2017年11月15日

今だから振り返ろうUFO再入門

山本弘のSF秘密基地LIVE#74
子供の頃は信じてた! 今だから振り返ろうUFO再入門


 子供の頃、少年雑誌などのUFO記事や、テレビのUFOスペシャルに心ときめいた人は多いはず。
 円盤に撃墜されたマンテル大尉!
 牙の生えた宇宙人に肩を叩かれた甲府の小学生!
 高知の中学生が捕まえたミニUFO!
 怪しげだったけど夢にあふれた話題の数々を振り返ってみませんか?
 ASIOS『UFO事件クロニクル』(彩図社)の著者の一人であり、『UFOはもう来ない』(PHP文庫)などの著書もあるSF作家・山本弘が、UFOについての濃い話題を語りつくします。
 はたしてあの事件の真相は?


[出演] 山本弘

[日時] 2017年11月24日(金) 開場・19:00 開始・19:30

[会場] なんば紅鶴(大阪市中央区千日前2-3-9 レジャービル味園2F)南海なんば駅より南海通り東へ180m・駐車場有

[料金] 1500円  
(店内でのご飲食には別途料金がかかります。入場時に別途ワンドリンクをご購入いただきますのでご了承ください)

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 というわけで今月は『UFO事件クロニクル』発売にちなんでUFO特集です。9月にも新宿でやったんですが、今回は大阪のなんば紅鶴です。
 同じネタをやるのも芸がないので、『UFO事件クロニクル』で取り上げなかったネタもいろいろ入れるつもりです。1974年に北海道北見市仁頃で起きた通称「仁頃事件」とか、1980年に愛媛県で撮影された光る宇宙人とか、一世を風靡した矢追純一UFOスペシャルの真相とか、そういうやつを。あと、1960年代の少年雑誌のUFO特集とか、1980年代の雑誌『UFOと宇宙』とか、今となっては懐かしい資料もいろいろ持っていきます。お楽しみに!

 ご予約・お問い合わせはこちらへ。
http://boutreview.shop-pro.jp/?pid=124252321
  
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Posted by 山本弘 at 22:17Comments(0)サブカルオカルトPR レトロ

2017年10月25日

あなたの知らないマイナー特撮の世界 総集編!

 すいません。こちらもこのブログで告知するの忘れてました。

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山本弘のSF秘密基地LIVE#73
あなたの知らないマイナー特撮の世界 総集編!
『あなたの知らない「レトロ特撮」の素晴らしき世界』(洋泉社)発売記念



好評『世にも不思議な怪奇ドラマの世界』につづいて、洋泉社から山本弘特撮研究本第二弾が発売になります。今回は題して『あなたの知らない「レトロ特撮」の素晴らしき世界』。この「SF秘密基地」の名物シリーズ『あなたの知らないマイナー特撮の世界』の内容をベースに、改めて書き下ろされた研究読本です。

王道の特撮映画から抜け落ちた「知られざる特撮」「珠玉の特撮」の数々。モンスターはもちろん、実写かと見紛うばかりの迫真の爆発シーンや災害、光学合成とミニチュアを駆使した特撮シーンを堪能できる映画が、世界にはたくさん存在する――。もちろん、CGやデジタル技術が普及する以前、モノクロやテクニカラーの時代に作り出された、迫真の特撮作品群を中心にセレクト。今や忘れられつつある「特撮のオーパーツ」を再発掘・再発見し、評価しようという試みが山盛り。

さて、今回はそんな“マイナー特撮”発掘の同志、“浪花の特撮三兄弟”――山本弘、友野詳、鋼鉄サンボが再集結。これまで紹介してきた名作はもちろん、未だ汲めども尽きせぬ“特撮ロストフィルムズ”の魅力を語り合います。


[出演] 浪花の特撮三兄弟 山本弘、友野詳、鋼鉄サンボ

[日時] 2017年10月27日(金) 開場・19:00 開始・19:30

[会場] なんば紅鶴(大阪市中央区千日前2-3-9 レジャービル味園2F)南海なんば駅より南海通り東へ180m・駐車場有

[料金] 1500円  
(店内でのご飲食には別途料金がかかります。入場時に別途ワンドリンクをご購入いただきますのでご了承ください)
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 パソコン関連のごたごたで、ついうっかりしてましてた。金曜日に迫っております。
『あなたの知らないマイナー特撮の世界』では写真でしか紹介できなかった作品、特に戦前の古い特撮映画の名場面をいろいろ紹介しようと思っています。
 僕だけじゃなく、友野詳、鋼鉄サンボの2人も特撮に詳しいので、面白いトークになると思います。特撮が好きな方、ぜひお越しください。  


Posted by 山本弘 at 18:20Comments(1)特撮PR レトロ怪獣

2017年10月20日

『あなたの知らない「レトロ特撮」の素晴らしき世界 』

 更新をさぼっててすみません。実は先月の終わりにいきなりパソコンが壊れちゃいまして。ちょっと調子が悪くなったという程度なら自分でどうにかできたんですが、モニターが真っ暗になったもんで手も足も出ません。当然、メールもできないもんで、知り合いや編集者とはスマホで連絡取ったり、連載原稿をみんなPOMERAで書いたり、メールを使うために妻が何年もしまいこんでいた古いパソコンを引っ張り出してきたり(更新が何年分も溜ってて、起動するのに1時間ぐらいかかるんですよ)、各方面に大変な迷惑をおかけしました。
 新しいパソコンに買い換えたうえに、業者の人に来てもらって、だいたい復旧はできたんですけどね。幸い、古い原稿の多くは外付けハードディスクにバックアップを残してましたし、壊れたパソコンに入ってたデータもかなり回収できました。だから、データの被害は最小限でした。
 もっとも、まだホームページ・ビルダーとかが消えたまんまで、ホームページの更新ができない状況が続いてます。あと、メールのデータは回収できたけど、メッセージルールが全部吹っ飛んだみたいで、これも厄介です。

 いちばん厄介なのは、新しいパソコンに入ってるWord2016。使い慣れてた古いWordとまったく操作法が違ってて、「単語登録どうすんだ?」とか「プロパティどこ?」とか、分かんないことばかりで……慣れるのにかなり時間かかりそうです。

 というわけで、今月発売の新刊の告知が今までできませんでした。


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『あなたの知らない「レトロ特撮」の素晴らしき世界』
洋泉社 1,800円+税
http://www.yosensha.co.jp/book/b313898.html

王道の特撮映画から抜け落ちた「知られざる特撮」「珠玉の特撮」の数々。
「特撮映画」といえば、ヒーローものか怪獣映画、SF映画を連想するかもしれないが、
怪獣や宇宙人が登場しなくとも、すごい特撮シーンを堪能できる映画が、
世界にはたくさん存在する――
CGやデジタル技術が普及する前の作品でありながら、
「この時代にどうやって作ったんだ?」という驚きの多い作品群を中心にセレクト。
いわば、本書は「特撮のオーパーツ」を再発掘・再発見し、評価しようという試みである。


【目次】
第1章 特技監督ジョン・P・フルトンの足跡
数々の名作を陰で支えた特撮の名手
『透明人間』(1933)
『フランケンシュタインの花嫁』(1935)
『化石人間』(1935)
『透明光線』(1936)
『透明人間の逆襲』(1940)
『The Invisible Woman』(1940)
『電気人間』(1941)
『逃走迷路』(1942)
『荒鷲戦隊』(1942)
『フランケンシュタインと狼男』(1943)
『夜の悪魔』(1943)
『ダニー・ケイの天国と地獄』(1945)
『タルサ』(1949)
『巨象の道』(1954)
『黒い絨毯』(1954)
『トコリの橋』(1954)
『宇宙征服』(1955)
『十戒』(1956)
『ニューヨークの怪人』(1958)
『テレマークの要塞』(1965)

第2章 このカタストロフ・シーンがすごい!
「戦前にこんなすごい映画があったのか!?」
『世界大洪水』(1933)
『桑港』(1936)
『シカゴ』(1937)
『スエズ』(1938)
『雨ぞ降る』(1939)
『ジャングル・ブック』(1942)
『大地は怒る』(1947)

第3章 NHKドキュメンタリー『核戦争後の地球』(1984)
リアルに描かれた東京壊滅
パンツのゴムや絵ハガキで……
実写映像もふんだんに使用
核の冬が起きると困る人たち
国内外から高く評価された

第4章 この爆発シーンがすごい!
特撮の花――爆発・炎上シーン
『宇宙快速船』(1961)
『地球は壊滅する』(1965)
『トブルク戦線』(1967)
『サンダーバード6号』(1968)
『決死圏SOS宇宙船』(1969)
『地獄のバスターズ』(1976)

第5章 この戦争映画がすごい!
あまりにもリアルな映像は思わぬ弊害も生む
『地獄の天使』(1930)
『同志X』(1940)
『美女ありき』(1940)
『フライング・タイガー』(1942)
『ハワイ・マレー沖海戦』(1942)
『東京上空三十秒』(1944)
『炎のロシア戦線』(1944)
『暁の出撃』(1955)
『眼下の敵』(1957)
『ベン・ハー』(1959)
『ビスマルク号を撃沈せよ!』(1960)

第6章 この未来メカがすごい!
「未来のデザイン」を模索してきたクリエイターたち
『The Mechanical Man』 (1921)
『五十年後の世界』(1930)
『宇宙飛行』(1935)
『来るべき世界』(1936)
『禁断の惑星』(1956)
『金星ロケット発進す』(1959)
『スパイキャッチャーJ3/SOS危機一発』(1966)
『キャプテン・スカーレット/無人戦車ユニトロン』(1967)
『スーパー少年・ジョー90/裏切りのテスト飛行』(1968)
『宇宙からの脱出』(1969)
『空中都市008/北極圏SOS』(1970)

第7章 このモンスター映画がすごい!
新たなCG時代――だが僕は、コマ撮り怪獣も着ぐるみ怪獣も好きだった!
『猿人ジョー・ヤング』(1949)
『世紀の怪物 タランチュラの襲撃』(1955)
『白鯨』(1956)
『黒い蠍』(1957)
『モノリスの怪物』(1957)
『顔のない悪魔』(1958)
『怪獣ゴルゴ』(1961)
『トリフィドの日~人類SOS!~』(1962)
『鳥』(1963)
『恐竜時代』(1970)

第8章 この怪奇人間がすごい!
リアルな変身シーンを描くことに熱意を燃やした映画人たちの執念
『竜宮城』(1929)
『悪魔の人形』(1936)
『ドクター・サイクロプス』(1940)
『縮みゆく人間』(1957)
『蠅男の恐怖』(1958)
『アウター・リミッツ/宇宙人現る』(1963)
『マニトウ』(1978)

第9章 このファンタジー映画がすごい!
傑作・駄作・珍作・異色作を観まくった体験の蓄積が、今の僕を作った
『バグダッドの盗賊』(1924)
『奇蹟人間』(1936)
『バグダッドの盗賊』(1940)
『天国への階段』(1946)
『サムソンとデリラ』(1949)
『妖婆・死棺の呪い』(1967)
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 もう書店に並んでおります。
 研究本とかじゃなくて、データは最小限。「こんな特撮映画があるよ!」とひたすら紹介するだけの本にすることを心がけました。まずは特撮ファンの人たちに、こういう映画の存在を知ってもらい、面白がってもらわなくては、どうにもなりませんので。

 だから最も新しい劇映画は『マニトウ』!
 円谷特撮は『ハワイ・マレー沖海戦』のみ!
 ハリー・ハウゼン特撮は『猿人ジョー・ヤング』のみ!

 マニアなら必ず見てるような作品については、「今さら言わなくてもいいでしょ?」というスタンスで貫かれております。それよりも『世界大洪水』や『雨ぞ降る』や『悪魔の人形』や『来るべき世界』にもっと注目してほしいなと。

 あるいはこういう映画。1940年に作られたコメディ『同志X』。クライマックスの戦車チェイスが拾いものです。
https://www.youtube.com/watch?v=9vvz6QVbWZodocter cyclops

『地球は壊滅する』(1965)とか
https://www.youtube.com/watch?v=lHtZ6Ixeqvs

『東京上空30秒』(1944)とか
https://www.youtube.com/watch?v=3IHkL_7fCzk

 などなど、他にも珍しい特撮映画がいろいろ。
 特撮ファンの方により深い一歩を踏み出していただくための入門書として書きました。多くの方に楽しんでいただけると幸いです。


  


Posted by 山本弘 at 16:51Comments(2)特撮PR

2017年09月17日

山本弘のSF秘密基地LIVE#72  もっとやろうぜビブリオバトル!

Live Wire17.9.29(金) なんば紅鶴|山本弘のSF秘密基地LIVE#72
もっとやろうぜビブリオバトル!

 好評の〈BISビブリオバトル部〉シリーズ第4弾『君の知らない方程式』(東京創元社)発売にちなんで、久しぶりにビブリオバトルを開催します。ルールは簡単。大好きな本を一冊持ってきて、5分間、熱く語るだけ!飛び入り参加者も歓迎です。見事チャンプに選ばれた方には(安いものですが)記念品を差し上げます。

・ビブリオバトル公式サイト http://www.bibliobattle.jp/

[出演] 山本弘、友野詳

[日時] 2017年9月29日(金) 開場・19:00 開始・19:30

[会場] なんば紅鶴(大阪市中央区千日前2-3-9 レジャービル味園2F)(地図)南海なんば駅より南海通り東へ180m・駐車場有

[料金] 1500円  
(店内でのご飲食には別途料金がかかります。入場時に別途ワンドリンクをご購入いただきますのでご了承ください)

ご予約はこちらへ
http://boutreview.shop-pro.jp/?pid=121933216
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 こちらは9月最終金曜日のイベントです。友野詳の他に鋼鉄サンボくんも来てくれることになっております。
 他にも飛び入りの発表参加者も募集しております。みんなに紹介したい本がある方、好きな本を持ってお集まりください。

 あと、いつものように、サイン本の販売もございます。
  


Posted by 山本弘 at 20:28Comments(2)PRビブリオバトル

2017年09月17日

ASIOS「UFO事件クロニクル」出版記念トーク

ASIOS「UFO事件クロニクル」出版記念トーク

 子供の頃、少年雑誌に載っていたあの怪事件の真相は?
 テレビの特番でも紹介されたあの話って、結局、どうなったの?
 古今東西のUFO事件をまとめて紹介した『UFO事件クロニクル』(彩図社)を上梓したASIOS(超常現象の懐疑的調査のための会)が新宿に集結! 今だからこそ気になるUFOの謎や、UFOをめぐるロマンや思い入れをたっぷり語ります。

[出演] ASIOS(超常現象の懐疑的調査のための会) 山本弘、皆神龍太郎、本城達也
     小山田浩史

[日時] 2017年9月24日(日) 開場・19:00 開始・19:30 (約2時間を予定) 

[会場] Live Wire HIGH VOLTAGE CAFE
     東京都新宿区新宿5丁目12-1 新宿氷業ビル3F(1F割烹「いちりん」右階段上がる)
    ・都営新宿線「新宿3丁目」駅 C6~8出口から徒歩5分
    ・丸ノ内線・副都心線「新宿3丁目」駅 B2出口から徒歩8分
    ・JR線「新宿」駅 東口から徒歩12分
 
[料金] 1500円 (当日券500円up)

※終演後にフリーフード&フリードリンクの懇親会を開催します(約2時間を予定。出演者は参加できない場合があります)。参加費は3500円です。懇親会参加者には、入場時にウェルカムの1ドリンクをプレゼント。参加希望の方はオプションの「懇親会」の項目を「参加する」に変更してお申し込みください。参加費も一緒にお支払いただきます。

※懇親会に参加されない方は、当日受付時に別途1ドリンク代500円が必要となります。(2ドリンク購入の場合は100円引きの900円とお得です)
 
 ご予約はこちらへ
http://boutreview.shop-pro.jp/?pid=122245352

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 すみません、1週間後に迫った慌ただしい告知です。最近、仕事がめちゃくちゃ忙しくて、なかなかこのブログ、更新できないんですよね……。
 東京近郊でUFOに興味のある方、ぜひお越しください。本の中では書けなかった話もいろいろです。
 もっとも、「UFOに興味がある」といっても、僕らASIOSですからね。アダムスキー信者やラエリアンの方が来られても、あっさり論破しちゃうと思いますんで覚悟してください(^^;)。
 もちろん著書の販売なども行ないます。
  
タグ :PRASIOSUFO


Posted by 山本弘 at 20:19Comments(1)オカルトPR

2017年09月06日

『ビーバップ!ハイヒール』出演裏話

 番組の放映から1週間が経ったので、番組の裏側をお話ししましょう。

https://www.asahi.co.jp/be-bop/

「常識を超越している。科学的に説明不可能。そんな言葉に騙されてはいけません」
「超常現象の多くには、調べてみると意外な真相が隠されています」

 これは僕が考えたんじゃなく、台本に書いてあった台詞です。当たり前ですけど、こういう「かっこつけた台詞」は、あらかじめ台本で決められていて、出演者はその通りに喋ることを要求されるんです。もちろん、あまりにも自分の意図と違う場合は改変させてもらいますけど。
 この場合も、言い回しがなんか僕の言いたいことと違うので、何箇所か修正をお願いしましたが、だいたい台本通りに喋ってます。
 もっとも、トチって何度もリテイクしましたけどね(笑)。台本通りに喋るのってすごく苦手。あと、自分の演技力のなさにがっくりきます。まったく棒読みです。

 このシーンで画面にちらっと映る本の一冊は、ポピュラサイエンス臨時増刊、ジェラルド・ハードの『地球は狙われている』(講談社・1951)。〈BISビブリオバトル部〉の2巻『幽霊なんて怖くない』に出したので、ご存知の方も多いのでは?

 あと、パソコンのキーを叩いているシーンが映りますけど、実はあそこはテレビ局の会議室で撮影されています。ノートパソコンも僕のじゃなく、スタッフの私物。おまけにロックがかかっていて、キーを叩いても画面に文字は出ません(笑)。叩いてるふりをしてるだけです。
 小説家がこんな風にバラエティ番組に出演する時には、必ずと言っていいほど、パソコンで何かを打っているふりをさせられるんです。僕なんかもう何回やらされたことか。小説家の仕事風景のつもりなんでしょうが、当たり前ですけど、すべてヤラセです。TV局の取材が来てるのに、その前で仕事する小説家なんていません(笑)。
 学者の方の場合、分厚い本を読んでいるカットがよく映りますよね。こんな映像に何の意味があるのかなと、いつも疑問に思うんですが。

 たむらけんじがスペインで撮影したUFOの話。放映ではカットされてますけど、実は彼はかなりしつこかった!
 僕が「手ぶれでしょ?」と言うと、僕の席まで来て、スマホの画面を見せつけるんですよ。「これは絶対に手ぶれじゃありません」と、力強く。でも、僕は相手にしませんでした。
 というのも、その直前、「(手ぶれしないように)がっつりと脇を締めて」と撮影の模様を実演しているまさにその瞬間、彼の手が動いているのを目にしちゃったからです(笑)。でも、彼は自分の手が動いていたことにまったく気がついていませんでした。
 だからUFOを目撃した瞬間もそうだったんでしょう。本人は「スマホを固定していた」と思いこんでるけど、実際は興奮して揺れてたんじゃないかと。

 UFOの正体については、「凧じゃないですか」と推理を口にしました。海外にはLEDのついた凧があって、日本でも2011年に荒川で、それがUFOと誤認されて騒ぎになってるんです。それに似てるなと。でも、そこもカットです
https://www.youtube.com/watch?v=8754uaV_h_c
 あと、大晦日のカウントダウンの最中に撮影されたというのもひっかかります。カウントダウンの時には、他にも住民がいろんなものを飛ばしてるんじゃないでしょうか? 凧が飛んでいてもおかしくない気がします。
 まあ、正体が分からないという点では、まさにUFO(未確認飛行物体)ではあるんですが。

 お分かりでしょうけど、番組中で紹介されている謎解きは、ほとんど僕がやったものじゃありません。海外のニュースから拾ってきたネタや、ASIOSのメンバーが解明したやつばかりです。
 例外は最初から2番目の「トワイライト・フェノメノン」。あれはフジテレビの『ザ・ベストハウス123』で放映されたネタなんですが、当時、番組が終わった直後にすぐにインターネットで検索かけたら、2時間ほどで、日時や場所、原因から、なんというロケットかまで、すっかり特定できました。
 テレビでは「謎」と呼ばれていても、実はその程度の調査で真相が判明することが多いんです。ほとんどの人は、そんな調査をやらないだけで。

 三田光一の念写した「月の裏側」。
 僕はこの時、写真の背景の星空を指差して、江川達也氏に「これランダムじゃなく、手で打ってますよね?」と話を振りました。マンガでは星空を描く場合、黒いバックにブラシにつけたホワイトを散らすのが普通です。マンガ家さんならこの星の分布の不自然さにすぐ気がつくだろうと。
 実際、江川さんも「手で描いてますよね」と同意してくださったんですが、そこもカットされました。


 ノストラダムスの話だけは、僕の方からスタッフに、「このネタは受けるんじゃないんですか」と提案したもの。案の定、「五島勉」という人名は具体的に出せませんでしたし、構成は向こうにおまかせしたので、再現ドラマの考証がいろいろおかしいんですが、「実はインチキでした」というのは視聴者に伝わったと思います。
 オイルショックやトイレットペーパー騒ぎなんてものがあったことは、今の若い人は知らないでしょうし。

 ちなみに今発売中の『RikaTan(理科の探検)』という雑誌の10月号に、『ノストラダムスの大予言』という本のインチキを解説した記事を載せています。興味のある方はお読みいただければ幸いです。

 というわけで、どうにか本番は乗り切れた……思ってたんですが、最後の最後でハプニングが。「奥様は超常現象というのを信じておられるんですか」という質問を振られて、嘘をつくわけにもいかず、「我が家のトイレにドイツの幽霊がいる」という話をするはめになっちゃいました(笑)。
 前にも本に書きましたけど、妻は実は霊媒体質なんですよ。幽霊は見えないけど感じられるんだそうで。新婚直後、妻は友人たちとドイツに観光にいったんですが、帰ってからしばらくして「トイレに幽霊がいる」という話をしだしたんですよ。たぶん古城観光に行ったんで、その時についてきたらしいと。
 ドイツの古城の幽霊! それはかなり由緒正しい奴なんでは?
 妻の話によれば、特に悪い霊ではなかったらしく、お祓いをすることもなく、気がつくとどっかに行ったらしいんですけどね。

 その後、さらに放送ではカットされた部分があります。
「お子さんはどう思ってらっしゃるんですか?」と問われて、またも「娘も小さい頃は妖精さんや幽霊さんが見える子で……」という話をしちゃいました。
 いや、ほんと。小学校に入る前までは、当たり前のように妖精が見えてたり、亡くなったお祖父ちゃんが見えたりする子だったんですよ。今はもう大人になって、見えなくなってますけど。
 たぶん子供というのは誰でも、小さい頃は「見えない友達」がいるんじゃないかと思うんですよ。大きくなるにつれて見えなくなって、忘れてゆくだけで。

 というわけで、僕は家ではオカルトに関しては寛容なスタンスを貫いています。「そんなの見えたってたいしたことないよね」と。
 ですから我が家は、結婚以来20年以上、とても平和です。

  


2017年08月28日

テレビに出演します

 8月31日(木)にテレビに出演します。
 朝日放送の『ビーバップ・ハイヒール』という番組です。
 関西ローカルですが、放送から7日以内なら見逃し配信がありますので、他の地方の方でもご覧になれるはずです。
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2017年08月31日(木)よる11時17分
驚愕ミステリー~超常現象の謎を解け!
https://www.asahi.co.jp/be-bop/

UFOや呪い、超人など、不思議に満ちた“超常現象”の謎を解き、真相を解明する!
髪の毛が伸びる日本人形の真相とは!?衝撃の超常現象の謎を解く!
日本中を恐怖の渦に陥れた「ノストラダムスの大予言」!だが、外国人はほとんど知らなかった!なぜ、日本人だけが信じてしまったのか!?

(中略)

出演者

ハイヒール(リンゴ・モモコ)
筒井康隆、江川達也
たむらけんじ
大野聡美(ABCアナウンサー)
ブラックマヨネーズ(小杉・吉田)
女性ゲスト:岡田紗佳
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 最初にちょっと経緯を説明しておくと、朝日放送のスタッフは、僕も所属しているASIOSの『謎解き 超常現象』のシリーズを読んで、会に連絡を取って来られたんです。僕が関西在住ということで、ASIOSを代表して出演することになりました。
 ただ、番組の構成としては、毎回、一人の専門家をゲストに呼んで話を聞くというものなので、ASIOSについてほとんど触れられませんでした。なんか僕一人で調査してるかのように誤解されるかもしれませんけど、本当はみんなでやってるんですよ。

 あと、番組中で扱われる超常現象は、ASIOSの本の内容などを基に番組スタッフが選んだものです。だから僕が関わっていないエピソードもあります。
 あくまでバラエティ番組なので、現象を解明する再現ビデオなども、コント風に笑いを取れるように作られています。ご了承願います。

 僕の方から提供したネタは「ノストラダムスの大予言」です。
 さすがに五島勉氏の名前は出せませんでしたが、『ノストラダムスの大予言』という本の真相について、バラエティ番組の中で言及されることは珍しいんじゃないかと思います。90年代のテレビのバラエティ番組って、ノストラダムスの予言で視聴者を怖がらせるものばっかりでしたしね(笑)。
 ただ、「外国人はほとんど知らなかった!」「日本人だけが信じてしまった」というのはさすがに大げさです。日本ほどではないけど、海外でもけっこうノストラダムス本は出ていますから。僕は「ここは違うよな」と思ってスタッフにそう言ったんですが、すでに台本に書かれちゃってたんで(笑)。ただ、他の国と違い、日本でのブームが異常だったのは確かなんですが。
  


Posted by 山本弘 at 20:32Comments(5)オカルトPRテレビ番組

2017年08月28日

BISビブリオバトル部4 君の知らない方程式

君の知らない方程式
BISビブリオバトル部


東京創元社 1944円

 秋学期が始まり、“校内コスプレ大会"ワンダー・ウィークで盛り上がる美心国際学園(BIS)。ビブリオバトル部も、大会出場者を決める文化祭でのバトルに向けて、マンガバトルやワンダー・ウィークでのバトルなど、活動に力を入れていた。一方、空をめぐって対立することになった武人と銀は、周囲に秘密の“決闘"で決着をつけようとしていた。しかし、空は……。大人気のビブリオバトル青春小説シリーズ、最新刊!






 青春小説となると、やはり恋!
 でもって主人公をめぐる三角関係!
 こうでなくっちゃいけませんよね。

 とは言うものの、同時にこれはただの青春小説じゃなく、ビブリオバトル小説でもあるわけです。麻雀劇画があらゆる問題を麻雀で解決するように、恋の決着にもビブリオバトルをからませなくてはいかんのではないかと(笑)、考えた末にこういう展開を考えました。
 ただ、容易に予想できそうな展開にはしませんでした。僕はやっぱり根っこがSF者なんで、どこにでもあるようなラヴストーリーなんか書きたくない。読者が「そんなのありか!?」とびっくりするような話を目指しました。

 ちなみに、この4作目で最も目立ってるのは銀くんです。初登場時の「かわいい男の子」という単純なキャラ付けから、ずいぶん変わったなと思います。もちろん、彼の表面的な雰囲気が変わったわけじゃなく、どんなことを考えているかが明らかになって、いろんな側面が見えてきたってことなんですが。
 3巻のコミケの話に続いて、彼の女装コスプレも登場します。前回はキュアサンシャインだったけど、今回はどうしよう……と考えたら、やっぱりこれしかないよねと(笑)。この時代(2014年)はまだマイナーな作品でしたが、今はテレビで放映もしてますしね。

 もちろん、今回もビブリオバトルでいろんな本が登場します。最初のバトルのテーマは〈マンガ〉。竹宮惠子、萩尾望都などの70年代のマンガから、現代の最先端のマンガまで、ビブリオバトル部員たちが選んだマンガがいろいろ。かなりのマンガ好きでも知らない作品が出てきたりします。
 そして第二回戦は、空の恋の行方を決定する重大なバトル。

 他にもいろんな本が出てきます。
 タイトルから分かるように、今回、作中で大きな役割を果たすのはトム・ゴドウィンの「冷たい方程式」ですが、他にも『エスパー魔美』とか『俺の妹がこんなに可愛いわけがない』とかが思いがけない役割を果たしたりします。
 本が好きな人なら絶対に楽しめる本です。


〈BISビブリオバトル部〉特設ページ  


Posted by 山本弘 at 19:58Comments(4)PRビブリオバトル

2017年08月24日

新刊『UFO事件クロニクル』

 ASIOS の新刊『UFO事件クロニクル』(彩図社)、そろそろ書店に並ぶ頃です。



 今回のテーマはズバリUFO! ケネス・アーノルド事件、ロズウェル事件、マンテル大尉事件、捕まった宇宙人の写真、フラットウッズ・モンスター、リンゴ送れシー事件、ヒル夫妻誘拐事件、ウンモ事件、ソコロ事件などなど、UFO史上の有名な事件を年代順に紹介。もちろんいつも通りのASIOSですから、時には身も蓋もない真相を暴いちゃいます(笑)。
  これまでのUFO本では触れられなかった、ASIOSのメンバーによる新発見の情報もいろいろ。介良事件(1972)で子供たちが捕まえた小型UFOにそっくりの鋳物の灰皿とか、甲府事件(1975)で子供たちが描いた宇宙人の絵に似た1974年の『少年マガジン』のイラストとか。
 その反面、不可解な事件については謎のままなんですけどね。

 今回の僕の原稿は少なめです。それも「イースタン航空機事件」は前に別の本で書いた原稿の流用です(苦笑)。でも、「円盤の出てくる活字SF」の項は、SF界とUFO界の関係がよく分かって、SFファンにとっては面白いはずと自負しております。

 他にも、UFO関係者の人名辞典、用語辞典、UFO年表など、これ一冊でUFOのことがたいてい分かるので、UFO入門書としては最適です。
  
タグ :ASIOSUFOPR


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2017年08月24日

海外SF・ホラードラマの“戦うヒロイン”の魅力を語ろう

Live Wire17.8.31(木) なんば紅鶴|山本弘のSF秘密基地LIVE#71

海外SF・ホラードラマの“戦うヒロイン”の魅力を語ろう

 今回のテーマはSFヒロイン! 海外ドラマ研究家の松岡秀治氏をゲストに迎え、最近、映画にもなった『ワンダーウーマン』にちなみ、海外SF・ホラードラマに登場した戦うヒロインたちの魅力について語ります。リンダ・カーター版の『ワンダーウーマン』をはじめ、『バイオニック・ジェミー』『バフィー~恋する十字架~』『チャームド~魔女3姉妹~』など、日本でも話題になった作品から、『マイティ・アイシス』『ブラック・スコーピオン』『闘姫ジーナ』など、日本ではあまり知られていない作品群まで、SFヒロインが総登場! お楽しみに!

 なお、いつもは毎月最終金曜日ですが、今月は31日(木曜日)です。お間違えなく。

[出演] 山本弘、松岡秀治

[日時] 2017年8月31日(木) 開場・19:00 開始・19:30

[会場] なんば紅鶴(大阪市中央区千日前2-3-9 レジャービル味園2F)(地図)南海なんば駅より南海通り東へ180m・駐車場有

[料金] 1500円  
(店内でのご飲食には別途料金がかかります。入場時に別途ワンドリンクをご購入いただきますのでご了承ください)


 ご予約はこちらへ。
http://boutreview.shop-pro.jp/?pid=120756205

 今回のゲストは松岡秀治さん。ご存知の方も多いでしょうが、ものすごく濃い海外ドラマ研究家です。僕でもついていけない濃い話題が炸裂することと思います。お楽しみに!
  


Posted by 山本弘 at 22:29Comments(1)SFPRテレビ番組