2017年03月06日

LiveWire:またしてもニセ科学を楽しもう!

山本弘のSF秘密基地LIVE#66
またしてもニセ科学を楽しもう!



『ニセ科学を10倍楽しむ本』(楽工社/ちくま文庫)出版からもう7年。ニセ科学はいっこうに衰退する様子はなく、また新たなニセ科学がいくつも台頭してきています
 今、どんなニセ科学が流行っているのか?
 どこがどう間違っているのか?
 そして、小中学校の理科を知っていれば見破れる程度のウソに、なぜ多くの人があっさり騙されてしまうのか?
 ニセ科学の現状に触れるとともに、それらから目を背けるんじゃなく、そのバカバカしさを笑って楽しんじゃおうという企画です。ニセ科学に毒される前のワクチンとして、ぜひ聞きに来てください。


[出演] 山本弘

[日時] 2017年3月24日(金) 開場・19:00 開始・19:30

[会場] なんば紅鶴(大阪市中央区千日前2-3-9 レジャービル味園2F)南海なんば駅より南海通り東へ180m・駐車場有

[料金] 1500円  
(店内でのご飲食には別途料金がかかります。入場時に別途ワンドリンクをご購入いただきますのでご了承ください)

ご予約はこちらに
http://boutreview.shop-pro.jp/?pid=114140246
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 こちらはいつものLiveWire。今回は久しぶりにニセ科学を取り上げます。
『ニセ科学を10倍楽しむ本』を書いた後も、いっこうにニセ科学は廃れません。それどころか、EM菌、ナノ銀除染、親学、誕生学などなど、政治や教育の世界にまではびこっているニセ科学もいろいろ。江戸しぐさのような「ニセ歴史」も台頭してきています。
 そういうものを「興味がない」「分からない」と無視するのはきわめて危険。でも、「論破するには深い専門知識が必要なんじゃない?」としりごみする必要もありません。ニセ科学・ニセ歴史の多くは、小中学校程度の知識があれば間違いと分かるもの、「そんなアホな!」と笑って楽しめるものばかりですから。
 むしろ、何でそんなものに騙される人がいるの? という点を問いたいと思います。また、中学生へのアンケート調査の結果を通じて、ニセ科学が若者たちの間にどれだけ浸透しているかも紹介します。
 小難しい理屈は抜き、笑って楽しめる企画です。気軽な気持ちでお越しください。
  
タグ :ニセ科学PR


Posted by 山本弘 at 17:23Comments(0)PRメディアリテラシー

2017年03月06日

切通理作の『怪獣千夜一夜』第一夜

Live Wire 17.3.20(月/祝)

切通理作の『怪獣千夜一夜』第一夜 ゲスト:山本弘(SF作家)
~怪獣対SF対宇宙人 僕らの「アンバランス・ゾーン」考~


最新刊『怪獣少年の<復讐>』『無冠の巨匠 本多猪四郎』の刊行を経て、再び自らの原点“怪獣”に回帰した切通理作が、作家・映画監督・漫画家・タレントなど、今やの創作活動の第一人者となった“かつての怪獣少年(少女)”を迎え、その魂に刻まれた幻の怪獣への愛と恐怖を語るシリーズが開幕。千人千夜の「怪獣語り」を重ねることで、科学と合理性の時代20世紀に咲いた奇想の華“怪獣”が、時代に如何なる足跡刻んだかをフィールドワークしていきます。

記念すべき第一弾として迎えるのは、現役SF作家の大御所であり、怪獣が出現する<もう一つの日本>を描いた『MM9』や、ウルトラ世界の再解釈『多々良島ふたたび』でも知られる山本弘。1956年生まれの山本氏は、ウルトラシリーズの原点『ウルトラQ』SFアンソロジー・ドラマ『ミステリー・ゾーン』の直撃をうけた“オタク第一世代”であり、その後のアニメ・特撮ドラマの爆発的普及を生で体感してきた。一方、ニセ科学や歴史改ざんに警鐘を促す著作も多く、幻想と真実の境界線には鋭敏な視線で臨むひとでもある。

切通の処女作『怪獣使いと少年~ウルトラマンの作家たち』を刊行当時読んでいたというが、実は今回が初対面。

SFと「怪獣」との相性、ウルトラの基底にあるとされる「センス・オブ・ワンダー」について、現代社会に機能する怪獣表現とは……思う存分語りつくします。


[出演] 切通理作、山本弘

[日時] 2017年3月20日(月/祝) 開場・19:00 開始・19:30 (約2時間を予定)

[会場] Live Wire HIGH VOLTAGE CAFE
     東京都新宿区新宿5丁目12-1 新宿氷業ビル3F (1F割烹「いちりん」右階段上がる)
    ・都営新宿線「新宿3丁目」駅 C6~8出口から徒歩5分
    ・丸ノ内線・副都心線「新宿3丁目」駅 B2出口から徒歩8分
    ・JR線「新宿」駅 東口から徒歩12分
 
[料金] 1500円 (当日券500円up)

※終演後にフリーフード&フリードリンクの懇親会を開催します(23:30終了予定。出演者は参加できない場合があります)。参加費は3500円です。懇親会参加者には、入場時にウェルカムの1ドリンクをプレゼント。参加希望の方はオプションの「懇親会」の項目を「参加する」に変更してお申し込みください。参加費も一緒にお支払いただきます。
 
※懇親会に参加されない方は、当日受付時に別途1ドリンク代500円が必要となります。(2ドリンク購入の場合は100円引きの900円とお得です)

ご予約はこちらに
http://boutreview.shop-pro.jp/?pid=114375019

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 いつもは大阪でやっているLive Wireですが、今月は東京でもやります。切通理作さんとの対談です。もちろん昔からお名前は知っていたんですが、お会いするのは初めてです。
 切通さんはこれからいろんな人と怪獣についてのトークを重ねてゆく予定で、僕がその第一弾だそうです。
 当然、僕らのことですから、遠慮しませんからね! 初心者にはついてこれない濃いネタがばんばん飛び出すと思います。お楽しみに!
  
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Posted by 山本弘 at 15:56Comments(0)特撮PR

2017年02月21日

『幽霊なんて怖くない』文庫化

『BISビブリオバトル部〈2〉 幽霊なんて怖くない』が文庫になりました。


夏休みを迎えた美心国際学園(BIS)ビブリオバトル部は、造り酒屋を営む武人の家で夏合宿を開催する。夜、武人の両親や祖母を招待して行われたビブリオバトルのテーマは〈恐怖〉。部員たちはロウソク一本の明かりのなか、それぞれ得意ジャンルを生かしてとっておきの怖い本を紹介するが、投票段階にはある不思議な出来事が……。
http://www.tsogen.co.jp/np/isbn/9784488737061

 2015年に出版された〈BISビブリオバトル部〉シリーズの第2弾。リンク先でも解説されていますが、今回の表紙は弐久寿です。両親ともに生粋の白人なんですが、日本に帰化していて日本語ぺらぺら。周囲の人に変な二つ名をつけるのが趣味。
 ただ、BB部員じゃないもんでビブリオバトルでは発表せず、空やミーナほど台詞が多くないんですよね。ですから表紙だけでも目立たせてあげようと思いました。
 この巻のビブリオバトルのテーマは、〈恐怖〉そして〈戦争〉。重いテーマなんですが、決してお話自体は重くありません。それどころかギャグもサービス・シーン(笑)もいろいろ。もちろん本をめぐるうんちくも盛りこまれていて、楽しめる内容になっていると自負しています。

 前の巻では声優の池澤春奈さんに解説をお願いしましたが、今回は作家の福田和代さんに書いていただけました。
 福田さんは神戸で『読まなきゃ!』というビブリオバトルを主催されています。僕もお呼びがかかって発表させていただいたことがあるんですが、その時のエピソードも解説の中で触れていただいております。大変に的確で熱のこもった解説でした。ありがたいです。

 また、文庫化に合わせて、自分のサイトを一部更新しました。

『BISビブリオバトル部2 幽霊なんて怖くない』登場作品リンク集
http://kokorohaitsumo15sai.la.coocan.jp/bibliobatllebu002a.html

 作中に登場する本を紹介しています。マクスウェル・テイラー・ケネディの『特攻 空母バンカーヒルと二人のカミカゼ』は、分厚い本ですが面白くて引きこまれますし、もちろん『馬の首風雲録』『野生のティッピ 動物と話す少女』『七時間目の怪談授業』『軍靴のバルツァー』『びっくりモンスター大図鑑』なども、みんなそれぞれ面白いんでおすすめです。

BISビブリオバトル部 埋火家のSFコレクション その2
http://kokorohaitsumo15sai.la.coocan.jp/bibliobatllebu002b.html

 こちらは作中で埋火家の書庫のシーンに登場する本を紹介。古いSFが中心ですが、ジェラルド・ハード『地球は狙われている』はかなりレアではないか思います。

 前作のデータはこちら。

『翼を持つ少女』登場作品リンク集
http://kokorohaitsumo15sai.la.coocan.jp/bibliobatllebu02.html

BISビブリオバトル部 埋火家のSFコレクション
http://kokorohaitsumo15sai.la.coocan.jp/bibliobatllebu04.html


 ちなみに、AMAZONへのリンクが切れていないか確認していたら、カヴァーリ‐スフォルツァの『わたしは誰、どこから来たの』にカスタマーレビューが増えているのを発見。『翼を持つ少女』を読んでくださったんでしょうかねえ?
  


Posted by 山本弘 at 19:51Comments(3)SFPRビブリオバトル

2017年02月17日

『UFOはもう来ない』がラジオドラマになりました!

 僕の小説『UFOはもう来ない』(PHP学芸文庫)がラジオドラマになりました!


 3月13日(月)より、NHK FM『青春アドベンチャー』で放送予定。全10回です。
http://www.nhk.or.jp/audio/html_se/se2017006.html

 内容についてはこちらをお読みください。ユーモラスですが、けっこう本格的なファースト・コンタクトSFです。

http://kokorohaitsumo15sai.la.coocan.jp/ufohamoukonai.html
http://hirorin.otaden.jp/e261002.html

 脚本を読ませていただきましたが、時間の都合でストーリーが一部省略されているところがあり、出てこないキャラクターもいます。
 主人公は千里で、原作通り、大阪弁で喋ります。ただ、さすがに彼女の下品な発言の数々はカットされてます。「これ、●●●●にからませたら絶対に気持ちええで」とか(笑)。NHKだからしかたないですけど。
 でも、プロットは原作に忠実です。テーマもしっかり把握していただいており、大変に好感を持てました。
 お聴きいただければ幸いです。
  
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Posted by 山本弘 at 19:11Comments(6)SFPR

2017年02月17日

僕たちの好きだった80年代アニメ Part.6

山本弘のSF秘密基地LIVE#65
僕たちの好きだった80年代アニメ Part.6


 1980年代──アニメがまだセルに描かれていた時代。でもストーリーや表現の面では、急速に新しい波が押し寄せ、激動の時期を迎えていました。
 山本弘と鋼鉄サンボ、いい歳してアニメが大好きな二人が、あの時代を振り返り、様々な作品の思い出話や裏話、マニアックなトリビアを熱く語りまくるという連続企画。1988年に突入し、そろそろ大詰めです。さて、どんな作品が登場するでしょうか?
 なお、「山本弘のSF秘密基地LIVE」、いつもは毎月最終金曜日ですが、今回は最終木曜日(23日)です。お間違えなく。

[出演] 山本弘、鋼鉄サンボ

[日時] 2017年2月23日(木) 開場・19:00 開始・19:30

[会場] なんば紅鶴(大阪市中央区千日前2-3-9 レジャービル味園2F)(地図)南海なんば駅より南海通り東へ180m・駐車場有

[料金] 1500円  
(店内でのご飲食には別途料金がかかります。入場時に別途ワンドリンクをご購入いただきますのでご了承ください)

お申込みはこちらへ。
http://boutreview.shop-pro.jp/?pid=113283472

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 すみません! いつものLiveWireですが、今月はうっかりして告知するのを忘れてました。
 いつもと違い、木曜日なのでお間違えなく。

 先月はどうにか1988年までたどりつけたので、今回でぎりぎり終わる予定です。おそらく『超音戦士ボーグマン』『トランスフォーマー・ザ・ムービー』『トップをねらえ!』『機動警察パトレイバー』『魔神英雄伝ワタル』『機動戦士ガンダム0080 ポケットの中の戦争』とかの話が出ます。『ポケットの中の戦争』は特に好きな作品なんで、熱く語りたいです。
 でも、どれももう、30年近く前の作品なんですよねえ……。
 あと、この時代になると、OVAがものすごい本数になってきていて、僕も鋼鉄サンボくんも全体のごく一部しか観てません。ご了承ください。
  
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Posted by 山本弘 at 18:52Comments(5)PRアニメ

2017年01月21日

僕たちの好きだった80年代アニメ Part.5

山本弘のSF秘密基地LIVE#64
僕たちの好きだった80年代アニメ Part.5

 1980年代──アニメがまだセルに描かれていた時代。でもストーリーや表現の面では、急速に新しい波が押し寄せ、激動の時期を迎えていました。
 山本弘と鋼鉄サンボ、いい歳してアニメが大好きな二人が、あの時代を振り返り、様々な作品の思い出話や裏話、マニアックなトリビアを熱く語りまくるという連続企画。1987年に突入し、そろそろ大詰めです。さて、どんな作品が登場するでしょうか?
 なお、「山本弘のSF秘密基地LIVE」、いつもは毎月最終金曜日ですが、今回だけは最終土曜日(28日)です。お間違えなく。


[出演] 山本弘、鋼鉄サンボ

[日時] 2017年1月28日(土) 開場・19:00 開始・19:30(約2時間を予定)

[会場] なんば紅鶴(大阪市中央区千日前2-3-9 レジャービル味園2F)南海なんば駅より南海通り東へ180m・駐車場有

[料金] 1500円  
(店内でのご飲食には別途料金がかかります。入場時に別途ワンドリンクをご購入いただきますのでご了承ください)

お申込みはこちらへ。
http://boutreview.shop-pro.jp/?pid=111826839

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 去年から続いてきたこの企画。ほんとにそろそろ終わりに近づいてます。あと2回ぐらいですかね。
 毎回、パワーポイントで、その年にどんな作品があったかという資料を作ってるんですが、これがもうほんとにめんどくさくて。劇場アニメやTVアニメはともかく、OVA! この時期、ものすごく多かったんですよ。
 厄介なのは、観たはずなのに内容を覚えてないとか、観たかどうかも思い出せないとか(笑)、そういうOVAが多いんですよね。『ルーツ・サーチ』と『LILY-CAT』が頭の中でごっちゃになってたり、『カリフォルニア・クライシス』と『アーバン・スクウェア』と『トウキョウ・バイス』が、どれがどれだか分かんなくなってたり(笑)。えーと、最後に敵のアジトの原子炉が爆発して、主人公がそこから生きて帰ってくるのは『トウキョウ・バイス』だったかな?
 とりあえずあと少し、おつきあいください。
  
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Posted by 山本弘 at 18:24Comments(3)PRアニメ

2016年12月26日

新連載『プラスチックの恋人』

 新作長編が今月から〈SFマガジン〉で連載開始です。

『プラスチックの恋人』イラスト/ふゆの春秋


 時は2040年代。AR技術とロボット技術の融合により、人間そっくりの立体映像をまとい、AC(人工意識)を有し、性機能を代替するアンドロイド〈オルタマシン〉が誕生。それを配備した合法的な娼館〈ムーンキャッスル〉が世界各地にオープンしている。そんな中、日本のキャッスルに、反対運動を押し切って、未成年型のオルタマシンが導入される。
 フリーライターの長谷部美里は取材のために訪れたキャッスルで、12歳の小学生の姿をした美少年オルタマシン・ミーフと出会い、しだいに惹かれてゆく。



 今回の長編、『プロジェクトぴあの』『地球移動作戦』と同じ時間軸上にあります。『プロジェクトぴあの』は2020年代から30年代にかけて、ARが本格的に普及する一方、最初のACが生まれつつあった時代。『地球移動作戦』は人類の多くがACOM(人工意識コンパニオン)と共生している時代の話。この『プラスチックの恋人』はその中間の時代を描いています。だから『プロジェクトぴあの』の中の出来事にも言及されていますし、『地球移動作戦』では普通に出てきた抗老化処置も普及してはじめています。
 今回のテーマは「エロス」です。
 実は『アイの物語』を書いた時から、ずっと気になってたんですよ。人間とロボットの性関係を描いてないということに。
 というか僕って、これまで作中でベッドシーンあんまり書いてないんですよ。(同人誌は別にして)
「詩音が来た日」の中で、詩音のようなアンドロイドが完成したら、いずれ性機能を持つアンドロイドも出てくるという話もちらっと書きましたけど、その先は描いてなかった。話がややこしくなりそうだから、そのへんの話題はわざと避けて通ってたんです。
 でも、ロボットが進化したら、将来、こうしたアンドロイドは絶対に出てくるはず。やっぱりその問題はきちんと描かなくちゃいけないだろうと思ったわけです。
 いちおう眉村卓『わがセクソイド』、石川英輔『プロジェクト・ゼロ』などの先行作は参考にしています。でも、どっちももう30年以上前の話なんで、時代に合わなくなってるんです。特に性に関する意識がすっかり変わってる。
 たとえば、こうした過去作品に出てくるセクソイドって、みんな女性型なんですよ。いや、男性型だって需要あるだろ、と思うんですが、当時の男性SF作家はそれを想像できなかったみたいなんです。
 だから21世紀の今、このテーマはもういっぺん語り直すべきだと思います。

 また、この作品には、成人男性や成人女性の姿をしたセクソイドではなく、小学生ぐらいの外見のセクソイドが登場します。アンドロイドが進歩したら、いずれそういうものも出てくるはず。そこで巻き起こる倫理をめぐる衝突は、けっこう面白いテーマになると思っています。
 
 最初、主人公は人間の男性にして、相手をアンドロイドの少女にしようかと思ったんですが、結局、性別を逆転させることにしました。こっちの方が面白いと思ったものですから。
 第一回はまだ美里とミーフが出会う前なんで、ベッド・シーンはありません。でも、だんだんエッチになっていきます(笑)。お楽しみに。
  
タグ :SFロボット


Posted by 山本弘 at 20:31Comments(10)SFPR

2016年12月26日

冬コミ直前情報

 どうも、長いことブログを放りっぱなしにしていて、申し訳ありません。今月はむちゃくちゃ忙しかったもので。昨日、ようやく今年最後のゲラと契約書その他もろもろを出版社に送って、一息つけました

 毎月、最終金曜は大阪で「山本弘のSF秘密基地LIVE」というイベントをやってるんですが、今月はお休みです。その日は昼間、コミケ会場におります(笑)。なお、次回の「山本弘のSF秘密基地LIVE」は2017年1月28日(土)を予定しています。いつものように金曜日じゃありませんので、お間違えなく。

 さて、冬コミの新刊はこれです。

 12月29日(木) 東ヒ-02a「心はいつも15才」
新刊『モーグリはパンツ穿いてない
40ページ・フルカラー


 僕が女ターザンものが好きなのは有名ですが、実は少年ターザンものも好きなんですよ。自分でも書いてます。『怪獣文藝の逆襲』に収録された「廃都の怪神」。ジャングルの奥地で少年が怪獣と戦う話。

 もちろん『ジャングル・ブック』も好きです。今年はディズニーの映画が公開されたし、ワーナー・ブラザースもアンディ・サーキス監督による『Jungle Book: Origins』を製作中(2018年10月公開予定)とのことなので、僕がずっと貯めてきた〈ジャングル・ブック〉フォルダを解放するのは今かなと思い、『ジャングル・ブック』資料本を出すことにしました。
 メインは、古今東西のイラストレーター(おそらく何百人という数)が、モーグリをどんな風に描いてきたかという話。僕がいちばん好きなのはフランスのピエール・ジュベールという人なんですが、他にもいろんなイラストレーターがいろんなイメージのモーグリを描いてるんですよ。ネットで検索しまくるうちに、恐竜の想像図で有名なチェコの画家ズデニェク・ブリアンの描くモーグリを見つけた時には「うわあ、ブリアンだ!」と感動しました。子供の頃、この人の描く恐竜にすっかり魅せられてたなあ……。
 映像化作品の紹介もいろいろ。もっとも、今年のディズニー映画についてはほとんど触れていません。最新の作品は資料が豊富だから、わざわざ同人誌で取り上げるまでもなかろうと。
 その代わり、1967年のソ連製アニメとか、1992年のベルギーのTVドラマとか、2010年のインド製のCGアニメとか、あまり知られていないものを取り上げてます。もちろん日本の『ジャングルブック・少年モーグリ』とかも。日本よりも海外で人気があるみたいなんです、あれ。
 日本の本では、昭和5年の菊池寛訳のバージョン、昭和27年の南洋一郎バージョンなども紹介。昭和21年に大佛次郎が訳したバージョンもあるらしいんですが、それは手に入れてません。

 今回は、30年以上も同人誌作ってきて、初めてフルカラー本に挑戦しました。当然、モーグリの裸の絵はいっぱい載ってますけど、児童書の表紙や挿絵ばっかりなので健全です。全年齢向け。

 あと、カタログには「『ミステリー・ゾーン』本在庫あります」と書いてありますが、『ミステリー・ゾーン』本と前に出した『世にも不思議な物語』本は、合本にして商業出版が決定していますので、今回は増刷しませんでした。悪しからず。現在、出版に向けて書き直し作業中です。もう少しお待ちください。
  


Posted by 山本弘 at 16:44Comments(7)PRコミケ

2016年11月18日

僕たちの好きだった80年代アニメ Part.4

山本弘のSF秘密基地LIVE#63
僕たちの好きだった80年代アニメ Part.4

 1980年代──アニメがまだセルに描かれていた時代。でもストーリーや表現の面では、急速に新しい波が押し寄せ、激動の時期を迎えていました。
 山本弘と鋼鉄サンボ、いい歳してアニメが大好きな二人が、あの時代を振り返り、様々な作品の思い出話や裏話、マニアックなトリビアを熱く語りまくるという連続企画。時代は1985年に突入。OVAも爆発的に増加。いよいよあの作品やあの作品も登場します。あなたも懐かしさと恥ずかしさをこめて振り返ってみませんか?


[出演] 山本弘、鋼鉄サンボ

[日時] 2016年11月25日(金) 開場・19:00 開始・19:30

[会場] なんば紅鶴(大阪市中央区千日前2-3-9 レジャービル味園2F)南海なんば駅より南海通り東へ180m・駐車場有

[料金] 1500円  
(店内でのご飲食には別途料金がかかります。入場時に別途ワンドリンクをご購入いただきますのでご了承ください。

 詳しい情報、およびご予約はこちらへ。
http://boutreview.shop-pro.jp/?pid=109171105

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 このシリーズ、もう3回やったんですが、ようやく1985年にまで到達しました。まだ半分か!?(笑) あと3回ぐらいはやらなくちゃいけないみたいです。
 でもね、自分で言うのもなんだけど、こうやって昔のアニメの話をするのってすごく面白い! 劇場アニメ、TVアニメ、OVAを各年ごとに振り返ってゆくんですが、「そうそう、この年にこれが公開されたんだよね」とか「あったあったこんなビデオ!」とか、懐かしさでいっぱいです。『軽井沢シンドローム』の最初のやつは、シャワーシーンになると実写になるんだけど、不評だったので後で全部アニメになったバージョンが出たとか(笑)、こんな話なんかいくらでもできます。
 だいたいほとんど打ち合わせせずにアドリブで話すんですか、今回は話しているうち、僕も鋼鉄サンボくんも『マジカルエミ』のファンだったことが判明。
「何も起きない話がいいよねー」
 と、意見が一致しました。
 知らない人は信じられないかもしれないけど、『マジカルエミ』はたまに大きな事件が何も起きない日常描写だけの回があって、それが下手にドラマのある回より面白いんですよ。普通に日常描写だけで30分、退屈させずに見せちゃう。後で出たOVA『蝉時雨』もやっぱり何も起きない話で、「これが『エミ』だよね!」と大満足でした。

 あとね、この時代でいちばん日本のアニメ界に最も衝撃を与えた作品は『トランスフォーマー』じゃないかという気がします。
 だって『エルガイム』とか『Zガンダム』とか『ボトムズ』とかが当たってた頃ですよ? 巨大ロボというのは人が操縦する兵器で、ロボットアニメはシリアスな戦争ものが常識だった時代(『超力ロボ ガラット』なんてギャグ作品もあったけど、いまいち受けなかった)に、いきなり口をもごもご動かして喋るロボットがアメリカからやってきた衝撃ときたら!(笑) カルチャーショックでした。
 当時、ハマりましたよ、『トランスフォーマー』。同人誌出しちゃったぐらいで。デタラメな話ばっかりだったんだけど、逆に「アニメってこんな自由で良かったんだ!」と思い知らされた気がします。TFがなかったら、のちの勇者シリーズとかもなかっただろうし。ロボットアニメの流れを劇的に変えたという気がします。
 さあ、次はいよいよ『ポップチェイサー』あたりが出るかな……。
  


Posted by 山本弘 at 20:00Comments(1)PRアニメテレビ番組

2016年10月07日

僕たちの好きだった80年代アニメ Part3

山本弘のSF秘密基地LIVE#62
僕たちの好きだった80年代アニメ Part3

 1980年代──アニメがまだセルに描かれていた時代。でもストーリーや表現の面では、急速に新しい波が押し寄せ、激動の時期を迎えていました。
 山本弘と鋼鉄サンボ、いい歳してアニメが大好きな二人が、あの時代を振り返り、様々な作品の思い出話や裏話、マニアックなトリビアを熱く語りまくるという連続企画。
 前回は1983年まででしたが、いよいよOVAも台頭してきて、いっそう混迷の度を深めます。どんな話題が飛び出すのか、あなたも懐かしさと恥ずかしさをこめて振り返ってみませんか?


[出演] 山本弘 鋼鉄サンボ

[日時] 2016年10月28日(金) 開場・19:00 開始・19:30

[会場] なんば紅鶴(大阪市中央区千日前2-3-9 レジャービル味園2F)(地図)南海なんば駅より南海通り東へ180m・駐車場有

[料金] 1500円  
(店内でのご飲食には別途料金がかかります。入場時に別途ワンドリンクをご購入いただきますのでご了承ください)

予約申し込みはこちらへ
http://boutreview.shop-pro.jp/?pid=108065145


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 いつもの企画です。これまで2回やったのに、まだ1983年までしか進んでいないんですよね。とにかく話すことが多すぎて……。
 ちなみに83年は最初のOVA『ダロス』が発売された年で、翌84年からどどっとOVAが増えてきます。『バース』『街角のメルヘン』『魔法の天使クリィミーマミ 永遠のワンスモア』がこの年。
 84年の劇場アニメでは『超時空要塞マクロス 愛・おぼえていますか』『風の谷のナウシカ』『うる星やつら2 ビューティフル・ドリーマー』『SF新世紀レンズマン』『少年ケニヤ』。
 TVアニメでは『重戦機エルガイム』『機甲界ガリアン』『巨神ゴーグ』『超力ロボ ガラット』『ビデオ戦士レザリオン』『ゴッドマジンガー』『超時空騎団サザンクロス』『星銃士ビスマルク』『夢戦士ウィングマン』『北斗の拳』『魔法の妖精ペルシャ』『とんがり帽子のメモル』『名探偵ホームズ』……うわー、なんかほとんど観てる(笑)。特に、あまり語られることのない『レザリオン』や『メモル』あたりを、熱く語ってみたいと思ってます。
 うーん、このペースだと、完結するまであと3回か4回は必要かな……。
  
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Posted by 山本弘 at 17:33Comments(3)PRアニメ