2016年02月10日

今月、東京でのトークショー2件

 2月21日(日)と22日(月)、新宿で続けてトークショーをやることになりました。
 両日通し券購入の方には、入場料が500円引きになります。

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山本弘スペシャル2DAYS PART.1 懐古編
山本弘のSF秘密基地LIVE 東京特別版#4
「今、レトロが新しい!!」


 1930年代、パルプマガジン盛んなりし頃のアメリカが舞台のホラーミステリー『怪奇探偵リジー&クリスタル』を上梓した山本弘と、翌22日に金田一耕助パスティーシュのシリーズ最新刊『金田一耕助、パノラマ島へ行く 』を刊行する芦辺拓が揃い踏みします。
 二人が偏愛する、レトロSFとミステリ、児童小説、特撮映画など古き好き日を彩ったクラシックなエンターテイメントの魅力を、縦横無尽に語り合います。
 翌日の 「SFなんでも箱」とのハシゴも大歓迎。両日通し券購入の方には、入場料500円引きの2500円でOK。

[出演] 山本弘(作家)

[ゲスト] 芦辺拓(ミステリ作家)

[日時] 2016年2月21日(日) 開場・19:00 開始・19:30 (約2時間を予定)

[会場] Cafe Live Wire
     東京都新宿区新宿5丁目11-23 八千代ビル2F
    ・都営新宿線「新宿3丁目」駅 C6~8出口から徒歩5分
    ・丸ノ内線・副都心線「新宿3丁目」駅 B2出口から徒歩8分
    ・JR線「新宿」駅 東口から徒歩12分
 
[料金] 1500円 (当日券500円up)

http://boutreview.shop-pro.jp/?pid=98391896

※終演後に出演者を交えてのフリーフード&フリードリンクの懇親会を開催します(23:30終了予定)。参加費は3500円です。懇親会参加者には、入場時にウェルカムの1ドリンクをプレゼント。参加希望の方はオプションの「懇親会」の項目を「参加する」に変更してお申し込みください。参加費も一緒にお支払いただきます。
※懇親会に参加されない方は、当日別途ドリンクチャージ1000円(2ドリンク)をお買い上げください。

※翌日2/22(月)に「池澤春菜&堺三保のSFなんでも箱#28 ゲスト・山本弘」を同じ会場・時間・料金設定で開催します(終了後に懇親会も開催します)。両日来場の場合は入場料が500円引きの合計2,500円とお得です。通し券希望の方はオプションの「22日」の項目を「参加する」または「参加する(+懇親会)」に変更してお申し込みください。2つのイベントの料金を一緒にお支払いいただきます。
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山本弘スペシャル2DAYS PART.2
池澤春菜&堺三保のSFなんでも箱(Anything Box) #28

 前日の「山本弘のSF秘密基地LIVE」とのハシゴも大歓迎。両日通し券購入の方には、入場料500円引きの2500円でOK。

[出演] 池澤春菜(声優、女優、エッセイスト)、堺三保(SF評論家、翻訳家)

[ゲスト] 山本弘(作家)

[日時] 2016年2月22日(月) 開場・19:00 開始・19:30 (約2時間を予定)

[会場] Cafe Live Wire
     東京都新宿区新宿5丁目11-23 八千代ビル2F (Googleマップ)
    ・都営新宿線「新宿3丁目」駅 C6~8出口から徒歩5分
    ・丸ノ内線・副都心線「新宿3丁目」駅 B2出口から徒歩8分
    ・JR線「新宿」駅 東口から徒歩12分
 
[料金] 1500円 (当日券500円up)

http://boutreview.shop-pro.jp/?pid=98248023

※終演後に出演者を交えてのフリーフード&フリードリンクの懇親会を開催します(23:30終了予定)。参加費は3500円です。懇親会参加者には、入場時にウェルカムの1ドリンクをプレゼント。参加希望の方はオプションの「懇親会」の項目を「参加する」に変更してお申し込みください。参加費も一緒にお支払いただきます。
※懇親会に参加されない方は、当日別途ドリンクチャージ1000円(2ドリンク)をお買い上げください。
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 芦辺拓さんとは前から知り合いなんですが、こんな風に人前でトークするのは久しぶりです。
 先日、復刻された西條八十『あらしの白ばと』(盛林堂)がものすごく面白かったもんで、昔の児童小説がいかに自由奔放だったか……といった話からはじまって、『リジー&クリスタル』の裏話などをからめながら、レトロなSFやミステリや特撮の話を思う存分、展開しようと思っています。ついてこれる人、どれだけいるんでしょうね(笑)。
『あらしの白ばと』もいいけど、『魔境の二少女』もかなりわくわくする話で、復刻希望です。

 2日目は池澤春菜さんと堺三保さんの司会で、『BISビブリオバトル部』の話をからめながら、SFの話をいろいろとするつもりです。お楽しみに!
  
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Posted by 山本弘 at 21:28Comments(2)SFPR レトロ

2015年12月12日

新作『怪奇探偵リジー&クリスタル』

『怪奇探偵リジー&クリスタル』
角川書店 12月26日発売 1944円

 第二次世界大戦直前の一九三八年。ロサンゼルスのダウンタウンに探偵事務所を構える私立探偵エリザベス・コルト(通称リジー)と助手の少女クリスタル。二人の元に舞いこむのは、猟奇的な殺人事件や超常現象など、常識はずれの奇怪な事件ばかり。だが、そんな事件に立ち向かう二人も、ただの人間ではなかった!

 こんな話を思いついたきっかけは、戦前戦中のアメリカのホラー映画やモンスター映画、パルプ雑誌などについて調べているうち、こうした懐かしいB級作品の香りを現代に蘇らせられないかと考えたことです。科学が進歩し、コンピュータやインターネットが普及した現代に、こうした話は似合わない。だったらいっそ、ああいう映画や雑誌が実際に作られていた時代を舞台にした方が面白いと。
 また、『事件記者コルチャック』や『狼女の香り』、最近だと『ドクター・フー』や『秘密情報部トーチウッド』といった海外の一話完結式の怪奇・SFドラマが好きなもので、以前からああいう話をやってみたかったということあります。もちろん、先行作品とはかぶらないように、2人のヒロインは非常にユニークな設定にしています。各話のストーリーにしても、「こんなの山本弘でないと書けない」と言ってもらえるようなものばかりだと自負しております。
 ホラーあり、サスペンスあり、SFあり、ミステリあり。スプラッタもあれば笑いもあり、時にはしんみりとさせる。そんな自由奔放でにぎやかな世界が『リジー&クリスタル』なのです。


●第一話 まっぷたつの美女
 リジーの探偵事務所を訪れた美女が、奇妙な相談を持ちかける。恋人が猟奇的な表紙を売り物にしているパルプ雑誌を買い集めているのが不安だというのだ。リジーに説得されて帰っていったが、数日後、まさにパルプ雑誌の表紙を模したかのような残酷な殺人事件が起きる。

 リジーとクリスタルの人物紹介を兼ねた第一話は、この小説を書くきっかけになった、30年代アメリカで流行していたパルプ小説誌をネタにした話。作中に登場する雑誌はすべて実在のもの。この時代のアメリカでは、こんな雑誌が山ほど出てたんです。


●第二話 二千七百秒の牢獄 
 一九三二年、ユニバーサル映画が製作していたものの、さる事情で未完成に終わった密林映画『豹人の女王』。6年後、そのフィルムをめぐって、ユニバーサルの創始者カール・レムリの身に奇怪な現象が起き、リジーもそれに巻きこまれる。フィルムに潜むアフリカの邪神ニャーマトウ。クリスタルはリジーたちを救うため、名特撮マン、ジョン・P・フルトンに助けを求める。

 ジョン・P・フルトンは実在の人物。『透明人間』(33)や『フランケンシュタインの花嫁』(35)の特撮技術は、今見ても素晴らしいです。
 彼に興味を抱くうち、「もしフルトンが恐竜の出てくる特撮映画を作っていたら」と思いつき、その映画の内容を妄想するうちにでき上がったエピソード。『豹人の女王』は完全に架空の映画なんですが、いかにもこの時代に作られていそうなものを考えました。

●第三話 ペンドラゴンの瓶
 一八八〇年、コロラドの田舎町を訪れたカーニバルで、少年が目撃した正体不明の「ペンドラゴンの瓶」。一九三八年、カリフォルニアの山中で起きた謎の獣による惨殺事件。そして一六一七年、イングランドの錬金術師ペンドラゴンが美しい娘ベスを殺害した事件──三世紀の時をまたいで、事件がひとつの線となって結びつく。

 ヒントになったのはレイ・ブラッドベリの「瓶」という短編。何が入っているのか分からない奇妙なガラス瓶をめぐる話です。
 これ以上は何を書いてもネタバレになりそうなのでやめておきます。話が転がってゆく様をお楽しみください。

●第四話 軽はずみな旅行者
 とあるダイナーで、リジーはギャングのカジンスキーと話している男を目にする。数日後、ルークと名乗るその男が探偵事務所を訪れ、カジンスキーに奪われたアタッシェケースを取り戻してくれと依頼する。彼はあるアイテムを手に入れるために二十一世紀末からこの時代にやってきたタイムトラベラーで、アタッシェケースを取り返さないと歴史が決定的に歪んでしまうというのだ。

「怪奇探偵」というタイトルから受けるであろうイメージから大きくはずれた、コミカルなSF話。まあ、『コルチャック』にもロボットや宇宙人が出てくる話がありましたからね。こういう話もアリなのが『リジー&クリスタル』なのです。
 特に後半、SFファンなら大喜びする趣向を盛りこんでおります。

●第五話 異空の凶獣
 かつてクリスタルの母が取り組んでいた四次元空間の実験。科学者ウィッシュボーンがその実験を再開させたところ、地球に隣接する異空間の惑星から、透明な肉食生物ドロウルがこちらの世界に侵入してきた。人間に知られることなく凶行を重ねるドロウル。その姿が見えるのはクリスタルだけなのだ。

 クリスタルと異次元生物の死闘を描くサスペンス編。これもSFファンなら、A・E・ヴァン・ヴォクトの「黒い破壊者」を連想するでしょう。(クァールは透明じゃないですけど)

  


Posted by 山本弘 at 19:14Comments(12)SFオカルトPR レトロ

2015年11月14日

「このエピソードがおすすめ! 勝手に『ミステリー・ゾーン』傑作選」

山本弘のSF秘密基地LIVE#52
このエピソードがおすすめ! 勝手に『ミステリー・ゾーン』傑作選

 アシェット・コレクション・ジャパンの〈ミステリー・ゾーンDVDコレクション〉が、旧シリーズ分56巻を消化し、『新トワイライト・ゾーン』に突入しました。これを記念し、今回は『ミステリー・ゾーン』の魅力を徹底的に語る特集です。
 1959年に放映開始されたSF・ホラー・ファンタジーのアンソロジー番組。番組クリエイターで名脚本家であるロッド・サーリングをはじめ、リチャード・マシスン、チャールズ・ボーモント、ジョージ・クレイトン・ジョンソンといった作家たちが紡ぎだした、5シーズン全156本のエピソードから、〈問題作〉〈びっくりする話〉〈こわい話〉〈笑える話〉〈泣ける話〉を選び出して紹介します。「狂った太陽」「2万フィートの戦慄」「子供の世界」などの名作はもちろん、日本での未放映エピソードまで。この2時間のトークで『ミステリー・ゾーン』のすべてが分かります!

[出演] 山本弘

[日時] 2015年11月27日(金) 開場・19:00 開始・19:30

[会場] なんば紅鶴(大阪市中央区千日前2-3-9 レジャービル味園2F)南海なんば駅より南海通り東へ180m・駐車場有

[料金] 前売り¥1,500- 当日¥2,000-
(店内でのご飲食には別途料金がかかります。入場時に別途ワンドリンクをご購入いただきますのでご了承ください)

チケットのご予約はコチラ↓
http://boutreview.shop-pro.jp/?pid=95224733

もしくは紅鶴・白鯨へメールで
namba_hakugei999@yahoo.co.jp
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 今の人には「『世にも奇妙な物語』の元ネタ」と言った方が早いのでしょうか? でも、古いからといって甘く見てほしくないんですよ。半世紀以上も前の番組なのに、今観てもまったく遜色がない。それどころか、扱われている題材が、現代の目で観ると逆に面白かったりするんです。

 たとえば「人形の家で」というエピソードは、本物の女性とつき合ったことのないマザコンの男が、博物館に展示された人形の家に飾られた小さな女性の人形に恋をするという話。このまま現代日本に移し替えてリメイクしてもいけるんじゃないでしょうか?
「悪意の果て」は、自分を正義だと思いこんでる男の話。世の中にいるいろんな悪人(と彼が考える人)のことを調べ上げ、上司に「あいつはアカです。辞めさせなさい」と密告の電話をかけたり、ただ一度のミスで患者を死なせた医師を執拗に糾弾し続けたり……これ、現代のネット社会の方がリアリティあるんでは?
 この他にも、「疑惑」「生と死の世界」「鏡」「暗闇の男」「暗黒の死刑台」など、人間の心の闇を描いたシリアスな社会派のエピソードがいくつも。特にサーリングの脚本は、台詞の緊張感が素晴らしくて、同じ創作を生業とする者として感心させられます。

 ホラーの秀作もいろいろ。マシスン脚本では「2万フィートの戦慄」が有名だけど、「遠来の客」「亡き母の招き」あたりもかなり怖い。 「夢の中に消えた男」は、今回のDVD化で初めて目にしたエピソードなんですが、『謎の円盤UFO』の「謎の発狂石」の元ネタこれか!? とビックリしました。
 ロッド・サーリングもけっこう怖い話が上手くて、やはり今回のDVD化で初めて目にした「誰かが何処かで間違えた」(マシスンの原作をサーリングが脚色)「ヒッチハイカー」「めぐりあい」などはどれも秀作。じわじわと不安をかきたてていって、最後のシーンでぞっとさせるというテクニックが絶品です。血しぶきもモンスターも出さなくても、ホラーはいくらでも創れるんですな。
「ヒッチハイカー」なんて途中でオチが読めちゃうんだけど、その予想通りのオチにたどりつく瞬間の怖さときたらもう……「子供の世界」もそうだけど、「これは子供の頃に観なくて良かった!」と思いましたわ、痛切に(笑)。こんなの子供の頃に観てたらトラウマになる。
 その一方で、マシスンは「すべては彼の意のままに」、サーリングは「西部劇作法」みたいな大バカなコメディも書いてたりするんで、もうこの人たちの才能には脱帽するしかありません。
 あと、もちろん、「弱き者の聖夜」「8時間の奇蹟」「遠い道」などの、感動するエピソードもいろいろ。

 今回はそうした『ミステリー・ゾーン』の魅力を存分に語ろうと思っています。DVDに収録されなかった「ふくろうの河」「対決」などの幻のエピソードも紹介します。
 なお、オチが命の作品に関しては、オチまで語りません。この機会に、ぜひDVDを買って実物を観ていただきたいと思っていますので。
  


Posted by 山本弘 at 17:59Comments(2)SFPR レトロテレビ番組

2015年05月11日

新連載『怪奇探偵リジー&クリスタル』

 角川書店の電子書籍マガジン『文芸カドカワ』にて、今月号から連載開始しました。


 時は第二次大戦前の1938年。ロサンゼルスの女性私立探偵エリザベス・コルト(通称リジー)と助手の少女クリスタルのコンビが、毎回、怪奇な事件を捜査するというシリーズ。

 第1話「まっぷたつの美女」は、当時流行していたパルプマガジンの猟奇的な表紙絵に見立てた惨殺事件が起きるという話。

 第2話「二千七百秒の牢獄」は、当時ユニバーサルが製作した幻の特撮映画(もちろんフィクションですけど) をめぐる奇談。

 分かる人には分かると思いますが、『事件記者コルチャック』みたいな話をやってみたかったんですよ。主人公が毎回、いろんなパターンの怪奇事件に遭遇する話。
 あと、『ドクター・フー』とか『トーチウッド』とか『秘密指令S』とかのイギリスの変な番組ってけっこう好きなんで、ああいうノリもやってみたい。
 本当にオカルト現象が起きる話もあれば、合理的に解決する話もあります。タイムトラベラーなどのSF的なガジェットが出てくる話も予定してます。まあ、『コルチャック』だって宇宙人とかロボットとか出てきましたからね。 逆に幽霊とか吸血鬼みたいな、ありきたりの「怪奇」は出ません。
 ジャンルにこだわらず、その回の話がミステリなのかホラーなのかSFなのか読んでみないと分からない、自由奔放でごった煮のようなシリーズにしていきたいです。

 ちなみに、「怪奇探偵」という言葉には二重の意味があります。怪奇な事件を扱うという意味と、探偵自身が怪奇という意味と。
 たとえば、助手のクリスタル。『ゴーストハンターRPG』のシナリオ「月光のクリスタル」を知ってる方なら、最初から正体が分かると思います。そうです、あのキャラクターの設定、流用しました。
 リジーもかなり怪奇なキャラクターなんですけどね。それは読んでのお楽しみってことで。

 あと、基本は「エロとグロ」(笑)。

 エロいシーンとグロいシーンをなるべく入れようと思ってます。特にエロ。毎回、二人のヒロインのどっちかが(あるいは両方が)必ず脱ぎます!
 とにかく徹底的にB級を、それも最高に面白いB級を目指してます。
  


Posted by 山本弘 at 17:32Comments(4)SFオカルトPR レトロ

2010年06月29日

なつかしの日本語版主題歌

 先日、まったく別の件で検索していて、偶然に発見した歌。

エイトマン/北京の55日
http://www.youtube.com/watch?v=XZsDcFXNk64

 前半の「エイトマン」は珍しくないけど、後半の「北京の55日」はレア。僕も小学校の時に聴いて以来で、40年ぶりぐらいに聴けて感激した。
 克美しげる、やっぱり上手い。「♪時は壱千九百年」ってのがいいなあ。「連合軍」というところで舌が巻くのも。
 ただ、

♪決戦挑む 暴徒の族
 フランス イギリス イタリア ロシア

 と続くと、どっちが暴徒なんだかよく分からんのが難点か(笑)。
 しかし、義和団事件の歌なんて、たぶん他にないだろうね。

 こんな風に、かつての日本では、洋画が公開されるとそのテーマ曲の日本語版が作られることがよくあった。尾崎紀世彦の「ゴッドファーザー~愛のテーマ」(「♪広い世界の片隅で~」)は割と有名だけど、「タワーリング・インフェルノ 愛のテーマ」なんてのもあったんである。

http://www.youtube.com/watch?v=cIUDqZ6r9lw

 まあ、今では封印された子門真人の『スター・ウォーズ』の歌なんていう、困った代物もありましたが(笑)、けっこう名曲も多かったのだ。
 たとえばデューク・エイセスの歌う『大脱走』のマーチの日本語版。これは僕が子供の頃によくTVで流れてた。

http://www.youtube.com/watch?v=ct8ThEC06lo

 同じく『史上最大の作戦』のマーチの日本語版が聴きたい……とmixi日記で書いたら、ある方が教えてくださったのがこれ。

http://blogs.yahoo.co.jp/yacup/54183507.html

 おお、これだこれ! でも歌手が違う。これも確か克美しげるが歌ったバージョンがあったはずなんだけどな。

 テレビに目を向けると、『コンバット!』の日本語主題歌なんてのもあった。ネットで検索してみると、「♪進めどこまでも勇ましく」という歌詞を覚えている人は多いんだけど、あいにく実物はアップされていなかった。残念。
 名曲と言えばこれ。『名犬ロンドン物語』!

http://www.youtube.com/watch?v=ENHuWg5z2u4&NR=1

 人間のレギュラーはおらず、街から街へとさまよい歩いている野良犬が主人公という変わった番組。毎回、どこかの街でいろんな人と出会って、ドラマが展開するというパターンだった。
 この主題歌、好きだったんだよねー。歌詞も絶品。お風呂に浸かりながら思い浮かべるとほんわかしてくる。

 珍品なのは『ギリガン君SOS』の日本語主題歌。

http://www.youtube.com/watch?v=Q887n-eduAM

 聴くだけで設定が分かる親切な歌。40年前に録音していた音源に、英語版のOP映像を重ねて再現したのだそうだ。ありがとう! ご苦労様!
 ところで、もしやと思って検索してみたら、案の定、『LOST』と『ギリガン君』をミックスしたMADがいくつも見つかった。誰でも思いつくよね、やっぱり。

 こんなものまで!? と思ったのは『鬼警部アイアンサイド』の主題歌。これはかなり無理っぽい。つーか、なぜこの曲を歌にしようと思った?

http://www.youtube.com/watch?v=IfW6rCrkg4I

 アニメでは『マイティ・ハーキュリー』。よくこんな古い音源、残ってたなあ。

http://www.youtube.com/watch?v=cxborsgged0

 アニメ版『スパイダーマン』の日本語主題歌(「♪おーおー、クモ人間だー」というやつ)も探してるんだけど、見つからない。誰も録音してなかったんだろうか?

 これらは原語版の曲に日本語歌詞をつけたものなんだけど、他にも日本で独自にメロディまで作っちゃったものもいろいろあった。田島令子の歌う『バイオニック・ジェミー』の歌とか、アニメだと『チキチキマシン猛レース』『大魔王シャザーン』『幽霊城のドボチョン一家』など多数。
 僕らの世代だとやっぱりこれ。『JQ』の主題歌。残念ながら坂本九版ではなく、別の人が歌っているカバー。坂本九バージョンはもう聴けないんだろうか。

http://www.youtube.com/watch?v=M2mZfES6BlA

 日本で作られたオリジナル主題歌の中で、僕が最高峰だと思うのはこれ。作詞作曲/荒木一郎、歌/上條恒彦による『スペース1999』の主題歌!

http://www.youtube.com/watch?v=5l1g4fqcJ1A

 CDに収録されたバージョンは、レコードの回転数を間違えたらしく、変に間延びしてるんだけど、これはそれを正しい速度に直したもの。これもご苦労様です。
 上條恒彦の歌声も素晴らしいけど、この歌詞は神! 「♪見知らぬ星の涙が今日も ああ窓を濡らす」ですよ! 何度聴いてもしびれる。このセンスは真似できんわー。
 こういうのはぜひちゃんとした形で復刻してCDで出していただきたい。出たら絶対買うから!

 最近、こういう日本語主題歌って何かあったっけ……と考えてたら、「♪俺はジャック・バウアー」というあのCMソングが浮かんでしまった(笑)。いや、あれはあれで傑作だと思いますが。
  
タグ :映画アニメ


Posted by 山本弘 at 13:25Comments(4) レトロ