2015年08月07日

コミケ88の新刊

 夏コミの日程が近づきましたので、今年の新刊を告知します。

8月14日(金曜日)
東3ホール サ-19a
心はいつも15才
新刊『あなたの知らないマイナー特撮の世界』

(まえがきより)
------------------------------------------
「特撮映画」というと、ヒーローものか怪獣映画、SF映画を連想する方が多いのではないでしょうか。あるいは、せいぜい円谷英二が特撮を担当した東宝の戦争映画か。
 しかし、怪獣や宇宙人は出てこなくても、すごい特撮シーンが堪能できる映画が、世界にはたくさんあるのです。
 この本では、従来の特撮映画紹介からは抜け落ちていた「知られざる特撮」、特に特撮ファンの方なら堪能できるを作品の数々を紹介しようと思います。
 取り上げる作品は、CGやデジタル合成が普及する前のものに限定しました。CGでどんな映像でも作れる今とは違い、限られた技術で創意工夫して作っていた時代。逆に「この時代の技術でどうやってこれ作ったんだ!?」と驚かされる、いわば「特撮のオーパーツ」とでも呼ぶべきものを再発見し、評価しようという試みです。

 ストーリーや演出や俳優の演技については無視、純粋に特撮の素晴らしさだけを基準に選びました。

 もちろん、特撮は動いてナンボのものなので、写真だけではイメージが伝わりにくいと思います。この本を読んで興味を抱かれた方は、ぜひ実物をご覧になってください。ソフトが発売されている作品も多いのですが、半世紀以上前のパブリックドメインになっている作品に関しては、YouTubeで検索するとたいていアップされています(僕もそれでたくさん視聴しました)。
 近年の作品については、ぜひDVDやブルーレイを購入して、著作権者に還元してくださるようお願いいたします。

 ここで取り上げた作品はまだ氷山の一角。他にもすごい特撮作品がいっぱい眠っているはずです。「こんな映画があるぞ」とお教えいただければ幸いです。
-----------------------------------------------
 僕がもう長いこと「この特撮はすごい!」と騒いでいた『悪魔の人形』(1936)は昨年、『雨ぞ降る』(1939)は今年、日本でDVDが発売されました。どっちも英語版をVHSで持ってるのに買っちゃいました。

 これも待望の『透明光線』(1936)も、もうじき出るらしいです。

 でも、何が悔しいかって、日本でとっくにソフト化されてるのに、特撮ファンからぜんぜん注目されてない特撮映画が何本もあるってことなんですよ。
 いい例がこの本でプッシュしてる『タルサ』(1949)です。クライマックスの油田炎上シーンのミニチュアワークが大迫力なのに、怪獣も宇宙人も出てこない映画だから、特撮ファンから完全に無視されてきた。僕も存在を知ったのは、つい去年のことです。「何でこんなすごい特撮シーンのある映画を今まで知らなかったんだ!?」と不明を恥じましたね。

 あと、『フランケンシュタインの花嫁』(1935)。エルザ・ランチェスター演じる女人造人間ばかり話題になってて、前半のホムンクルスのシーンの特撮のすごさを誰も語ってくれないんですよね。観たら仰天しますよ。こんなすごい合成、80年も前にやってたんだって。
 他にも、有名な作品であっても、「ジェリー・アンダーソン作品はメカだけじゃなく爆発もすごい」といった話を論じてたりします。これまでの特撮関係の商業出版や同人誌ではあまり注目されなかった話題ばかりです。特撮ファンの方にはぜひ読んでいただきたいと思います。

 なおイベントのみで頒布します。一般書店での販売、通信販売の予定はありません。
  


Posted by 山本弘 at 15:29Comments(0)特撮PRコミケ

2015年07月30日

怪獣関係のイベント3件

 この夏、『怪獣文藝の逆襲』と『多々良島ふたたび』発売にちなんで、怪獣関連のイベントを3つ続けてやることになりましたので、まとめて告知いたします。

---------------------------------------
『多々良島ふたたび』発売記念トークショー

■『多々良島ふたたび』ウルトラ怪獣アンソロジー TSUBURAYA×HAYAKAWA UNIVERSE 01
日本が生み出したSF特撮の金字塔“ウルトラ怪獣”をリスペクトした、豪華作家陣によるアンソロジーです。
【著者】山本弘/小林泰三/北野勇作/三津田信三/藤崎慎吾/田中啓文/酉島伝法
【監修】 株式会社円谷プロダクション
【価格】1,800 円+税 【出版】早川書房 【発売日 】7月23日(木)
「『多々良島ふたたび』ウルトラ怪獣アンソロジー TSUBURAYA×HAYAKAWA UNIVERSE 01」の発売記念として、
8月8日(土)に書泉ブックタワー9Fでトークショーを開催いたします!

同イベントでは、本書の表題作となった『多々良島ふたたび』の山本弘先生、そして『ウルトラQ』の毎日新報カメラマン・江戸川由利子役、『ウルトラマン』のフジ・アキコ隊員役の女優、桜井浩子さんをお招きし、お話をしていただきます。

なんと、トークショー終了後には、あのウルトラ怪獣ピグモンが来襲!
ツーショット撮影ができるチャンスをどうぞお見逃しなく。
さらに、山本弘先生によるサイン会も行いますので、この機会に是非ともご参加ください!

<イベント情報>
イベント名:
『多々良島ふたたび』ウルトラ怪獣アンソロジー TSUBURAYA×HAYAKAWA UNIVERSE 01発売記念 
山本弘先生&桜井浩子さん トークショー ウルトラ怪獣ピグモン ツーショット撮影会 山本弘先生 サイン会

開催日時: 2015年8月8日(土)14:00~
開催場所: 書泉ブックタワー9Fイベントスペース
出演者: 山本弘先生、桜井浩子さん

イベント内容:
・山本弘先生、桜井浩子さんトークショー
・ウルトラ怪獣ピグモン ツーショット撮影会(トークショー終了後)
・山本弘先生サイン会(トークショー終了後)

≪参加券配布方法≫
7月23日(木)10:00より書泉ブックタワー8Fにて対象書籍をお買い上げの方に、参加券を配布いたします。
・対象書籍: 『多々良島ふたたび』ウルトラ怪獣アンソロジー TSUBURAYA×HAYAKAWA UNIVERSE 01

協力・協賛: 早川書房
フェア詳細: 「書泉」ホームページ : https://www.shosen.co.jp/event/18830/
---------------------------------------
 子供の頃からTVで見ていた桜井浩子さんとのトークショーです。我ながら、いい歳して、ちょっと緊張してます(笑)。
 ピグモンとの撮影会というのもいいですね。

---------------------------------------
山本弘のSF秘密基地LIVE 東京出張編#3
怪獣作家無法地帯:東京編
 
『怪獣文藝の逆襲』(角川書店)に寄稿したSF作家の山本弘とミステリ作家の大倉崇裕、それにイラストレーターの開田裕治。怪獣が大好きな三人が、怪獣の魅力を存分に語ります!

[出演] 山本弘、大倉崇裕、開田裕治

[日時] 2015年8月15日(土) 開場・19:00 開始・19:30 (約2時間を予定)

[会場] Cafe Live Wire (Biri-Biri酒場 改め)
     東京都新宿区新宿5丁目11-23 八千代ビル2F
    ・都営新宿線「新宿3丁目」駅 C6~8出口から徒歩5分
    ・丸ノ内線・副都心線「新宿3丁目」駅 B2出口から徒歩8分
    ・JR線「新宿」駅 東口から徒歩12分
 
[料金] 1500円 (当日券500円up)

※終演後に出演者を交えてのフリーフード&フリードリンクの懇親会を開催します(23:30終了予定)。参加費は3000円です(当日参加は3500円)。懇親会参加者には、入場時にウェルカムの1ドリンクをプレゼント。参加希望の方はオプションの「懇親会」の項目を「参加する」に変更してお申し込みください。参加費も一緒にお支払いただきます。
※懇親会に参加されない方は、当日別途ドリンクチャージ1000円(2ドリンク)をお買い上げください。
※領収書をご希望の方は、オプションの「領収書」の項目を「発行する」に変更してお申し込みください。当日会場で発行いたします。

チケットのご予約などはこちらに。
http://boutreview.shop-pro.jp/?pid=91788837

---------------------------------------
 大倉崇裕さんはミステリ作家なのですが、実は怪獣が大好きなのだそうで、『怪獣文藝の逆襲』収録の短編「怪獣チェイサー」や、長編『BLOOD ARM』(角川書店)などの怪獣小説を書かれています。どんな話が飛び出すか、楽しみです。もちろん開田裕治さんも来られるから、完璧ですね。
 コミケの真ん中の日の夜です。コミケ帰りの方、どうぞお立ち寄りください。場所がちょっと分かりにくいので(僕も最初の時、迷いました)、事前にネットで道順を確認されることをおすすめします。

---------------------------------------
山本弘のSF秘密基地LIVE#49
怪獣作家無法地帯:大阪編

 円谷プロと早川書房のコラボ企画、『多々良島ふたたび:ウルトラ怪獣アンソロジー』(早川書房)の発売を記念し、関西出身のSF作家たちが集結! 怪獣や特撮の魅力を熱く語ります。

[出演] 山本弘、北野勇作、田中啓文、酉島伝法

[日時] 2015年8月19日(水) 開場・19:00 開始・19:30

[会場] なんば紅鶴(大阪市中央区千日前2-3-9 レジャービル味園2F)南海なんば駅より南海通り東へ180m・駐車場有

[料金] 1500円
(店内でのご飲食には別途料金がかかります。入場時に別途ワンドリンクをご購入いただきますのでご了承ください)

チケットのご予約などはこちらに。
http://boutreview.shop-pro.jp/?pid=91600245
---------------------------------------
 同様のトークショー、実は早川書房でも企画していたのですが、『多々良島ふたたび』の執筆者はほとんど関西在住なので、うまく集められなかったとか。だったらいつものLiveWireで、関西でやればいいんじゃないの?……と思いついた企画です。
 このメンツですから、これまた濃い話が爆発すると予想されます。お楽しみに。
  


Posted by 山本弘 at 18:26Comments(3)特撮PR

2015年07月30日

『多々良島ふたたび:ウルトラ怪獣アンソロジー』

《TSUBURAYA×HAYAKAWA UNIVERSE》
多々良島ふたたび
ウルトラ怪獣アンソロジー

早川書房 1944円
7月23日発売


怪獣ブーム直撃のSF作家7人が挑む、ウルトラ怪獣小説7篇。本篇の再解釈からオリジナルまで、日本SFの象徴的イコンをリスペクトする円谷プロ公式アンソロジー。センス・オブ・ワンダー溢れる挿絵14枚収録。

【収録作品】
山本弘「多々良島ふたたび」
北野勇作「宇宙からの贈りものたち」
小林泰三「マウンテンピーナッツ」
三津田信三「影が来る」
藤崎慎吾「変身障害」
田中啓文「怪獣ルクスビグラの足型を取った男」
酉島伝法「痕の祀り」

-----------------------------------------

 発売中です。
 最初にこの企画を聞いた時、「たぶん他のSF作家はみんな、あの手この手で自分のオリジナリティを発揮しようとするだろうから、僕は逆に個性を殺して、ものすごくまっとうな『ウルトラマン』のノヴェライズを書いてやろう」と思いました。
「多々良島ふたたび」はタイトル通り、「怪獣無法地帯」の続編。あの事件から半年後、測候所再開に向けて再び多々良島を訪れた調査隊が見たものは……という話で、『ウルトラマン』本編にリンクするように作ってあります。
 子供の頃から気になっていた謎に、僕なりの決着をつけてみました。書くからには間違いや矛盾がないようにしようと、『ウルトラマン』『ウルトラQ』のDVD、ずいぶん見直しましたね。

 実際にこうしてアンソロジーが完成してみると、予想通り、どの作者もみんなそれぞれの持ち味を出してるんですね。
 僕以外の作品でいちばん気に入ったのは、「怪獣ルクスビグラの足型を取った男」。怪獣図鑑に不可欠な、怪獣の足跡を取る男! これはやられましたね。あと、田中さんだから当然、オチはダジャレだろうとは予想してたんですが、まさかそれで来るかと。

 怪獣が好き、特撮が好きという方なら、必ず気に入っていただけると思います。



  
タグ :怪獣特撮PR


Posted by 山本弘 at 17:54Comments(6)特撮PR

2015年07月13日

お前の行為はアイコンに恥じないものなのか?

 先日の新幹線放火自殺事件をめぐって、ひどいデマを流している連中がいたので、ツイッターでそれを晒して批判した。反響が大きかったので、Togetterにもまとめた。

新幹線放火自殺事件・「ネタ」だと言えば許されるわけではない
http://togetter.com/li/841431


 分からない方がおられるかもしれないので、ちょっと背景を補足。
「李田所」というのは、2012年に生まれたデマ。この年の6月3日、在特会の新宿でのデモで、「うるせえよお前ら」と言っただけの老人が取り囲まれて押し倒され、暴行を受けるという事件があった。
 その直後、「暴行された老人は総連幹部・李田所(イ・ジョンス)」というデマが流れ、いっぺんに在特会とその周辺で拡散した。朝鮮人が仕掛けたトラップだったのだ、というのである。(もちろん動画を見れば、在特会の側から一方的に暴行を仕掛けたことは明白なのだが)
「田所」というのは『真夏の夜の淫夢』というAVにひっかけた名前、いわゆる「淫夢ネタ」だったのだが、気がつかない者が大勢いたのだ。そもそも「李」「田所」と姓が二つあるのが変だろ。

http://matome.naver.jp/odai/2133888198824560101

 これがうまくいって味をしめたのか、その後も「李田所」という名はいくつものデマに登場している。今回のデマの中に出てくる「朴秀」「遠野」「清野」などというのも、やはりAVの登場人物にひっかけた名である。

 もうひとつの「唐貴洋」「ケレセウェ・チェケヒロ」というのは、実在の弁護士・唐澤貴洋氏を中傷するデマ。2ちゃんねるで誹謗中傷を繰り返していた人物に関する開示請求を行なうなど、ネット上での中傷行為に対処する活動をしていた人物なのだが、その結果、逆恨みを受けて猛烈な中傷攻撃を食らった。
 彼らは唐澤氏をオウム真理教になぞらえて「尊師」と呼び、法律事務所の名前(現・法律事務所クロス)にちなんで「恒心教」などと名乗って中傷を続けている。

http://dic.nicovideo.jp/a/%E5%94%90%E6%BE%A4%E8%B2%B4%E6%B4%8B

 今年の4月、グーグルマップが改竄され、皇居が「オウム真理教皇居支部道場」、警視庁が「恒心教警視庁サティアン」、広島の原爆ドームが「核実験場」と表示される事件があった。これらもこうした一味のしわざではないかと思われる。

皇居や警視庁の地図表示が改竄 グーグルマップで被害
http://www.sankei.com/affairs/news/150420/afr1504200028-n1.html

 6月14日には、練馬区役所とともに、法律事務所クロスを爆破するという予告が掲示板に書きこまれ、警察が警備を強化するなど、大きな騒ぎになった(偽計業務妨害という立派な犯罪)。

練馬区役所に爆破予告 「無能警察は早く私を逮捕してみなさいよ」
http://nlab.itmedia.co.jp/nl/articles/1506/14/news020.html

 今月4日に奈良で起きた小学6年生の女子児童の誘拐監禁事件でも、やはり唐澤氏の法律事務所に所属する弁護士が犯人だという、悪質なデマが流された。(犯人は無職の男だった)

伊藤優容疑者、奈良11歳少女連れ去り監禁事件 橿原市南八木町の無職
少女誘拐事件の犯人が法律事務所クロスの弁護士とデマ広がる
http://breaking-news.jp/2015/07/06/020490

 その両者が、新幹線放火自殺事件の発生に合わせ、同時多発的にデマを──それも在日コリアンへの偏見にまみれたデマを流したのである。
 デマの中に出てくる人名がばらばらだということは、彼らが互いに示し合わせていなかったことを意味している。何人もの人間が同時に、「この事件をネタにデマを流してやろう」と思いついたのだろう。

 こういうデマを批判すると、「ネタにマジレスwww」などと笑う奴がいる。
 でも、笑いごとで済まされるのか、これが?
「李田所」デマを流している奴は、レイシストをひっかける釣りのつもりだったのかもしれない。しかし、在日コリアンへの偏見を助長するデマであるのは間違いない。
 まして、放火自殺に巻きこまれて亡くなった女性を、犯人の恋人だとか「どうせ死ぬならチョッパリに迷惑をかけて死ぬ」と言っていたなどと中傷する行為も、「ネタにマジレスwww」と笑って済ませるのか?

 今回、こういうことを書いて攻撃を受けるかな……と思ったら、ぜんぜんなくて拍子抜け。「恒心親衛隊」を名乗るナチスアイコンの奴(分かりやすい!(笑))が、「作家って忙しいと思っていたが案外暇なんだな」と言ってきたのと、もう一人、「唐澤ザ凍結丸」という奴が、やはり「こんな朝早くなのに暇なんですね(笑)」と言ってきたぐらい。他にツッコミどころないのか(笑)。
 ハンドルから分かるけど、こいつらは唐澤弁護士を中傷するデマを流してた一味である。今回のデマのうちのいくつかも、彼ら、または彼らの同類のしわざだろう。
 もう一人、「心技体造」という奴が、関東大震災の時の朝鮮人虐殺を「悪質なデマ」とか書いてたんで、「うわー、やっぱり湧いて出たよ、「朝鮮人虐殺はなかった」デマを信じてる奴!」と書いたら、僕のことを「差別的な人だ」と怒り出した。どっちがだよ(笑)。そんなデマを広める方がよっぽど差別だろ。

 今回の反応を見て分かったのは、こういう誹謗中傷デマを流す人間や、それを見て喜ぶ人間もいることはいるが(僕の感覚では全体の数%程度)、やはり大多数の人は不快に思っているということだ。
 そりゃそうだ。それが正常な人間の感覚だよ。
 こういうことをやって喜ぶ人間の方が異常なんだよ。


 反応の中でも、僕がすごく共感したのは、アイコンにアイマスの絵を使い、IDにも「imas」という文字を使っていた「唐澤ザ凍結丸」に対し、「それからそこのクソ馬鹿。今すぐIDと名前からアイマスを外せ」と怒っていた人がいたこと。(現在、アイコンは変えたが、もちろんIDはそのままである)
 その感覚、すごくよく分かる! こんな奴にアイマスの絵使われるの、すげー嫌だわ。
 アイマスに限ったことじゃない。今回の悪辣なデマを流していた連中の中にも、アニメ絵をアイコンにしてる奴が何人もいる。その作品のファンが見たらどう思うんだろう。

 ちょっと前にもツイッターで、ひどい差別的なことを平気で書いていた奴が、白井黒子のアイコンを使っているのを見たことがある。僕は決して『とある』シリーズのファンというわけではないのだが、それでも不快な思いをしたものだ。
 お前のその言動は、そのアイコンに恥じないものなのか?
 もし美琴や黒子が現実にいたら、ジャッジメントされるのお前の方だよ?

 同じことは日の丸アイコンについても言える。
 もちろん、アイコンに日の丸を使うこと自体は、べつに悪いことじゃない。 日の丸を誇りに思うなら、胸を張って使えばいい。
 でも、日の丸アイコンの奴が汚い言葉を書き殴ってたり、差別的なデマを拡散したりしているのを見ると、すごく複雑な気分になる。

 お前の行為は日の丸に恥じないものなのか?
 日の丸を自分で汚してるんじゃないの?
  


2015年07月13日

LiveWire「70~80年代・懐かしのアニメ雑誌で盛り上がろう!」

山本弘のSF秘密基地LIVE#48
70~80年代・懐かしのアニメ雑誌で盛り上がろう!

『ファントーシュ』『OUT』『アニメージュ』『アニメック』『ジ・アニメ』『ファンロード』『マイアニメ』『アニメディア』……70年代後半から80年代前半にかけて林立したアニメ雑誌。その多くは、今では休刊しています。そこにはいったいどんな記事が載っていたのでしょうか?
 当時の新番組紹介、連載マンガ、広告、パロディ、論争、読者投稿……当時の雑誌の実物の紹介を交えつつ、B級アイテム・コレクターの鋼鉄サンボ氏とともに、あの熱い時代を懐かしく振り返ります。
[出演] 山本弘、鋼鉄サンボ

[日時] 2015年7月24日(金) 開場・19:00 開始・19:30

[会場] なんば紅鶴(大阪市中央区千日前2-3-9 レジャービル味園2F)南海なんば駅より南海通り東へ180m・駐車場有

[料金] 1500円
(店内でのご飲食には別途料金がかかります。入場時に別途ワンドリンクをご購入いただきますのでご了承ください)

チケットの予約などはこちらに。
http://boutreview.shop-pro.jp/?pid=91203164
-------------------------------------------------------

 先日、鋼鉄サンボくんと話をしていて、「あの頃のアニメ誌って、今読むと面白いよね」という話になりました。 単なるノスタルジーじゃなく、今では忘れられた話、今の若いアニメファンは聞いても信じないような話がいっぱい載ってるんですよ。

 ほんの一例を挙げれば、1980年当時、『ムーの白鯨』がアニメファンの間ですごく人気があった。

 言われてみれば、「ああ、そうだった!」って思い出すんですよ。マドーラがキャラクターの人気投票で一位になったりとか。僕も毎週、観てました。でも今、ぜんぜん話題にならないんですよね、『ムーの白鯨』。ロボットものじゃないから、『スーパーロボット大戦』に出て来れないとか(笑)、そういう事情も関係してるのかなと思うんですけど。
 他にも「ええ、そうだったんだ!?」とか「こんなのがあったんだ!」と驚く話がいろいろ出てくると思います。

 ちなみに80年代、僕がいちばん熱心に読んでたのは『ファンロード』です。嵐馬破天荒氏のパロディマンガとか大好きで、今でもちょくちょく「あやしさ大爆発だーッ」とか「どっかよそでやれよそで」とか使うぐらいです(笑)。
 もちろん『ファンロード』の常連投稿者でしたし、『アニメック』にも何度か投稿してます。『OUT』もよく読んでました。
 当時の僕の投稿の載ってる号を引っ張り出してきて、投稿体験をお話ししようかと思っています。
  
タグ :PRアニメ


Posted by 山本弘 at 15:29Comments(8)PRアニメ

2015年06月24日

イベント「SF作家・山本弘とデマを10倍楽しむ」

■□■市民社会フォーラム学習会■□■
SF作家・山本弘とデマを10倍楽しむ

http://civilesociety.jugem.jp/?eid=30367

日 時 7月17日(金)18:30~20:30
会 場 元町館「黒の小部屋」(元町映画館2階)
    http://www.motoei.com/access.html
ゲスト 池田香代子さん(口承文学・都市伝説研究家)
参加費 1000円
お申し込みなしでどなたでもご参加できますが、
人数把握のため事前申し込みいただければありがたいです。
civilesocietyforum@gmail.com まで

 インターネットの普及によりあらゆる情報が調べられ、誰もが情報を瞬時に拡散することができるなど、ネットは日常生活から市民運動にいたるまで不可欠なツールとなっています。
 他方、誰もが情報を拡散できることで、デマや都市伝説、ニセ科学、陰謀論など怪しい情報が氾濫し、悪質な場合は特定個人への誹謗中傷や人々を不安に陥れるパニックが巻き起こったりします。
 それゆえ、ネットやメディア、科学のリテラシーがますます学習が必要な時代になっていますが、今回の学習会ではSF作家の山本弘さんをお招きして、デマを笑い飛ばしつつ真面目に交流いたします。
 ゲストには都市伝説研究者でもある池田香代子さんをお招きします。

山本弘(やまもと・ひろし)さん
SF作家。1956年京都府生まれ。『去年はいい年になるだろう』(PHP)で第42回星雲賞(日本長編部門)を受賞。
小説家として精力的に活動する一方、ノンフィクション作品も執筆。

池田香代子(いけだ・かよこ)さん
1948年東京杉並生まれ。日本のドイツ文学者・児童文学者・翻訳家・口承文学および都市伝説研究家・エッセイスト
-------------------------------------------

 大阪でニセ科学のイベントをやったばかりですが、今度は神戸・元町で、デマをテーマにした講演と対談をやります。昔からブルンヴァンの『消えるヒッチハイカー』とかが大好きだし、このブログでもしばしばネットのデマを取り上げてますので、この講演でも、最新のデマの実例の紹介、どれほどデマがはびこっているか、デマの分類、デマにひっかからないための心得など、いろんな話題を語ろうと思っています。

 ところで。

 いい機会ですので、こういう講演が儲かるのかどうかという話もしておこうと思います。もしかしたら、「山本弘は最近、こんな講演やイベントで儲けてるんじゃないか」って思ってる人がいるかもしれないので。
 儲かりませんよ!(笑)
 いや、大きなホールで何千人ものお客さんを集めるような有名人なら、1回の講演料、がっぽり貰うのかもしれませんけどね。僕の場合、普通は数十人、どんなに多くても200人ぐらいです。今回の場合、参加費1000円。それにお客さんの数を掛けて、収入がどれぐらいか……だいたい見当がつくでしょ? そこからギャラが支払われるわけですよ。会場の使用料とかの必要経費を考えれば、主催者が赤字になることもありえます。
 ちなみに僕の場合、ぶっちゃけて言うと、これまでで今までいちばん高かったギャラは3万円。これは最高ラインで、普通はそれよりずっと少ないです。
 しかも、それで1日潰れる。いや、講演用にパワーポイントとかで資料作ってたら、何日も潰れることもあります。
 単純に時間給に換算すると、同じ時間使って原稿書いてた方が儲かります。

 あと、こうした講演会では、自著をサイン入りで販売することもよくあります。東京でのイベントなら、出版社の人が本を持ってきて売ってくださるんだけど、地方でのイベントでは、著者が出版社から本を買い取って、それを自分で会場に持っていって自分で売ります。いちおう著者割引というのがあって、定価よりよりやや安く買えるので、その差額が収入になるんですが……まあ、雀の涙ですね。
 サイン会を別にすれば、これまでで今までいちばんたくさん本が売れたイベントは、2006年のトンデモ本大賞。角川の編集さんが『アイの物語』50部を持ちこんで、きっちり完売しました。あの記録はまだ超えられません。普通は10部も売れればいいとこです。

 じゃあ何で講演をやるかというと、「面白いから」と「ちょっとでも知名度を上げたい」から。
 今回のように、話すテーマ自体が面白くて、引き受けちゃうことがあるんですよね。
 あと、普段、僕の小説を読まない人に、僕の名前を知ってほしい。ほんの数人でもいいから読者を増やしたい。
 後者の理由が、けっこう切実だったりします。はい。
  


2015年06月24日

「論理盲」の人たち

 先日の記事に対して、ABO FAN氏が反論してきた。

山本弘さん ニセ科学を10倍楽しむ本《山本弘のSF秘密基地BLOGで話題に(続)》 [サイト紹介]
http://abofan.blog.so-net.ne.jp/2015-06-15

 今度は論語と朱子学(笑)。だからぜんぜん関係ないって、そんなの。

>私の示した根拠が間違っているというなら、山本さんは何か「反証」を出せばいいはずです。しかし不思議なことに、何か調べたらしい形跡もなく、反論の根拠は20年以上も前の論文(!)ばかりでした。

 そう言いつつ、自分が出してるのが1985年から1991年の研究ばかりってどういうこと(笑)。しかも、そのどれも僕が『ニセ科学を10倍楽しむ本』で挙げたものだ。何がしたいのかさっぱり分からない。
 また彼の文章を書き直させてもらう。

> 僕の示した根拠が間違っているというなら、ABO FANさんは何か「反証」を出せばいいはずです。しかし不思議なことに、何か調べたらしい形跡もなく、反論の根拠は20年以上も前の論文(!)ばかりでした。 

 さらにABO FAN氏はこうも書いている。

>そういえば、彼のブログにコメントを書いたのですが、全くなしのつぶてです。たかが“素人の反論”なら、掲載して笑い飛ばしても全然問題ないはずですよね。過去には相当批判的なコメントも掲載されているので、相当神経質になっているのでしょうか?

 自分のコメントがなかなか反映されないので、被害妄想に陥っているようだ。このブログの常連の方ならお分かりだろうけど、僕がこのブログを更新するのは半月に1回ぐらいのペースである。つーか、この左側の「最新の記事」一覧を見れば、更新のペースなんてすぐ分かるんだけど。
 もちろん、ABO FAN氏のコメントもついさきほど、ちゃんと反映しました。

 さて、ABO FAN氏はいったい何を間違えているのか。僕は前回の文の最後でこう書いた。

>この「アダムスキーの比喩」は、おそらくABO FANにはまったく理解できないものだろう。

 予言通りだった。やっぱり彼は理解できてなかった。

「地球外知的生物は存在するかもしれない」
「ジョージ・アダムスキーは正しかった」

A「血液型と性格には弱い関係があるかもしれない」
B「血液型性格判断は正しかった」

 Aはまったく違うものなんだけど、ABO FAN氏にはその区別がついていないのであるが同じものだと思いこんでいて、が正しければも正しいと思っているのだ。僕が(そして多くの心理学者が)を肯定しつつを否定していることが理解できず、矛盾していると思っているのだ。

 これを僕は、色盲ならぬ「論理盲」と名付けたい。

 色盲(色覚異常)の人はの区別がつかない。二つのまったく違う色が同じ色に見える。同様に「論理盲」の人には、が同じに見えるのである。
 ただ、色覚異常の人も正常な判断力は持っているので、自分は色覚異常であることは正しく認識できる。しかし論理盲の人は、そもそも判断力そのものが麻痺しているので、自分の論理が間違っていることを認識できない。
 こういう人に対して、「その論理は間違ってますよ」と指摘しても無意味である。彼らは絶対にそれを認識しない。

 僕がこういうタイプの人に初めて出会ったのは、もう20年以上も前である。『謎解き超常現象Ⅳ』でも書いた、ラエリアン・ムーブメントの説明会に行ってきた時のことだ。

 ラエリアンとは、フランス人のコンタクティ、クロード・ボリロン(ラエル)の信奉者のこと。ラエルの主張によれば、エロヒムと呼ばれる異星人が地球上の全生物を2万5000年前に創造したのだという(それまで地球上に生物はいなかった)。しかもエロヒムの惑星は、地球から1光年弱のところにあるという。
 もちろん、太陽系から最も近い他の恒星系は、4.3光年の距離にあるケンタウロス座アルファ星であり、1光年のところに生命を宿した惑星なんかあるわけない。
 以下は『謎解き超常現象4』からの抜粋。

------------------------------
 1992年4月、筆者(山本)は京都で開かれた日本ラエリアン・ムーブメント京都支部の説明会に行ってきた。そこでこれまで述べたような矛盾点を指摘し、説明を求めた。
 京都支部の支部長だという人は、まったく動じた様子はなかった。にこやかな顔で、「私たちには分かりません」「その点についてはエロヒムから教えられていません」「研究しているところです」「いずれ真実は明らかになります」と自信たっぷりに答えるのみだった。
 説明会では、アダムスキーやビリー・マイヤーなど、他のコンタクティが撮影したUFOの写真がスライドで紹介され、「これらはみんなトリックです」と説明された。ラエリアンたちはみんな、嘘をついて人を騙すコンタクティが大勢いることを知っていた──にもかかわらず、なぜかラエルだけは真実を語っていると信じているのだ。
 ラエルは他のコンタクティと異なり、UFOの写真など、証拠になるものは何も提示していない。人は証拠を見せられると何も考えずに盲信してしまう。盲信するのではなく、自分の頭で考えてほしいから証拠を示さないのだ──というのだ。
 ラエリアンはみんな、ラエルのその説明を信じている。そして、自分は盲信してなどおらず、自分の頭で考えて、ラエルの言葉が正しいと信じたのだと思いこんでいる。
 しかし、途方もない話を何の証拠もなしに信じることを、普通は「盲信」と呼ぶのではないだろうか?
 ある会員はこんなことを言った。
「もし、ラエルが嘘をついて人を騙そうと考えたなら、現代科学で正しいと考えられていることを書いたはずでしょう? 彼が書いていることが科学的に間違っているように見えるのなら、それは彼が真実を書いている証拠だと思います」
------------------------------

『謎解き超常現象4』ではここまでしか書かなかったが、この話には続きがある。翌93年、僕はもう一度、ラエリアン・ムーブメントの説明会に行ったのだが、そこで京都支部の支部長さんがこんなことを言ったのである。
「太陽系から4光年以内に恒星が存在しないと知っていたなら、どうしてラエルはエロヒムの母星が地球から1光年にあるなどと、すぐにバレる嘘をついたのでしょう? 山本さんはどう思われますか?」
 僕が「知らなかったからでしょ」と言うと、支部長さんは真顔で言った。
「そんなバカな! 太陽系から4光年以内に恒星が存在しないことぐらい、誰だって知ってますよ!」
 だったら何でラエルの言うことを信じるの?

『謎解き超常現象4』でも書いたが、ラエルは15歳で寄宿学校を飛び出している。つまり日本で言うなら高校1年程度の教育しか受けていなかったわけで、恒星までの距離など知らなかったと考えても、何もおかしくない。
 だが、ラエリアンたちはそう考えない。それどころか、ラエルが明らかに間違ったことを書いていることまで、ラエルが正しい証拠だと考えているのだ。
 こんな考え方をする人たちを論理で説得するのは不可能だ。

 その後もパソコン通信やSNSなどで、いろんな人と議論した。アダムスキー信者、9.11陰謀論者、アポロ陰謀論者……だが、僕は彼らのうち一人も説得できたことがない。

 大事なことなので繰り返す。僕は彼らを説得できたことは一度もない。

 厳密に言えば、僕や他の人たちがきちんと論拠を挙げて説得しているのに、相手はそれが理解できないのである。
 分かりやすいのが9.11陰謀論者だろう。彼らはペンタゴンに突入したのはアメリカン航空77便ではなく巡航ミサイルだと信じている。本物の77便はどこかの軍事基地にこっそり降ろされ、乗客は全員殺害されたうえに遺体を焼かれ、ペンタゴンに運ばれてばらまかれたのだと。
 しかし、なぜそんな回りくどいことをしなければならないのか。だいたい、旅客機にせよ巡航ミサイルにせよ、それがぶつかる瞬間は大勢の人に目撃されるはずである(実際、何十人もの人が目撃している)。誰か一人でも「あれは飛行機じゃなくミサイルだった」と証言したら、あっさり陰謀は瓦解してしまう。そんなバカなことを誰がやるというのか。
 しかし、こうしたことを指摘されても、陰謀論者たちは屈しない。というのも、彼らには論理が理解できないからである。「おかしいじゃないか」と言われても、「えっ? どこがおかしいの?」と思ってしまうのだ。

 他にも、「ちきゅう」陰謀説やらイルミナティ・カードのウソやらも、このブログでさんざん説明してきたんだけど、信者には届かないのか、それとも理解できないのか、今でも信じている人間は大勢いる。前に紹介した『まどマギ』陰謀論の奴とかも、やはり論理盲だろう。
 彼らは「血液型性格判断は正しい」とか「ラエルは正しい」とか「9.11陰謀説は正しい」と思いこんでいて、それに合わせて(僕が出会ったラエリアンのように)論理をねじ曲げる。はたから見れば、ねじくれていてぜんぜん筋が通っていないんだけど、本人にはそれがまっすぐな論理のように見えるのだ。

 だから僕は、相手が論理盲だ(まともな論理が理解できない)と気づいたら、議論は打ち切ることにしている。
 だって、議論したって納得するわけないんだから。無限にループし続けるだけ。
 みなさんも、論理盲に出会ったら、言いたいことだけ言って、議論を打ち切りましょう。相手を説得する必要なんかない。と言うか、説得するなんて不可能だから。
 人生は短い。不可能なことに挑戦して時間を無駄にするより、他にやるべきことがあるはず。

 あと、よくブロックを悪いことのように言う人がいるけど、その考えは常に正しいわけじゃない。
 もちろん議論に負けている側が相手をブロックするのは卑劣なことだけど、勝っている側に負けている側がしつこくからんでくるのは迷惑行為だから、ブロックしてもかまわない。
 永遠に議論を続けるわけにいかない以上、いつかはブロックしなくちゃいけない。
 ただ、言いたいことはすべてきちんと言っておくこと。どちらの言い分が正しいかは、第三者の判断にまかせればいい(ツイッターならTogetterにまとめるという手もある)。
 あなたの主張の方が正しいなら、多くの人が支持してくれるはずだ。

 もっとも、論理盲の人が自分の主張をTogetterにまとめて、逆にコテンパンに叩かれるという例もちょくちょくあるんだけどね(笑)。
 
  


2015年06月12日

『BISビブリオバトル部』番外編「空の夏休み」



http://www.webmysteries.jp/special/biblio-01.html

 ミーナの頼みで、夏コミでサークルの手伝いをすることになった空。初めてのコミケ、初めてのコスプレでとまどうことばかり。さらには、特撮ファンのおじさんたちの二次会に参加することになり……。

 これまでコミケを題材にしたマンガや小説やアニメはたくさんあったけど、意外に知られていない部分がたくさんあるんじゃないかと思いつき、小説にしてみました。見本誌チェックとか一斉点検とかキャリーバッグのマナーとか森林保護募金とか、参加したことのある人なら常識だろうけど、コミケ体験のない人はたぶん知らないんじゃないかと思います。
 今回の前半の見せ場はコスプレです。空の人生初コスプレもいいんですけど、やっぱり、自分でもいいと思うのは銀くんのコスプレ! 版権にひっかかるから絵にはできませんけど(笑)、頭の中で思い描いていただきたいです。

 後半は居酒屋を舞台に、特撮ファンのおじさんたちによる特撮本をめぐるトークが展開します。今回はビブリオバトルをやらないので、番外編ということにして、サブタイトルにも「これはビブリオバトルではありません」と入れることにしました。
 ルールも何もないぐだぐだなおしゃべりですが、いろんな本や特撮作品の話題が出てきます。これ書くためにわざわざビデオで『さよならジュピター』観直しましたよ(笑)。

 このウェブ連載、登場する本や映像作品にリンクが貼られるんですが、今回は『マリみて』『ニンスレ』『ログホラ』『キャプスカ』『ギャレゴジ』などの略語に正確にリンク貼ってあるのに感心しました。編集さん、ご苦労様です。
  


Posted by 山本弘 at 15:26Comments(8)特撮PRコミケビブリオバトル

2015年06月12日

LiveWire「ビブリオバトルをやってみよう#2 」

山本弘のSF秘密基地LIVE#47
「BISビブリオバトル部 幽霊なんか怖くない」発刊記念
ビブリオバトルをやってみよう#2


 本を通して人と人をつなぐ知的書評ゲーム〈ビブリオバトル〉。それを題材にした山本弘の新刊『BISビブリオバトル部 幽霊なんか怖くない』(東京創元社)の発売を記念したイベントを開きます。
 前半はビブリオバトルの実演、後半はビブリオバトルをめぐるトークショー。ビブリオバトルの実演では、会場に来ていただいたみなさんも投票していただけます。ふるってご参加ください。


[出演] 山本弘(SF作家)、谷口忠大(ビブリオバトル創始者・立命館大学情報理工学部准教授)、福田和代(作家、ビブリオバトルin神戸「読まなきゃ!2014」主催)、鋼鉄サンボ(マイナープラモ研究家)

[日時] 2015年6月27日(土) 開場・14:30 開始・15:00
 いつもはその月の最終金曜の夜にやっていますが、今月は土曜の午後です。ご注意ください。

[会場] なんば紅鶴(大阪市中央区千日前2-3-9 レジャービル味園2F)南海なんば駅より南海通り東へ180m・駐車場有
http://benitsuru.net/about

[料金] 1500円
(店内でのご飲食には別途料金がかかります。入場時に別途ワンドリンクをご購入いただきますのでご了承ください)

チケットのご予約などはこちらに。
http://boutreview.shop-pro.jp/?pid=90634127
----------------------------------------------------------

『翼を持つ少女』の時にもやりましたが、ビブリオバトルのイベントです。いつもLiveWireのトークショーは夜の7時半からやってるんですが、今回は土曜日の昼間です。いつもと違う客層の方が来ていただければいいなと期待しております。小さくて、あまりきれいじゃない(婉曲表現)会場ですが、驚かないようにお願いします。
  


Posted by 山本弘 at 14:40Comments(1)PRビブリオバトル

2015年06月12日

新刊『幽霊なんて怖くない BISビブリオバトル部』




東京創元社 1728円
6月26日発売予定
http://www.tsogen.co.jp/np/isbn/9784488018214

 夏休み。BISビブリオバトル部のメンバーは、埋火武人の家で合宿を行なう。深夜に開催される、〈恐怖〉のテーマにした百物語風ビブリオバトル。そこで思いがけない怪現象が発生する。
 そして公共図書館で開催されるビブリオバトルのエキジビション。テーマは〈戦争〉。部員たちは体験したことのない〈戦争〉とどう向き合うのか?



『翼を持つ少女』に続く、『BISビブリオバトル部』シリーズの第2巻です。
 タイトルだけ見て誤解される方がおられるかもしれませんが、これは「幽霊なんているわけないよ」という単なるオカルト否定の話じゃありません。ネタは明かせませんが、まさに「幽霊なんて怖くない」という話です。
 もちろん、前作に引き続き、SF、科学、雑学、歴史、マンガなどなど、いろんな本が登場します。お楽しみに。

 発売に先立って、あとがきを〈Webミステリーズ!〉に掲載しております。 ネタバレはありません。お読みいただけると幸いです。

http://www.webmysteries.jp/sf/yamamoto1506.html 
  


Posted by 山本弘 at 14:30Comments(7)PRビブリオバトル