2015年09月05日

この夏の総決算・その4

●8月15日(土)
 コミケの中日だけど、この日はコミケをお休みし、娘といっしょに水戸の徳川ミュージアムへ。

http://tokugawa.gr.jp/

 おめあてはもちろん、燭台切光忠の展示。 娘は特に燭台切さんがお気に入りで、どうしても実物を見たいというので、迷わないようについていくことにした(娘は方向オンチなのである)。
 実物が沈んでしまっている艦娘と違って、刀剣の場合は現代まで生き残っているものが何振りかある。燭台切光忠もそのひとつ。
 あいにく関東大震災で焼けてしまって、刀としての寿命は終わっているのだけど、生前の形はしっかり残っていた。娘は無言で、熱心に見入っていた。 感覚としてはお墓参りなのだろうか。

 こういう地味な施設としては珍しく、入場者は満員とはいかないまでも、そこそこ多い印象。見たところ、半分ぐらいが若い女性。やはりコミケのついでに水戸まで足を伸ばした「とうらぶ」ファンと歴女だろうか。
 水戸だから水戸黄門のグッズがあるかと思ったら、意外に少ない。黄門様グッズは、たぶんTBSか太秦映画村の方が多いんじゃないだろうか。
『水戸黄門』ファンの妻へのお土産は、葵の御紋の印籠を模したケータイ・ストラップ。
 ちなみに水戸家の印籠の実物も展示されていた。ドラマで使われている印籠は、これを参考に作られたものなんだけど、画面映えがするよう、実物よりやや大きく、飾りも少し多くしてあるのだとか。へーえ。

 帰りに水戸駅の書店で買ったのが『るるぶ ガールズ&パンツァー』(JTB)。大洗の聖地巡礼本。同人誌じゃなく、本物の『るるぶ』!

 番組の内容紹介と、大洗の観光案内ががっちり結びついた、ものすごくマニアックなガイドブック。あの回のあのシーンのモデルはここ……というのが全部分かるようになってる。「戦車カレー」「戦車すし」「あの!!カツ丼」とかも売ってるらしい。
 すごいな、大洗。

 夜は新宿のCafe Live Wireでのイベント、「怪獣作家無法地帯:東京編」。僕と大倉崇裕氏と開田裕治氏の三人。
 ちょうど『サンダーバードARE GO』第一回の放送日だったもんで、開始前にみんなで大型モニターで鑑賞。なしくずしにイベントに突入した。
 大倉崇裕さんとはお会いするのは初めて。ミステリ作家なのに「ミステリよりも怪獣が好き」と公言する濃い怪獣マニア。ワンフェスに通って怪獣フィギュアをいっぱい買ったり、ガチャポンのフィギュアを集めたりしておられるんだそうで、そのへんのトークがもう熱い熱い。
『怪獣文藝の逆襲』(角川書店)収録の短編「怪獣チェイサー」も良かったんだけど、むしろ僕が仰天したのは、長編『BLOOD ARM』(角川書店)。宣伝ではまったく触れられてないけど、実はバリバリの怪獣小説。それも、ものすごく荒唐無稽な!

 最初のうちこそ地味だけど、事件が起きはじめてからはまさにノンストップ。急展開の連続で、どんどん話がぶっ飛んでゆく。読みながら、「ええー、ここまでやるの?」「ここまで暴走しちゃっていいの?」と、あきれながらも、すっかり喜んじゃいました。
 うーん、でも、この小説を面白がれるのは、日本人の1000人に1人ぐらいじゃないかなあ。それでも確実に10万人はいるんだけどね。
 その10万人の人──荒唐無稽な怪獣小説がOKな人に、ぜひ読んでほしい作品である。
 ちなみに、タイトルの「ARM」は、「腕」ではなく「武器」のこと。
 
  


Posted by 山本弘 at 20:04Comments(5)特撮作家の日常

2015年09月05日

この夏の総決算・その2

●8月13日(木)
ウルトラマンフェスティバル2015

 コミケの前日、東京に前泊するついでに、娘を連れて池袋に行ってきた。

http://ulfes.com/2015/

 入ってすぐのところにあるのが巨大ジオラマ。ビル街のミニチュアセットの中で、ウルトラマンと怪獣たち(等身大)が戦ってるんだけど、いやあ、これが燃えるのなんのって!

 ミニチュアがけっこう細かいところまで作ってるうえに、ウルトラマンたちのポーズも決まってて、どのアングルから撮っても絵になる。特にゾアムルチが、かなり下から見上げられるアングルで撮れるのでかっこいい。
 前にも特撮博物館で同様のコーナーがあったけど、こういうのはもっとやってほしい。特撮ファンならいくらでも時間潰せるから。

 感心したのは、夏休み中とはいえ、ずいぶん多くのお客さんが入っていたこと。もちろん子供連れが多い。特にみやげもの屋はごった返していた。ウルトラマンってまだこんなに客を呼べるコンテンツだったんだな、とあらためて感心。
  ヒーローショー「ウルトラライブステージ」もほぼ満席。後ろの方にかろうじて座れた。
 あいにく、このステージは写真撮影禁止なんで、以下は文字だけで。

 ステージのバックにスクリーンがあって、ショーの進行に合わせていろんな映像が投影される。たとえばウルトラマンがスペシウム光線を使うシーンでは、背後に光線のエフェクトが投影され、その前であのポーズをして、実際にスペシウム光線を放っているかのように見せるのだ。これは面白い!
 お話は、ウルトラマンに化けたババルウ星人がゼロたちを騙し、同士討ちをさせようと企むというもの。ゼロがグレンファンヤーのことを「単細胞の直情バカは厄介だぜ」とかぼやくんで、思わず「お前が言うな」とツッコんでしまいました(笑)。
 あとね、ベリアルが悪役のくせにけっこういいとこ見せたりするんである(でもあくまで悪役)。このへんの展開もちょっとぐっとくる。
 ウルトラマンと偽ウルトラマンの対決。ゼロたちが「どっちが本物なんだ!?」と迷っているので、司会のお姉さんが客席の子供たちに「偽者のウルトラマンはどっちか教えてあげてー!」と呼びかけると、子供たちがいっせいに「あっちー!」と偽者の方を指差すという趣向。偽物はしぐさが悪役っぽいので、子供でも容易に見分けがつくのだ。つーか、なぜ分からんゼロ(笑)。ベリアルでさえ見破ってたのに。
 エックス、コスモス、ゼロ、グレンファイヤー、ミラーナイトなどの新世紀勢が主役なんで、ああやっぱり今の子供向けなんだなあ……と思ってたら、なんと最後にアンドロメロスとグリッドマンが登場して加勢する! これは大きいお友達向けのサービスですか!?
 ちなみにエックスは、ウルフェス限定のアーマーをまとう。読者からの怪獣デザイン応募から選ばれたデンパゴンとスケドン。デンパゴンアーマーはちゃんとドリルが回転します。おお!
 あと、出てくる怪獣の中にジラースがいるんだけど、やっぱり、アクションの最中にえりまき取られます(笑)。これもサービスだなあ。

 ちなみに娘は『ウルトラ』はあまり詳しくないんだけど、大学で演劇サークルに入ってるもんで、アクションシーンやスーツアクターさんの演技が参考になったと言っている。「みんなが客席に背中を向けてるシーンで、青い人(コスモス)のアクターさんが考えるふりをしながら、さりげなく客席の方に顔を向けてた」などと、けっこう細かいところまで観察してて感心した。

 ライブステージの隣の「ゴモラひろば」では、ウルトラマンや怪獣たちの着ぐるみショーをやったり、「ウルトラP」の人形劇をやったりしている。「ウルトラP」にはセブンガーが出てた。

 ウルトラマンとの握手会。こういうのに目がない娘は、すぐに飛び出していって、子供たちに交じってネクサスに握手してもらっていた。いや、お前、『ネクサス』見てなかったじゃん(笑)。

 他にも、子供向けのゲームコーナーもいろいろ。チブル星人を叩きまくるゲームとか(笑)。いや、確かに叩きやすいデザインですけどね、チブル星人。
 子供向けのイベントなんで資料展示は最小限だったけど、番組中で使用されたミニチュアやらシナリオやら撮影機材やらの展示もあって、マニアにもそれなりに楽しめるようになっていた。


 まだ時間があるので、ホテルに向かう前、娘と池袋の「乙女ロード」をぶらつく。なるほど、こういうところなのね。

 ついでに娘のリクエストで秋葉原にも寄って、コトブキヤでの『刀剣乱舞』関連の展示を見る。
 ちなみにこの次の日、このコトブキヤで『刀剣乱舞』の物販イベントがあり、大量の審神者が詰めかけて、秋葉原から御茶ノ水の東京医科歯科大学まで続く行列ができて大変な騒ぎだったとか。すごいな、とうらぶパワー。
  


Posted by 山本弘 at 19:38Comments(1)特撮作家の日常

2015年09月05日

この夏の総決算・その1

 原稿に追われたりイベントの連続だったりで、ぐずぐずしてるうちに9月になっちゃいました(苦笑)。気がついたら、先月、1回しかブログ書いてない! いや、今もまだ書かなきゃいけない原稿があって、MMD杯もろくに観れてないんですよ。すみません。
 とりあえず、8月にあったことをいろいろまとめてみました。

●8月8日(土)
〈ウルトラ怪獣アンソロジー『多々良島ふたたび』発売記念  山本弘先生&桜井浩子さんトークショー 〉

 行ってきました、書泉ブックタワー。
 僕としては当然、桜井浩子さんがメインゲストだと思っていて、スタッフの方も桜井さんが真ん中に座るように席をセッティングしてたんだけど、リハーサルで桜井さんが「山本先生がメインなんだから、どうぞ真ん中にお座りになって」と言われ、急遽、僕が真ん中に座ることに。桜井浩子さん、ほんとに気さくでいい方です。
 心配してたお客さんの入りですが、60人以上来られて、会場は満席。ありがたいことです。
 大半が男性なんだけど、女性も何人か。かなり年配の方も若い方も。
 いちばん若かったのは、最前列にちょこんと座ってた小さい女の子。親に連れられてきたらしくて、話題についてこれるのか心配だったんたけど、最後まできちんと聴いてましたね。トークショー終了後のサイン会でも『多々良島ふたたび』を差し出されてサインを求められました。7歳だそうです。頼もしいですね。

 桜井さんからはいろいろと番組の裏話も聞けました。
 スフランを焼くためにアラシがスパイダーショットから火炎を放射するシーン。後ろでスタッフがガスボンベからガスを送ってるんだけど、火の勢いが強すぎて石井伊吉(毒蝮三太夫)さんがびっくりしちゃって、最初のカットはNGになったとか。
 そもそもスパイダーショットから火が出ること自体、変だと思うんだけど。何で光線を合成で処理しなかったのか不思議。
 他にも、森の中とか岩場とかで、撮影前にスタッフがカラースプレーをがんがん撒いてたとか。確かに、DVDで観ても、森の樹とか岩肌とか、明らかに着色してるんですよね。
 もう50年近く前だから時効だろうけど。当時は自然保護って概念、希薄だったからなあ。

 で、やっぱり特撮番組で苦労するのは、完成するまでどんな画面になるか、俳優さんたちにはよく分からないということ。
 たとえば『ウルトラQ』の製作第一話「マンモスフラワー」の最初の方、お濠にマンモスフラワーの根が浮かんでるシーン。「あそこに何か気味の悪いものが浮かんでると思って演技して」と指示されるんだけど、何もないのに演技するのは難しい。
 でも、共演の佐原健二さんと西条康彦さんは、さすが東宝で特撮映画に出た経験が何度もあるので、何もないところにぴたっと視線を合わせることができたんだとか。

 トークショーは1時間ぐらいだったんだけど、その後の打ち上げでも、桜井さん、喋る喋る!
「1/8計画」で由利子が持ち上げる受話器、表面が石膏でできていてすごく重かったとか。あの重そうにしてたのは演技じゃなかったんだ! 撮影中に端っこの方をぶつけて壊しちゃったそうです。
 一方、「禁じられた言葉」に触れられるのは、あまりお好きじゃない様子。「何でみんな巨大フジ隊員が好きなの!? みんな必ず訊ねるのよ!」と。
 僕はテレビで観ていて、ビルのミニチュアを壊すのって気持ちよさそうだな思ったんだけど、ご本人によれば、ぜんぜんそんなことはなかったとか。かなり頑丈で、女性の非力では叩いてもなかなか壊れない。
 見かねたスタッフがミニチュアに切りこみを入れて、「ここを叩けば壊れるよ」と言ってくれたんだけど、問題は本番中に叩くべき場所を確認するのが難しいということ。操られて無表情だから、視線をきょろきょろさせるわけにいかない。
「それでも、ちらっとだけ確認してるのよ。DVDで観たら分かるけど」とのこと。

 それ以外にも、スタッフやキャストの裏話がいろいろ。誰それは酒癖がとか、誰それは女癖が……とか。うん、ほとんどがオフレコですね(笑)。これは表に出しちゃまずいわ。

 写真は開場前に舞台裏で撮ったピグモンとのツーショット。
 着ぐるみは他にもあるんだけど、ディズニーランドのミッキーとかと同じで、同じ場所に複数出現してはいけないというルールがあるそうです。だからこの日、秋葉原にいたピグモンはこの一体だけ。

 中の人は若い女性。着ぐるみのサイズの関係で、女性しか入れないらしいです。
 イベント会場が9階、楽屋が10階なんだけど、終了後、着ぐるみのまま階段登るのがすごく大変そうでした。足の裏が縦に長いから、普通に階段が踏めない。横向きになって、スタッフに支えられ、一段ずつ上がっていくんですよ。舞台では何十人もの人と写真撮ったり握手したりしてたから、きっと中は汗だくだったはず。男なら舞台裏でさっと脱げるんだろうけど、女性だしなあ。
 いやあ、大変なお仕事です。
  


Posted by 山本弘 at 19:00Comments(2)特撮作家の日常

2015年08月07日

コミケ88の新刊

 夏コミの日程が近づきましたので、今年の新刊を告知します。

8月14日(金曜日)
東3ホール サ-19a
心はいつも15才
新刊『あなたの知らないマイナー特撮の世界』

(まえがきより)
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「特撮映画」というと、ヒーローものか怪獣映画、SF映画を連想する方が多いのではないでしょうか。あるいは、せいぜい円谷英二が特撮を担当した東宝の戦争映画か。
 しかし、怪獣や宇宙人は出てこなくても、すごい特撮シーンが堪能できる映画が、世界にはたくさんあるのです。
 この本では、従来の特撮映画紹介からは抜け落ちていた「知られざる特撮」、特に特撮ファンの方なら堪能できるを作品の数々を紹介しようと思います。
 取り上げる作品は、CGやデジタル合成が普及する前のものに限定しました。CGでどんな映像でも作れる今とは違い、限られた技術で創意工夫して作っていた時代。逆に「この時代の技術でどうやってこれ作ったんだ!?」と驚かされる、いわば「特撮のオーパーツ」とでも呼ぶべきものを再発見し、評価しようという試みです。

 ストーリーや演出や俳優の演技については無視、純粋に特撮の素晴らしさだけを基準に選びました。

 もちろん、特撮は動いてナンボのものなので、写真だけではイメージが伝わりにくいと思います。この本を読んで興味を抱かれた方は、ぜひ実物をご覧になってください。ソフトが発売されている作品も多いのですが、半世紀以上前のパブリックドメインになっている作品に関しては、YouTubeで検索するとたいていアップされています(僕もそれでたくさん視聴しました)。
 近年の作品については、ぜひDVDやブルーレイを購入して、著作権者に還元してくださるようお願いいたします。

 ここで取り上げた作品はまだ氷山の一角。他にもすごい特撮作品がいっぱい眠っているはずです。「こんな映画があるぞ」とお教えいただければ幸いです。
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 僕がもう長いこと「この特撮はすごい!」と騒いでいた『悪魔の人形』(1936)は昨年、『雨ぞ降る』(1939)は今年、日本でDVDが発売されました。どっちも英語版をVHSで持ってるのに買っちゃいました。

 これも待望の『透明光線』(1936)も、もうじき出るらしいです。

 でも、何が悔しいかって、日本でとっくにソフト化されてるのに、特撮ファンからぜんぜん注目されてない特撮映画が何本もあるってことなんですよ。
 いい例がこの本でプッシュしてる『タルサ』(1949)です。クライマックスの油田炎上シーンのミニチュアワークが大迫力なのに、怪獣も宇宙人も出てこない映画だから、特撮ファンから完全に無視されてきた。僕も存在を知ったのは、つい去年のことです。「何でこんなすごい特撮シーンのある映画を今まで知らなかったんだ!?」と不明を恥じましたね。

 あと、『フランケンシュタインの花嫁』(1935)。エルザ・ランチェスター演じる女人造人間ばかり話題になってて、前半のホムンクルスのシーンの特撮のすごさを誰も語ってくれないんですよね。観たら仰天しますよ。こんなすごい合成、80年も前にやってたんだって。
 他にも、有名な作品であっても、「ジェリー・アンダーソン作品はメカだけじゃなく爆発もすごい」といった話を論じてたりします。これまでの特撮関係の商業出版や同人誌ではあまり注目されなかった話題ばかりです。特撮ファンの方にはぜひ読んでいただきたいと思います。

 なおイベントのみで頒布します。一般書店での販売、通信販売の予定はありません。
  


Posted by 山本弘 at 15:29Comments(7)特撮PRコミケ

2015年07月30日

怪獣関係のイベント3件

 この夏、『怪獣文藝の逆襲』と『多々良島ふたたび』発売にちなんで、怪獣関連のイベントを3つ続けてやることになりましたので、まとめて告知いたします。

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『多々良島ふたたび』発売記念トークショー

■『多々良島ふたたび』ウルトラ怪獣アンソロジー TSUBURAYA×HAYAKAWA UNIVERSE 01
日本が生み出したSF特撮の金字塔“ウルトラ怪獣”をリスペクトした、豪華作家陣によるアンソロジーです。
【著者】山本弘/小林泰三/北野勇作/三津田信三/藤崎慎吾/田中啓文/酉島伝法
【監修】 株式会社円谷プロダクション
【価格】1,800 円+税 【出版】早川書房 【発売日 】7月23日(木)
「『多々良島ふたたび』ウルトラ怪獣アンソロジー TSUBURAYA×HAYAKAWA UNIVERSE 01」の発売記念として、
8月8日(土)に書泉ブックタワー9Fでトークショーを開催いたします!

同イベントでは、本書の表題作となった『多々良島ふたたび』の山本弘先生、そして『ウルトラQ』の毎日新報カメラマン・江戸川由利子役、『ウルトラマン』のフジ・アキコ隊員役の女優、桜井浩子さんをお招きし、お話をしていただきます。

なんと、トークショー終了後には、あのウルトラ怪獣ピグモンが来襲!
ツーショット撮影ができるチャンスをどうぞお見逃しなく。
さらに、山本弘先生によるサイン会も行いますので、この機会に是非ともご参加ください!

<イベント情報>
イベント名:
『多々良島ふたたび』ウルトラ怪獣アンソロジー TSUBURAYA×HAYAKAWA UNIVERSE 01発売記念 
山本弘先生&桜井浩子さん トークショー ウルトラ怪獣ピグモン ツーショット撮影会 山本弘先生 サイン会

開催日時: 2015年8月8日(土)14:00~
開催場所: 書泉ブックタワー9Fイベントスペース
出演者: 山本弘先生、桜井浩子さん

イベント内容:
・山本弘先生、桜井浩子さんトークショー
・ウルトラ怪獣ピグモン ツーショット撮影会(トークショー終了後)
・山本弘先生サイン会(トークショー終了後)

≪参加券配布方法≫
7月23日(木)10:00より書泉ブックタワー8Fにて対象書籍をお買い上げの方に、参加券を配布いたします。
・対象書籍: 『多々良島ふたたび』ウルトラ怪獣アンソロジー TSUBURAYA×HAYAKAWA UNIVERSE 01

協力・協賛: 早川書房
フェア詳細: 「書泉」ホームページ : https://www.shosen.co.jp/event/18830/
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 子供の頃からTVで見ていた桜井浩子さんとのトークショーです。我ながら、いい歳して、ちょっと緊張してます(笑)。
 ピグモンとの撮影会というのもいいですね。

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山本弘のSF秘密基地LIVE 東京出張編#3
怪獣作家無法地帯:東京編
 
『怪獣文藝の逆襲』(角川書店)に寄稿したSF作家の山本弘とミステリ作家の大倉崇裕、それにイラストレーターの開田裕治。怪獣が大好きな三人が、怪獣の魅力を存分に語ります!

[出演] 山本弘、大倉崇裕、開田裕治

[日時] 2015年8月15日(土) 開場・19:00 開始・19:30 (約2時間を予定)

[会場] Cafe Live Wire (Biri-Biri酒場 改め)
     東京都新宿区新宿5丁目11-23 八千代ビル2F
    ・都営新宿線「新宿3丁目」駅 C6~8出口から徒歩5分
    ・丸ノ内線・副都心線「新宿3丁目」駅 B2出口から徒歩8分
    ・JR線「新宿」駅 東口から徒歩12分
 
[料金] 1500円 (当日券500円up)

※終演後に出演者を交えてのフリーフード&フリードリンクの懇親会を開催します(23:30終了予定)。参加費は3000円です(当日参加は3500円)。懇親会参加者には、入場時にウェルカムの1ドリンクをプレゼント。参加希望の方はオプションの「懇親会」の項目を「参加する」に変更してお申し込みください。参加費も一緒にお支払いただきます。
※懇親会に参加されない方は、当日別途ドリンクチャージ1000円(2ドリンク)をお買い上げください。
※領収書をご希望の方は、オプションの「領収書」の項目を「発行する」に変更してお申し込みください。当日会場で発行いたします。

チケットのご予約などはこちらに。
http://boutreview.shop-pro.jp/?pid=91788837

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 大倉崇裕さんはミステリ作家なのですが、実は怪獣が大好きなのだそうで、『怪獣文藝の逆襲』収録の短編「怪獣チェイサー」や、長編『BLOOD ARM』(角川書店)などの怪獣小説を書かれています。どんな話が飛び出すか、楽しみです。もちろん開田裕治さんも来られるから、完璧ですね。
 コミケの真ん中の日の夜です。コミケ帰りの方、どうぞお立ち寄りください。場所がちょっと分かりにくいので(僕も最初の時、迷いました)、事前にネットで道順を確認されることをおすすめします。

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山本弘のSF秘密基地LIVE#49
怪獣作家無法地帯:大阪編

 円谷プロと早川書房のコラボ企画、『多々良島ふたたび:ウルトラ怪獣アンソロジー』(早川書房)の発売を記念し、関西出身のSF作家たちが集結! 怪獣や特撮の魅力を熱く語ります。

[出演] 山本弘、北野勇作、田中啓文、酉島伝法

[日時] 2015年8月19日(水) 開場・19:00 開始・19:30

[会場] なんば紅鶴(大阪市中央区千日前2-3-9 レジャービル味園2F)南海なんば駅より南海通り東へ180m・駐車場有

[料金] 1500円
(店内でのご飲食には別途料金がかかります。入場時に別途ワンドリンクをご購入いただきますのでご了承ください)

チケットのご予約などはこちらに。
http://boutreview.shop-pro.jp/?pid=91600245
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 同様のトークショー、実は早川書房でも企画していたのですが、『多々良島ふたたび』の執筆者はほとんど関西在住なので、うまく集められなかったとか。だったらいつものLiveWireで、関西でやればいいんじゃないの?……と思いついた企画です。
 このメンツですから、これまた濃い話が爆発すると予想されます。お楽しみに。
  


Posted by 山本弘 at 18:26Comments(9)特撮PR

2015年07月30日

『多々良島ふたたび:ウルトラ怪獣アンソロジー』

《TSUBURAYA×HAYAKAWA UNIVERSE》
多々良島ふたたび
ウルトラ怪獣アンソロジー

早川書房 1944円
7月23日発売


怪獣ブーム直撃のSF作家7人が挑む、ウルトラ怪獣小説7篇。本篇の再解釈からオリジナルまで、日本SFの象徴的イコンをリスペクトする円谷プロ公式アンソロジー。センス・オブ・ワンダー溢れる挿絵14枚収録。

【収録作品】
山本弘「多々良島ふたたび」
北野勇作「宇宙からの贈りものたち」
小林泰三「マウンテンピーナッツ」
三津田信三「影が来る」
藤崎慎吾「変身障害」
田中啓文「怪獣ルクスビグラの足型を取った男」
酉島伝法「痕の祀り」

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 発売中です。
 最初にこの企画を聞いた時、「たぶん他のSF作家はみんな、あの手この手で自分のオリジナリティを発揮しようとするだろうから、僕は逆に個性を殺して、ものすごくまっとうな『ウルトラマン』のノヴェライズを書いてやろう」と思いました。
「多々良島ふたたび」はタイトル通り、「怪獣無法地帯」の続編。あの事件から半年後、測候所再開に向けて再び多々良島を訪れた調査隊が見たものは……という話で、『ウルトラマン』本編にリンクするように作ってあります。
 子供の頃から気になっていた謎に、僕なりの決着をつけてみました。書くからには間違いや矛盾がないようにしようと、『ウルトラマン』『ウルトラQ』のDVD、ずいぶん見直しましたね。

 実際にこうしてアンソロジーが完成してみると、予想通り、どの作者もみんなそれぞれの持ち味を出してるんですね。
 僕以外の作品でいちばん気に入ったのは、「怪獣ルクスビグラの足型を取った男」。怪獣図鑑に不可欠な、怪獣の足跡を取る男! これはやられましたね。あと、田中さんだから当然、オチはダジャレだろうとは予想してたんですが、まさかそれで来るかと。

 怪獣が好き、特撮が好きという方なら、必ず気に入っていただけると思います。



  
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Posted by 山本弘 at 17:54Comments(9)特撮PR

2015年06月12日

『BISビブリオバトル部』番外編「空の夏休み」



http://www.webmysteries.jp/special/biblio-01.html

 ミーナの頼みで、夏コミでサークルの手伝いをすることになった空。初めてのコミケ、初めてのコスプレでとまどうことばかり。さらには、特撮ファンのおじさんたちの二次会に参加することになり……。

 これまでコミケを題材にしたマンガや小説やアニメはたくさんあったけど、意外に知られていない部分がたくさんあるんじゃないかと思いつき、小説にしてみました。見本誌チェックとか一斉点検とかキャリーバッグのマナーとか森林保護募金とか、参加したことのある人なら常識だろうけど、コミケ体験のない人はたぶん知らないんじゃないかと思います。
 今回の前半の見せ場はコスプレです。空の人生初コスプレもいいんですけど、やっぱり、自分でもいいと思うのは銀くんのコスプレ! 版権にひっかかるから絵にはできませんけど(笑)、頭の中で思い描いていただきたいです。

 後半は居酒屋を舞台に、特撮ファンのおじさんたちによる特撮本をめぐるトークが展開します。今回はビブリオバトルをやらないので、番外編ということにして、サブタイトルにも「これはビブリオバトルではありません」と入れることにしました。
 ルールも何もないぐだぐだなおしゃべりですが、いろんな本や特撮作品の話題が出てきます。これ書くためにわざわざビデオで『さよならジュピター』観直しましたよ(笑)。

 このウェブ連載、登場する本や映像作品にリンクが貼られるんですが、今回は『マリみて』『ニンスレ』『ログホラ』『キャプスカ』『ギャレゴジ』などの略語に正確にリンク貼ってあるのに感心しました。編集さん、ご苦労様です。
  


Posted by 山本弘 at 15:26Comments(8)特撮PRコミケビブリオバトル

2015年05月11日

あなたの知らないマイナー特撮の世界・特別版

山本弘のSF秘密基地LIVE#46
あなたの知らないマイナー特撮の世界・特別版

 これまで多くの知られざる特撮作品を紹介してきた「山本弘のSF秘密基地LIVE」。
 今回はその総決算の意味で、1930~40年代のホラー映画、SF映画、ディザスター映画の中から、選りすぐった素晴らしい特撮シーンを紹介いたします。
 アナログな手法を駆使したミニチュア特撮や合成カットの数々は、CGが当たり前になった現代の目で見ると、逆に驚きの連続!
 昔の特撮マンたちの職人芸を、たっぷりご堪能ください。

[出演] 山本弘

[日時] 2015年5月29日(金) 開場・19:00 開始・19:30

[会場] なんば紅鶴
(大阪市中央区千日前2-3-9 レジャービル味園2F / Tel. 06-6643-5159)
南海なんば駅より南海通り東へ180m・駐車場有

[料金] 1500円
(店内でのご飲食には別途料金がかかります。入場時に別途ワンドリンクをご購入いただきますのでご了承ください)

 ご予約はこちらへ。
http://boutreview.shop-pro.jp/?pid=89380574

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 以前から古いホラー映画やディザスター映画の特撮シーンに興味があって、いろいろ集めていたので、それをまとめてお目にかけることにしました。今ではパブリックドメインになっているクラシックな作品ばかりですが、特撮は今見てもほんとに素晴らしいです。むしろCGやデジタル合成なんかなかった時代、よくこんなもの作れたなと感心する映像ばかり。
 あと、この企画、新連載の『怪奇探偵リジー&クリスタル』ともリンクしてます。というのも、6月発売の号に乗る第二話が、まさに30年代のユニバーサル映画を題材にしていて、特殊効果マンのジョン・P・フルトンとかが出てくるんです。この機会に、フルトンってどんなにすごい人だったかを語りたいんですよね。
 いちばん有名なのは1956年の『十戒』の紅海がまっぷたつに割れるシーン(アカデミー特殊効果賞受賞)ですけど、フルトンはそれ以前からいろんな映画の特撮シーンを手がけてたんです。『フランケンシュタインの花嫁』とか『逃走迷路』とかの合成は、ため息が出るほど素晴らしいです。
 もちろん、フルトン以外の人が手がけた特撮シーンもいろいろ紹介します。お楽しみに。
  
タグ :PR特撮


Posted by 山本弘 at 17:54Comments(0)特撮PR

2014年11月01日

『ウルトラマン』小説書きました

 これまで秘密にしてたんだけど、今月号(12月号)の〈SFマガジン〉の次号予告に載ったので、もう公開してもいいでしょう。
 11月25日発売の〈SFマガジン〉1月号は、円谷プロと早川書房のタイアップ企画。『ウルトラマン』などの円谷プロ作品を題材にしたオリジナル小説を日本のSF作家たちが競作するというもの。一回だけじゃなく何回にも分けてシリーズで掲載され、最終的にアンソロジーにまとめられるのだそうです。
 その記念すべき第一回に書かせていただきました。僕が選んだ題材は『ウルトラマン』。タイトルは「多々良島ふたたび」。そう、第8話「怪獣無法地帯」の後日談です。ただしウルトラマンは出てきません。
 あれから半年、破壊された多々良島の測候所が再開されることになり、島から危険が去ったことを確認するため、調査隊が派遣されることになった。測候所員でただ一人生き残った松井がそれに同行するが、島に向かう船の中には密航者が……という話。
 昔から「怪獣無法地帯」について抱いていたいくつかの疑問を、僕なりの解釈で解消することを目指しました。『ウルトラマン』『ウルトラQ』のいくつかのエピソードをDVDで何度も見直して、本編との矛盾がないように心がけましたので、『ウルトラ』ファンなら喜んでもらえるはずと自負しています。
 ちなみに、他の作家がどんなものを書いているのか、僕も聞いてないので、読むのが楽しみ。北野勇作「火星のバラ」って、『ウルトラQ』の幻のエピソードのノヴェライズ?
  


Posted by 山本弘 at 13:20Comments(6)特撮PR

2014年09月18日

あなたの知らないマイナー特撮の世界 #10

山本弘のSF秘密基地LIVE#38
あなたの知らないマイナー特撮の世界 #10

 70年代の怒濤の特撮ブームが終わりを告げ、山本弘(SF作家)・友野詳(作家・ゲームデザイナー)・鋼鉄サンボ(特撮マニア・B級アイテム・コレクター)の「ナニワの特撮三兄弟」が語る懐かし特撮トークも、いよいよ大詰め! 今回は、60~70年代にテレビで放映された日本未公開映画やTVムービー、80年代初頭の忘れられたマイナー特撮番組&特撮映画の話を語ります。あなたはこの濃い話について来れるか? 

[出演] 山本弘(SF作家)、友野詳(小説家、ゲームデザイナー)、鋼鉄サンボ

[日時] 2014年9月26日(金) 開場・19:00 開始・19:30

[会場] なんば紅鶴(大阪市中央区千日前2-3-9 レジャービル味園2F / Tel. 06-6643-5159)(地図)南海なんば駅より南海通り東へ180m・駐車場有

[日時] 2014年9月26日(金) 開場・19:00 開始・19:30

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 前回で70年代はほぼ終わっちゃったもんで、隔月で2年近く続いたシリーズも、これでいったんクライマックスです。いやもうほんと、70年代の特撮が語っても語っても終わらなくてねえ。
 さすがに80年代になると、テレビで特撮番組が激減する一方、ビデオでものすごい数のB級マイナー作品があふれかえって、逆に共通体験が語りづらくなってくるんですよね。『ミカドロイド』とか『TARO!』とか観てる人間、何人ぐらいいるんだとか、僕もそう言えば『大予言 復活の巨神』観てないな、とか。あっ、月曜ドラマランド版の『ゲゲゲの鬼太郎』なら語れるな。
  
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Posted by 山本弘 at 18:09Comments(2)特撮PR