2011年02月20日

第6回MMD杯・番外編

 本選には関係ないけど、面白かった作品をいくつか。

 まずは遅刻組。期限までに作品が提出できなかったので、審査の対象外だけど、無視するには惜しい作品がいくつもある。

●【第6回MMD杯本選】恋天使ルシフェル

『エルシャダイ』ネタのギャグ。これが遅刻なのはもったいない! めちゃくちゃ笑った。今井さんがだんだんかわいく見えてくるな。

●【第6回MMD杯本選遅刻組】Playback more ~いたずらに命をかけて~【東方PV】

 今回もいろんな作品があった東方だけど、これは真面目なPV。あえてダンスを踊らせず、ほとんど上半身のモーションだけでかっこよく見せてるのがすごい。
 これでMMD初挑戦&初投稿だと!?

●【第6回MMD杯本選】MIKU MIKU MAGIC SHOW

 ミクのマジック。これも遅刻はもったいない! 発想が楽しいし、動きも上手い。

●【第6回MMD杯本選】荒野遥かに ~East meets West~

 木枯らし紋次郎風ウェスタン。ハクがマジでかっこええ。


 次に恒例のエキシビション。作者自身によるセルフパロディや、作品のメイキング、未公開映像などで、これがまた面白いものが多いのだ。

●【第6回MMD杯Ex】g&m-Graffiti

 例のプールで泳ぐGとM。決まり文句ではあるが、言わせてもらおう。
「どうしてこうなった」

●【第6回MMD杯Ex】ごっつええ感じのエキシビション

 今度はスターが来てくれた!

●【第6回MMD杯エキシビジョン】 GRAZE COMBAT の未編集版

 各カットが長いので、じっくり見られる。これはこれで燃える。

●【第6回MMD杯Ex】恋天使マイケル

 あれ? 何でだ? かっこいいじゃん。

●【第6回MMD杯Ex】萌・リベンジ【ボーラーレ♪】

 あれを萌え改変。かわいくなったけど、逆に物足りない……。

●【第6回MMD杯Ex】 ミクさん実験室メイキング

 これは爆笑。たこルカのモーションってそうやって作るのか!?
  


Posted by 山本弘 at 16:46Comments(3)ニコニコ動画

2011年02月19日

石原さん、『親は知らない』にはそんなこと書いてありません!

 今、一部で大反響を呼んでいるこの記事なのだが、

石原都知事 小学生が売春で1000万円稼ぐ日本人を嘆く
http://zasshi.news.yahoo.co.jp/article?a=20110216-00000006-pseven-pol

> 読売新聞が出した『親は知らない』という本によれば、携帯を使って売春する子供が、小学生でもざらにいるという。300万円、1000万円も貯めて、それを駅のコインロッカーに隠している。こんな風俗は他の国にはまずない。

 小学生が売春で1000万! 成人の売春婦だって、そんな額はなかなか稼げまい。1回5万でも200回だ。小学生が親の目を盗んでそんなにやりまくれるわけがない。
「こんな風俗は他の国にはまずない」と言っているが、日本にだってないだろう。
 ネットでは「本読んでそのままそれを信じるとかメディアリテラシーなさすぎだろ」とか「石原さん、こんな荒唐無稽な話を読んだだけで信じるんですかねぇ?」と叩かれている。だが、本当に『親は知らない』という本にはそんなトンデモないことが書いてあるのだろうか? 検索してみたが、実際にその本を読んでみて検証した人が見つからない。
 ならば自分で検証するしかない。そこで昨日、書店に行き、買ってきて読んでみた。



 隅から隅まで読んでみたが、結論から言うと、石原氏が言っている、ケータイを使って売春して1000万円もコインロッカーに隠している子供なんて、どこにも出てこない。
 この本に載っているのは、出会い系サイトやプロフで知り合った男から性的被害を受けたとか、学校裏サイトにひどいカキコされたとか、高校生がゲーム会社のシステムをハッキングしたとか、ネトゲにハマってひきこもりになったとか、ネットを通じてドラッグが売買されているとか、宗教勧誘メールが来るとか、P2Pで児童ポルノ画像が流通してるとか、母親が娘の裸の写真を売って儲けてるといった話ばかりで、売春に関してはほとんど触れられていないのだ。ましてや小学生の売春なんて取り上げられていない。
 それに近いのは、22~24ページに出てくる中学3年の女の子の話ぐらいだ。ケータイを通じて知り合った相手に下着を売ったり、下半身を触らせたりしているそうだが、「これまで稼いだのは約一〇万円」だという。確かにけしからん話ではあるが、「1000万円」とは2ケタ違う。
「コインロッカー」に至っては、そんな単語すら出てこない。

 すなわち、『親は知らない』という本について石原都知事の言っていることは、100%間違いなのである。
 どこか別の本に書いてあったこととごっちゃにしているのか、それとも頭の中で創作したエピソードなのだろうか。

 念のためにコンビニに行って、石原発言の載っている今週号の『週刊ポスト』も買ってきた。
 シリーズ〈天下の極論「日本リセット計画」第4弾〉で「徴兵制もしくは奉仕労働で若者を叩き直せ」というタイトル。石原氏は「高校を卒業した年齢の子供は、1年間か2年間、軍隊か警察か消防に入る義務を課すべきだ」と主張する。

> 韓国には今も徴兵制があるが、その韓国の若者と日本の若者を比べてみればいい。人生に対する積極性がまるで違う。(後略)

 あのー、石原さん、韓国の犯罪率が日本よりはるかに高いことをご存知なのですか?(笑)日本と韓国を比べたら、明らかに日本の若者の方が健全なんだけど。

http://www.nationmaster.com/graph/cri_mur_percap-crime-murders-per-capita

 そもそも軍隊というものを健全な若者を育成する機関と勘違いしているふしがある。冗談じゃない。徴兵制のある国の若者の方が健全だという証拠はどこにあるのか。

http://detail.chiebukuro.yahoo.co.jp/qa/question_detail/q1311158833

「我欲の時代だからこそ軍隊経験で修練を」と言ってるけど、石原氏自身、終戦の年には13歳で、軍隊で鍛えられた経験なんかない。自分が理想とする「非実在軍隊」を信じちゃってるんじゃないかという気がする。
 他にも、日本の財政問題について述べた後で、こんなことも書いている。

> これは平和の毒です。あまりにも長く緊張のない時代が続いたために、国家としての我欲が張り、社会が堕落してしまったのである。戦後65年も安穏と過ごせた国など他にない。(後略)

 なんかもう、露骨に平和を害悪とみなしてるんだよね、この人。

> この頃、古い話をよく思い出すが、親しく付き合っていた実存主義の哲学者、レイモン・アロンと日本の学園紛争について話したことがある。あれは若者たちのエネルギーが爆発したものだが、結局は何も解放されず、何も生まずに終わった。そういう話をしたら、アロンは「フランスも同じです。しかし、私は彼らに同情するね」という。
> なぜかというと、彼らが青春を青春と自ら捉えて自覚するための条件を、みんな我々が奪ってしまったからだという。それはすなわち戦争であり、戦争によってもたらされる貧困です、とアロンはいっていた。
> 自分の生命、存在が脅かされる経験もせず、物が氾濫して貧困もない。アロンは「思想も神も死んだが、彼らはただ精神生理現象で騒ぐしかない」とシニックに笑ったが、今の若者を見ていると、その無駄に爆発するエネルギーさえ失ってしまったとしか思えない。

 何とまあ、戦争と貧困がないと、青春を青春として捉えられないというのだ! なんちゅー暴論ですか。ここまで平和と安全を築き上げてきた日本で、戦争と貧困を待望しますか。
 当たり前だけど、戦争も貧困も無い方がいいに決まってるのだ。今でも世界には戦争や貧困に苦しんでいる国があるが、そこに言って「こういう国では若者が青春を謳歌してるんだろうね」とか言ったらどう思われるだろうか。

> 逆に、我欲を満たすための野放図な害毒は日本を駄目にする。必ずしも取り締まればいいわけではないが、諸外国では目にしないようなものが、メディアにもインターネットにも横行しているようでは、やはりおかしいといわざるを得ない。差別で言うわけではないが、同性愛の男性が女装して、婦人用化粧品のコマーシャルに出てくるような社会は、キリスト教社会でもイスラム教社会でもあり得ない。日本だけがあってもいいという考え方はできない。

 CMはどうだか知らないけど、アメリカやイギリスのテレビ番組には、ゲイの男性なんていくらでも出てきますけど。
「差別で言うわけではないが」と言ってるけど、同性愛や性同一性障害を「我欲を満たすための野放図な害毒」なんて言うのは、どう見たって差別だろう。
 当然、マンガ規制についての話も出てくる。

> 大手出版社は東京都の新しい青少年健全育成条例(通称・マンガ規制条例)に反対しているが、私はここで規制される近親相姦や変態的なものであっても、描くなとはいっていない。ただ、子供の目に触れないところに置けといっているだけだ。中学生の姉と小学生の弟がセックスするとか、父親と小学生の娘が関係するなんてマンガが、刺激的な絵や擬音で子供たちのイメージを増幅しているのは問題だ。活字ではなく視覚的にわかりやすい形で子供たちの目に触れるのはよくないし、だいたいそういうものが一般に手に入る場所で売られているのは日本くらいです。(後略)

 活字ならば近親相姦や変態的なものを描いてもOKらしい。どういう理屈ですか。小説家のくせに、活字の影響力を信じてないんですか。 つーか、かつてあなたの小説に若者が影響を受けて「太陽族」が大量出現した歴史を忘れたんですか。
 ちなみにこの号の『週刊ポスト』、カラーページに「ドクターK『幻の女性外性器研究』前戯編」という記事が載っていて、計16ページにわたって、前戯のテクニックが解説されている(笑)。全裸の男女が抱き合ってる写真(男の方はシルエットになっているが)とか、女性のおっぱいを揉んでる写真とか、尻の割れ目を指で愛撫してる写真とかも、堂々と掲載されている。袋とじにすらなっていない。
 僕の買った『週刊ポスト』は、コンビニの成人用の棚には置かれていなかった。当然、SEXのテクニックを写真入りで詳細に解説したこの雑誌が、未成年でも自由に買えるわけである。これは石原都知事的には規制対象にはならないのだろうか。「マンガじゃないからOK」とか「ゲイや近親相姦やロリコンじゃなければOK」という基準なんだろうか。

 他にも、この人のメディアリテラシーに疑問を抱いてしまう箇所が。

>(前略)尖閣列島の問題が起きて集団的自衛権が論じられるべきだが、それを認めて腰をあげないとアメリカはもう日本を守りませんよ。中国と合意して朝鮮半島も捨てるのではないか。その証拠に、最近アメリカは東シナ海に遊弋している原潜に搭載している長距離弾道ミサイルの配備をやめた。

「その証拠に」と言ってるけど、SLBMを積んだアメリカの戦略原潜は、最初から東シナ海にはいないはずである。だってトライデントⅡの射程は1万1000kmあるのだ。わざわざ中国や朝鮮半島の近くに配備する意味なんかない。
 よくある話だけど、攻撃型原潜と戦略原潜を混同してたり、巡航ミサイルと長距離弾道ミサイルを混同してるのかもしれない。

http://obiekt.seesaa.net/article/121966485.html

 石原氏の文章の最後はこう結ばれている。

> 若者は情報の整理ばかりに長けて、思い違い、勘違いもしなくなった。だから失恋さえしないというんだ。「あの女は自分よりランクが高いから」と思えばアプローチもしないから。
> しかし、勘違いこそ人間向上の必要条件です。それがない人間はうらやましくないし、怖くない。今こそ国を挙げ、恥をかいても他者との相剋に挑み、無気力を克服する若者を育てなくてはならないと思う。

 うわあ……(唖然)。
 石原氏がなぜあれほどメチャクチャなことを言いまくってるのか、原因が分かったような気がする。この人、自分が間違いや勘違いをすることをぜんぜん恥だと思っていないのだ。むしろ「情報の整理」を否定し、「勘違いこそ人間向上の必要条件」だと信じてる。
 それこそ勘違いだろ。

  


Posted by 山本弘 at 19:12Comments(55)社会問題

2011年02月19日

第6回MMD杯・その3

 まだ紹介していなかった作品をいくつか。

http://www.nicovideo.jp/mylist/23460622#+sort=14

●【第6回MMD杯本選】博麗霊夢のごっつええ感じ

 あのネタか!? あのネタで来たか! 爆笑! 表情うめえ! やっぱり霊夢は顔芸だな。
 物理演算のひらひらが気になるのが欠点。これは修正してほしかった。

●【第6回MMD杯本選】#51

 野球だ! すごく動きがいい。実に密度の濃い3分間。「江夏VS王」をあっさり抜いちゃったよ。

●【第6回MMD杯本選】MMDモデルで影絵Bad Apple!!を逆輸入

 げっ、逆輸入Pがもう一本上げてきた!

●【第6回MMD杯本選】From the Earth to the Future

 日本の宇宙開発史を2分半で見せる動画。驚異的なリアリティ。またえらいもん作ったな。

●【第6回MMD杯本選】 けいおん部で仮面ライダーWごっこ

 よくできてる。バイクじゃなく徒歩なのね。

●【第6回MMD杯本選】 感染~Epidemic~

 マジなアクションもの。カイトがこんなにかっこいいのは珍しい。

●【第6回MMD杯本選】E-Graffiti

 例のプールでただ泳いでるだけなんだけど、水の表現が見事。
 今回、いちばんエロい動画ではなかろうか。

●【第6回MMD杯本選】VLS+(天使と下校)【TLS】

『トゥルーラブストーリー』再現。みんなが「発売日いつですか」「どこで買えますか」と盛り上がってる。

●【第6回MMD杯本選】はちゅねステマニ「irony」

「神速ステップ」とは別の意味ですごい作品。ステップが見事に背景の画面と合っているのが驚異。

●【第6回MMD杯本選】深夜、駅のホームにて少年が己の罪を償う

 MMDドラマ。夢オチであることは最初から分かってるのに、ぐいぐい引きこまれる。EDクレジットの後も必ず見るように。

 この他にも、ダンスモーションでは「LIFE」「メグメグ☆ファイヤーエンドレスナイト踊ってもらった」「初めてのステージ」などが素晴らしい。ゲーム再現では「MMDでサンダーフォースV」「すぺーすちゃんねる39」「偶像天使アイマース2」、ドラマでは「名探偵カイト」「HotSquare」「叶えて!ちび魔理沙様」「ぽたりんぐ」「結成!ボカロ部!!」「怪談 新桃袋「もうひとり」」あたりが印象に残っている。

 19日正午現在のマイリス数の順位はこんな感じ。「伊織&フリーザ」がこんなに上がってくるとは予想外だった。個人的には「GRAZE COMBAT」や「億千万コンサート」がもっと上がってきてもいいと思うのだが。

●1 【第6回MMD杯本選】-DDR-神速ステップ-
 マイ:20,652

●2 【第6回MMD杯本選】MMDモデルで影絵Bad Apple!!を逆輸入
 マイ:15,342

●3 【第6回MMD杯本選】Life is Like a Boat【伊織&フリーザ】
 マイ:13,391

●4 【第6回MMD杯本選】東方タイムクライシス うどんげシナリオ
 マイ:13,221

●5 【第6回MMD杯本選】インテルのCMが凄すぎる件を逆輸入
 マイ:11,170

●6 【第6回MMD杯本選】#51
 マイ:11,084

●7 【第6回MMD杯本選】ミクさん実験室
 マイ:9,879

●8 【第6回MMD杯本選】初音ミクPV『ハートブレイカー』
 マイ:8,931

●9 【第6回MMD杯本選】俺の嫁がこんなに可愛いわけがない【初音ミク】
 マイ:8,324

●10 【第6回MMD杯本選】エリシャダイ - 天界版 -
 マイ:7,157

●11 【第6回MMD杯本選】博麗霊夢のごっつええ感じ
 マイ:7,058

●12 【第6回MMD杯本選】Rubik's Cube
 マイ:6,642

●13 【第6回MMD杯本選】「砕月」伊吹単鬼夜行図
 マイ:6,369

●14 【第6回MMD杯本選】アイスミクライマーちび
 マイ:6,347

●15 【第6回MMD杯本選】紅魔館の愉快な仲間たち
 マイ:6,183

●16 【第6回MMD杯本選】-TheBeautifulWorld-
 マイ:6,094

●17 【第6回MMD杯本選】ウサテイ
 マイ:5,728

●18 【第6回MMD杯本選】 けいおん部で仮面ライダーWごっこ
 マイ:5,683

●19 【第6回MMD杯本選】E.E.
 マイ:5,627

●20 【第6回MMD杯本選】アルタイルの星見表
 マイ:5,604

 さすがにみんな見る目があるというか、完成度が高くて面白い作品が上位に来ていることが分かる。ここに挙げたのは20位までだけど、50位ぐらいまではどれも傑作・力作揃いで、ほとんどハズレがない。
 とりあえず上位100作品はすべて見た。さらに他のも合わせて180本ぐらいは見たと思う。 さすがに全部見てる時間はないので、これぐらいで勘弁してほしい。(さすがに100位以下はハズレの率が高くなってくるのだ)
 今回も熱かったよ!
  


Posted by 山本弘 at 15:21Comments(14)ニコニコ動画

2011年02月13日

第6回MMD杯・その2

 マイリス数を見たら、最初はぶっちぎりだった「インテルのCM」がいつの間にか「うどんげシナリオ」に抜かれてた。まだアップされていない作品も多く、レースの行方がどうなるか予想もつかない。

●【第6回MMD杯本選】Connie.

 これは素晴らしい! 質感がリアルで、ガチャピンとムックが本当に着ぐるみにしか見えないのもすごいけど、他にもオリジナルのモデルが多数。『ポンキッキーズ』への深い愛が感じられる。

●【第6回MMD杯本選】-DDR-神速ステップ-

 単なるダンレボじゃなく、いろんな小ネタが入ってて楽しい。「踊ってみた」という人は出ないのだろうか?

●【第6回MMD杯本選】東方MMD×サイキックフォース

 東方MMDなのにみんな新モデル!? いつもと違う表情が新鮮。
『サイキックフォース』以外のネタの方が多いけど、それもまたよし。

●【第6回MMD杯本選】あのウサギがごはんのじかん

 こえええーっ! あのウサギこえええーっ! SAN値が下がる!  心臓の弱い人、ビグロ注意。
 原作者に見つからないことを祈ろう。

●【第6回MMD杯本選】アイスミクライマーちび

『アイスクライマー』ってこんなゲームだったっけ?(笑)

●【第6回MMD杯本選】ロード・オブ・ザ・アイドルズ! 闇の勢力編

 来たよトールキン最大の誤算。ステージがすごい。
 しかしアイマスモデルも増えたなあ。

●【第6回MMD杯本選】 GRAZE COMBAT 【東方】

 東方で『ACE COMBAT』OP再現。これはかっこいい! 燃える!
 今回は東方ネタでいいのが多いな。

●【第6回MMD杯本選】ちょっと構ってほしかったんだ・・・

 ミクvsネルで板野サーカス。毎度のことながら、ゲキド街ではよくあることですね。

●【第6回MMD杯本選】蒸気機関車C572千早エクスプレス

 梅小路蒸気機関車館を再現! あずさと千早の着物もすごい。これは鉄向け動画だなあ。

●【第6回MMD杯本選】「砕月」伊吹単鬼夜行図

 全編を埋め尽くすエフェクトの嵐に酔う。
 作者は砂絵で「Bad Apple!」をやった人。自主制作アニメをやってた人じゃないかという気がするんだけど、どうなんだろ。

●【第6回MMD杯本選】億千万コンサート

 ポンポコP来た! 単なる演奏モーションかと思いきや、後半、思いがけない展開で、いつものゲキド街に。毎度のことながら、アクションが上手い。
『トムとジェリー』のピアノコンサートのやつを思い出した。
  


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2011年02月12日

第6回MMD杯・その1

 えー、黙っててごめんなさい。実は今回の選考委員です。本選開始まで秘密にするように言われてたもんで、友人だけじゃなく家族にさえ黙ってたんですよ。
 ちなみに他の選考委員が誰かも知らされてませんでした。けっこう意外な人選ですな。

【第6回】MikuMikuDanceCup VI BREAKTHROUGH 本選開始【MMD杯】
http://www.nicovideo.jp/watch/sm13554270

 しかし、いきなりこの動画、レベルが高すぎるんですけど!? 背景どんだけ作りこんだんだ。

 本選参加作品はこちらのマイリストからどうぞ。当たり前ですが、マイリス数が上位の作品にはほとんどハズレがありませんね。

第6回MMD杯本選リスト(全て)

 とりあえず昨夜のうちに(午前2時ぐらいまでかかって)50本ぐらい見たんで、その中から強く印象に残った作品をピックアップ。ちなみに基準は「何度でも見たくなる」こと。

●【第6回MMD杯本選】インテルのCMが凄すぎる件を逆輸入

 一番最初に見ていきなりマイリスした作品。元ネタの完コピ度の高さに加え、随所の小ネタがいい。今回の優勝候補か?

●【第6回MMD杯本選】ミクさん実験室

 単純なネタなんだけど面白い。動きがすごく上手いんだけど、これでMMD初心者だって!?

●【第6回MMD杯本選】東方タイムクライシス うどんげシナリオ

 ゲームのプレイ動画を見事に表現。あまりにスリリングなもので、すっかり見入ってしまった。

●【第6回MMD杯本選】スーパーロボット合戦

 バイソン、ガンガル、ジャウ・ザマック、アトランジャー、レッドホークなどなど、パチモンプラモへの愛があふれる作品。オチは今話題のアレだった。
 もう少し演出が上手ければなあ……惜しい。

●【第6回MMD杯本選】Life is Like a Boat【伊織&フリーザ】

 どーゆー組み合わせだよ!?(笑) いい歌なのに、3:00あたりから笑いが止まらんかった。

●【第6回MMD杯本選】-TheBeautifulWorld-

 これは驚き! キャラクターがほとんど登場せず、ステージとエフェクトだけで見せる。見慣れたステージばかりなのに新鮮。ビームマンP、さすがだ。

●【第6回MMD杯本選】 MMDに疲れた君へ 【松岡修造トレース】

 無駄にすごいトレス技術。でも、見てるうちにだんだん本気で感動してくる。

●【第6回MMD杯本選】COIL A CIRCLE OF VOCALOIDS

 やったー! これは予選から注目してたんだよ。あの番組の雰囲気を見事に再現していて感激。

●【第6回MMD杯本選】アイマスGS×巡音ルカ 「gain」

 アイマスGS、かっこいい! これは見とれる。

 本選中はしばらく追いかけることにします。しかし、何本ぐらい見られるかなあ……。
  


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2011年02月11日

今夜21時より、第6回MMD杯本選開幕!

「MMD杯とは?」という説明は今さら要らないとは思うけど、念のため。

MMD杯@wiki
http://www31.atwiki.jp/mmdcup/

 回を重ねるごとにレベルがアップするこの大会。今回も300本以上の予選動画が上がっている。逆輸入P、ポンポコP、教訓P、0039P、cyanPなどなど、みんな面白そうだ。(ツブラヤPは今回は不参加なのかな?)
 初参加の作者、無名の作者の作品でも、期待できそうなのが多い。PVはもちろんのこと、格闘技、野球、ビリヤード、ルービックキューブ、漫才、ロボット、自動車、複葉機、『ビューティフル・ドリーマー』『マップス』『電脳コイル』『火の鳥』『ねじ式』『ガンダムUC』、ゲーム系では『エル・シャダイ』『モンスターハンター』『タイムクライシス』『サイキックフォース』『アイスクライマー』などなど、おっさんホイホイなネタから最新のまで、ありとあらゆるネタが並んでいる。今回は『仮面ライダー』シリーズの再現が多いかな?
 これらが今夜の9時から解禁になるわけである。

 解説の意味で、ここ数ヶ月のMMDの情勢を少しばかり。
 まず、技術的な進歩。キネクトとの連動で、家庭でモーションキャプチャーができるようになった。これ、ものすごいことである。まだ使っている作品は少ないけど、モーションをつけるツールとして、これから活用されると思われる。

【MMD】MMD+Kinectで手っ取り早くなんか凄い事がしたい人へ
http://www.nicovideo.jp/watch/sm13118491

 実はこれ、MMDにモーションつける以外にも、いろいろな応用がきくのだよね。
 さっそく応用した例がこれだったりするわけだが(笑)。

キネクトでミクにリアルパイタッチしてみた
http://www.nicovideo.jp/watch/sm13355699

 ちなみに作者は前回のMMD杯の問題作「とある夏の日のトイレ」の人。納得した!
 ただ、キネクトで動きがリアルになるとは言っても、やっぱり見ていて感心するのは、手作業でモーションをつけたり、何かの映像を完コピしたやつだ。
 これなんか、ネタ元があるとはいえ、あまりに見事な表情と動作に唖然となった。

もものきーっす!! 【MikuMikuDance】
http://www.nicovideo.jp/watch/sm12603168

 もうひとつの技術の進歩は、MME(Miku Miku Effect)が充実してきたこと。特にビームマンPが作っている電撃、風、水面、爆発、マズルフラッシュ、桜吹雪などのエフェクトは、どれも汎用性が高そうだ。

【MMD】桜吹雪エフェクト作ってみた【MME】
http://www.nicovideo.jp/watch/sm13432128

 これなんかもMMEの応用なんだそうである。初めて見た時は仰天した。アニメが最も苦手とする「字を書く」という動作をやってのけたとは!

MMD+MMEで書き初めをしてみた
http://www.nicovideo.jp/watch/sm13245117

 MMDモデルも数が増えてきている。最近は日本鬼子、今井知菜(イマイチな子)など、ネットでちょっと話題になったキャラクターは、すぐモデルができてしまう。
 あの中華ガンダムが即座にモデル化されたのには驚いたよ。

【MikuMikuDance】こっち向いてガ○ダ・・・ム?
http://www.nicovideo.jp/watch/sm13483016

 特に最近、ロボットもののモデルが充実してきている。
 たとえばこのスコープドッグ。「よくできてる」なんて言葉で表現できるようなレベルじゃないよ、このすごいこだわり。むせる。

【MikuMikuDance】スコープドッグ【完成版】
http://www.nicovideo.jp/watch/sm13360529

 見せたがりPという人もいろいろ作っている。バルキリー、ケーニッヒ・モンスター、マクロス・クォーター、ライディーンなんかも感動したが、このコンバトラーVには最高にしびれた。OP再現が涙もの(合体シーンが完璧!)。アトミックバナーが片手用と両手用があるのには恐れ入った。

【MikuMikuDance】レッツ・コンバイン【超電磁ロボ配布】
http://www.nicovideo.jp/watch/sm13108666

 この人、今回の第6回MMD杯にはアクエリオンを出すらしい。これも楽しみだ。

 はてさて。今夜はまたえらいことになりそうだな。
 興味のある人はぜひご覧いただきたい。サプライズがあるかもよ。
  


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2011年02月11日

『モンスター・コレクション テイルズ』

山本弘・安田均・水野良・友野詳・清松みゆき・秋田みやび
モンスター・コレクション テイルズ
富士見ドラゴンブック 800円+税
2月19日発売


「安田均とグループSNE」名義の初の商業出版物『モンスター・コレクション』(富士見ドラゴンブック)が発売されたのが1986年。その25周年を記念して、モンスターをテーマにした短篇集が発売されます。

安田均「魔眼」
山本弘「醜い道連れ」
秋田みやび「羽根と鱗の恋愛事情」
清松みゆき「語り終わりは、惨劇の幕開き」
友野詳「ドラゴンの吐息は胸を灼く」
水野良「ミノタウロスの夏」

 最初の『モンスター・コレクション』を手がけた、安田、山本、清松、水野に加え、友野と秋田も参加。最近、これだけのメンツが揃うのはめったにありません。
 メデューサ、リザードマン、ハーピー、ラストイーター、ドラゴン、ミノタウロスなど、様々なモンスターが登場し、シリアスあり、コメディあり、1970年代を舞台にした青春小説あり、バラエティに富んだ内容です。
  


Posted by 山本弘 at 12:54Comments(3)PR

2011年02月10日

「こぶしパンチ」にメロメロ

 10日以上遅くなったけど、『ハートキャッチプリキュア!』最終話の話題。
 いやあ、良かった!

 ここ数週、
「ここは俺にまかせて先に行け」
 とか、
「仮面の悪役、実は生き別れの父」
 とか、
「死の直前に改心する悪役」
 とか、
「愛する者をかばって爆死」
 とか、
「主人公側のキャラ、怒りで暴走しかける」
 とか、
 ものすごい王道展開の連続を見せられて、快感に浸ってたのですよ。
 やっぱり王道はいいよね。
 この熱くて漢らしい話が『プリキュア』だってところがたまらない。かわいい女の子たちがガチで戦うんですよ。たまに魔法でビーム撃ったりシールド張ったりはするけど、ほとんどはパンチとキックの猛烈な応酬。キックの効果音が本当に重そうで痛そう。クモジャキーの顔面にいきなりパンチを見舞うマリン、すげー。
 この迫力あるアクションシーンの連続、最盛期の『聖闘士星矢』や『ドラゴンボール』をはるかに上回ってる。つーか、最近ここまで派手に肉弾戦が展開したアニメって、あんまりないんじゃないか?
 声優陣もよくがんばってたと思う。水樹奈々も熱演だったけど、ダークプリキュア(高山みなみ)の「サバーク博士から離れろぉ!」という台詞には心震えたね。台詞ひとつにここまで感情こめられるとは。

 クライマックスはお約束通り、敵の大ボスが巨大化。しかもただ大きくなっただけじゃなくて、地球をゲシゲシ殴る(笑)。惑星を素手で叩いた悪役って、ユニクロン以来じゃないかしらん。
 それに対抗して、プリキュアもまさかの合体・巨大化! 「無限シルエット」って何それ!? オーケストラ姉さんよりさらにでかいんですが。身長数千キロあるよね。
 でもって、敵にとどめを刺す必殺技が、

「くらえ、この愛。
 プリキュア、こぶしパンチ」


 ここまでさんざん盛り上げてきて、最後の最後で「こぶしパンチ」!(笑)
 しかも素敵な笑顔で繰り出されるんだ、これがまた!
 これはあれだ、メロンパンナちゃんのメロメロパンチと同じ原理だな。北海道ほどのサイズがある(推定)超巨大メロメロパンチ。そりゃデューンでなくても浄化されるわ。
 このすごい脱力感には、逆に「やられた!」と思った。これをやるために「おしりパンチ」「からだパンチ」「ぜんぶパンチ」「おでこパンチ」で伏線張ってきたんだとしたら、脱帽するしかない。

 ひとつだけ文句をつけるなら、デューンの憎悪が何に由来するのかよく分からなかったことかな。「愛する者に裏切られた」とかいう過去をちらっと語らせても良かったと思うんだけど。

 でもって、Bパートでさらにやられた。
 いつき、髪伸ばしてる!
 スカート穿いてる!
 何ですか、これ。大きいお友達へのご褒美ですか!?
 えりかの増長っぷりもおかしくて、「ああ、『ハトプリ』ってこういう話だったんだよな」と再確認。
 第一話からずっと見てきて良かった。大満足。

 えー、いちおう新番組の『スイートプリキュア』も観たんですが……
 うーん……(苦笑)
 なんか脚本にも演出にもまったく魅力が感じられないんだけど。
 やっぱり『ハトプリ』は長峯達也監督の才能に支えられていたのだなあ。『おジャ魔女どれみ』や『明日のナージャ』の頃から、この人の演出、好きなんですよ。
  


Posted by 山本弘 at 17:34Comments(5)アニメ

2011年02月10日

『MM9』を中心に近況報告

 長らく放置しててすみません。1月後半から、連載原稿が4本も重なって、かなりきつかったんですよ。
 とりあえず、仕事の近況報告を。

・『ザ・スニーカー』連載『MM9 怪獣のいる風景』第4回「怪獣神様(後編)」

 後編はタイ王国軍と宇宙怪獣ゼオーのバトル。ゼオーの能力をどうするかで最後まで悩んだ。他の星の神様という設定なんで、神様らしい能力を……と思ったんだけど、雷撃はクトウリュウでやっちゃったし、火炎とか光線とかもいまいちありきたりだし。
 さんざん悩んだ末に、オリジナルのすごい能力を思いついた時には、「勝った!」と思ったね。

 原稿を読んだ編集さんに「『ジャイアントロボ』の最終回をほうふつとさせる」と言われた。ああ、意識はしてなかったけど、確かにそんな雰囲気はあるな。 僕としては平成版「怪獣使いと少年」、もしくは怪獣版『シベールの日曜日』を狙ったんだけど。
 ちなみに、ラストは自分で書きながらぼろぼろマジ泣きしてた。
 これまで書いた3作に、短篇を1本書き足して、夏頃に1冊にする予定。

・『Webミステリーズ!』隔月連載『MM9―invasion―』最終話
http://www.webmysteries.jp/

 宇宙怪獣6号(まだ固有名考えてない)とのバトルに決着。
 これを書くため、東京に行くたびに、東京スカイツリーとか浅草雷門とか秋葉原とか、バトルの舞台になる場所をさんざんロケハンしたっけな。でもって、東京の地図やグーグルアースと首っ引きで、怪獣の移動ルートを練ったり。
 グーグルアースの3D表示は、戦闘シーンを書くのにかなり役立った。高いビルが多いから、身長50m程度の怪獣だと周囲から見えにくいというのがよく分かる。自衛隊が攻撃できる方向が限られてくるのだ。
 最終決戦の場所も、さんざん悩んだ末に(一時は秋葉原駅前も考えてた)、まだ怪獣映画で破壊されたことのない場所にした。
 ロケハンしながら、「このビルをぶっ壊そう」とか「ここで投げ飛ばす」とか「ここでキック」とか、殺陣を考えるのが楽しかった。スカイツリーもただ倒すだけじゃ面白くないんで(そもそも怪獣に比べて大きすぎる)、垂直方向のアクションを考えたり。
 前作では、怪獣による都市破壊や怪獣と自衛隊とのバトルを十分に描けなかったのが心残りだった。今回は東京のど真ん中で本格的なバトルを展開できて、かなり幸せだった。
 やっぱ怪獣ものってこうだよね!

 開田裕治さんや山岸真さんが連載をちゃんと読んでくださっていて嬉しい。

http://twitter.com/kaidaikaizyu/statuses/16161956650024961
http://twitter.com/ymgsm/status/34635548366737409

 これも加筆修正のうえ、6月頃に単行本化する予定。
 完結してなくて、続編の『MM9―destruction―』に続くという終わり方(最後の最後で新キャラ登場)なんだけど、はたして『―destruction―』はどうなるのかなあ。これもおおまかな設定とかクライマックスの構想はあるんだけど、それに持っていくまでの展開で悩みそう。

・『SFマガジン』連載『輝きの七日間』

 今月発売号から連載開始。ベテルギウスの超新星爆発によって、地球上に誰も予想していなかった大異変が起きる話。
 ディザスターものではありません、念のため。冒頭に出てくるSF作家の名前で、勘のいい人は気づくかもしれないけど。
『去年はいい年になるだろう』で使った「自分視点で世界的規模の事件を描く」という手法が、今回は使えないため、世界各地の複数のキャラクターの動きを追ってゆくことになる。これは書くのに苦労しそう。ひーこら言いながら資料読んでます。

・『文蔵』連載『UFOはもう来ない』

 地球を監視していた異星人「スターファインダー」のUFOが事故を起こし、異星人が捕らわれる……というファースト・コンタクトもの。趣味のトンデモネタを山ほど盛りこめて、これもけっこう楽しいお仕事。

『ザ・スニ』の連載は今回で終わりなんで、これからは3本(うち1本は隔月)になる。しかし、今年はもうあんまり追加の仕事は受けられないな。

 それ以外に、まだ公表できないけど、角川とグループSNEで新しいプロジェクトが進んでる。これも面白くなりそうな仕事だけどね。
  
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Posted by 山本弘 at 17:02Comments(6)PR