2012年11月16日

SF&トンデモNight #16「あなたの怖がり方、正しいですか?」

山本弘のSF&トンデモNight #16
「あなたの怖がり方、正しいですか?」


 危険なものを怖がるのは当たり前。でも、あなたの抱いているその危機感、本当に正しいですか? マスメディアやネットに氾濫するトンデモ情報に踊らされていませんか? 間違った常識に毒されていませんか? 本当に怖がらなくちゃいけないことに気がついてないんじゃないですか?
 星雲賞受賞SF作家・山本弘が、ユニークな話題を熱く語るトークライヴ。今回のテーマは「リスク」です。大地震、原発事故、地球温暖化、スーパーフレアなどの超特大の危機から、こんにゃく入りゼリー、食品添加物、ひのえうまの迷信、マンガの悪影響などの身近な話題まで、ありとあらゆるリスクを検証します。
 データから明らかになる意外な事実の数々に、あなたの常識がひっくり返ること間違いなし!

[出演] 山本弘(SF作家/と学会会長)
[日時] 2012年11月30日(金) 開場・19:00 開始・19:30
[会場] なんば紅鶴(大阪市中央区千日前2-3-9 レジャービル味園2F / Tel. 06-6643-5159)(地図)南海なんば駅より南海通り東へ180m・駐車場有
[料金] 1500円(当日券500円up)
 ※飲食代別途

 チケットはこちらから。↓
http://boutreview.shop-pro.jp/?pid=51358337



「何をどれぐらい怖がるべきか」というのは、なかなか難しい問題なんですよね。「詩音が来た日」でも書いたけど、人間というのはいちいちリスクの大きさをデータから判断してそれを回避しているわけじゃない。適当に「このリスクは重視する」「このリスクは無視する」としている場合が多いんです。だいたい、この世にあふれているあらゆるリスクの大きさを正確に判断するなんて、事実上不可能な話です。
 だから、放射線にせよ食品添加物にせよ、小さな危険を過剰に怖がってる人を必ずしも非難はできない。
 ただ、間違った怖がり方──あるリスクを極度に恐れた結果、人を傷つけたり、別のリスクをそれ以上に上げてしまうような怖がり方はやめるべきだと思います。
 あと、かなり大きな危険のはずなのに、メディアが大きく取り上げず、ほとんどの人が知らないか無視しているリスクというのもあります。今のうちに警戒して準備をしておかないと、大変なことになるかもしれませんよ……。
 というような話をしようと思っています。
  
タグ :PRリスク


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2012年11月16日

『トンデモ本の新世界 世界滅亡編』

と学会編『トンデモ本の新世界 世界滅亡編』
文芸社 1500円+税


第1章 トンデモ終末予言の世界 「えっ、あの人も?」有名人編

『秘伝ノストラダムス・コード』(竹本忠雄)――山本弘
『未来仏ミロクの指は何をさしているか』(五島勉)――多田克己
『聖書の暗号』『聖書の暗号2』『Bible Code III: Saving the World』(マイケル・ドロズニン)――クララ・キイン
『ニュートン・コード』(塚原一成)――皆神龍太郎
『「みろくの世」―出口王仁三郎の世界―』(上田正昭監修)――原田実
『清少納言の大予言』(谷地淳平)――原田実
『日出づる日、災い近し』(麻原彰晃)――クララ・キイン

コラム 予言獣と予言(その1)――多田克己

第2章 トンデモ終末予言の世界 その他、個性的な方々が続々と…編

『的中王・海龍のとてつもない予言』(海籠)――唐沢俊一
特集「破滅学入門」(特集構成・野坂昭如)――唐沢俊一
『純正律は世界を救う』(玉木宏樹)――唐沢俊一
『「日月神示」夜明けの御用 岡本天明伝』(黒川柚月)――原田実
『2000末世紀之謎』(星座小王子)――原田実
『この地名が危ない』(楠原佑介)――多田克己
『美しき「聖騎士」たちの黙示録』(万師緑姫)/『天網恢恢疎にして漏らさず』(伯壬旭)――稗田おんまゆら
『量子進化――脳と進化の謎を量子力学が解く!』(ジョンジョー・マクファデン)――川口友万

コラム2 予言獣と予言(その2)――多田克己

第3章 トンデモ終末後の世界 コミックス編

『大ぼら一代』全11巻(本宮ひろ志)――新田五郎
『60億のシラミ』全5巻(飯森広一)――新田五郎
『メギドの火』全2巻(つのだじろう)――新田五郎
『餓鬼の惑星』全1巻(原作・滝沢解、劇画・小島剛夕)――新田五郎
『愛と希望の人類滅亡BLアンソロジー』全1巻ほか――新田五郎

第4章トンデモ終末後の世界 映画・ゲーム編

『原子怪獣と裸女』(監督=ロジャー・コーマン)――寶来誠
『原爆下のアメリカ』(監督=アルフレッド・E・グリーン)――寶来誠
『地球は壊滅する』(監督=アンドリュー・マルトン)――寶来誠
『第三次世界大戦 四十一時間の恐怖』(監督=日高繁明、脚本=甲斐久尊)――唐沢俊一
『奇蹟人間』(制作=アレクサンダー・コルダ、原案・脚本=H・G・ウェルズ、監督=ロタール・メンデス、主演=ローランド・ヤング)――唐沢俊一
『機械人間 感覚の理失』(監督=アレクサンドル・アンドリエフスキー)――唐沢俊一
『ファイナル・ジャッジメント』『ノストラダムス戦慄の啓示』『マンガノストラダムス戦慄の啓示』――稗田おんまゆら
「イルミナティカード」――山本弘

 と学会の新刊です。今回はご覧のように「世界滅亡」がテーマです。マヤの予言によればいよいよ来月は世界の終わりなんだそうで、それに便乗しようという商法であります。(笑)
 いつもの楽工社のシリーズではないので、執筆陣もかなり違います。妖怪に詳しい多田克己さんによる「予言獣」の話や、聖書に詳しいクララ・キインさんによる『聖書の暗号』批判はためになりますし、「人ととして最低教教祖」の稗田おんまゆらさんによる「幸福の科学」映画のレビュー、ぶっとびマンガ研究家の新田五郎さんやB級映画コレクターの寶来誠による紹介も楽しいです。
 僕は今回、2本しか書いてません。1本は昨年出た最新のトンデモノストラダムス本(厚い!)。もう1本はこのブログでも前に取り上げた「イルミナティカード」の話です。
『聖書の暗号』にせよノストラダムスにせよ「イルミナティカード」にせよ、こういうバカ話に騙される人が一人でも減ることを望みます。


  


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