2010年11月13日

「谷岡敏行氏殉職事件」の拡散過程【都市伝説】

 尖閣事件がらみで広まっている都市伝説(と言ってよかろう)について、とりあえず今までに分かったことをまとめておこう。
 なお、マイミクのgalleryさんの日記をおおいに参考にさせていただきました。感謝します。


●9月7日
 漁船衝突事件を報じる中国BBCニュースの中に、「事故沒有造成人員傷亡」という箇所があった。これが後で問題になる。


http://www.bbc.co.uk/zhongwen/trad/china/2010/09/100907_china_japan_diaoyu_crash.shtml

●10月11日
 2ちゃんねるにこんな内容の投稿があった。


http://2nnlove.blog114.fc2.com/blog-entry-2973.html
837 :名無しさん@十一周年:2010/10/11(月) 00:55:14 ID:mErDVXEz0
>いまはWikileaks と交渉中。
>映像はそっち経由で欧米メディアから出るらしいです。

>海保船舶が横付け。海保職員が乗り込む。
>その後、中国船舶が突如離船。
>取り残された海保職員が、中国船舶から突き落とされる。
>海に落ちた海保職員を潰すように、中国船舶が進路変更。
>海保職員が必死に泳いで逃げるのを、銛で突く仕草あり。
>海保船舶が、海保職員を救出するため、停船し救助に乗り出す。
>その後ろから迫る中国漁船。海保職員は押しつぶされそうになる。
>間一髪で海保職員は海保船舶に後部から担ぎ上げられる。その数秒後に漁船が海保船舶の後部から衝突。

 この文章は即座に多くのスレッドやブログにコピペされ、拡散する。
 この時点ではまだ「殉職者が出た」という話がどこにもないことに注意。


●10月中旬
 先の記事の中の「事故沒有造成人員傷亡」という文は「事故による死傷者はなかった」という意味なのだが、googleの翻訳では「事故は死傷者が発生していました」という誤訳になる。このことから「死傷者が出ていることを海保が隠蔽している」という説が複数の人間によって唱えられる。
http://d.hatena.ne.jp/hokke-ookami/20101108/1289231277
http://blogs.yahoo.co.jp/tarismanaspect/35048127.html
http://blog.livedoor.jp/mikachan_1980/archives/1277011.html
http://minkara.carview.co.jp/userid/240136/blog/20028073/

●10月24日
 石原慎太郎氏がフジテレビ系『新報道2001』で「政府の関係者から聞いた。日本の巡視船の乗組員が何かの弾みに落ちたのを、中国の漁船(の漁師が)モリで突いてるんだって。それは『仄聞ですが』と、数人の人から聞いた」と発言。
「仄聞」(ほのかに聞くこと。うわさに聞くこと)と言っているように、ソース不明の情報である。
 海上保安庁の広報担当者は26日、「そういう事実はない。巡視船の乗組員は海に転落していないし、誰もケガをしていない」とコメント。


http://www.zakzak.co.jp/society/politics/news/20101027/plt1010271610003-n1.htm

●11月4日
 尖閣ビデオがYouTubeに流出。

●11月5日
 尖閣ビデオと『真夏の夜の淫夢』というAV(一部では有名な作品らしい)を組み合わせたMADがニコニコ動画に投稿される。


尖閣流出ビデオ 中国船員が海保職員谷岡氏を銛で突く問題のシーン抜粋
http://www.nicovideo.jp/watch/sm12649580

 説明文にはこうある。

>中国側の理不尽な攻撃によって臀部に重傷を負った海保職員の谷岡俊一氏は殉職されたそうです・・・中国人は二度とこの世界にいられないようにしてやりたいです。なお、谷岡氏殉職の情報元は彼の先輩の田所氏による勇気ある迫真のリークです。

「谷岡俊一」というのは『真夏の夜の淫夢』の中で、尻を銃で撃たれる男の通称。「二度とこの世界にいられないようにしてやる」「先輩の田所氏」というのもパロディだった。


http://anond.hatelabo.jp/20101108220759

 そういう元ネタを知らなくても、映像を最後まで見ればネタだと分かるのだが、なぜか本気にした人間が続出。

●11月7日
『たかじんのそこまで言って委員会』に出演した元自衛官の惠隆之介氏が「乗員が海に落ちたらしいという情報ですね。それをモリで突こうとしたという関連も、私は聞いております」と発言。ただし情報の出所については口をつぐむ。

 同日、2ちゃんねるにまたまた書きこみ。重傷だった海保職員が死亡して殉職者が2名になったという話。

http://plaza.rakuten.co.jp/ABABA/diary/201011080001/
>659 名前:名無しさん@十一周年[] 投稿日:2010/11/07(日) 00:48:26 ID:ixEU1SH90
>あのな、おととい、即死じゃなかった入院中の乗組員が亡くなってたんだよ。
>これで殉死者2人出たことになった。

>515 名前:名無しさん@十一周年[] 投稿日:2010/11/07(日) 17:06:21 ID:ixEU1SH90
>殉職した 佐〇氏、〇岡氏の両名の名誉のために言っておく。
>彼らは両名ともに入庁8年のベテランである。今案件の事案は国際的にも大変な悪影響を及ぼすことは十分承知していたはず。しかしながら内閣は隠蔽を指示。
>命をはって領海を警邏する海保にとってこれほどの屈辱はない。
>彼らは果敢にも相手船に乗り込み、憲法9条に縛られて抵抗できぬまま
>相手の鉄パイプにより海原に落とされた。そのあと、中国漁船のスクリューで一名は即死、もう一名は助け上がられるも11/4深夜、帰らぬ人となった。


●11月8日
 テレビ朝日『ワイド!スクランブル』に出演した佐々淳行氏が「検挙活動の際に、中国船に(海保職員が)3人乗ったところで、離れて、1人突き落としているという、複数の、確実と思われる情報があります。それが一生懸命泳いでいるのをモリで突いた。さらにはね、乗り切っちゃって沈めようとした」と発言。


 同日、またまた2ちゃんねるに書きこみ。

http://p2.chbox.jp/read.php?url=http://kamome.2ch.net/test/read.cgi/newsplus/1289186679/150
>150 :名無しさん@十一周年 :sage :2010/11/08(月) 14:44:24 ID:ua9pxoPw0
>尖閣ビデオ内部告発の義憤

>入庁8年のベテランで殉職した 佐藤氏、谷岡敏行氏
>彼らは果敢にも相手船に乗り込み、憲法9条に縛られて抵抗できぬまま、
>佐藤さんは機銃?(自動小銃か?)で撃たれて即死だったらしい。
>死体は素巻きにされて海に捨てられた。
>谷岡敏行さんも撃たれたが致命傷ではなく海に飛び込み逃げようとしたが
>中国船の船員(中国海軍工作員?)は銛で突き殺そうとした。
>それを逃れようと泳ぐ谷岡さんを殺すため、中国船は船体で轢き殺そうとして乗り上げ、
>スクリューに巻き込んで重傷を負わせた。
>谷岡さんを救出しようとして日本側の巡視船が近付き、引き上げようとしたところに、
>谷岡さんを挟みこんで殺そうとして中国船がぶつけてきた。
>谷岡さんはぶつけられずに援け出されたが、巡視船の船体は破損した。
>その後、巡視船は漁船を制圧して中国船の乗員たちを逮捕。
>谷岡敏行さんはヘリで石垣島の病院に搬送されたが、後日11/4深夜に八重山病院で亡くなった。

 殉職者の名前「谷岡俊一」が「谷岡敏行」に変わっている。同名の競馬の騎手が殉職したことにひっかけたらしい。おまけに先の話では「佐〇氏」はスクリューで即死だったはずが、こっちは機銃で殺されて簀巻きにされて海に投げこまれたことになっている。

 さらにその日の夜には、「佐藤氏」が「佐川穂波」という女性ということにされ、三人目の「坂田政巳」という負傷者もいることにされる。これらもAVにひっかけたネタ。


http://detail.chiebukuro.yahoo.co.jp/qa/question_detail/q1450051259
>谷岡敏行(殉職) 佐川穂波(殉職) 坂田政巳(負傷)
>と出ています。
>ちなみに佐川さんは
>女性とのことです。


 こうして色分けすると分かるが、青系統の話と赤系統の話は別物である。
「海に落ちた」「モリで突こうとした」という話に関しては、まだすべてのビデオが公開されたわけではないので、事実である可能性もないではない。ただ「間一髪で海保職員は海保船舶に後部から担ぎ上げられる。その数秒後に漁船が海保船舶の後部から衝突」というのは、明らかに流出ビデオの内容と食い違っており、かなり疑わしい。
 一方の赤系統の「殉職」という話に関しては、誤訳とMADが原因となったデマであることは間違いない。
 そもそも、常識で考えて、人が死んでいるのに隠蔽できるわけがない。海保内だけに緘口令を敷いたって無駄である。当然、搬送された病院の医師や看護師も事情を知っている。だいたい遺族にはどう説明するのか。「あなたのご子息は中国人に殺されましたが、国益に反するので黙っていてください」と言われて、黙っている人間がいると思うのか。
「憲法9条に縛られて抵抗できぬまま」というのもムチャクチャである。機銃で攻撃され、仲間が殺されているのに、反撃しないわけがなかろう。2001年に北朝鮮の不審船と海上保安庁の巡視船が交戦したことがあるのを忘れたのか。

九州南西海域工作船事件
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E4%B9%9D%E5%B7%9E%E5%8D%97%E8%A5%BF%E6%B5%B7%E5%9F%9F%E5%B7%A5%E4%BD%9C%E8%88%B9%E4%BA%8B%E4%BB%B6

 それに青系統の話では、中国漁船員は海保職員を殺そうとしたというだけで、殺してはいないのだから、話が矛盾している。

 最初からビデオを公開していれば、こんなデマが流れることもなかっただろう。だからと言って、デマを信じて拡散した者の迂闊さが免責されるわけではない。ちょっと調べるだけでデマだということは分かったはずだ。
 デマはネズミ講と同じだ。騙された人間がみんな被害者とは言い切れない。ただ信じただけなら被害者だが、それを拡散したら、被害者が新たな加害者になる。

「テレビで偉い人が言っていたから」という理由で信じてはいけない。その人もデマに騙されているだけという可能性がある。その人が明確なソースを口にしない場合は疑ってかかるべきだ。アポロ陰謀説だって有名人が何人も信じてしまったことを忘れてはいけない。

「2ちゃんねるに書いてあったから」という理由で信じるなんて言語道断。ネット上には、デマを流して喜ぶ人間がいくらでもいるのだから。

「いかにもありそうな話だから」という理由で信じるのもダメ。「ありそうな」と「ある」はぜんぜん違う。

「火のないところに煙は立たない」という格言はウソ! 社会学者ジャン=ノエル・カプフェレの研究によれば、噂の大半は火のないところに立っているという。実際、ジャン・ハロルド・ブルンヴァンの都市伝説本を読めば、この手の話のほとんどは根拠がないことが分かる。

「疑問に思ったらまず検索」
「怪しい話は裏が取れるまでは信じない」

 デマの加害者にならないようにするには、この2点を心がけるべきだろう。

【参考】
青き清浄なる海のために
http://blog.zaq.ne.jp/blueocean/article/719/
http://blog.zaq.ne.jp/blueocean/article/668/




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この記事へのコメント
どうも恐縮です。

今度は、「6日の15時半頃、石垣海上保安本部に棺が運びこまれていた」というコピペが出回りまして。
http://blog.livedoor.jp/mikachan_1980/archives/1584962.html

どうして事件から二ヶ月も経過してから運び出されるのか良く分かりませんが(笑)。
そして、そのオチ(ネタ元の二階堂ドットコム)。
http://www.nikaidou.com/archives/7507
>記事のなかで、石垣海上保安部の職員が殉職し、その件に関して当社が係わっているのではないかとされていますが、本当にまったく当社には関係のない話でそのような噂が流れている事もお問い合わせ頂いた方から聞いてはじめて知りました。

> 11月6日に海上保安部へご遺体をお迎えに伺ったのは事実ですが、その方は海難事故でなくなられた一般の方で、(中略)地元の新聞記事にもその情報は載っておりますので、島民もたくさんの方が知っております。
Posted by gallery at 2010年11月14日 15:14
この件ですが、初めは、「ビデオを公開しないと、こんなとんでもない話も否定できませんよ。はやく公開しなさい。」という感じだったのに、石原都知事の発言の後に、なんか性質がガラッと変わった印象を持ちました。
石原氏の目立ったり煽るためには「何を言っても構わない」みたいなキャラクターは、もうしょうもないと思いますが、そういうのが増殖して"気分"や"空気"を作っちゃうのは嫌ですね。
「本気じゃないんだ。」というつもりでも、空気が形成されるといつの間にか飲まれてしまっている経験は往々にしてあります。
Posted by Sasico at 2010年11月14日 17:03
爆発的に拡散するデマというのは、
それを広める人たちの
「そうであってほしい」
という願望によって増幅されますよね……

今井君のヒミツの大計画コピペも、
建国義勇軍自作自演説も、
福島瑞穂の警官コピペも、
大槻ケンヂJASRACコピペも、
デマを増幅する人たちによる「そうだったらいいのにな」という願望が必ず入り込みます

今回の谷岡コピペはTwitterで爆発的に広まったというのも見逃せないと思います
Twitterのまとめサイト「Togetter」で「デマ」というタグで検索すると
いかにTwitterがデマ撒き散らしっぱなし装置として機能しているかわかります
2ちゃんねるも大概ですが、「自分のTLしか見ていない」「過激なデマは即RT」という
Twitterの特性は面白いやら恐ろしいやらです
Posted by Jellyfish at 2010年11月15日 05:04
このうわさを真に受けた「愛国者」達が続々と、海上保安庁に問い合わせの電話をしているようですね。
で、保安庁に否定されると「緘口令がしかれていると、確証を得た!!」(笑)

こういう笑い話を思い出しました。
「私の国の遺跡から銅線が出土した。昔から電話が使われていた証拠だ」
「いや、わが国の古代遺跡から銅線は出なかった。わが国では無線が使われていた!」
Posted by 東郷ビール at 2010年11月15日 09:15
例えば掲示板で書かれたデマを、いくつかのブログが少しの憶測を加えて取り上げる→それらの憶測をつなぎ合わせて、誰かが掲示板に再投稿→また別のブログが取り上げる・・・
こんなことを繰り返すうちに、真実味のあるストーリーが生み出され、しまいには検索エンジンに反映され・・・。

強力でお手軽な答え合わせのツールとしてすっかり定着した検索エンジンも、真実が憶測の密林に埋もれてしまってはなんの役に立ちません。

ネット上のデマを取り上げ、検証する専門の掲示板やブログが生まれてもいいんじゃないかなと思うこの頃です。
Posted by そに at 2010年11月16日 01:34
 前回のエントリの内容に関しては、仰ることは概ね同意です。自分も、中国のこの行動は気に入らんし、船長をあっさり解放してビデオも公開せずに済ませようとした政府の対応には、疑問であり怒りを覚えたもの。
 というか、どうして仙石氏は日本国内よりも、中国のご機嫌取りばかりをしているのか。理解に苦しみます。

「銛で突かれて人が死んだ」ってのは、ちょっと思うに「憎い国家をより憎もう」という、意図的なデマではないでしょうか。これで憎しみをさらに煽り、憎い相手をより憎ませる。もしくは、憎悪する仲間をさらに増やそう、という意図で。
 これって、世界大戦時のかつての敵対国に対し、戦時中の被害をより多くすることで、戦後もその憎しみを継続させるってな連中と同じではないかと。

 ここで、相手(中国漁船)のせいで殉職者が出てくれれば、なおのコト憎い中国を憎めるし、憎いと思う同志が増える(はず)。だから殉職、または負傷しててもらいたい。
 で、そのためにトンデモない陰謀論を持ち出し補完。人間、自分が望む「こうであってほしい」ってな考えを推し進めるためには、アヤシゲな情報でもあっさりと信じてしまうものなんだな……と、改めて実感です。

 で、この逆パターン。
 左翼っぽい人たちの「(今回の事件は)日本が悪い。中国は悪くない」みたいなコトを言うような人たちも、同じような都市伝説やデマをでっち上げる……ってのはあるんでしょうかね。

「ビデオは編集してあるもので、事実と異なる」
「実は海保の船が、ぶつけさせるように誘導させた」
「これは海保が仕向けたことで、あのビデオの流出云々は、日本国民に話題にさせて、中国の悪いイメージを流布させることが本来の目的」
「そうでなければ、船長をなにもしないままで帰すものか。海保が悪い事したから、政府は中国に謝罪のつもりでああしたんだ」
「なのに今回のビデオで、それが覆った。これは政府による中国憎悪のための活動に間違いない」

……と、日本嫌いな日本人たちが「中国悪くない」って自分の信じたい事を信じるため、このようなトンでもない理屈をでっち上げるのも、どこかでやってそうな気がします。
 もっとも、今じゃそんなコトを口にしただけで、周囲から突き上げを食らうのは必至でしょうから、表立ってはやらんでしょうけど。
 あ、自分はそんなコト欠片も思っちゃいませんので、念のため。

 ただ、このビデオがyouTubeに公開された時。
「政府はこれを流して、国民の目をそちらに向けさせる事で、外国人参政権をその日の国会に提出し、うやむやのうちに可決させるつもりだ」
……ってのを目にしました。
 それは本当かと、検索したところ。
「(その日には)そんな事案は提出されてないし話し合いの予定も無い。そもそも、一日前とかそんなギリギリでしかリークできんのか」などとツッコミが入れられてました。

 一つの事件が起こったら、それを信じる信じない以外にも、色々な事が起こるものだと改めて実感。

 ちと話し変わりますけど「ウルトラマン」。
 あれだけ怪獣が出ている世界でも「怪獣なんて居るわけがない」「あれは政府やマスコミがでっち上げてる」といった人間も、また存在しているんじゃないかなと、今回の事件で思ったり。
Posted by 塩田多弾砲 at 2010年11月16日 12:21
 あと、今回のエントリーに関係ないですが、また非実在云々に関することが。

:【東京】非実在青少年の表現規制案再提出へ、民主党も同意すると見られると読売新聞が報じる

http://blog.livedoor.jp/news_5150/archives/51697895.html

 読売の元記事

:都の漫画規制条例、修正案を再提出へ

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20101116-00000091-yom-soci

 ご報告までに。
 日ユは一応、(規制問題は)難しいからと退いたようですが。
 それでも都は、何が何でも規制したいようですね。

 ここからまた、新たな都市伝説やデマが生まれ、拡散していくんだろうなあ。
Posted by 塩田多弾砲 at 2010年11月16日 12:25
失礼します。

本件の様な事件の場合、この手のデマが出るのは、有る程度仕方がないのでしょうね。
それが更に自体を悪化させなければ良いのですが。

更に本件の場合、TV等で論評しているコメンテイター等が

1:曲がりなりにも国が「機密」とした映像が流出したという情報管理体制の不備。
2:映像に映っていた中国漁船の違法行為。
3:2に対する政府の外交姿勢。
4:3も含んだ、政府の外交政策全体。
5:以上を包括した、現政権のあり方そのもの。

を、有る程度ゴッチャにして批判している点も気になります。

特に、1と2~4、5は、本来別の問題の筈なんですが。
Posted by nns at 2010年11月17日 08:05
拉致事件はでっち上げ!とかいってた
評論家たちが許されるくらいだから、
これくらいの勇み足はいいでしょうね。
Posted by 宇高純一 at 2010年11月17日 11:22
口蹄疫のときのデマとまったく空気が似てる。
自分たちの信じたい情報は鵜呑みにし反証はスルー。
これを何重にも塗り重ねていくから、最早まともな話は不可能。
Posted by ななし at 2010年11月17日 13:32
 職員をモリで突いたという話はテレビでもやっていたので聞いたことはありました。しかし、職員殉職の噂は、この記事を見てはじめて知りました。もしネタ動画の方を見ずに、2chなどの文章の形で、この噂が自分のところに届いれば、信じてしまったかもしれないなーと思う。「谷岡俊一」という名前を検索にかけたかどうか微妙なところです。
 それより今気になっているのが仙谷氏の「暴力装置」発言に関連した噂です。「暴力装置」という言葉はマックス・ヴェーバーが作った学術用語のハズなのですが、実はマックス・ヴェーバーは、そんな言葉は使っていない、という噂が今ネットで議論になっています。
 私は大学の政治学で暴力装置という言葉を聞いた事があるような気がしますが、うろおぼえで正確なことは覚えていません。月曜日に図書館で原書を探してみようと思っています。
Posted by にし at 2010年11月21日 10:55
http://8201.teacup.com/bluestars777/bbs?OF=40&
「谷岡殉職」あるいは石原都知事由来の「海に落ちた職員を銛で突いた」を流布させているブログをさかのぼって見ていると田原総一郎氏の「拉致被害者は全員死亡と外務省から聞いた」コメントには「実証されていないうわさを流布するのは許しがたい!!」といってる人が多いですね。(笑)
白い仄聞と黒い仄聞の線引きはどこに引いているんだろう?
Posted by 東郷ビール at 2010年11月22日 15:48
そうやって自分に都合の悪い話題を嘘と決めつけるなんて恥ずかしくないんですか?
氏の文章が好みでいつも読んでいましたが、この文章で氏の人間性の悪さがかきまみえました。
もういいです。これをきにあなたのサイトには行きません。氏はあっそだとか俺の文章が気に入らないやつは日本人じゃないと決めつけるかと思いますが、私のこの行動は極めて正当な行為だと思いますんで
氏にまだ善良な心がおありなら氏自身が書いたあの文章を削除してください
それじゃ
Posted by 玉森裕太 at 2014年04月05日 01:16
>玉森裕太さん

 あなたの文章はいったい誰に対して発せられてるんでしょうか? 対象が分かりません。
Posted by 山本弘山本弘 at 2014年04月09日 14:10
塩田多弾砲氏の文章は長すぎるうえに
最後に全く無駄な「ちと話し変わりますけど」と
まだ話をつけ足そうとする神経がすごいです!

山本先生に質問です!
このブログでは、コメント欄を占拠すると何かもらえるのでしょうか?
Posted by 赤塚治虫 at 2014年04月12日 15:51
※このブログではブログの持ち主が承認した後、コメントが反映される設定です。
上の画像に書かれている文字を入力して下さい
 
<ご注意>
書き込まれた内容は公開され、ブログの持ち主だけが削除できます。