、根本のネタ出しこそが一番難しいと思うのではないでしょうか?
その上で、貴重なネタを存分に活かして一つの作品に仕上げてゆく困難が延々と続くわけですが…。

安全なモニター越しに適当な難癖をタレ流すのが趣味の幼稚な人間には想像出来ないくらいの難業。
だからこそ、面白い!と思える作品に出会えた時には感動しまくりです。

ロクな根拠もなしに、安易に人様にケチをつけようとするなんて
本当にホビロン!
Posted by 活字スキー at 2011年08月14日 07:33
>ラノベの定石に忠実すぎて、そこから飛躍できていない

作品のテーマから言って、この本が『正統派文学』ならぬ『正統派ライトノベル』としてラノベの定番にベタベタに乗っかっているのはむしろ当然のように思いますが。
それによって作品そのものをメタフィクションとして批評的視点をブチ込むことに成功してるし、なによりこれはSFではなくライトノベルだし。

このラノベに対して「ラノベの枠を出ていない」とか言っちゃうのは、作者の思惑にまんまと嵌っちゃってるのではないでしょうか。
Posted by そらの at 2011年08月17日 13:16
>主人公が21世紀のエロゲのポスターを見て「宗教画だ」、美少女フィギュアを見て「マリア像だ」と勘違いするというのも、明らかに作品の世界観に反している。むしろ宗教画を見てエロゲのポスターだと勘違いするべきではないのか。

世界観に反してますかね?
この小説では日本は総オタク化してるわけで
聖書も「でたひと→いえす」みたいにラノベナイズされてもおかしくありません
宗教画に関しても同じことが言えるわけで、天使の絵もオタ臭く描かれているかもしれないわけです

そんな世界の住人ならジ●リールの絵を宗教画と勘違いしてもおかしくないのではないでしょうか?
Posted by a at 2011年08月21日 20:28
「意図的に誤った日本語のコメントをしている」というパプリカさんのご意見に一票です。
Posted by ナナシ at 2011年09月02日 17:14
描けない
て小学校で習わないし
犯すって字違うだろ
Posted by 名無しさん at 2011年10月23日 12:01
>>おそらく普段、ラノベすら読まず、マンガばっかり読んでるんじゃないかしらん。
かのブログの人達のほとんどは
この一文のように偏見100%のツッコミ待ちコメントを
悪意と悪戯混じりにレスしてたんじゃないかなーと思います
Posted by 8 at 2012年01月07日 07:18
山本弘のSF秘密基地BLOG:『僕の妹は漢字が読める』の感想がひどい件
hirorin.otaden.jp/e198999.html - キャッシュ - フィルタ
一般公開で +1 しました 取り消す
2011年7月27日 – 頭の悪いラノベを笑っているつもりかもしれないが、実はそのラノベの設定や作者の意図を理解する読解力さえない(難解な文学作品ならともかく、ラノベだよ?)。 作者の文章を笑っているつもりかもしれないが、実は自分もまともな日本語が ...
Posted by 面倒な人ですね at 2012年04月03日 01:46
後半で台無し

批判してる側とされてる側が結局同類だということが露呈している

積み上げたものが崩れるのは一瞬ですね
文の書き手というのは大変だな
Posted by 名無し at 2012年08月08日 13:20
>盆ダンスさんへ

 あなたの発言はまったく意味不明だったので削除しました。何かパロディにしたいらしいんだけど、語呂も何も合ってないし……???
 もう少し考えて、まともな日本語を書いてくださいね。
Posted by 山本弘山本弘 at 2012年09月07日 09:37
ライトノベルへ不満のある方々へ
長谷敏司先生の円環少女とか一度読んでみることをお薦めします
一巻は少々取っつきにくいですがそれ以降はとても良く練られたエンターテイメントSFです
所謂「萌えラノベ」と言う物に怒りを感じるような方なら、きっと好きになれるのではと思います
どうか一度読んで見てほしいと思います
そして私にお薦めの本があれば是非教えてください
Posted by 質ラノベ部 at 2012年10月09日 22:55
俺の言いたいことを全て言ってくれてありがとうございます。何だかスッキリしました。
これからもこの調子でズバズバ言ってってください。
Posted by キムーナク at 2012年10月17日 20:38
今さらコメントするのもなんですが・・・
国語力といいますか、読解力のない人ほど文学作品を批判する図が既にできあがってるんですよね。おもしろいものです。
漢字を正しく使えない方々が必死に批判を書いていると思うと、なかなか可愛いものです。

新年早々どうしようもないコメントをしてしまった。
Posted by 浮春九莉子 at 2015年01月02日 02:06
初めて、コメントさせていただきます。

僕が腹が立ったのは、むしろこの作品を批判している連中の方である。

批判をしている連中の、言葉の誤用連発でつっこみどころ満載ですね。
反面教師として、自分もうろ覚えかなと思う時には、言葉を調べてから書くように努めたいと思いました。
Posted by evergreen at 2015年01月12日 13:26
山本先生の文章に対するコメントも酷いものがありますね。

例えば設定がもったいないから俺に書かせてくれと言う部分に対して、「面白いものが書けるなら書いてください」とコメントしている。

山本先生も本気で書かせてくれと言っているわけではないということが分からないのでしょうか。
あくまで目の付け所がいいのに掘り下げ方が足りないからもったいないよねということを言われているのだと思うのですけど。

しょせん、創作をしている人のことはこれっぽっちも理解していないで、消費するだけしか能が無いのでしょう。
Posted by evergreen at 2015年01月12日 13:36
>>山本先生の文章に対するコメントも酷いものがありますね。
例えば設定がもったいないから俺に書かせてくれと言う部分に対して、「面白いものが書けるなら書いてください」とコメントしている。
山本先生も本気で書かせてくれと言っているわけではないということが分からないのでしょうか。

>>しょせん、創作をしている人のことはこれっぽっちも理解していないで、消費するだけしか能が無いのでしょう。


コメント欄の人たちの方こそ、本気で山本先生に書いて欲しい訳じゃあないでしょう。

「設定だけくれ。僕の方が面白く書ける。」
プロ作家はこの一言だけは、“冗談でも言っちゃいけない”んですよ。
アイデアの勝負というのはある種の早いもの勝ちだという事を、プロの世界に身を置くなら重々承知している筈なのに、その覚悟が全く出来ていない発言だと思います。

どんなに高名な作家でも、本当に面白いものが書けようとも、このセリフは受け手には負け惜しみにしか聞こえません。

SF作品は、設定を広げて描写する能力のほかに、設定を考える能力も当然必要です。
そのうち片方の能力において、山本先生はこの「ハズレ作品」の作者より劣っていたという事ですね。
件の発言は、わざわざそれを認めたという事ですよ。面白い設定を先に出されて悔しいなら、黙っていなければならないんです。
Posted by ジョナサン at 2015年04月06日 17:24
※このブログではブログの持ち主が承認した後、コメントが反映される設定です。
上の画像に書かれている文字を入力して下さい
 
<ご注意>
書き込まれた内容は公開され、ブログの持ち主だけが削除できます。